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婚約者は魔女
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時々すっかり忘れてしまうが、フローレンスは魔女だ。
魔女とは言っても好奇心のために魔術を研究しているような女性で、滅多に魔術は……使わないはずだ。少なくとも、私欲の為に使えば痛い目に遭うことは既に身にしみているはずだ。
しかし、タルトが随分フローレンスに従順なことに驚く。
(ぱぱぱぱ! おかえりー!)
家に帰れば真っ直ぐにタルトが出迎えてくれるようになった。そして、奧から焦げた臭い……がしないだと?
「フローレンスは留守なのか?」
焦げた臭いがしないと不安になるというのもおかしな話だが、失敗した料理がないとフローレンスは不在なのかと思ってしまう。
(ううん、しょさいってところでにょろにょろをみてるよ)
なるほど。本に夢中で時間を忘れているのか。それはよかった。今日は酷い料理を食べずに済む。
フローレンスのことは大切に思っているがあの嫉妬深さと有害物質のような料理だけは受け入れられない。そのほかは多少目を瞑れるから……。
(ぱぱがうわきしょうだからうわきしないようにするのをしらべるんだって)
「は?」
(あのおんなをみつけてしまつしないとっていってたけど、あのおんなって?)
タルトはわざとらしく首を傾げる。
言葉さえ聞こえなかったら僕だってかわいいと思っただろう。しかし……。
あの女って誰だ。
一体いつ僕が浮気したというのだ。そんな恐ろしいことするはずがないだろう。
そもそも女性の相手をするより研究している時間の方がずっと好きなんだ。相手がフローレンスでなければ同居したりなんてしない。定時に仕事を切り上げようという努力すらしないだろう。本音を言えば残業時間限界まで研究所にこもっていたいのだから。
上着を掛け、二階に上がる。書斎の中は僕には読めない様々な言語で書かれた本が大量にあって、ちょっとした図書館のようになっている。
「フローレンス、ただいま」
声をかければ驚いたように勢いよく立ち上がり、本の雪崩を起こしたフローレンスはきっとなにか疚しいことをしていたに違いない。あの中に僕に知られたくない何かがある。
「お、おかえりなさい。その……お夕飯の支度、しますね」
「いや、いいよ。今からだと大変だろう。出前でも取ろう。新しい広告が入っていた」
ああ。勿論出前の広告はできる限りかき集めている。
多少金が掛かったって命の方が大事だ。できる限りフローレンスの手料理を食べずに済む方法を探す。生き延びるためにも。
「でも」
「食事の支度がなければ君も作業に戻れる。また翻訳の仕事かい?」
どう見ても素材が普通ではなさそうな表紙の本が目に入ったのはこの際なかったことにしよう。彼女はなにか専門書の翻訳をしているんだ。そうに違いない。
(ぱぱぱぱ! ぼくいいこだったよ! ごほうび! ごほうびほしい!)
タルトがかりかりと僕の足を掻きながらおねだりをする。
こいつは肉食だからむしりささみをひとつまみくらいやっておくか。と思ったところでおやつを与えすぎなのではないかと思う。
「フローレンス、今日は猫にどのくらいおやつをあげたんだ?」
この猫はきっと食べたいだけ食べようとすると思い、フローレンスに訊ねる。
「えっと……あら? 一袋、なくなっちゃってますね」
フローレンスは机の上に置いてあった鹿肉ジャーキーの袋を見る。
小袋ではない。中身が綺麗になくなっている。
「……食べさせすぎだ」
タルトにはもっと運動をさせないと肥満になってしまう。
きっとあの猫のことだ。フローレンスの記憶力が悪いことを利用しておやつをねだり続けたに違いない。
「おやつを食べ過ぎだぞ」
タルトに注意をする。
ちらりと机の上のノートを見るが、やっぱり僕には読めない言語で書かれている。たぶんフローレンスの母国語だ。
知らない方がいい。
あの内容は知らない方がいいに決まっている。
けれどもまたなにかしょうもないことをしようとしているような気がしてしまう。
心なしかフローレンスの顔色が悪い?
今朝会った時は……ああ、彼女が猫に夢中であまり顔を合わせなかった気がする。
「食べたいものが浮かばないなら勝手に注文してしまうが、いいだろうか?」
「あ、はい。お願いします。本を片付けたら下に行きます」
フローレンスは落ちた本を拾い上げ、彼女なりに拘りがあるのであろう順番に並び替えていく。
「タルト、フローレンスを見ていてくれ。なにかあったら僕を呼ぶように」
(はーい)
タルトは少し不満そうに返事をする。おやつをもらえなかったことが不満なのだろう。
そんな一人と一匹を残して、とりあえず値段が手頃な店に電話をかけた。
フローレンスは食が細い。僕もあまり食べる方ではないが、二人前注文したはずなのに、随分と量が多く感じられる。
いや、フローレンスがいつもより食べていないのだ。
なんというか、全く口に運ばれていない。
「フローレンス? 口に合わなかったか?」
「え? あ、いえ……おいしいです」
嘘だ。あの様子は料理の味を認識していない。
僕だって強く言える立場ではないが、フローレンスも研究に夢中になると他のことを一切考えられなくなるようだ。
「そんなに難しい仕事なのか?」
あまりフローレンスの仕事については聞かないことにしている。
翻訳や語学の講師の仕事はあくまで彼女の表向きの顔であって、本業は魔術の研究だ。うっかりそのおかしな世界に踏み込めば今よりもっと酷い目に遭うのが目に見えている。
「えっと……お仕事というか……私の宿題のようなものです」
「君でもわからないようなことを訊ねられることがあるのか?」
随分と熱心な学生さんだな。と思ったが、彼女の積んであった本を見るとどうも本業の方の気がする。
「え、ええ……」
フローレンスは言葉を濁す。
時々僕を見てくるかと思うと、目が合うとすぐに逸らす。
一体何なんだ?
「今日は早めに休んだ方がいいんじゃないか?」
顔色が悪い。あの鏡は片付けたというのに、まだ悪夢を見るのだろうか。
「え? そうでしょうか?」
フローレンスは困った様子を見せている。
まさかそんな風に言われるとは思わなかったとでも言う様子だ。
それから、また考え込むような様子を見せる。
一体なにを考えているのだろうか。
ただ、黙り込まれるとなんだか落ち着かない気分になってしまう。
助けを求めるようにタルトを見れば、フローレンスの編み物道具が入ったカゴから毛糸を転がして遊ぶというあざとすぎる行動でかわいい猫ちゃんアピールをしている。まさか猫だからわからないとでも言うつもりだろうか。お前は絶対理解しているだろう。
フローレンスは僕になにかを言いたそうな様子を見せ、それからまた黙り込む。
口を開こうとして、言葉が出てこない様子だ。
「なにか悩みでもあるのか?」
そう、訊ねればフローレンスは首を振る。
「いえ……その……今日は休ませて頂きますね」
半分も食べていない食事を置いたまま、フローレンスは二階へ上がってしまう。
それを見たタルトが「ぼくのぶん?」と目で訴えかけてくるが勿論猫に食べさせるわけにはいかない料理だ。
料理にはラップをかけて冷蔵庫に入れておく。温め直せば明日の朝食に再利用できるかもしれない。
タルトは不満そうな顔をしていたが、それを無視して入浴を済ませることにした。
深夜、目が覚める。
部屋の中に誰かがいるような気がしたからだ。
まさか、フローレンスがとうとう夜這いを……。
息を呑む。
寝たふりをしてやり過ごすが、飛び起きて回避するか。
しかし、フローレンスが潜り込んでくる気配はない。
うっすらと目を開けて、様子を探る。
ベッドの前でフローレンスが跪いていた。そしてぶつぶつと聞き慣れない言語でなにかを唱えている。
呪文、だろうか。
それにしては少し違う気がする。
なんだろう。祈りだとかそう言った類いのものに聞こえる。
そして、気配が近づいてくる。
何事だろうと思ったら、額に柔らかい感触。
え?
キス、された?
額に?
てっきり、襲われるかと思った。
けれどもフローレンスの気配はすぐに離れていく。
そして、とても小さな声が響いた。
「ごめんなさい……」
それは一体どういう意味だろう。
僕には彼女の言いたい意味がわからなかった。
魔女とは言っても好奇心のために魔術を研究しているような女性で、滅多に魔術は……使わないはずだ。少なくとも、私欲の為に使えば痛い目に遭うことは既に身にしみているはずだ。
しかし、タルトが随分フローレンスに従順なことに驚く。
(ぱぱぱぱ! おかえりー!)
家に帰れば真っ直ぐにタルトが出迎えてくれるようになった。そして、奧から焦げた臭い……がしないだと?
「フローレンスは留守なのか?」
焦げた臭いがしないと不安になるというのもおかしな話だが、失敗した料理がないとフローレンスは不在なのかと思ってしまう。
(ううん、しょさいってところでにょろにょろをみてるよ)
なるほど。本に夢中で時間を忘れているのか。それはよかった。今日は酷い料理を食べずに済む。
フローレンスのことは大切に思っているがあの嫉妬深さと有害物質のような料理だけは受け入れられない。そのほかは多少目を瞑れるから……。
(ぱぱがうわきしょうだからうわきしないようにするのをしらべるんだって)
「は?」
(あのおんなをみつけてしまつしないとっていってたけど、あのおんなって?)
タルトはわざとらしく首を傾げる。
言葉さえ聞こえなかったら僕だってかわいいと思っただろう。しかし……。
あの女って誰だ。
一体いつ僕が浮気したというのだ。そんな恐ろしいことするはずがないだろう。
そもそも女性の相手をするより研究している時間の方がずっと好きなんだ。相手がフローレンスでなければ同居したりなんてしない。定時に仕事を切り上げようという努力すらしないだろう。本音を言えば残業時間限界まで研究所にこもっていたいのだから。
上着を掛け、二階に上がる。書斎の中は僕には読めない様々な言語で書かれた本が大量にあって、ちょっとした図書館のようになっている。
「フローレンス、ただいま」
声をかければ驚いたように勢いよく立ち上がり、本の雪崩を起こしたフローレンスはきっとなにか疚しいことをしていたに違いない。あの中に僕に知られたくない何かがある。
「お、おかえりなさい。その……お夕飯の支度、しますね」
「いや、いいよ。今からだと大変だろう。出前でも取ろう。新しい広告が入っていた」
ああ。勿論出前の広告はできる限りかき集めている。
多少金が掛かったって命の方が大事だ。できる限りフローレンスの手料理を食べずに済む方法を探す。生き延びるためにも。
「でも」
「食事の支度がなければ君も作業に戻れる。また翻訳の仕事かい?」
どう見ても素材が普通ではなさそうな表紙の本が目に入ったのはこの際なかったことにしよう。彼女はなにか専門書の翻訳をしているんだ。そうに違いない。
(ぱぱぱぱ! ぼくいいこだったよ! ごほうび! ごほうびほしい!)
タルトがかりかりと僕の足を掻きながらおねだりをする。
こいつは肉食だからむしりささみをひとつまみくらいやっておくか。と思ったところでおやつを与えすぎなのではないかと思う。
「フローレンス、今日は猫にどのくらいおやつをあげたんだ?」
この猫はきっと食べたいだけ食べようとすると思い、フローレンスに訊ねる。
「えっと……あら? 一袋、なくなっちゃってますね」
フローレンスは机の上に置いてあった鹿肉ジャーキーの袋を見る。
小袋ではない。中身が綺麗になくなっている。
「……食べさせすぎだ」
タルトにはもっと運動をさせないと肥満になってしまう。
きっとあの猫のことだ。フローレンスの記憶力が悪いことを利用しておやつをねだり続けたに違いない。
「おやつを食べ過ぎだぞ」
タルトに注意をする。
ちらりと机の上のノートを見るが、やっぱり僕には読めない言語で書かれている。たぶんフローレンスの母国語だ。
知らない方がいい。
あの内容は知らない方がいいに決まっている。
けれどもまたなにかしょうもないことをしようとしているような気がしてしまう。
心なしかフローレンスの顔色が悪い?
今朝会った時は……ああ、彼女が猫に夢中であまり顔を合わせなかった気がする。
「食べたいものが浮かばないなら勝手に注文してしまうが、いいだろうか?」
「あ、はい。お願いします。本を片付けたら下に行きます」
フローレンスは落ちた本を拾い上げ、彼女なりに拘りがあるのであろう順番に並び替えていく。
「タルト、フローレンスを見ていてくれ。なにかあったら僕を呼ぶように」
(はーい)
タルトは少し不満そうに返事をする。おやつをもらえなかったことが不満なのだろう。
そんな一人と一匹を残して、とりあえず値段が手頃な店に電話をかけた。
フローレンスは食が細い。僕もあまり食べる方ではないが、二人前注文したはずなのに、随分と量が多く感じられる。
いや、フローレンスがいつもより食べていないのだ。
なんというか、全く口に運ばれていない。
「フローレンス? 口に合わなかったか?」
「え? あ、いえ……おいしいです」
嘘だ。あの様子は料理の味を認識していない。
僕だって強く言える立場ではないが、フローレンスも研究に夢中になると他のことを一切考えられなくなるようだ。
「そんなに難しい仕事なのか?」
あまりフローレンスの仕事については聞かないことにしている。
翻訳や語学の講師の仕事はあくまで彼女の表向きの顔であって、本業は魔術の研究だ。うっかりそのおかしな世界に踏み込めば今よりもっと酷い目に遭うのが目に見えている。
「えっと……お仕事というか……私の宿題のようなものです」
「君でもわからないようなことを訊ねられることがあるのか?」
随分と熱心な学生さんだな。と思ったが、彼女の積んであった本を見るとどうも本業の方の気がする。
「え、ええ……」
フローレンスは言葉を濁す。
時々僕を見てくるかと思うと、目が合うとすぐに逸らす。
一体何なんだ?
「今日は早めに休んだ方がいいんじゃないか?」
顔色が悪い。あの鏡は片付けたというのに、まだ悪夢を見るのだろうか。
「え? そうでしょうか?」
フローレンスは困った様子を見せている。
まさかそんな風に言われるとは思わなかったとでも言う様子だ。
それから、また考え込むような様子を見せる。
一体なにを考えているのだろうか。
ただ、黙り込まれるとなんだか落ち着かない気分になってしまう。
助けを求めるようにタルトを見れば、フローレンスの編み物道具が入ったカゴから毛糸を転がして遊ぶというあざとすぎる行動でかわいい猫ちゃんアピールをしている。まさか猫だからわからないとでも言うつもりだろうか。お前は絶対理解しているだろう。
フローレンスは僕になにかを言いたそうな様子を見せ、それからまた黙り込む。
口を開こうとして、言葉が出てこない様子だ。
「なにか悩みでもあるのか?」
そう、訊ねればフローレンスは首を振る。
「いえ……その……今日は休ませて頂きますね」
半分も食べていない食事を置いたまま、フローレンスは二階へ上がってしまう。
それを見たタルトが「ぼくのぶん?」と目で訴えかけてくるが勿論猫に食べさせるわけにはいかない料理だ。
料理にはラップをかけて冷蔵庫に入れておく。温め直せば明日の朝食に再利用できるかもしれない。
タルトは不満そうな顔をしていたが、それを無視して入浴を済ませることにした。
深夜、目が覚める。
部屋の中に誰かがいるような気がしたからだ。
まさか、フローレンスがとうとう夜這いを……。
息を呑む。
寝たふりをしてやり過ごすが、飛び起きて回避するか。
しかし、フローレンスが潜り込んでくる気配はない。
うっすらと目を開けて、様子を探る。
ベッドの前でフローレンスが跪いていた。そしてぶつぶつと聞き慣れない言語でなにかを唱えている。
呪文、だろうか。
それにしては少し違う気がする。
なんだろう。祈りだとかそう言った類いのものに聞こえる。
そして、気配が近づいてくる。
何事だろうと思ったら、額に柔らかい感触。
え?
キス、された?
額に?
てっきり、襲われるかと思った。
けれどもフローレンスの気配はすぐに離れていく。
そして、とても小さな声が響いた。
「ごめんなさい……」
それは一体どういう意味だろう。
僕には彼女の言いたい意味がわからなかった。
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