9 / 51
【ブラックギルドside】ストライキで問題が露呈する
しおりを挟む
「もうやってられるか!」
「俺達だって道具じゃねぇんだ!」
「そうだ! そうだ!」
ギルドメンバーが抗議をし始めた。
「し、静まれ! 静まらんかっ!」
アルバートは大慌てで対応をする。
「やってられるかよ! ろくな賃金も払われずに過酷な高難易度クエストを押し付けやがって! それで冒険者ギルドからの報酬は半分くらいは抜いてるんだろ! 上層部は何の危険も冒さずに大金が手に入ってくるっていう寸法だ!」
「今まではそれでも何とかやってこれた! 怪我をしてもモンスターの状態異常攻撃を食らっても、シオンさんがいれば治るっていう安心があったからなっ! でも代わりに入ってきたヒーラー達じゃそんな事はできねぇ! 俺達が安心して危険なクエストに挑む事はできねぇんだ!」
「そうだ! そうだ! 俺達は俺達が安心して働ける職場を希望するっ!」
「俺達はシオンさんが帰ってくるまで絶対に働かねぇ!」
「そうよ! そうよ!」
ギルド員が一致団結してギルド側に抗議をしてきた。『ブラック・リベリオン』の主な業務は冒険者ギルドへの冒険者の派遣である。いたるところにある冒険者ギルドのクエストにギルド員を派遣する。その仲介をするのが主な業務である。派遣されるギルド員がいなくなれば業務が回らなくなるのは自明の理であった。
「ま、待て待て! 落ち着けお前ら!」
「いーや! これが落ち着いていられるか! こんなブラックギルド辞めてやるっ!」
「そうだ! やめてやればいいんだ! こんな糞みたいな職場!」
「ま、待て! 俺が何とかする! だからそれまで待っててくれ! それまでは休職でいい。普段使えなかった有給も使用して構わん!」
「へっ。当然だ。言っとくけどシオンさんが帰ってくるまでは絶対働かないからなっ」
「ええ! 当然よ」
ギルドメンバー達はストライキを終えた。
「ふう……」
アルバートは胸を撫でおろす。だが、これで根本的問題が解決したわけではない。問題は山積みであった。
「ギルド長!」
秘書が駆けつけてきた。
「役員がお呼びです! これより役員会議を開くと!」
「なんだとっ! ま、まあ。予想通りではあった。誤魔化していたが、こんな様子を見せられれば誤魔化しきれるはずもないだろう」
アルバートは観念して役員会議に出向くのであった。
◆◆◆
「一体どういう事なのだ! アルバート殿!」
「どういう事とは、どういう事でしょうか?」
「しらばっくれるなっ! ストライキの件だ! なぜギルド員がストライキなど起こしている!」
「ぐっ!」
アルバートは口ごもった。
「話せ! アルバート殿! 黙っていては話が進まぬではないかっ!」
役員がはやし立てる。
「実は我々の計画及び運営しているギルドに重大な問題が発生しまして」
「なんだと! 問題だと! アルバート殿! 貴殿は問題はないと言っていたではないか」
「それは……そのですね……なんと申しますか」
「いいから早く説明しろ! 最悪貴様のクビが飛ぶことになるのだぞ! アルバート!」
「ひ、ひいっ! ク、クビですか! それだけはご勘弁を」
「いいから早く話せ! まさか、貴様! 我々に嘘をついていたな!」
「う、嘘ではございません!」
「いいや、嘘をついていたに決まっている! わが身可愛さ故に我々に嘘をついたのだろう!」
ひたすらに叱責され、アルバートは困り果てていた。
「嘘ではございません! 計画は順調であります!」
「ほう……順調か」
「はい! 計画は順調! 順調であります! 何の支障もありません!」
「……そうか」
「役員の方々、どうか私しばらくの猶予をいただけないでしょうか?」
「猶予だと?」
「はい。二週間? い、いえ! 一週間でいいのです! それだけの時間があれば、この些細な問題を解決してみます!」
そもそも些細な、と誤魔化しているが問題が起きているのでは計画が順調だという言葉と矛盾しているではないか。
明らかに見苦しい言い訳ではあった。だが、一応は役員は怒りを治める。
「わかった。一週間だ。一週間だけ待ってやる」
「アルバート。一週間以内にこの『些細な問題』を解決するのだぞ」
「は、はい! 必ずやこの『些細な問題』を解決してみせます!」
アルバートはなんとか役員からの叱責をクリアしてみせた。だが、問題が解決したわけではない。
問題点は二つだ。ヒーラーが重症者を治せず、ギルド員がストライキを起こしている事。
そして獣人の国にシオンがいて、医療独占により獣人国の植民地化を邪魔する可能性が高い事。
