値札のついた愛なんて

ROSE

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値札のついた愛なんて7

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「頑張ったのでご褒美をください」

 エレベーターの中で真坂は急にそんなことを言い出した。
「頑張ったって、パフェのこと?」
「はい」
 やはり甘い物が苦手だったようだ。
「なにがいいの? 内容によるけど」
 内容次第だ。次の夕食を奢るだとか、ちょっとした贈り物が欲しい位なら叶えてやってもいいと思う。実はほうれん草が嫌いだから代わりに食べて欲しいだなんて言われたら少し悩む。
 この男はどんな要求をするのだろう。
 薫はじっと真坂の反応を待った。
「少しの間……こうしていたい」
 言葉よりも先に、後ろから抱きしめられた。
「は?」
「頑張ったご褒美に、君を抱きしめさせてください」
「わけわかんないんだけど」
 そもそも薫が許可する前に抱きしめている。
 なにを考えているのかさっぱりわからないこの男はやはりズレている。
「いい匂いがします」
「そりゃどーも。この香水お気に入りだけど……わけてあげようか?」
 女性物の香水。いつも身に纏っている。
 薫の母が好きだった香り。
 フェミニンなフローラル系の香水は、パリという雰囲気に感じられる。
 母はずっと同じ香水を愛用していた。だから、薫もこの香りが好きだ。
 けれども、真坂はそうではなかったらしい。
「いえ、香水ではなく……君の香りが……好きです」
 すうっと首元で息を吸われる。
 なんだか変な気分だ。
「あるが、それ、変態くさい」
「そう、ですね。けれども、香水でも隠しきれない君の体臭が……とても好きです」
「普通にキモい。ってか毎日風呂入ってるんですけど?」
 そんなに臭うだろうか。
 思わず自分の匂いを確認すると、エレベーターは目的地に到着する。
「カオルくん!」
 玄関の前で熱烈な歓迎。
 一直線にハグしに来ようとした如月冬夜きさらぎとうやは、真坂の姿を見て動きを止める。
「あれ? もしかして……デート中だった?」
「ん? 別に。俺の機嫌取りしに来てくれただけ」
 デートではない。たぶん。
 パフェに付き合わせただけだ。
 そもそも真坂とはデート……するような関係なのかと疑問を抱く。
 一応恋人、なのだろうがなんとなく違和感が付き纏っている。
「そっかぁ……」
 冬夜は困ったように笑った。
 どうせまたすぐ別れたのかと小言を言うに決まっている。自分だって彼女が出来ても三日も持たないくせに。
「はじめまして。薫の【恋人】の真坂です」
 真坂は恋人の部分を強調して冬夜に手を差し出した。
 握手、にしては殺気立っている気もした。
「薫くんの同級生の如月冬夜です?」
 冬夜は少し困惑している様子だったが、元は真面目な優等生だ。真坂に差し出された手を取って握手してみせる。
 一瞬、痛そうに顔を歪めたことからやはり必要以上に強く握られたのだろう。
「あるがー、あんまいじめないでやってくれる? そいつそれでもデザイナーだからさ。それと、喧嘩滅茶苦茶弱いから」
 一応は止めてやる。
 薫なりの優しさだ。
「べつにいじめてなんていませんよ」
 真坂は胡散臭い笑みで言う。
 なんというか、真坂という男は全身から胡散臭さが滲み出ているようだ。
 薫は二人の間をすり抜け素早く解錠して、扉を開ける。
「ほら、さっさと入れよ」
 そさくさと先に入り、一応来客用スリッパを並べる。
 上着と帽子をかごに押し込み、それからリビングへと歩き出す。
 冬夜は既に半分我が家とでというように寛いだ空気になっているが、真坂はやや落ち着かない様子だった。
「めんどいからアイスティーでいい?」
「ありがとう。カオルくんのお茶美味しいから嬉しいな」
 学校とは別人のような冬夜に少し呆れつつ人数分のグラスを用意する。
 薫だって冬夜のことを言えないが、冬夜もまた人に見せる為の自分を演じ続けている。
 大学デビュー。言ってしまえば単純にそれだ。けれども将来の為の土台作りにセルフプロデュースは必要だ。
 冬夜が求めるのはパトロン。継続的に支援してくれる相手だ。
 薫は冬夜に投資する。けれども継続的にとなると冬夜の方が拒絶しそうだった。
 才能は認めている。あの才能が埋もれるというのは薫の中でどうしても納得できないことだ。
 けれどもそれと同じくらい、冬夜のくせに生意気だと考えてしまう。
 冬夜が薫よりも注目を集めるのは気に入らない。
 いつだって、一番でいたい。
 それが自分の中の醜悪さであることは気がついている。
 気がついていて尚制御出来ない。
 アイスティーを飲みながら、冬夜の腕を見る。
 部分的にエセタトゥーが消えかかっているのはそこ部分の皮膚が生まれ変わっているからだろう。
 正直、一度全部消えてから新しく描かないと解決にはならない。
「お前デザイナー志望のくせに絵へったくそだからな」
「そこまで酷くないって。デザイン画の講義もちゃんと受けてるし」
「トレースすらまともに出来ないくせに」
 そう言うと、冬夜は黙り込む。
 デザイン画はまあそこそこ描けている。人物の比率が狂っていることが多いだとか、明らかに骨格がおかしいことは多々あるが、アイテムの形だけは他人に伝えられる程度には描けている。
 が、模様だとかそういったものを正確に書き写すのが苦手だ。
 つまり、薫が描いたエセタトゥーを自力で修繕するのが困難なのだ。
「このくらいならさ、新しいの描くまでのつなぎにアイライナーでなぞるとかすればいいと思うんだけど、お前、それすら出来ないだろ?」
 そもそも利き手と逆でアイライナーを持つことすら苦戦しそうだ。
「左腕ならできるかもだけど、右腕は無理かな」
「……水にも皮脂にも強いアイライナー選べば誤魔化せると思うんだけど……毎朝描き足してさ。俺の描いた痕なぞるだけだよ?」
 呆れてしまう。
 そう言えば、冬夜は自力でアイラインすら引けないのだったと思い、溜息を吐きながら腕を出せと指示する。
「え? 本当にアイライナーでなんとかする気?」
「他に方法ある? ったく、本物入れればいいじゃん。俺はタトゥーなんてダサいから嫌だけど」
 タトゥーなんてどう足掻いてもダサい。なにを刻んだところで薫の付加価値を台無しにしてしまう。
「だって、本物入れるの怖いじゃん。感染症とか」
「じゃあやめろよ。ったく、毎回面倒くさい」
 メイクボックスから皮脂に強いアイライナーを探す。応急処置だ。
 面倒だと思いながらもつい手を貸してしまうのは、昔の冬夜を知っているからだろう。
 エセタトゥーは冬夜の自己防衛手段のようなものだ。
「ほら、腕出せよ」
 アイライナーの蓋を外して言えば、冬夜は素直に従い消えかかった図面の刻まれた白い腕を差し出す。
 じっと視線を感じた。真坂だ。
 怒りだとか嫉妬だとかそんな感情は感じず、純粋に好奇心を向けられているように思えたが、もともと感情の読みにくい男だ。なにを考えているのかわからない。
 薫は日焼けを知らないような肌に刻まれたエセタトゥーを上からなぞっていく。欠けた部分だけ描き足してもよかったが、全体的に整えるにはもう一度書き直した方がいいような気がした。
 薫は線を躊躇わない。
 骸骨に腕を掴まれているようなデザインは冬夜の希望だったが、もう何度も描いているので資料も見ないで描けてしまう。
 片腕の補修は10分もかからなかった。
「反対」
 短く告げれば素直に従われる。
「相変わらず手際がいいね」
「自分でやれよ。ほんとに」
 わざと苛立っているふりをする。
 子供染みていると思う。
 結局のところ、小学校からずるずると続いている関係を切れない。
 薫の付加価値を下げてしまいかねないというのに、冬夜と過ごす時間は気安いと手放せずにいる。
「カオルくんがやった方が上手いでしょ」
「そりゃそうだけど、俺だって暇じゃないんだ」
 暇じゃない。語学の勉強にメイク研究、学校の課題もある。ストレッチにヨガ、裁縫の練習。チャンネル用の動画を撮って、SNS更新。かわいい料理も作らないと。
 やることは山積み。けれど暇そうに見せたい。そのバランスが難しい。
 メッセージは即返信。電話を貰ったら少し眠たそうな声で出る。
 努力なんて知らないお気楽な雨宮薫を演じる。
 かわいくて、少しバカっぽい。その方がウケがいいのは知っている。
 クイズ番組でとんちんかんな回答をするタレントみたいな。でも得意分野は最高。
 セルフプロデュースだ。
 全力で理想を作り上げる。少しのズレも見せたくない。
 そう思うのに、人生は上手くいかない。
 最後の線を埋める。よく腕を筆でなぞって動かないでいられるなと毎度考えるが、冬夜は少し体の感覚に鈍いところがある。
「ほら、終わり。ってかお前さ、また手、ぼろぼろじゃん」
「ありがとう。ああ……これね。ピンワークのときについつい自分の手も刺しちゃうんだよね」
「バカじゃん」
 アイライナーをしまうついでに一緒に入れられた軟膏を手に取って冬夜に投げつけた。
「キモいからさっさと治せ」
「ありがとう。やっぱカオルくんやさしいなー」
 プラスチックのケースをぶつけられたというのに嬉しそうな冬夜に呆れる。
 よくこの性格で女癖の悪いクズ男を演じられるなと感心してしまう。
 女になんて興味がないくせに、運命のミューズを探し続けているなんて滑稽だ。
 けれども、それだけ夢に必死だということも知っている。
 デザイナーにミューズは必要だ。
「随分親しいのですね」
 真坂の静かな声が響く。
「そう見える?」
「はい。友人がいたことに安心しました」
「それ、さすがに失礼じゃない?」
 安心したなんて言葉にはするくせに、視線はやや険しい。
「ガキの頃から一緒なだけ」
 腐れ縁。たぶんそう言うのだ。
 学校では他人のフリ。時々互いの家で好き勝手する。それだけの関係。
「カオルくん、来たついでにお願いあるんだけど」
「宿題を写させろって言うならさっさと帰れ」
「やっぱり? 今日の講義半分聞いてなかったから……宿題の範囲だけでも教えてくれない?」
 また講義中に内職してたのか。
 薫は呆れてしまう。
 実際、薫も講義中はSNSチェックで忙しい。が、講義内容もちゃんと聞いている。
「あるがー、俺疲れたー。わかる? こいついっつもこうなの」
 わざと真坂の隣に移動しもたれかかってみせる。
「薫は意外と真面目な学生をしているのですね」
「は?」
「宿題の範囲を毎回訊かれるということは、薫は真面目に講義を聞いているということでしょう?」
 その発言は少し意外だった。そんな風に分析されるとは思っていなかったのだ。
「だって成績落とすのイヤじゃん。来年も同じ講義受講とかダル過ぎ」
 留年して叱るような親じゃない。
 どうせ成績が送られても開封すらしないだろう。
 受賞しても落第しても父は薫に興味を持たない。
 だったら普段ちょっとおバカが試験でそこそこ成績取れてムカつくキャラの方がいい。
 それに外国語の非常勤講師たちは成績がいいとすごく褒めてくれる。
 特にフランス語を教えてくれるシスターは薫が質問に行くと喜んでくれるし、小テストの点がよかったらアメをくれる。
 本当はわかっている。
 母親にしてほしかったことを彼女に求めてることくらい。
 シスターはなにも言わずに親子ごっこに付き合ってくれているのだ。
「カオルくん、学内で暇なときはだいたい国際交流室に居るよね」
「だってあそこのシスター美人じゃん」
 私大だからいろんな教員がいる。
 珍しいのはシスターと神父が外国語の非常勤講師を勤めていることだろうか。神父の方は民俗学の講師も兼任している。薫は受講していないが、若いイケメン神父は女学生に大人気だ。
「シスター、英語もフランス語もドイツ語も出きるのにラテン語やスペイン語まで母国語のように操るって凄すぎだよね。なんでシスターになったんだろう?」
 美女なのにもったいないと思うけれど、彼女は神と結婚したのだと言う。まだ25かそこらだと言うのに、その人生になにがあったのかと思う。
 家族と上手くいかなかっただとかそんなことはなさそうだ。現に実家からいろいろ届いたとお菓子なんかを分けてもらうこともある。
 神父の方も若い。シスターと同郷だと聞いたことがある。
 国際交流室に長居すると、時々神の話をされることもあった。それでも強引な勧誘はない。
 むしろ二人とも教会と言うものを重視していないような不思議な雰囲気があった。
「あのシスター、実は破門されてるって噂だけど」
「へ? マジで?」
 あんなにおとなしくて優しいのに? と疑問を抱く。
「教会と上手くいかなかったんだろうね」
 冬夜の言葉にそう言うこともあるのかと納得する。
 たぶん彼女のことだ。献金システムなんかを嫌ったりしたのだろう。勝手に理由を想像し、だったらあの神父はどうなのだろうと思う。
「君たちは教会に通っているのですか?」
 真坂が興味深そうに訊ねた。
「いや、語学のセンセイがシスターと神父なの。俺は英語とフランス語とドイツ語受講してるからシスターに教わってるけど、点取れたらめっちゃ褒めてくれてさ、シスターの手、優しくて好きだな」
 小さな手が優しく頭を撫でてくれて、それからご褒美と小さなアメをくれる。
 お世辞にも美味しいとは言えないアメは外国のパッケージで、たぶん故郷の家族が送ってくれたものなのだろう。
 自分で訊ねたくせに、真坂はふーんと退屈そうな返事をする。
 それからなにかを考え込んでいるようだった。
「あのシスター宿題やらなくても全然怒らないとか有名だよね」
「怒らないけど、悲しそうな顔はするよ」
 シスターの講義はゆるいと思っているやつが多いけれど、意外としっかり成績をつけるタイプだろう。
 ああいう普段怒らなくて優しそうな教員って言うのは後からがっつし低評価をつけるんだ。
 過去の経験と同級生達の成績を考えながら薫は確信していた。けれどもそれを冬夜に教えてやる気は無い。
 シスターの講義が楽そうなんていう理由で、内職をするために受講されては迷惑だ。
「つーかお前、そろそろマジで単位ヤバいんじゃないの?」
「……実技は真面目にやってるから……」
「バカ、座学だよ。座学」
 同じ学部コースなだけあって講義もかなり被っているはずだ。
「ったく、ほら、試験範囲」
 ノートを投げつけてやる。
 どうせ貸し出し用の予備だ。毎日講義の後に書き写している。
「ありがとう。カオルくんのノートって賑やかで楽しいよね」
「うっさい。お前もうそれ持ってとっとと帰れ」
 見栄え良くするためにイラストを入れたりレタリングをしたりかわいいペンもたくさん使っている。けれどもただの趣味だ。別に冬夜のためじゃない。ただの趣味だ。
 こんな風に捲し立てては言い訳だと思われるだろうから口にはしない。
 ノートを持たせて追い出そうとすれば冬夜は笑って「ありがとう」と口にして大人しく帰って行った。
 ヘンなやつ。
 もう何年も一緒に居るはずなのに未だによくわからない。
 薫のことを利用しているだろうけれど、それだけではない気がしてしまう。
 友情だとかそう言うダサい言葉は嫌いだけど、たぶんそう言った類いのなにか。
 腐れ縁だ。
 ただの腐れ縁。
 そういうことにしておこう。
 大袈裟に「疲れた」と口に出し、わざと真坂の膝の上に座れば、彼は硬直した。
「は? もうちょっと別のリアクションないわけ?」
 この俺が甘えてるのにと不満を見せれば戸惑ったような表情を見せられる。
「こういうときは……どうするのが正解でしょうか?」
「初めから模範解答を求めるのってどーなの?」
 そんな意地悪を口にしてしまう。
 既に薫の中で真坂は甘えてもいい相手になっていることに驚いた。
 フリではなく、自然と理不尽を口にする相手。
 困り果てた表情をかわいいと感じる。
「……そこはさ、ハグしてくれればいいんじゃない?」
 別に正解なんかない。
 ハグしてくれれば嬉しいし、キスしてくれるならそれでもいい。
 逆に冷たく「重い」だとか「下りて」なんて言葉を言い放たれてもそれはそれで構わない。
「あるがさ、俺のこと好きなくせに不器用だね」
「そう、ですね……君に嫌われたくないので、接し方を悩んでしまいます」
 どこまで本心なのかわからない。
 けれども言われたとおりにハグをしてくるならそれはそれでいいかと思ってしまった。
 
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