13 / 18
再会
しおりを挟む
「は……、な、なんでお前が、そ、その名前を……」
驚きのあまり俺がまともに喋れずにいると、少し離れたところに立っていた教員が俺たちに話しかけてきた。
「あの、何かしら事情があるのはお察ししますがその前に、エスパーダの説明をしてもよろしいでしょうか?」
それを聞いたリンがすかさず返事をした。
「はい、すみません。よろしくお願いします」
まだ完全に動揺から立ち直っていない俺はなんとか頷く。気のせいかリンが先程までより大人びている感じがした。しかし、それはほんとに気のせいなのか確信が持てないうちに教員は話を始めた。
「ではお二人共エスパーダを出して魔石を指先で軽く叩いて見てください」
この頃には完全に動揺から立ち直った俺はすぐにデュプリケートを出すために刃纏を使いあの剣をイメージする。
すると右手の刃纏の靄が伸び徐々に剣の形を作っていった。形が完全にあの剣と同じものになるとそこに剣が現れた。なぜか今までよりも力が上がっているような気がした。
それをあまり気に止めることなく柄頭に嵌められている魔石をコツンと叩く。すると魔石の上に半透明で長方形の形をした物が出てきた。
隣を確認するとリンが驚いて少し仰け反っていた。しかしリンが見ている方向にはリンのエスパーダである刀しか見えなかった。どうやら持ち主以外には見えないらしい。
「それはエスパーダの能力、一般的には加護とも言う物を確認することができるベンターナと言います。能力には三種類かありそれぞれ別れて表示されているはずです。」
確認してみると確かに三つに分けられていた。一つ目は固有、二つ目は常時発動型、三つ目は限定発動型となっていた。
「名前の横や能力名の横の数字はなんですか?」
質問したのはリンだった。
「その前に能力の種類からご説明します。まず固有型の欄にあるのは名前の通りそのエスパーダが固有で持っている能力です。次に常時発動型は刃纏を使っていない状態でも無意識に発動されている能力です。最後に限定発動型は使う時が限られている能力です。簡単に説明すると回避や攻撃の時だけにしか使えないなど制限のついた能力です。」
その説明に俺とリンがこくこく頷いて理解しているのをしっかり確認してから教員は話を続けた。
「さっきリンさんがお聞きになったエスパーダの名前や能力名の横にある数字は熟練度です。これは魔物を倒したりその能力を使用すると増化し強化されます。名前の横にある数字が増加するとエスパーダの切れ味や強度などが上がります。能力の数字が増加するとその能力の性能が上昇します。例を上げると索敵が上がると索敵範囲が拡がったり精度が上がったりします。」
説明を聞き終えてから今更ながらベンターナに記されている能力とその熟練度を確認してみる。
デュプリケート 熟練度二
・固有型
『生成』 熟練度二
『中、遠距離攻撃起動予測』 熟練度一
・常時発動型
『索敵』 熟練度一
『暗視』 熟練度一
・限定発動型
『身体能力強化』 熟練度一
『緊急回避』 熟練度一
となっていた。
·····いやおかしいだろ。なんでデュプリケートと固有型の生成の熟練度が二になっている?魔物を倒した覚えもなければこの能力を使った覚えもない。
「あの、魔物も倒していないし使った訳でもないのにエスパーダと固有型の能力の熟練度が二になっているのですがどうしてですか?」
「あぁ、エスパーダの熟練度が上がっているのはよくあることですよ。選定の時に夢の中で使いませんでしたか?能力の方は珍しいですがこちらも夢の中で無意識に使っていたんだと思いますよ。」
夢の中で使ったのまで反映されるのか。じゃあ生成はやっぱりあの剣を大量に作って飛ばしてたやつなのか。だとしたらもう一つの固有型の能力は·····。少し試して見るか。
「ここで能力試しに使ってみてもいいですか?」
教員は少し驚きながらも頷いたのでベンターナを魔石をもう一度軽く叩いて消して夢の中で使った時のようにイメージして剣を一本だけ生成する。
すると俺の横にデュプリケートと同じ形状の剣が現れてた。それを近くにあった鎧に狙いを定める。
剣先が鎧に向くと同時に剣先から赤く細い線が伸び目標の鎧の中心に伸びて行った。周りの反応を確認すると赤い線よりも生成された剣に驚いているように見える。やはり俺だけに見えているらしい。これが固有型二つ目の能力の起動予測のはずだ。多分、生成の補助的な能力なのだろう。
威力を確かめるために生成した剣を撃って見たくなったが鎧を壊してしまう可能性があるためやめることにした。
「ありがとうございます。だいたい分かりました。」
「そうですか。説明は以上です。あとは入学に必要な書類を記入して頂ければ帰ってもらって構いません。では着いてきてください。」
そう言うと教員は直ぐに歩きだした。
直ぐに終わると思っていた書類の記入は予想以上に多く、宿に帰るころには夕方になっていた。
帰り道も宿についても俺もリンもしばらく無言だった。理由は俺が目覚めた時に言ったリンの一言のせいだ。リンが何も言わないので俺からは聞づらい。
「さっきも聞いたけどあなたは柊悠くんでしょ」
十分くらいしてからようやくリンが口を開いた。俺も二回目だったのであまり驚かずに返答することができた。
「うん。二つ前の世界ではその名前だったな。なんでお前がそれを知ってるんだ?」
「当たってた。やっぱり分からないか。私も半信半疑だったしなー。私の前の世界にいた時の名前は一ノ瀬凜。選定の時に神様にブロックされてた記憶をエスパーダが戻してくれたんだ」
その名前を聞いて唖然とした。
「いや、ちょっと待て、時間の流れが同じなら俺が転生した時点でまだ三十代のはずだ。」
「死ぬのが早すぎるってこと?それはユウが言えないでしょ。」
リンは笑いながら言った。その後証明するためか俺たちしか知らないことをどんどん言い始める。本当に一ノ瀬凛らしい。
一ノ瀬凛との関係を簡単に説明すると元の世界で幼なじみで三日間だけ恋人だった。三日で終わった理由は俺が死んだからだ。今まで少し似ているとは思っていたがまさか同一人物だったとは思わなかったな。
あの神は一体何を考えているんだ。と考えているとリンがいきなり頬をすこし赤らめながらなにか言おうとしていた。
「·····あ、あのユウくん、あのね…えっと、私たちここでも·····」
それをリンが最後まで言う事が出来なかった。なぜなら、途中で鳩に似ているが倍くらいの大きさの鳥がは窓から侵入してきたからだ。
「うわっ!なんだこいつ」
俺が慌てて追い払おうとするとリンが慌てて止める。
「あ、待って!それお父さんの伝書鳩だよ!」
それ鳩なのかよ!とつっこむ前に別のことに意識がいった。無性に嫌な予感がする。
「村長からわざわざ?どこにいるかもはっきり分からない俺たちに?もしかして村になんかあったのか?」
まだ中を見ていないリンが知るはずもない事を思わず聞きいてしまった。リンは近くに止まった鳩の足に括り付けられている手紙を取り内容を確認する。すると、さっきは何故かすこし赤かった顔が今度はどんどん青ざめる。
「お、おい。何が書かれてたんだよ?」
恐る恐る尋ねるとリンは何も言わずに手紙を俺の方によこした。手紙を確認すると驚きのあまり間違えていないか何度も文を読み返す。手紙には短くこう書かれていた。
『村が魔物に囲まれている。今は壁がギリギリ耐えている。急いで騎士に応援を要請してくれ。お前たちは王都に待機しろ。』
「リン!急いで荷物をまとめてろ。俺は学院に手紙を渡してくる。村長の印鑑が押されてるから直ぐに受領されるだろう。俺が戻ったら村に向かうぞ」
リンはまだ青ざめていたが何度も頷き荷造りを始めた。それを横目で確認しながら刃纏を使い窓から飛び出し向かいの建物の屋根に乗り、そのまま屋根伝いに学院に向かった。
驚きのあまり俺がまともに喋れずにいると、少し離れたところに立っていた教員が俺たちに話しかけてきた。
「あの、何かしら事情があるのはお察ししますがその前に、エスパーダの説明をしてもよろしいでしょうか?」
それを聞いたリンがすかさず返事をした。
「はい、すみません。よろしくお願いします」
まだ完全に動揺から立ち直っていない俺はなんとか頷く。気のせいかリンが先程までより大人びている感じがした。しかし、それはほんとに気のせいなのか確信が持てないうちに教員は話を始めた。
「ではお二人共エスパーダを出して魔石を指先で軽く叩いて見てください」
この頃には完全に動揺から立ち直った俺はすぐにデュプリケートを出すために刃纏を使いあの剣をイメージする。
すると右手の刃纏の靄が伸び徐々に剣の形を作っていった。形が完全にあの剣と同じものになるとそこに剣が現れた。なぜか今までよりも力が上がっているような気がした。
それをあまり気に止めることなく柄頭に嵌められている魔石をコツンと叩く。すると魔石の上に半透明で長方形の形をした物が出てきた。
隣を確認するとリンが驚いて少し仰け反っていた。しかしリンが見ている方向にはリンのエスパーダである刀しか見えなかった。どうやら持ち主以外には見えないらしい。
「それはエスパーダの能力、一般的には加護とも言う物を確認することができるベンターナと言います。能力には三種類かありそれぞれ別れて表示されているはずです。」
確認してみると確かに三つに分けられていた。一つ目は固有、二つ目は常時発動型、三つ目は限定発動型となっていた。
「名前の横や能力名の横の数字はなんですか?」
質問したのはリンだった。
「その前に能力の種類からご説明します。まず固有型の欄にあるのは名前の通りそのエスパーダが固有で持っている能力です。次に常時発動型は刃纏を使っていない状態でも無意識に発動されている能力です。最後に限定発動型は使う時が限られている能力です。簡単に説明すると回避や攻撃の時だけにしか使えないなど制限のついた能力です。」
その説明に俺とリンがこくこく頷いて理解しているのをしっかり確認してから教員は話を続けた。
「さっきリンさんがお聞きになったエスパーダの名前や能力名の横にある数字は熟練度です。これは魔物を倒したりその能力を使用すると増化し強化されます。名前の横にある数字が増加するとエスパーダの切れ味や強度などが上がります。能力の数字が増加するとその能力の性能が上昇します。例を上げると索敵が上がると索敵範囲が拡がったり精度が上がったりします。」
説明を聞き終えてから今更ながらベンターナに記されている能力とその熟練度を確認してみる。
デュプリケート 熟練度二
・固有型
『生成』 熟練度二
『中、遠距離攻撃起動予測』 熟練度一
・常時発動型
『索敵』 熟練度一
『暗視』 熟練度一
・限定発動型
『身体能力強化』 熟練度一
『緊急回避』 熟練度一
となっていた。
·····いやおかしいだろ。なんでデュプリケートと固有型の生成の熟練度が二になっている?魔物を倒した覚えもなければこの能力を使った覚えもない。
「あの、魔物も倒していないし使った訳でもないのにエスパーダと固有型の能力の熟練度が二になっているのですがどうしてですか?」
「あぁ、エスパーダの熟練度が上がっているのはよくあることですよ。選定の時に夢の中で使いませんでしたか?能力の方は珍しいですがこちらも夢の中で無意識に使っていたんだと思いますよ。」
夢の中で使ったのまで反映されるのか。じゃあ生成はやっぱりあの剣を大量に作って飛ばしてたやつなのか。だとしたらもう一つの固有型の能力は·····。少し試して見るか。
「ここで能力試しに使ってみてもいいですか?」
教員は少し驚きながらも頷いたのでベンターナを魔石をもう一度軽く叩いて消して夢の中で使った時のようにイメージして剣を一本だけ生成する。
すると俺の横にデュプリケートと同じ形状の剣が現れてた。それを近くにあった鎧に狙いを定める。
剣先が鎧に向くと同時に剣先から赤く細い線が伸び目標の鎧の中心に伸びて行った。周りの反応を確認すると赤い線よりも生成された剣に驚いているように見える。やはり俺だけに見えているらしい。これが固有型二つ目の能力の起動予測のはずだ。多分、生成の補助的な能力なのだろう。
威力を確かめるために生成した剣を撃って見たくなったが鎧を壊してしまう可能性があるためやめることにした。
「ありがとうございます。だいたい分かりました。」
「そうですか。説明は以上です。あとは入学に必要な書類を記入して頂ければ帰ってもらって構いません。では着いてきてください。」
そう言うと教員は直ぐに歩きだした。
直ぐに終わると思っていた書類の記入は予想以上に多く、宿に帰るころには夕方になっていた。
帰り道も宿についても俺もリンもしばらく無言だった。理由は俺が目覚めた時に言ったリンの一言のせいだ。リンが何も言わないので俺からは聞づらい。
「さっきも聞いたけどあなたは柊悠くんでしょ」
十分くらいしてからようやくリンが口を開いた。俺も二回目だったのであまり驚かずに返答することができた。
「うん。二つ前の世界ではその名前だったな。なんでお前がそれを知ってるんだ?」
「当たってた。やっぱり分からないか。私も半信半疑だったしなー。私の前の世界にいた時の名前は一ノ瀬凜。選定の時に神様にブロックされてた記憶をエスパーダが戻してくれたんだ」
その名前を聞いて唖然とした。
「いや、ちょっと待て、時間の流れが同じなら俺が転生した時点でまだ三十代のはずだ。」
「死ぬのが早すぎるってこと?それはユウが言えないでしょ。」
リンは笑いながら言った。その後証明するためか俺たちしか知らないことをどんどん言い始める。本当に一ノ瀬凛らしい。
一ノ瀬凛との関係を簡単に説明すると元の世界で幼なじみで三日間だけ恋人だった。三日で終わった理由は俺が死んだからだ。今まで少し似ているとは思っていたがまさか同一人物だったとは思わなかったな。
あの神は一体何を考えているんだ。と考えているとリンがいきなり頬をすこし赤らめながらなにか言おうとしていた。
「·····あ、あのユウくん、あのね…えっと、私たちここでも·····」
それをリンが最後まで言う事が出来なかった。なぜなら、途中で鳩に似ているが倍くらいの大きさの鳥がは窓から侵入してきたからだ。
「うわっ!なんだこいつ」
俺が慌てて追い払おうとするとリンが慌てて止める。
「あ、待って!それお父さんの伝書鳩だよ!」
それ鳩なのかよ!とつっこむ前に別のことに意識がいった。無性に嫌な予感がする。
「村長からわざわざ?どこにいるかもはっきり分からない俺たちに?もしかして村になんかあったのか?」
まだ中を見ていないリンが知るはずもない事を思わず聞きいてしまった。リンは近くに止まった鳩の足に括り付けられている手紙を取り内容を確認する。すると、さっきは何故かすこし赤かった顔が今度はどんどん青ざめる。
「お、おい。何が書かれてたんだよ?」
恐る恐る尋ねるとリンは何も言わずに手紙を俺の方によこした。手紙を確認すると驚きのあまり間違えていないか何度も文を読み返す。手紙には短くこう書かれていた。
『村が魔物に囲まれている。今は壁がギリギリ耐えている。急いで騎士に応援を要請してくれ。お前たちは王都に待機しろ。』
「リン!急いで荷物をまとめてろ。俺は学院に手紙を渡してくる。村長の印鑑が押されてるから直ぐに受領されるだろう。俺が戻ったら村に向かうぞ」
リンはまだ青ざめていたが何度も頷き荷造りを始めた。それを横目で確認しながら刃纏を使い窓から飛び出し向かいの建物の屋根に乗り、そのまま屋根伝いに学院に向かった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
欠損奴隷を治して高値で売りつけよう!破滅フラグしかない悪役奴隷商人は、死にたくないので回復魔法を修行します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
主人公が転生したのは、ゲームに出てくる噛ませ犬の悪役奴隷商人だった!このままだと破滅フラグしかないから、奴隷に反乱されて八つ裂きにされてしまう!
そうだ!子供の今から回復魔法を練習して極めておけば、自分がやられたとき自分で治せるのでは?しかも奴隷にも媚びを売れるから一石二鳥だね!
なんか自分が助かるために奴隷治してるだけで感謝されるんだけどなんで!?
欠損奴隷を安く買って高値で売りつけてたらむしろ感謝されるんだけどどういうことなんだろうか!?
え!?主人公は光の勇者!?あ、俺が先に治癒魔法で回復しておきました!いや、スマン。
※この作品は現実の奴隷制を肯定する意図はありません
なろう日間週間月間1位
カクヨムブクマ14000
カクヨム週間3位
他サイトにも掲載
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。
異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる