7 / 8
俺の勇気の結末
しおりを挟む
『何を……言っている……?!』
「いーや本当に何言ってんのガス!」
「……いや、アレでいいんだ。兄貴の本当の気持ちは、呪いとして言葉に起こされる……つまり、アレが兄貴の勇気なんだ!!」
「そうだ! 俺は、俺はこのスライムを、名前も知らないこの娘を嫁にもらいたい!
……サナ! 魔族と人間って、交配できたよな?!」
「ええ、もちろんできるけど……って話が早いわっっっっ!!!!」
『こう、はい……?……っ、まさか本当に、私と……!』
身体に力を込め、そのスライムの身体から、無理矢理にでも脱出する。
ヌメヌメの粘液に包まれたままの口を開き、死をも覚悟で言ってみせた。
「……そうだ……よく聞け、固まった糞みたいな色したドラゴンさんよっ!
俺の名はガス! コイツを……嫁にもらって、コイツのおっぱいをコレでもかと揉みしだく、勇者の名だっ! その身に刻め、俺の名をっっっ!!!!」
『……そうか。
我に歯向かうと言うのか、貴様らは』
うぇ、マジかよ。
「喋ったぁっ?!?!」
「そこのスライムがさっきも言ったでしょ、コイツは喋るって!
ドラゴンとは言え、喋らないなんて常識はコイツには通用しないのよ!」
「兄貴……俺たちでコイツを倒す……そう言うことですか?!」
「…………ああ、倒してみせるさ。
依頼内容は、ダンジョンに巣食う凶悪モンスターの退治!……やってやろうぜ、俺たちでっ!」
俺たちの気分は最高潮に高まったところで、ドラゴンは言葉を続ける。喋らないんじゃなかったのかよ。
『しかし、フォルスも使えないな、こんなものらまで連れてくるとは……』
『……し……しかしルイレ様、私は……』
『もう良い、貴様の戯言は聞き飽きた。ここは我が出る、貴様の処遇はそれからだ。我の平穏を乱しおって……!』
「おぉいおい、こんないい子になんてこと言ってくれてんだよ、ルイレさんよおっ!」
「……ガス、アンタ別にそこまで強いわけじゃないんだから、そんな強がるような言葉言わないでよ、本当にアンタ死ぬわよ?」
「ソレでも構わない。ソレでも、俺はこの子の前ではカッコつけたい。……もしよければ、どんな形でもいいから、アイツのトドメは俺に刺させてくれ。
……コレは俺の戦いだ」
こちらを見つめていた2人の顔が一転、笑顔へと変わる。
まるで俺を完全に信じきったような、そんな顔に。
「兄貴……そうですね、今の兄貴はカッコいいです!……俺の今までに見てきた中で、一番に!」
「覚悟の決まったその目、私はそれを、他人の目で見たことがある。
……本気でそう思ってて、本気でそう言ってて、本気でそんな覚悟があるのなら———この私も、本気を出してやろうじゃないのっ!」
戦闘体制は整った。
ドラゴンは、狭い部屋の中に羽根を広げ、今にも襲いかからんと雄叫びを上げている。
……戦闘、開始だっ!
「私1人で倒せ、と言うのなら簡単!……でも、貴方に決着を委ねろ、と言うのなら話は別。
……この杖を持っていって。私の杖、この杖には既に魔力がこもってて、貴方が念じればすぐに氷魔法が発動する。3回までだけどね。
……それだけじゃなく、持っている間は貴方の魔術をサポートしてくれる!
頑張ってね、コレは私からの応援の気持ち! 貴方の手で決着をつけて、貴方の手であのスライムを堕としてやりなさいっ!」
「……ああ!」
『グオオオオオオオッ!!!!』
ドラゴン———ルイレの雄叫びが、古びた石の大部屋を揺るがしながら反響する。
あまりの大きさと威圧感に、さすがの俺だってちょっと怖気付く。……が、目の前に俺の堕とすべき人(?)がいるんだ。
負けられねぇ……絶対に!
「うおおおおおっ……!」
ルイレの周りを走り回る。崩れた瓦礫の山をかき分け、必死に足場を見出しながら走り続ける。……が、そんな動きもヤツの前には無力同然だ。
『炎々の地獄を思い知れっ!』
「喋るんかいっっっ!!!!」
そうは言っても非常事態だ、ルイレの口は俺の真上にて完全に開かれている。
数秒後———2秒後くらいには、俺は既に灰になって死んでいるだろう。……だが、俺にはソレを防ぐための策がある……!
熱い———なんて感覚は、すぐに忘れ去った。
なぜなら、俺がその炎に対してかざしたものは———杖だったからだ。
『な……何だコレは……貴様、どこからこのような魔力を……っ?!』
「はーーーっ! お前話聞いてなかったのかよ! 3回ポッキリの氷魔法だよバーカっ!」
『な…………っ、貴様我をコケに……』
そんなことをヤツが口にしている間に、俺は既にヤツの背後まで回り込んでいた。
……本当に、力だけはあっても、つくづく頭が足りない奴らだ。
「お前の脳みそぉ……っ!」
自らを魔術で編み出した風に乗せ、部屋の中で大きく飛び上がる。
「ホントはスイカよりちっさいんじゃ———、ねえのおぉぉぉぉぉぉぉおっ!!!!」
落下の勢いに任せ、鱗の隙間に杖を刺し込む。……後は、念じるだけだ。
「錬成開始ッ!
侵食凍結、グレイシアフリーズ、クリスタルゥゥゥゥゥッ!!!!」
『グオオオオアアアアアッ! 身体が……結晶に包まれて……っ!』
「終わりだよ、お前はぁっ!!!!」
ルイレの鱗の裏、皮膚の、肉の底から、全てを突き破って現るるは血塗られた氷の結晶。
本来透明なはずのそれらは、濃く赤みがかっていた。
……ふう、終わった……な。
ようやくだ、ようやく、俺の想いを伝える時がやってきた。既に伝えた気もするが仕方ない、このままじゃ何もかもが台無しだ。
……だから。
「……兄貴! まだ終わってない、まだ生きて———いや、これは生き返ってる……?!」
そうジェールズが口にして。
振り向いた時には、もう遅かった。
「———はっ!」
放たれた火球。杖を振るのも間に合わず、もう終わったと思いかけた一瞬で、事は進んでしまった。
『ん……んぐぅ……っ!』
火球と拮抗していたのは、半ば透明な液体に姿を変えた女———フォルスだった。
「おい、おい! 何してる、そのままだとお前が死ぬぞ!」
「えぇっ嘘でしょ、何で貴女が庇っちゃうわけよっ!」
「おい……おいっ! そこから離れろ、お前が死んじまうっ!」
『…………いい、の』
「なんでっ!」
『ルイレとは……半ば、脅迫を受けたような関係性だった。…………でも、そんなのは……イヤ、だった、ずっと……
だから、貴方と暮らした方が、きっと良いものになると、そう思った……から……』
「ガス、逃げて! フォルスの想いが無駄になる前に———、きゃあっ!」
「うわあぁぁあああっ!」
逃げよう、と足が動いた瞬間、爆裂した火球の衝撃波により、足場が崩れ去った。
崩れ、落ちゆく瓦礫の隙間に。
力なく解けてゆく、彼女の面影が見えた。
「……俺、は、諦めねぇっ!
勇者とかガラじゃねえし、カッコ悪いし、めっちゃ惨めだけど、諦めたりなんてしねえっ!
だから、もう一度———俺を、蒼穹へっ!」
杖と連動し、俺の風魔術は共鳴する!
その威力を、元のソレより遥かに増大させ、ダンジョン内の全てをも吹き飛ばす、上昇突風となる……!!
「待ってろ……テメェのところに、今行ってやる……っ!
そのスイカ頭、今度こそ完全に凍らせてやるよぉっ!!!!」
「いーや本当に何言ってんのガス!」
「……いや、アレでいいんだ。兄貴の本当の気持ちは、呪いとして言葉に起こされる……つまり、アレが兄貴の勇気なんだ!!」
「そうだ! 俺は、俺はこのスライムを、名前も知らないこの娘を嫁にもらいたい!
……サナ! 魔族と人間って、交配できたよな?!」
「ええ、もちろんできるけど……って話が早いわっっっっ!!!!」
『こう、はい……?……っ、まさか本当に、私と……!』
身体に力を込め、そのスライムの身体から、無理矢理にでも脱出する。
ヌメヌメの粘液に包まれたままの口を開き、死をも覚悟で言ってみせた。
「……そうだ……よく聞け、固まった糞みたいな色したドラゴンさんよっ!
俺の名はガス! コイツを……嫁にもらって、コイツのおっぱいをコレでもかと揉みしだく、勇者の名だっ! その身に刻め、俺の名をっっっ!!!!」
『……そうか。
我に歯向かうと言うのか、貴様らは』
うぇ、マジかよ。
「喋ったぁっ?!?!」
「そこのスライムがさっきも言ったでしょ、コイツは喋るって!
ドラゴンとは言え、喋らないなんて常識はコイツには通用しないのよ!」
「兄貴……俺たちでコイツを倒す……そう言うことですか?!」
「…………ああ、倒してみせるさ。
依頼内容は、ダンジョンに巣食う凶悪モンスターの退治!……やってやろうぜ、俺たちでっ!」
俺たちの気分は最高潮に高まったところで、ドラゴンは言葉を続ける。喋らないんじゃなかったのかよ。
『しかし、フォルスも使えないな、こんなものらまで連れてくるとは……』
『……し……しかしルイレ様、私は……』
『もう良い、貴様の戯言は聞き飽きた。ここは我が出る、貴様の処遇はそれからだ。我の平穏を乱しおって……!』
「おぉいおい、こんないい子になんてこと言ってくれてんだよ、ルイレさんよおっ!」
「……ガス、アンタ別にそこまで強いわけじゃないんだから、そんな強がるような言葉言わないでよ、本当にアンタ死ぬわよ?」
「ソレでも構わない。ソレでも、俺はこの子の前ではカッコつけたい。……もしよければ、どんな形でもいいから、アイツのトドメは俺に刺させてくれ。
……コレは俺の戦いだ」
こちらを見つめていた2人の顔が一転、笑顔へと変わる。
まるで俺を完全に信じきったような、そんな顔に。
「兄貴……そうですね、今の兄貴はカッコいいです!……俺の今までに見てきた中で、一番に!」
「覚悟の決まったその目、私はそれを、他人の目で見たことがある。
……本気でそう思ってて、本気でそう言ってて、本気でそんな覚悟があるのなら———この私も、本気を出してやろうじゃないのっ!」
戦闘体制は整った。
ドラゴンは、狭い部屋の中に羽根を広げ、今にも襲いかからんと雄叫びを上げている。
……戦闘、開始だっ!
「私1人で倒せ、と言うのなら簡単!……でも、貴方に決着を委ねろ、と言うのなら話は別。
……この杖を持っていって。私の杖、この杖には既に魔力がこもってて、貴方が念じればすぐに氷魔法が発動する。3回までだけどね。
……それだけじゃなく、持っている間は貴方の魔術をサポートしてくれる!
頑張ってね、コレは私からの応援の気持ち! 貴方の手で決着をつけて、貴方の手であのスライムを堕としてやりなさいっ!」
「……ああ!」
『グオオオオオオオッ!!!!』
ドラゴン———ルイレの雄叫びが、古びた石の大部屋を揺るがしながら反響する。
あまりの大きさと威圧感に、さすがの俺だってちょっと怖気付く。……が、目の前に俺の堕とすべき人(?)がいるんだ。
負けられねぇ……絶対に!
「うおおおおおっ……!」
ルイレの周りを走り回る。崩れた瓦礫の山をかき分け、必死に足場を見出しながら走り続ける。……が、そんな動きもヤツの前には無力同然だ。
『炎々の地獄を思い知れっ!』
「喋るんかいっっっ!!!!」
そうは言っても非常事態だ、ルイレの口は俺の真上にて完全に開かれている。
数秒後———2秒後くらいには、俺は既に灰になって死んでいるだろう。……だが、俺にはソレを防ぐための策がある……!
熱い———なんて感覚は、すぐに忘れ去った。
なぜなら、俺がその炎に対してかざしたものは———杖だったからだ。
『な……何だコレは……貴様、どこからこのような魔力を……っ?!』
「はーーーっ! お前話聞いてなかったのかよ! 3回ポッキリの氷魔法だよバーカっ!」
『な…………っ、貴様我をコケに……』
そんなことをヤツが口にしている間に、俺は既にヤツの背後まで回り込んでいた。
……本当に、力だけはあっても、つくづく頭が足りない奴らだ。
「お前の脳みそぉ……っ!」
自らを魔術で編み出した風に乗せ、部屋の中で大きく飛び上がる。
「ホントはスイカよりちっさいんじゃ———、ねえのおぉぉぉぉぉぉぉおっ!!!!」
落下の勢いに任せ、鱗の隙間に杖を刺し込む。……後は、念じるだけだ。
「錬成開始ッ!
侵食凍結、グレイシアフリーズ、クリスタルゥゥゥゥゥッ!!!!」
『グオオオオアアアアアッ! 身体が……結晶に包まれて……っ!』
「終わりだよ、お前はぁっ!!!!」
ルイレの鱗の裏、皮膚の、肉の底から、全てを突き破って現るるは血塗られた氷の結晶。
本来透明なはずのそれらは、濃く赤みがかっていた。
……ふう、終わった……な。
ようやくだ、ようやく、俺の想いを伝える時がやってきた。既に伝えた気もするが仕方ない、このままじゃ何もかもが台無しだ。
……だから。
「……兄貴! まだ終わってない、まだ生きて———いや、これは生き返ってる……?!」
そうジェールズが口にして。
振り向いた時には、もう遅かった。
「———はっ!」
放たれた火球。杖を振るのも間に合わず、もう終わったと思いかけた一瞬で、事は進んでしまった。
『ん……んぐぅ……っ!』
火球と拮抗していたのは、半ば透明な液体に姿を変えた女———フォルスだった。
「おい、おい! 何してる、そのままだとお前が死ぬぞ!」
「えぇっ嘘でしょ、何で貴女が庇っちゃうわけよっ!」
「おい……おいっ! そこから離れろ、お前が死んじまうっ!」
『…………いい、の』
「なんでっ!」
『ルイレとは……半ば、脅迫を受けたような関係性だった。…………でも、そんなのは……イヤ、だった、ずっと……
だから、貴方と暮らした方が、きっと良いものになると、そう思った……から……』
「ガス、逃げて! フォルスの想いが無駄になる前に———、きゃあっ!」
「うわあぁぁあああっ!」
逃げよう、と足が動いた瞬間、爆裂した火球の衝撃波により、足場が崩れ去った。
崩れ、落ちゆく瓦礫の隙間に。
力なく解けてゆく、彼女の面影が見えた。
「……俺、は、諦めねぇっ!
勇者とかガラじゃねえし、カッコ悪いし、めっちゃ惨めだけど、諦めたりなんてしねえっ!
だから、もう一度———俺を、蒼穹へっ!」
杖と連動し、俺の風魔術は共鳴する!
その威力を、元のソレより遥かに増大させ、ダンジョン内の全てをも吹き飛ばす、上昇突風となる……!!
「待ってろ……テメェのところに、今行ってやる……っ!
そのスイカ頭、今度こそ完全に凍らせてやるよぉっ!!!!」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
Wit:1/もしも願いが叶うなら〜No pain, no live〜
月影弧夜見(つきかげこよみ)
ファンタジー
『人殺しでも、幸せになれるのか』
魔王軍に立ち向かうために、人々が『勇者』となって旅立つ時代。そんな中で、刀のみを携えた白い髪の少年が一人。
少年の名は『白(しろ)』。白も人々と同じように『勇者』となって旅に出るただの少年だった。しかし、勇者となって数日、白は王様に突如死刑を言い渡されてしまう!
白はたまらず王城から逃げ出したが、今度は白を育ててくれたジャンおじさんが人質に! 途方に暮れる中、白はどこからどう見ても美少女な金髪の魔法使い、サナと出会い……?
信じられるのは、携えた刀と己が仲間のみ! 刀一本で魔法世界を駆け抜けろ!
忍び寄る運命、そして白に絡み付く『人殺し』の重罪。迫り来る数々の強敵を乗り越え、白は幸せを掴むことができるのか?!
和風なのか洋風なのか近代なのかよく分からない英雄譚、開幕ッ!
*******
今後数年に渡って展開していく『Project:Wit』、その一つ目の物語、『もしも願いが叶うなら』は、ギャグ1.5割、シリアス……8.5割のバトルファンタジーです。(最近はSFしてたりもします)
後々オムニバス形式で繋がってくる他の物語とも、まあほんの少しぐらい接点はあります。
地の文よりセリフ多めです。おそらく多分絶対読みやすい文体なんじゃないかなと思います。
ですが「「一部グロ要素アリ」」
となっております。
不定期更新です、予めご了承ください。
*物語の感想とか来たらめちゃくちゃ喜びます、是非感想をお寄せください。
*本小説は、一人称切り替え視点というかなり特殊な視点を取っています。諸事情によりたまに三人称にもなります。つまり視点が結構コロコロ変わります。
『*』が出てきたら視点(○人称)が変わり、『◆』で区切られている時は時間(時間軸)が、『◇』で区切られている時は場所が前の文から大きく(もしくはビミョーに)変わっていると言うことを念頭に置いて読み進めることをおすすめします。
最後まで読んだ人に、『面白かった!!!!』と言わせてみせる。そんな、きっと面白いであろう物語です。是非ご一読ください。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
推しのVTuberに高額スパチャするために世界最強の探索者になった男の話
福寿草真
ファンタジー
とあるVTuberを長年応援している主人公、柊木蓮也。ある日彼はふと思った。
「高額スパチャしてみてぇ」と。
しかし彼はしがないサラリーマンであり、高額スパチャを躊躇する程度の稼ぎしかない。そんな折、蓮也はダンジョン探索者の稼ぎが良いことを思い出し──
これは『推しに高額スパチャしたい』という理由で探索者になり、あれよあれよと世界最強になってしまう1人のぶっ飛んだ男の物語。
騙されて奴隷にされてたおっさん、即買いしたらチートすぎてヤバい!
厨二病・末期
ファンタジー
ギルドのメンバーからいつも無能呼ばわりされてるおっさんが、怪しい薬の入った酒を飲まされてた。なんか酩酊状態のまま、奴隷契約書にサインをさせられてるっ!?
あのヒト毎日、皆んなにこき使われてるけど、あの仕事量を1人で全部やってるとか、かなりチートじゃない??って思ってたんだけど、なんで誰も気付いてないの??
弱小転生エルフの少女は全財産を叩いて、売りに出されたおっさんを即買いした。レベル上げを手伝って貰って、おっさんの購入代金を返して貰ったら解放しようと思ってたのに。
ん?髭剃って、ボサボサの髪整えたら結構イケオジなんだが。優しくて、料理が出来て、手先も器用。それに包容力がパねぇ。しかもイロイロ有能すぎてって・・あれ?いつの間にか、完全におっさんを手放せない身体にされてる??
*****************
ファンタジー大賞に駆け込み参戦しましたー。
見切り発車、ストック無し、書くの遅い。
↑の三重苦です。生暖かい目で見守って貰えると有り難いです。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件
フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。
寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。
プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い?
そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない!
スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる