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第47死 SSRs

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AI栄枯:シュトーレンシルファンカレーロールスタイル(SSRs)とは、死のダンジョンの吐い信者丘梨栄枯が開発した全くあらたしいシュトーレンアレンジレシピです。

材料
・厚さ1.3cmのシュトーレン×4枚
・余っていた冷めたシルファンカレー
・モンスター肉塊脂

先ず、シュトーレンを粗悪なベッドで作った綿棒で伸ばします。ええ、ひじょうに。

次に、伸ばしたシュトーレン生地の上に冷めたカレーを塗り乗せていきます。くるくるくるくるよちよちよちよちと巻き4本のシュトーレンロールが完成しますね、はい。

そして栄枯がモンスターの肉塊から取り置き漬け物液水に浸しておいたモンスター肉塊脂を、ホットプレートの上に箸でいい感じに塗り伸ばし油の代わりにしていきます、ええ、入念に。

十分に温まった低温ホットプレートの上でコロコロころころよちよちよちよちシルファンロールを育てていきます、よちよちよちよち。

シュトーレンはお砂糖たっぷり焦げやすいので注意、よちよちよちよち完成です!

吐い信者丘梨栄枯考案! シュトーレンシルファンカレーロールスタイル(SSRs)、ちぱちぱちぱちぱ。



ぼこ:ドイツ人「What's!?」

ぼこ:タイムワープ? ナニが起こった

ぼこ:あこれドイツ料理!

ぼこ:なんやこれ……

ぼこ:ドイツ人の日常

ぼこ:シュトーレン×カレー

ぼこ:合体魔法

ぼこ:なんなん

ぼこ:あこれ美味いやつ

ぼこ:カレーパン?

ぼこ:栄枯は朝弱いからな

ぼこ:栄枯「ジャパンをドイツで巻いてみた」

ぼこ:これはまず……

ぼこ:栄枯はアレンジ癖あるからな

ぼこ:栄枯は天才だからな

ぼこ:ダンジョンだからな



「ええ、お待たせしました、完成です。死鳥舎パーティーのみなさまお熱いうちにどうぞ、あ、火傷に気をつけてくださいね、ふふ」

 ホットプレート上のいい感じの焼け色、混じり香るスパイスなどの豊かな匂い。

 各々は箸でそれをつまみ食していった。サクっと、そこそこのサク音が静寂に響き。

「こ、これすごいえっとなんだろ……カレーパン! ダンジョンでカレーパン! カレーロール! ですよねおかなしさん!? このシュトーレン? シュトレン? ちょっと甘いからカレーとは合わない? と思ってましたけどっカレーパンとしてならこれ、この甘さのパンイケますよ! それに……たのしいスパイシーお菓子サクふわ美味いです!!」

「これは愉快じゃのぅ、ダンジョンではこういう機転発想力をワシも見習いたいものじゃ栄枯」

「ンーーーー~~★★☆♡♪」

 ピースサイン、栄枯に向けて何度も揺らし送ったピースサイン。険しい顔で栄枯の料理工程を見守っていた金ポデも一転満面の笑みだ。本場のドイツ人すら納得させてしまったシュトーレンアレンジ、これには栄枯も金ポデへと普段は見せないやさしい笑顔をしている。

「ええ、はい、ふふ、くすっ、そうですシュトーレンシルファンカレーロールスタイル。最初はええ、私2枚のシュトーレン生地でカレーを包み日本のカレーパンを作るつもりでした、ですがそれでは所詮劣化カレーパン、シュトーレンの性能も活かしきれないと思いロールスタイル、ええ、こうして巻き巻きと見た目にも楽しく、中はしとっとシルファンカレーの旨味チカラが染み込み外はサクっと甘い焼きシュトーレン菓子の食感を楽しめます、熟成しきっていないシュトーレン特有のパサつき欠点もサクしとで解消されました、ええ、これはひじょうにハイクオリティな仕上がりに育ちました!! ええ、ひじょうに!!」

 ダンジョンの朝食はアレ、吐い信者丘梨栄枯の朝食はアレのアレンジ。エンターテイんメントを常に心がけて死鳥舎様にお届けする彼女。好評、ということで余ったシルファンカレーをシュトーレンで更に巻き巻きよちよちし昼食の準備も完了し次の行動へと移る。

 死のダンジョンではパパッと思考パパッと行動。丘梨栄枯は死のダンジョン2日目の朝、最高のスタートを切ることに成功した。



ぼこ:こいつらを止める方法

ぼこ:すごい結束力

ぼこ:なんなんやろねこいつらは……

ぼこ:独裁者を野放しにする周りにも責任がある

ぼこ:つい先日まで他人だったんだぜ

ぼこ:またも全会一致の美味い

ぼこ:こいつら栄枯の親戚やろ

ぼこ:クソ長長文丘梨栄枯

ぼこ:レイプ記憶喪失料理漫画モブ

ぼこ:もう一度聞くけど、これ合ってんの?

ぼこ:↑本格カレーパン屋だけど合ってるよ、ええ、ひじょうに

ぼこ:ほんまに出来上がるのかこれ?

ぼこ:ぜんぶ栄枯の妄想です、ええ、ひじょうに

ぼこ:混ぜるな巻くな危険

ぼこ:カレーはナンにでも合う!

ぼこ:全国の料理研究家たちもシュトーレン巻き始めた

ぼこ:食べ物であそぶな!

ぼこ:ダンジョンだからな
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