この二つを一挙に解決する方法がある。それはシオンが『ブラック・リベリオン』に帰ってくる事だ。
そうすれば万事解決する。アルバートはシオンを呼び戻してくる決意をした。シオンは今獣人の国にいるはずだ。
獣人の国は険しい場所にある。危険なモンスターも出現する。その上、ギルド員は全員がストライキをしておき、誰も連れていけない。一人でいかなければならない。
しかしアルバートは他に方法がなかったのだ。
(そうだ。シオンさえ連れて帰れれば全てが上手くいくのだ)
アルバートは一人、獣人の国を目指す覚悟を決めた。
「俺達だって道具じゃねぇんだ!」
「そうだ! そうだ!」
ギルドメンバーが抗議をし始めた。
「し、静まれ! 静まらんかっ!」
アルバートは大慌てで対応をする。
「やってられるかよ! ろくな賃金も払われずに過酷な高難易度クエストを押し付けやがって! それで冒険者ギルドからの報酬は半分くらいは抜いてるんだろ! 上層部は何の危険も冒さずに大金が手に入ってくるっていう寸法だ!」
「今まではそれでも何とかやってこれた! 怪我をしてもモンスターの状態異常攻撃を食らっても、シオンさんがいれば治るっていう安心があったからなっ! でも代わりに入ってきたヒーラー達じゃそんな事はできねぇ! 俺達が安心して危険なクエストに挑む事はできねぇんだ!」
「そうだ! そうだ! 俺達は俺達が安心して働ける職場を希望するっ!」
「俺達はシオンさんが帰ってくるまで絶対に働かねぇ!」
「そうよ! そうよ!」
ギルド員が一致団結してギルド側に抗議をしてきた。『ブラック・リベリオン』の主な業務は冒険者ギルドへの冒険者の派遣である。いたるところにある冒険者ギルドのクエストにギルド員を派遣する。その仲介をするのが主な業務である。派遣されるギルド員がいなくなれば業務が回らなくなるのは自明の理であった。
「ま、待て待て! 落ち着けお前ら!」
「いーや! これが落ち着いていられるか! こんなブラックギルド辞めてやるっ!」
「そうだ! やめてやればいいんだ! こんな糞みたいな職場!」
「ま、待て! 俺が何とかする! だからそれまで待っててくれ! それまでは休職でいい。普段使えなかった有給も使用して構わん!」
「へっ。当然だ。言っとくけどシオンさんが帰ってくるまでは絶対働かないからなっ」
「ええ! 当然よ」
ギルドメンバー達はストライキを終えた。
「ふう……」
アルバートは胸を撫でおろす。だが、これで根本的問題が解決したわけではない。問題は山積みであった。
「ギルド長!」
秘書が駆けつけてきた。
「役員がお呼びです! これより役員会議を開くと!」
「なんだとっ! ま、まあ。予想通りではあった。誤魔化していたが、こんな様子を見せられれば誤魔化しきれるはずもないだろう」
アルバートは観念して役員会議に出向くのであった。
◆◆◆
「一体どういう事なのだ! アルバート殿!」
「どういう事とは、どういう事でしょうか?」
「しらばっくれるなっ! ストライキの件だ! なぜギルド員がストライキなど起こしている!」
「ぐっ!」
アルバートは口ごもった。
「話せ! アルバート殿! 黙っていては話が進まぬではないかっ!」
役員がはやし立てる。
「実は我々の計画及び運営しているギルドに重大な問題が発生しまして」
「なんだと! 問題だと! アルバート殿! 貴殿は問題はないと言っていたではないか」
「それは……そのですね……なんと申しますか」
「いいから早く説明しろ! 最悪貴様のクビが飛ぶことになるのだぞ! アルバート!」
「ひ、ひいっ! ク、クビですか! それだけはご勘弁を」
「いいから早く話せ! まさか、貴様! 我々に嘘をついていたな!」
「う、嘘ではございません!」
「いいや、嘘をついていたに決まっている! わが身可愛さ故に我々に嘘をついたのだろう!」
ひたすらに叱責され、アルバートは困り果てていた。
「嘘ではございません! 計画は順調であります!」
「ほう……順調か」
「はい! 計画は順調! 順調であります! 何の支障もありません!」
「……そうか」
「役員の方々、どうか私しばらくの猶予をいただけないでしょうか?」
「猶予だと?」
「はい。二週間? い、いえ! 一週間でいいのです! それだけの時間があれば、この些細な問題を解決してみます!」
そもそも些細な、と誤魔化しているが問題が起きているのでは計画が順調だという言葉と矛盾しているではないか。
明らかに見苦しい言い訳ではあった。だが、一応は役員は怒りを治める。
「わかった。一週間だ。一週間だけ待ってやる」
「アルバート。一週間以内にこの『些細な問題』を解決するのだぞ」
「は、はい! 必ずやこの『些細な問題』を解決してみせます!」
アルバートはなんとか役員からの叱責をクリアしてみせた。だが、問題が解決したわけではない。
問題点は二つだ。ヒーラーが重症者を治せず、ギルド員がストライキを起こしている事。
そして獣人の国にシオンがいて、医療独占により獣人国の植民地化を邪魔する可能性が高い事。
この二つを一挙に解決する方法がある。それはシオンが『ブラック・リベリオン』に帰ってくる事だ。
そうすれば万事解決する。アルバートはシオンを呼び戻してくる決意をした。シオンは今獣人の国にいるはずだ。
獣人の国は険しい場所にある。危険なモンスターも出現する。その上、ギルド員は全員がストライキをしておき、誰も連れていけない。一人でいかなければならない。
しかしアルバートは他に方法がなかったのだ。
(そうだ。シオンさえ連れて帰れれば全てが上手くいくのだ)
アルバートは一人、獣人の国を目指す覚悟を決めた。
0
完結しました。お読みいただいた方々ありがとうございました。
お気に入りに追加
2,600
あなたにおすすめの小説
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
【完結】魔物をテイムしたので忌み子と呼ばれ一族から追放された最弱テイマー~今頃、お前の力が必要だと言われても魔王の息子になったのでもう遅い~
柊彼方
ファンタジー
「一族から出ていけ!」「お前は忌み子だ! 俺たちの子じゃない!」
テイマーのエリート一族に生まれた俺は一族の中で最弱だった。
この一族は十二歳になると獣と契約を交わさないといけない。
誰にも期待されていなかった俺は自分で獣を見つけて契約を交わすことに成功した。
しかし、一族のみんなに見せるとそれは『獣』ではなく『魔物』だった。
その瞬間俺は全ての関係を失い、一族、そして村から追放され、野原に捨てられてしまう。
だが、急な展開過ぎて追いつけなくなった俺は最初は夢だと思って行動することに。
「やっと来たか勇者! …………ん、子供?」
「貴方がマオウさんですね! これからお世話になります!」
これは魔物、魔族、そして魔王と一緒に暮らし、いずれ世界最強のテイマー、冒険者として名をとどろかせる俺の物語
2月28日HOTランキング9位!
3月1日HOTランキング6位!
本当にありがとうございます!

八百長試合を引き受けていたが、もう必要ないと言われたので圧勝させてもらいます
海夏世もみじ
ファンタジー
月一に開催されるリーヴェ王国最強決定大会。そこに毎回登場するアッシュという少年は、金をもらう代わりに対戦相手にわざと負けるという、いわゆる「八百長試合」をしていた。
だが次の大会が目前となったある日、もうお前は必要ないと言われてしまう。八百長が必要ないなら本気を出してもいい。
彼は手加減をやめ、“本当の力”を解放する。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!

クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

成長率マシマシスキルを選んだら無職判定されて追放されました。~スキルマニアに助けられましたが染まらないようにしたいと思います~
m-kawa
ファンタジー
第5回集英社Web小説大賞、奨励賞受賞。書籍化します。
書籍化に伴い、この作品はアルファポリスから削除予定となりますので、あしからずご承知おきください。
【第七部開始】
召喚魔法陣から逃げようとした主人公は、逃げ遅れたせいで召喚に遅刻してしまう。だが他のクラスメイトと違って任意のスキルを選べるようになっていた。しかし選んだ成長率マシマシスキルは自分の得意なものが現れないスキルだったのか、召喚先の国で無職判定をされて追い出されてしまう。
一方で微妙な職業が出てしまい、肩身の狭い思いをしていたヒロインも追い出される主人公の後を追って飛び出してしまった。
だがしかし、追い出された先は平民が住まう街などではなく、危険な魔物が住まう森の中だった!
突如始まったサバイバルに、成長率マシマシスキルは果たして役に立つのか!
魔物に襲われた主人公の運命やいかに!
※小説家になろう様とカクヨム様にも投稿しています。
※カクヨムにて先行公開中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる