38 / 315
第二章
第37話『同盟会議』
しおりを挟む
────時は少し遡り、同盟会議開始直前。
『紅蓮の夜叉』より招待された面々は、ヘスティアの私有地である黒森の奥深く……黒曜の洞窟にて、顔を揃えていた。
代表者のみ集合を掛けられたため、人数そのものはそこまで多くない。二、三十人程度だ。
でも、中には大型ギルドのギルドマスターも居るので味方になる人数は桁違いだった。
『これなら、ゲーム攻略も夢じゃない』と誰もが思う中、ただ一人異様な存在感を放っている人物が……それは────『虐殺の紅月』リーダーの『 』だった。
「おい、何であいつがここに居るんだ?」
「PK集団のリーダーなんて呼んだの誰だよ」
無名の参加に不満があるのか、同盟メンバー達は眉を顰める。
「PKされたら、どうすんだよ」
「なあ、会議が始まったら抗議しようぜ」
「いいな、それ!」
「誰が呼んだか知らねぇーけど、あんな危ない連中を同盟に招き入れるなんて絶対反対だ」
一致団結するプレイヤー達は、無名の呆れ顔に気づいていない。
それどころか、どんどんヒートアップしていく。
「つーか、呼んだの誰だよ」
「悪戯にしては、やり過ぎだよな」
「とりあえず、見つけたら皆でボコって……」
「────ほう?この私をボコる?出来るものなら、やってみろ」
そう言って、颯爽と現れたのは赤髪の美女だった。
銀のプレートに身を包む女騎士は、真っ赤なマントを揺らして彼らの前に立つ。
ペリドットの瞳に微かな怒りを滲ませながら。
「ひっ……!?へ、へ────ヘスティア様!?」
そう、彼女こそ『紅蓮の夜叉』のギルドマスターであるヘスティアだ。
火炎魔法を自在に操る魔法剣士である。
ガクガクと震えるプレイヤー達を前に、“炎帝”と呼ばれる彼女は『はぁ……』と深い溜め息を零す。
「その程度の実力で、私をボコるなどと言っていたのか。実に不愉快だ」
「ぼ、ボコる……?お、俺らはただあの名前のない男を呼んだ奴をボコりたいって話してただけで……!!ヘスティア様をボコるなんて、そんなっ……!!滅相もございませ……」
「だから────無名をここへ呼んだのは私だと言っている」
察しの悪い連中に、ヘスティアは苛立たしげに言い放った。
猫のようなつり目を更につり上げ、彼女は腕を組む。
「この私が無名を同盟会議に招待した。こいつらは嫌われ者のPK集団だが、実力者揃いのパーティーだ。その実力は一度敗北した私がよく分かっている」
「な、なっ……!?ヘスティア様自ら招待を!?」
「このPK好きのクレイジー集団を!?」
「そ、そりゃあ実力は確かですけど、こいつらは……」
「────文句があるなら、出ていけ」
「「「えっ……?」」」
キャンキャン吠える犬っころに、ヘスティアはキッパリと言った。
ヘスティアは理解しているのだ。
危険因子を排除することしか頭にない連中より、無名達の方が断然役に立つことを。
「無名は私が信用に値する男と判断し、招待したんだ。文句があるなら、出ていくがいい。それとも、この私をボコすか?」
「い、いや……それは……」
「……すみませんでした」
「もう余計なことは言いません」
「なら、いい」
早くも白旗を挙げた彼らに、ヘスティアは小さく息を吐いた。
と同時に、背を向けて歩き出す。
相変わらず、あの女は無茶をする……ここで奴らが『出ていく』と言っていたら、大変なことになっていたぞ。
だって、彼らは生産系ギルドのギルドマスター達なのだから。
彼らに抜けられれば、色々と面倒なことになる。
俺のために怒ってくれるのは有り難いが、もう少し先のことを考えて行動するんだな。
ヘスティアの未熟さに溜め息をつきながら、無名は葉巻に火をつける。
その瞬間、脳内にピロン♪と陽気なメロディが流れた。
なんだ?こんな時に……。
もうすぐ会議が始まるというタイミングで届いた、一件のメッセージ。
無名は小さく首を傾げながら、チャット画面を呼び起こした。
『シムナさんを回収後、移動中に魔物の群れと遭遇。ウエストダンジョンにて魔物爆発が起きた模様。これから、ウエストダンジョン上層魔物の駆除に向かいます』
魔物爆発……?そういえば、過去にそんな事例があったな。
まあ、ダンジョン内から溢れて来る魔物は上層魔物だけだし、ラミエル達を向かわせても問題ないだろう。
「なんだ?会議前に彼女とチャットか?」
ラミエルに向けて返信を打つ無名の元に、ヘスティアが現れた。
小中学生の男子のようにからかってくる彼女の前で、無名は小さく頭を振る。
「違う。仲間からウエストダンジョンで魔物爆発が起きた、と報告を貰ったんだ」
「ウエストダンジョンで魔物爆発?それはおかしいぞ。私は各ダンジョンにギルドメンバーを何人か派遣している。魔物爆発が起きないよう、上層魔物を処理させるために。なのに、何で魔物爆発なんか……見間違いじゃないのか?」
「残念ながら、その可能性は低いな。この報告をして来た仲間は、責任感の強いしっかりした奴だ。不確かな情報を俺に流すとは思えない。ましてや、見間違いなんて以ての外だ。派遣したというお前の部下達の方に、何かあったんじゃないか?」
「それは……考えたくもない可能性だな。でも、一応確認しておくか」
ヘスティアは言いようのない胸騒ぎを感じつつ、急いでフレンドチャット一覧を開く。
最近、同盟会議の準備で忙しかったためチャット欄は新着メッセージでいっぱいだ。
ソレらを眺めながら、ヘスティアはゆっくりと画面をスライドしていく。
「こ、れは…………!?」
大量の新着メッセージの中に一つ、驚くべき内容を綴った文章が紛れ込んでいた。
それは────『助けて』という一言……。
なんと、ウエストダンジョンに向かわせた部下の一人から、SOSが届いていた。
『紅蓮の夜叉』より招待された面々は、ヘスティアの私有地である黒森の奥深く……黒曜の洞窟にて、顔を揃えていた。
代表者のみ集合を掛けられたため、人数そのものはそこまで多くない。二、三十人程度だ。
でも、中には大型ギルドのギルドマスターも居るので味方になる人数は桁違いだった。
『これなら、ゲーム攻略も夢じゃない』と誰もが思う中、ただ一人異様な存在感を放っている人物が……それは────『虐殺の紅月』リーダーの『 』だった。
「おい、何であいつがここに居るんだ?」
「PK集団のリーダーなんて呼んだの誰だよ」
無名の参加に不満があるのか、同盟メンバー達は眉を顰める。
「PKされたら、どうすんだよ」
「なあ、会議が始まったら抗議しようぜ」
「いいな、それ!」
「誰が呼んだか知らねぇーけど、あんな危ない連中を同盟に招き入れるなんて絶対反対だ」
一致団結するプレイヤー達は、無名の呆れ顔に気づいていない。
それどころか、どんどんヒートアップしていく。
「つーか、呼んだの誰だよ」
「悪戯にしては、やり過ぎだよな」
「とりあえず、見つけたら皆でボコって……」
「────ほう?この私をボコる?出来るものなら、やってみろ」
そう言って、颯爽と現れたのは赤髪の美女だった。
銀のプレートに身を包む女騎士は、真っ赤なマントを揺らして彼らの前に立つ。
ペリドットの瞳に微かな怒りを滲ませながら。
「ひっ……!?へ、へ────ヘスティア様!?」
そう、彼女こそ『紅蓮の夜叉』のギルドマスターであるヘスティアだ。
火炎魔法を自在に操る魔法剣士である。
ガクガクと震えるプレイヤー達を前に、“炎帝”と呼ばれる彼女は『はぁ……』と深い溜め息を零す。
「その程度の実力で、私をボコるなどと言っていたのか。実に不愉快だ」
「ぼ、ボコる……?お、俺らはただあの名前のない男を呼んだ奴をボコりたいって話してただけで……!!ヘスティア様をボコるなんて、そんなっ……!!滅相もございませ……」
「だから────無名をここへ呼んだのは私だと言っている」
察しの悪い連中に、ヘスティアは苛立たしげに言い放った。
猫のようなつり目を更につり上げ、彼女は腕を組む。
「この私が無名を同盟会議に招待した。こいつらは嫌われ者のPK集団だが、実力者揃いのパーティーだ。その実力は一度敗北した私がよく分かっている」
「な、なっ……!?ヘスティア様自ら招待を!?」
「このPK好きのクレイジー集団を!?」
「そ、そりゃあ実力は確かですけど、こいつらは……」
「────文句があるなら、出ていけ」
「「「えっ……?」」」
キャンキャン吠える犬っころに、ヘスティアはキッパリと言った。
ヘスティアは理解しているのだ。
危険因子を排除することしか頭にない連中より、無名達の方が断然役に立つことを。
「無名は私が信用に値する男と判断し、招待したんだ。文句があるなら、出ていくがいい。それとも、この私をボコすか?」
「い、いや……それは……」
「……すみませんでした」
「もう余計なことは言いません」
「なら、いい」
早くも白旗を挙げた彼らに、ヘスティアは小さく息を吐いた。
と同時に、背を向けて歩き出す。
相変わらず、あの女は無茶をする……ここで奴らが『出ていく』と言っていたら、大変なことになっていたぞ。
だって、彼らは生産系ギルドのギルドマスター達なのだから。
彼らに抜けられれば、色々と面倒なことになる。
俺のために怒ってくれるのは有り難いが、もう少し先のことを考えて行動するんだな。
ヘスティアの未熟さに溜め息をつきながら、無名は葉巻に火をつける。
その瞬間、脳内にピロン♪と陽気なメロディが流れた。
なんだ?こんな時に……。
もうすぐ会議が始まるというタイミングで届いた、一件のメッセージ。
無名は小さく首を傾げながら、チャット画面を呼び起こした。
『シムナさんを回収後、移動中に魔物の群れと遭遇。ウエストダンジョンにて魔物爆発が起きた模様。これから、ウエストダンジョン上層魔物の駆除に向かいます』
魔物爆発……?そういえば、過去にそんな事例があったな。
まあ、ダンジョン内から溢れて来る魔物は上層魔物だけだし、ラミエル達を向かわせても問題ないだろう。
「なんだ?会議前に彼女とチャットか?」
ラミエルに向けて返信を打つ無名の元に、ヘスティアが現れた。
小中学生の男子のようにからかってくる彼女の前で、無名は小さく頭を振る。
「違う。仲間からウエストダンジョンで魔物爆発が起きた、と報告を貰ったんだ」
「ウエストダンジョンで魔物爆発?それはおかしいぞ。私は各ダンジョンにギルドメンバーを何人か派遣している。魔物爆発が起きないよう、上層魔物を処理させるために。なのに、何で魔物爆発なんか……見間違いじゃないのか?」
「残念ながら、その可能性は低いな。この報告をして来た仲間は、責任感の強いしっかりした奴だ。不確かな情報を俺に流すとは思えない。ましてや、見間違いなんて以ての外だ。派遣したというお前の部下達の方に、何かあったんじゃないか?」
「それは……考えたくもない可能性だな。でも、一応確認しておくか」
ヘスティアは言いようのない胸騒ぎを感じつつ、急いでフレンドチャット一覧を開く。
最近、同盟会議の準備で忙しかったためチャット欄は新着メッセージでいっぱいだ。
ソレらを眺めながら、ヘスティアはゆっくりと画面をスライドしていく。
「こ、れは…………!?」
大量の新着メッセージの中に一つ、驚くべき内容を綴った文章が紛れ込んでいた。
それは────『助けて』という一言……。
なんと、ウエストダンジョンに向かわせた部下の一人から、SOSが届いていた。
2
お気に入りに追加
378
あなたにおすすめの小説
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる