世界最強の無名剣士【ノービス】。クラス転移で役立たずはいらないと捨てられたが、異世界召喚二週目の俺は効率プレイで成り上がる！

レアアイテムを手に入れる

来斗は水蛇(リヴァイアサン)を倒した。そして、滝の奥に隠されたアイテムボックスを開いたのである。

そこにあったのは煌びやかな腕輪(リング)であった。この装備は武器ではない。ましてや防具ではない。装飾品(アクセサリ)である。

この装飾品(アクセサリ)は破邪の腕輪(リング)と言い、特殊な効果のある装飾品(アクセサリ)である。

その効果とは解除(ディスペル)の効果である。賢者など、高位の魔道士職に就いている者にしか扱えない、解除魔法(ディスペル)の効果が備わった装飾品(アクセサリ)である。

　相当にレアな装飾品(アクセサリ)である。一回の戦闘、相手一匹につき、一個のスキルを解除する事に留まるが、それでも有用性のある装飾品であった。

　装備や装飾品(アクセサリ)は大まかに言えばS～F程度までレアリティには等級が存在する。その等級で言えば、Аランク相当のレアな装飾品(アクセサリ)であった。

　そして、来斗は気づくのである。この破邪の腕輪(リング)があれば、第２５階層に出現した中ボス的な存在。あの『ミスリルゴーレム』を打倒しうる事に。

『ミスリルゴーレム』がドロップするミスリルの塊は物理防御力と魔法防御力に秀でた、万能素材である。

　であるならば、手に入れるに越した事はなかった。

「よし……それじゃあ、次の目的は」
　
　来斗は向かう。第２５階層にいる『ミスリルゴーレム』に。来斗はリベンジマッチを行う事を決めたのであった。

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三雲来斗　16歳　男　レベル：25

天職：無名剣士【ノービス】

攻撃力：120

ＨＰ：230

防御力：120

素早さ：120

魔法力：120

魔法耐性：120

スキル：錬成 料理

装備属性剣(エレメントソード)攻撃力＋５０
※四属性の属性効果が付与(エンチャント)されている。

旅人の服。防御力＋１０

※新装備——装飾品(アクセサリ)破邪の腕輪(リング)。効果。相手のスキルを無効化する、解除魔法(ディスペル)と同じ効果を持つ、装飾品(アクセサリ)。一回の戦闘で、一匹につき一つのスキルのみ。

※現SP残220SP

保有アイテム　干し肉×５

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