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第96死 ナイト&金ポデ、右腕を駆け抜けて
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キラキラな緑のアツい星がながれる黒い道を抜けていく、駆け抜けていく。
抜刀した2人は身体能力UP効果を活かし、ピラミッドから続々と出撃した可愛くて凶暴なシャドウスナネコ騎士たちと剣を交え秒殺で討ち倒していく。
《ナイト、ニートリッヒ、ドギョウシャッ!》
「本物のナイトは古参ナイトだけだぜぇ、ひゅー!! ぬけろぉーー!!」
《オーー!!》
ぼこ:ちょっと何言ってるかわかんないすね
ぼこ:↑分かるだろ
ぼこ:↑分からん
ぼこ:↑分かれ
ぼこ:ええ、金ポデさんべらぼぅに腕上げたやないかぁ~~。
ぼこ:↑チンキシュトーレン
ぼこ:日本語でたのむ
ぼこ:金髪美少女が日本語頑張ってんのにおまえらひどいよ
ぼこ:こいつちょいちょい変な言語使うな
ぼこ:おそらくMMOのバグや
ぼこ:↑ならしゃーないな
ぼこ:ドイツ人にあやまれ
ぼこ:↑えっと、シュトダンケ……謝り方わかんない
ぼこ:↑ミヤネ!
ぼこ:↑ドゥイブチー!
ぼこ:↑エンシュルディグング!
ぼこ:↑嘘みたいな正解を出すな!
ぼこ:申し訳ありませんと長さは変わらんから大丈夫
ぼこ:普通にソーリーで伝わんだよ
ぼこ:ターゲットは栄枯だけにしろ
ぼこ:しゃべれるようになった途端これだよ
ぼこ:死鳥舎はドイツ語を知らない
ぼこ:知りもしないだけのドイツ語で遊ぶな!
ぼこ:シュトーレンは全員しってるもよう
ぼこ:今日のシュトーレン日本売上の6割は金ポデだよ
ぼこ:↑はいシュトーレン
ぼこ:シュトーレンまじでどこも売ってない
ぼこ:そりゃそんなもん売れ
ぼこ:↑シュトレン!
ぼこ:あのぉガチで大事な場面なんですが
ぼこ:シュトーレンとドイツ野郎の話いまどうしてもいる?
ぼこ:おまえらマジで変だよ、おかしいよ
ぼこ:いちいちべらぼぅに反応すな
ぼこ:こっからはまともな死鳥舎たけだ、安心してくれ
ぼこ:↑誰だよおまえ
ぼこ:↑たけだだよ
ぼこ:黙って応援しろクズども!
ぼこ:ゴールは目の前よぉ~~
ぼこ:行っちゃえよ金髪ポニーテールショートデニム美少女
ぼこ:ナイトもね!
ぼこ:うおおおおおお
ピラミッドから延々と生成され出撃していた丘梨栄枯パーティーの2人を相手にするには強度の足りないスナネコ達は打ち止めになり、その隙に加速していく鉄色ナイトと乱れるポニーテール。
「ゲームみたいに生産マナでもあるのかい変なとこで助かるぜぇ死のダンジョン」
《わたすもこの手のネコがわらわら出てくる大昔ヤツアプリたまにやってるよ》
「ひゅーそれの詳細は今はやめとけ! 後でな、今はこのまま駆け抜けるぜぇ」
《あはは、ナイトとゴーー》
漆黒ネオンの巨城とてそのエネルギータンクは常時無限ではない。強固なバリアに無駄に煌びやかな発光飾り、そしてシャドウモンスターの生成にも容量をさき丘梨栄枯パーティーの総攻撃を受けている今がまさにいっぱいいっぱいで切り盛りしている状況である。
その間にも右腕を前進しゴールを目指す異物に対して──鋭く薙ぎ払われた紅い鎌に反射的に慌てて構えた鉄の盾が後方へとひどく弾き返されていく。
突如のぬるりと前方に現れた巨人の急襲に金ポデは反応し大縄跳びにタイミングをアジャストするように跳躍回避、そのまま目の前の敵を抜けようと試みる。
だがそうもいかないブンブンと振り回すその長いリーチに持ち前の運動神経も7度目の回避行動の最中に捕まり+値の高い黒警棒で寸前の刃を受け止め、スニーカーが火花を散らしやがて止まる。
紅い鎌を薙ぎ払い通せんぼうするは一体のアヌビス、身長はあの見上げる程の丘梨栄枯より120cmは高くゴールデンに発光し古風を今風のサイバー感に変換してお洒落をしている。
そんなお洒落なお邪魔モンスターにエメラルドの弾丸が突き刺さる。そんなにノッポで派手であるとのっぽであるこの女の狙撃につかまるのは当たり前だ。
約束通りの栄枯の援護射撃が激しく蜂の巣にする勢いで燃やしていった──が。
全てを受け付けない青い四角錐シールドはどこかで見たことのあるものであり、それのミニチュア版をこの長い耳をした黒犬に与えられていると推測が可能であった。
ミドリの炎は四角錐を彩りやがてゆらゆらと粘り去り、中にいたアヌビスシャドウは無傷だ。
ゴールは見えていたのにまさかのおあずけ、ひじょうに要らない挨拶代わりの鎌のイチゲキを貰い後方に下げられてしまった2人は。
《シルド付き! それにわたすより速い! ドスルカードきる? ドウジに仕掛けヨウナイト! ドッチか抜けたら勝ち!》
「あぁ大賛成だ迷ってたら厄介が増えるぜぇ同時に仕掛けようぜ!」
ナイトがそのすこししゃくれた顎に手を当てすりすりしたのは一瞬。隣の金髪美少女の即導き出した考えに即よく考え賛成だ。
ナイトと金ポデはとにかくアタック脚をうごかし黒の大地を蹴る、1秒も無駄には出来ない、そして紅い鎌を構え振るう強大な巨人に対して恐怖など微塵もない、ノリに乗って走れば息は合う、突貫。
ぼこ:猫の次は犬か
ぼこ:クソデカ犬
ぼこ:クソデカ二足歩行けん
ぼこ:ガチで邪魔!
ぼこ:もうずっと半世紀は猫ブームだぞ、逆転はない空気読め
ぼこ:↑ワンプス!
ぼこ:ためてたんか
ぼこ:マナを溜めてガチなのを生産した模様
ぼこ:仕組みはわからんがこいつ一体にどえらい容量を割いたって感じやろな
ぼこ:普通に強いんだけど
ぼこ:イラナイトは知らないけどフルカスタムした金ポデと同じぐらい速い
ぼこ:シールド付きとかチートだろ
ぼこ:んだよこの可愛くないワンコ
ぼこ:あと一歩なのに!
ぼこ:なんとかならんか
ぼこ:カード切れよ
ぼこ:金平糖投げろ
ぼこ:クールタイムと抜けた後考えるとそうもいかん
ぼこ:下手に使うわけにはいかねんだよ素人ども! ガードに回復金平糖にトランポリン死のダンジョンはよォォ!
ぼこ:↑ところでおまえだれ?
ぼこ:古参お前らの出番やぞ
ぼこ:てか射撃は効かねぇぞ
ぼこ:金平糖が射撃とかいう風潮
ぼこ:死のダンジョンだからな
ぼこ:死のダンジョンの本気
ぼこ:さっきからずっとガチで殺しに来ててバグってんのか
ぼこ:あの悪ふざけダンジョンはなんだったのか
ぼこ:俺なら100回はしんでる
ぼこ:ここまでガチの死しか感じないダンジョンを俺は知らない
ぼこ:死ぬんじゃねぇ、止まるんじゃねぇ、たかがイヌッコロいっぴきだ!
抜刀した2人は身体能力UP効果を活かし、ピラミッドから続々と出撃した可愛くて凶暴なシャドウスナネコ騎士たちと剣を交え秒殺で討ち倒していく。
《ナイト、ニートリッヒ、ドギョウシャッ!》
「本物のナイトは古参ナイトだけだぜぇ、ひゅー!! ぬけろぉーー!!」
《オーー!!》
ぼこ:ちょっと何言ってるかわかんないすね
ぼこ:↑分かるだろ
ぼこ:↑分からん
ぼこ:↑分かれ
ぼこ:ええ、金ポデさんべらぼぅに腕上げたやないかぁ~~。
ぼこ:↑チンキシュトーレン
ぼこ:日本語でたのむ
ぼこ:金髪美少女が日本語頑張ってんのにおまえらひどいよ
ぼこ:こいつちょいちょい変な言語使うな
ぼこ:おそらくMMOのバグや
ぼこ:↑ならしゃーないな
ぼこ:ドイツ人にあやまれ
ぼこ:↑えっと、シュトダンケ……謝り方わかんない
ぼこ:↑ミヤネ!
ぼこ:↑ドゥイブチー!
ぼこ:↑エンシュルディグング!
ぼこ:↑嘘みたいな正解を出すな!
ぼこ:申し訳ありませんと長さは変わらんから大丈夫
ぼこ:普通にソーリーで伝わんだよ
ぼこ:ターゲットは栄枯だけにしろ
ぼこ:しゃべれるようになった途端これだよ
ぼこ:死鳥舎はドイツ語を知らない
ぼこ:知りもしないだけのドイツ語で遊ぶな!
ぼこ:シュトーレンは全員しってるもよう
ぼこ:今日のシュトーレン日本売上の6割は金ポデだよ
ぼこ:↑はいシュトーレン
ぼこ:シュトーレンまじでどこも売ってない
ぼこ:そりゃそんなもん売れ
ぼこ:↑シュトレン!
ぼこ:あのぉガチで大事な場面なんですが
ぼこ:シュトーレンとドイツ野郎の話いまどうしてもいる?
ぼこ:おまえらマジで変だよ、おかしいよ
ぼこ:いちいちべらぼぅに反応すな
ぼこ:こっからはまともな死鳥舎たけだ、安心してくれ
ぼこ:↑誰だよおまえ
ぼこ:↑たけだだよ
ぼこ:黙って応援しろクズども!
ぼこ:ゴールは目の前よぉ~~
ぼこ:行っちゃえよ金髪ポニーテールショートデニム美少女
ぼこ:ナイトもね!
ぼこ:うおおおおおお
ピラミッドから延々と生成され出撃していた丘梨栄枯パーティーの2人を相手にするには強度の足りないスナネコ達は打ち止めになり、その隙に加速していく鉄色ナイトと乱れるポニーテール。
「ゲームみたいに生産マナでもあるのかい変なとこで助かるぜぇ死のダンジョン」
《わたすもこの手のネコがわらわら出てくる大昔ヤツアプリたまにやってるよ》
「ひゅーそれの詳細は今はやめとけ! 後でな、今はこのまま駆け抜けるぜぇ」
《あはは、ナイトとゴーー》
漆黒ネオンの巨城とてそのエネルギータンクは常時無限ではない。強固なバリアに無駄に煌びやかな発光飾り、そしてシャドウモンスターの生成にも容量をさき丘梨栄枯パーティーの総攻撃を受けている今がまさにいっぱいいっぱいで切り盛りしている状況である。
その間にも右腕を前進しゴールを目指す異物に対して──鋭く薙ぎ払われた紅い鎌に反射的に慌てて構えた鉄の盾が後方へとひどく弾き返されていく。
突如のぬるりと前方に現れた巨人の急襲に金ポデは反応し大縄跳びにタイミングをアジャストするように跳躍回避、そのまま目の前の敵を抜けようと試みる。
だがそうもいかないブンブンと振り回すその長いリーチに持ち前の運動神経も7度目の回避行動の最中に捕まり+値の高い黒警棒で寸前の刃を受け止め、スニーカーが火花を散らしやがて止まる。
紅い鎌を薙ぎ払い通せんぼうするは一体のアヌビス、身長はあの見上げる程の丘梨栄枯より120cmは高くゴールデンに発光し古風を今風のサイバー感に変換してお洒落をしている。
そんなお洒落なお邪魔モンスターにエメラルドの弾丸が突き刺さる。そんなにノッポで派手であるとのっぽであるこの女の狙撃につかまるのは当たり前だ。
約束通りの栄枯の援護射撃が激しく蜂の巣にする勢いで燃やしていった──が。
全てを受け付けない青い四角錐シールドはどこかで見たことのあるものであり、それのミニチュア版をこの長い耳をした黒犬に与えられていると推測が可能であった。
ミドリの炎は四角錐を彩りやがてゆらゆらと粘り去り、中にいたアヌビスシャドウは無傷だ。
ゴールは見えていたのにまさかのおあずけ、ひじょうに要らない挨拶代わりの鎌のイチゲキを貰い後方に下げられてしまった2人は。
《シルド付き! それにわたすより速い! ドスルカードきる? ドウジに仕掛けヨウナイト! ドッチか抜けたら勝ち!》
「あぁ大賛成だ迷ってたら厄介が増えるぜぇ同時に仕掛けようぜ!」
ナイトがそのすこししゃくれた顎に手を当てすりすりしたのは一瞬。隣の金髪美少女の即導き出した考えに即よく考え賛成だ。
ナイトと金ポデはとにかくアタック脚をうごかし黒の大地を蹴る、1秒も無駄には出来ない、そして紅い鎌を構え振るう強大な巨人に対して恐怖など微塵もない、ノリに乗って走れば息は合う、突貫。
ぼこ:猫の次は犬か
ぼこ:クソデカ犬
ぼこ:クソデカ二足歩行けん
ぼこ:ガチで邪魔!
ぼこ:もうずっと半世紀は猫ブームだぞ、逆転はない空気読め
ぼこ:↑ワンプス!
ぼこ:ためてたんか
ぼこ:マナを溜めてガチなのを生産した模様
ぼこ:仕組みはわからんがこいつ一体にどえらい容量を割いたって感じやろな
ぼこ:普通に強いんだけど
ぼこ:イラナイトは知らないけどフルカスタムした金ポデと同じぐらい速い
ぼこ:シールド付きとかチートだろ
ぼこ:んだよこの可愛くないワンコ
ぼこ:あと一歩なのに!
ぼこ:なんとかならんか
ぼこ:カード切れよ
ぼこ:金平糖投げろ
ぼこ:クールタイムと抜けた後考えるとそうもいかん
ぼこ:下手に使うわけにはいかねんだよ素人ども! ガードに回復金平糖にトランポリン死のダンジョンはよォォ!
ぼこ:↑ところでおまえだれ?
ぼこ:古参お前らの出番やぞ
ぼこ:てか射撃は効かねぇぞ
ぼこ:金平糖が射撃とかいう風潮
ぼこ:死のダンジョンだからな
ぼこ:死のダンジョンの本気
ぼこ:さっきからずっとガチで殺しに来ててバグってんのか
ぼこ:あの悪ふざけダンジョンはなんだったのか
ぼこ:俺なら100回はしんでる
ぼこ:ここまでガチの死しか感じないダンジョンを俺は知らない
ぼこ:死ぬんじゃねぇ、止まるんじゃねぇ、たかがイヌッコロいっぴきだ!
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