3 / 315
第一章
第2話『チャット』
しおりを挟む
徳正さんはパチパチと瞬きを繰り返し、半信半疑といった様子で己のゲームディスプレイを表示させる。
私からはただ空中をタップしているようにしか見えないが、彼の黒目にはしっかりとディスプレイが映し出されていることだろう。
FROでこんなバグ、初めて……。
今まで何の問題もなかったと言えば嘘になるけど、日常生活に支障を来すレベルのものじゃなかった。
『一体、何が起きているの?』と不安になる中、徳正さんはクッと眉間に皺を寄せる。
いつも陽気に笑う普段の彼からは、考えられないほど不機嫌なオーラを放っていた。
「……俺っちもログアウトボタンが非表示になってた……ついでに他のプレイヤーも」
「えっ……?」
「公式チャット見てみなよ。『ログアウトボタンがない』って、他のオンラインプレイヤー達がギャーギャー騒いでるからさ」
硬い声で真剣に喋っている徳正さんに促され、私も一先ず公式チャットを開く。
────公式チャットとは、FRO内の全プレイヤーが強制的に参加させられているグループチャットのこと。
いつでもどこでも誰でもチャットに参加でき、ここでフレンドを見つける人もしばしば。
ただ出会い系アプリみたいに使われることもあって、未成年を巻き込んだ性犯罪がちょくちょく発生しているらしい。
VRMMOは痛覚以外の感覚は現実とあまり大差ないから、ゲーム内で“そういう事”をする人も居るんだって。
ゲーム内での出来事だから法律で裁いていいのか分からなくて、世間でも話題になってるし……って、そんな話をしている場合じゃなかった!
今は公式チャットの確認を……。
「────えっ?何これ……?」
秒単位でコメントが流れ、私は文章を目で追うことが出来なかった。
『こんなこと今までなかったのに……』と困惑し、私は目を白黒させる。
でも、ずっと固まっている訳にはいかないため、震える手で適当に画面をタップした。
すると、物凄い速さで流れていたコメントはピタッと止まり、文章を読めるようになる。
『ちょ、マジでヤバいって!ログアウト出来ない!』
『ログアウトボタン消えてる同士おる?』
『コメント流れすぎw意味わかんねーw』
『今、運営が対応してるだろうから気長に待とうぜ』
『わー!コメントたくさーん!www』
『運営早く対処しろやwこちとら、明日四時起きなんだよ!w遅れたら、まじ罰金な?w』
『つーか、運営の対応遅くね?メールとか届いてないから、対応してるのかどうかすらも分かんねぇ』
『くそワロタwwww』
皆、思い思いにコメントしているため会話としては成り立っていないが、混乱っぷりは見て取れた。
一体いつからログアウトボタンが消去されたのかは分からないけど、今オンラインになっているプレイヤーの全員……もしくは、過半数以上がゲームからログアウト出来ない状況みたいね。
思ったより、不味い事態になっているかも……。
『運営の動きだって分からないし……』と苦悩し、私は眉尻を下げる。
「徳正さん、これってどうすれば……」
上位プレイヤーとはいえ、徳正さんはゲームの制作や運営に携わっている人じゃない。彼もまた一般人のプレイヤーだ。
なので、『どうすれば良い?』と問うたところで、この状況は変わらない。
でも、不安でしょうがない私は徳正さんを頼ることしか出来なかった。
情けない姿を晒す私を前に、徳正さんはゆっくりと目を閉じる。
そして、数秒ほど沈黙すると────いつものように陽気に笑った。
「大丈夫、大丈夫~。不安がることないって~。ラーちゃんは心配しすぎ~。きっと、運営や主君がどうにかしてくれるよ~」
主君とは『虐殺の紅月』のリーダーを指した言葉で、徳正さんはいつもそう呼んでいる。
他のメンバーもキングとか頭とか好きに呼んでいて、実に個性的だった。
「今、主君も含めた『虐殺の紅月』のグループチャットで話してたんだけど、とりあえず待機だってさ~。混乱するプレイヤーに巻き込まれないよう、野外待機を推奨するって主君が言ってる~。アハッ!主君が顔文字とか似合わな~い!ほら、見てみなよ~!」
「は、はい」
徳正さんに促されるまま、私は『虐殺の紅月』のグルチャを開く。
と同時に、クスッと笑ってしまう。
皆のやり取りが、あまりにもマイペースすぎて。
『リーダーに便乗して、顔文字を使いまくっているし』と目を細め、肩の力を抜いた、
そうだよね、うん!きっと、運営が何とかしてくれるよね!
今、私に出来ることはただ静かに待つこと!それだけ!
『変に騒いだりしちゃダメ!』と自分に言い聞かせ、私は幾分か冷静になる。
────と、ここでピロン♪と脳内に陽気なメロディが響いた。
なんだろう?誰かからメールでも届いたのかな?
などと思いながら通知をタップし、私は目を剥く。
「えっ……?運営からメール……?」
「おっ?ラーちゃんにも、届いた~?多分、運営からバグの修正内容や修正時間に関するメールが届いたんじゃないかな~?まあ、とりあえず開いて……はっ?」
一足早くメールを開いたらしい徳正さんは、珍しく素っ頓狂な声を上げた。
また、眉間には深い皺が刻まれている。
どうやら、思わしくない内容が書かれていたらしい。
急に黙り込む徳正さんを前に、私も一先ずメールを開く。
「えっ……?これって……」
予想を遥かに上回るメールの内容に、私は思わず言葉を失った。
私からはただ空中をタップしているようにしか見えないが、彼の黒目にはしっかりとディスプレイが映し出されていることだろう。
FROでこんなバグ、初めて……。
今まで何の問題もなかったと言えば嘘になるけど、日常生活に支障を来すレベルのものじゃなかった。
『一体、何が起きているの?』と不安になる中、徳正さんはクッと眉間に皺を寄せる。
いつも陽気に笑う普段の彼からは、考えられないほど不機嫌なオーラを放っていた。
「……俺っちもログアウトボタンが非表示になってた……ついでに他のプレイヤーも」
「えっ……?」
「公式チャット見てみなよ。『ログアウトボタンがない』って、他のオンラインプレイヤー達がギャーギャー騒いでるからさ」
硬い声で真剣に喋っている徳正さんに促され、私も一先ず公式チャットを開く。
────公式チャットとは、FRO内の全プレイヤーが強制的に参加させられているグループチャットのこと。
いつでもどこでも誰でもチャットに参加でき、ここでフレンドを見つける人もしばしば。
ただ出会い系アプリみたいに使われることもあって、未成年を巻き込んだ性犯罪がちょくちょく発生しているらしい。
VRMMOは痛覚以外の感覚は現実とあまり大差ないから、ゲーム内で“そういう事”をする人も居るんだって。
ゲーム内での出来事だから法律で裁いていいのか分からなくて、世間でも話題になってるし……って、そんな話をしている場合じゃなかった!
今は公式チャットの確認を……。
「────えっ?何これ……?」
秒単位でコメントが流れ、私は文章を目で追うことが出来なかった。
『こんなこと今までなかったのに……』と困惑し、私は目を白黒させる。
でも、ずっと固まっている訳にはいかないため、震える手で適当に画面をタップした。
すると、物凄い速さで流れていたコメントはピタッと止まり、文章を読めるようになる。
『ちょ、マジでヤバいって!ログアウト出来ない!』
『ログアウトボタン消えてる同士おる?』
『コメント流れすぎw意味わかんねーw』
『今、運営が対応してるだろうから気長に待とうぜ』
『わー!コメントたくさーん!www』
『運営早く対処しろやwこちとら、明日四時起きなんだよ!w遅れたら、まじ罰金な?w』
『つーか、運営の対応遅くね?メールとか届いてないから、対応してるのかどうかすらも分かんねぇ』
『くそワロタwwww』
皆、思い思いにコメントしているため会話としては成り立っていないが、混乱っぷりは見て取れた。
一体いつからログアウトボタンが消去されたのかは分からないけど、今オンラインになっているプレイヤーの全員……もしくは、過半数以上がゲームからログアウト出来ない状況みたいね。
思ったより、不味い事態になっているかも……。
『運営の動きだって分からないし……』と苦悩し、私は眉尻を下げる。
「徳正さん、これってどうすれば……」
上位プレイヤーとはいえ、徳正さんはゲームの制作や運営に携わっている人じゃない。彼もまた一般人のプレイヤーだ。
なので、『どうすれば良い?』と問うたところで、この状況は変わらない。
でも、不安でしょうがない私は徳正さんを頼ることしか出来なかった。
情けない姿を晒す私を前に、徳正さんはゆっくりと目を閉じる。
そして、数秒ほど沈黙すると────いつものように陽気に笑った。
「大丈夫、大丈夫~。不安がることないって~。ラーちゃんは心配しすぎ~。きっと、運営や主君がどうにかしてくれるよ~」
主君とは『虐殺の紅月』のリーダーを指した言葉で、徳正さんはいつもそう呼んでいる。
他のメンバーもキングとか頭とか好きに呼んでいて、実に個性的だった。
「今、主君も含めた『虐殺の紅月』のグループチャットで話してたんだけど、とりあえず待機だってさ~。混乱するプレイヤーに巻き込まれないよう、野外待機を推奨するって主君が言ってる~。アハッ!主君が顔文字とか似合わな~い!ほら、見てみなよ~!」
「は、はい」
徳正さんに促されるまま、私は『虐殺の紅月』のグルチャを開く。
と同時に、クスッと笑ってしまう。
皆のやり取りが、あまりにもマイペースすぎて。
『リーダーに便乗して、顔文字を使いまくっているし』と目を細め、肩の力を抜いた、
そうだよね、うん!きっと、運営が何とかしてくれるよね!
今、私に出来ることはただ静かに待つこと!それだけ!
『変に騒いだりしちゃダメ!』と自分に言い聞かせ、私は幾分か冷静になる。
────と、ここでピロン♪と脳内に陽気なメロディが響いた。
なんだろう?誰かからメールでも届いたのかな?
などと思いながら通知をタップし、私は目を剥く。
「えっ……?運営からメール……?」
「おっ?ラーちゃんにも、届いた~?多分、運営からバグの修正内容や修正時間に関するメールが届いたんじゃないかな~?まあ、とりあえず開いて……はっ?」
一足早くメールを開いたらしい徳正さんは、珍しく素っ頓狂な声を上げた。
また、眉間には深い皺が刻まれている。
どうやら、思わしくない内容が書かれていたらしい。
急に黙り込む徳正さんを前に、私も一先ずメールを開く。
「えっ……?これって……」
予想を遥かに上回るメールの内容に、私は思わず言葉を失った。
2
お気に入りに追加
378
あなたにおすすめの小説
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!

治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる