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異世界でやらかした事

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異世界転生をした
本当にただそれだけ
俺は大学一年の佐藤 海渡さとう かいと夏休み一日目に
家でゴロゴロしている時に俺は異世界に飛ばされた
本当に訳も分からず唐突にだ。

最初は本当にびっくりしたよ
まさか異世界に飛ばされるなんて思いもしなかったからね
ラノベは好きだが異世界に行きたいとは思ったことは無い。

だって不便だろ?スマホが無いし好物の堅あげポチトも無い
インターネットが使えないのは本当に苦痛だった
そして食糧生き物を殺して生きていかなきゃならない
最初は果物やそこら辺に生えている物を食べていたが最初の冬が来た時
全て枯れて無くなっていたんだ。
極めつけは魔物こいつらは兎も角危険だった
初めて魔物に出会ったのはゲームに出てくるゴブリンによく似た奴だ
そいつらと目があった瞬間襲って来たんだ。

俺は逃げた逃げて逃げて逃げて
体力の限界が迎えようと走り続けたでも追いつかれる
小柄なのに体力が無尽蔵かのように俺を追い掛け回している
まるで狩りを楽しむかの様に、俺はそこで死を感じたよでも
諦めなかったゴブリンは人間と酷似している違うのは灰色の混じった緑色の肌と
鋭い歯それと尖った耳
俺はその時人を殺すなどの感情よりも生きたい!と言う感情が勝った。
群れで攻めてくるゴブリンを殴り飛ばし細い首をへし折り
ゴブリンが持っていた槍を拾い串刺しにした。

油断はしていなかったただ平和な日本で育った身戦闘経験など皆無
群れを捌き切れなかっただけだ

ゴブリンの錆びれた短剣が脇腹に突き刺さる
俺は刺してきたゴブリンの股間を蹴り上げ倒れながら肘で殴打しまくる
俺が倒れた時には周りにゴブリンはいなくなっていた。

「ああぁぁぁぁああ!!クソ!クソおぉぉぉ!!
死にたくない!死ねない!俺は生きたいんだ!」

俺は願った生きたいとただそれだけを
そして俺は知った”スキル”を奇跡を
体がうっすらと光る
それが終わると激痛が走る

「なんだこれ、声が、出せ…ない
苦し、い…………」


刺された脇腹を見てみると
傷口が閉じようとしていた
刺されたままの短剣が閉じようとしている傷口を押し広げて
閉じては開きを繰り返しをしている
俺は踏ん張り短剣を抜く
あまりの激痛に絶叫したが傷口は物の数分で閉じたんだ。

あまりのおかしさに気が付いたが
だがあれ程大声を出したのだ
他の魔物が来たらひとたまりも無いと思い
その場を一旦離脱する。

ずいぶん歩いた所に
良い感じの崖がありそこで休むことにした
そして俺は疲れ切っていた
だから寝た
そして翌日
俺はもの凄い吐き気と共に目を覚ました
体験した事の無い痛みだ
その後頭痛や腹痛そして熱を出した。

俺は霧がかった頭で原因を考える
どう考えてもゴブリンの短剣の所為だ
あそこから何か感染をしたそうとしか考えられない
そしてかつてないピンチが訪れる

足音だ
木の後ろから足跡が聞こえる
そして足跡の張本人が現れる
ゴブリンだ。
三匹のゴブリンがこっちに向かって来ていた
かつてない体調不良
助けは無い
絶体絶命
視界は歪み始め、立つことすらままならない
でも、だこのまま大人しくやられる理由は無い!

近くにある石を握り
相手に投げつけるフラフラだが
一匹だけ避けずに食らい片目を塞ぐ動作をする
俺はそいつだけでもと千鳥足で走り飛びつく
俺はそいつの喉に食らいつき引きちぎる

まだ動ける!そう判断した俺はそいつの持っていた棍棒を持ち
威嚇する。
昨日の乾いた血と今浴びた血が混ざり鬼の様な姿に一瞬驚くが
フラフラの状態を見て
ゴブリン達が襲いかかる。

俺は一度だけ棍棒を振り上げ上げた腕の力を緩める
今の俺には振り下すことが出来なかった。
だが運が良く棍棒はクリーンヒット二匹目が地に崩れ落ちた
そして三匹目にタックルをして泥仕合に持ち込む
ゴブリンは様々な所を引っ掻いてくる
だが片っ端から再生していくんだ
だから構わず攻撃を加える目玉を抉りタマを潰し
口に手を入れ顎を外す
死闘の末勝利したのは俺

傷は無い全て再生した
でも吐き気が止まらない目が霞む

「治れ……なお…て…くれ」

また俺の体が光り
一気に体調が元に戻る。
違和感はあるがまるで無かったかのように
体調を取り戻す

「これはスキル、なのか?」




これが俺がスキルを認知した瞬間
その後俺はひたすらに強くなろうとした
スキルを覚えると相対的に身体能力も上がっていった
だから俺はスキルを覚えていった
スキルの習得方法は恐らくだが強く願う事と魔物を倒す事
ステータスオープンとかもやったが出てくるはずもなく
恥ずかしい思いをしただけさ
何で、こんな回想に浸ってるかって?

俺はもうすぐ死ぬからだよ
あの後俺は旅をした魔法なる物を覚え
山を登り海を渡った
旅をするたびに俺は強くなった強く強く強く
そう世界と喧嘩出来るまでには

始まりは間違えて神の使徒を殺してしまったんだ
襲って来たのはあっちだが
俺は素直に謝っただが俺の謝罪に耳を貸さず人間は俺を殺そうとして来た
最初は仕方ないと思い逃げていたが一年も続くと流石に気分も悪くなってくる

俺の討伐隊を壊滅させると何故だか知らんが
国が喧嘩売って来たしかも複数だ
どうやら俺が魔王だとか色々噂しているらしい
まぁ、そっからはトントン拍子戦い戦い戦い
それがずっと続いた。

何万の人間を殺したよ
俺一人でずっと戦っていた
でも流石に限界が来たんだ勇者とか
中二病感満載の装備をした奴に倒されたのだ

勇者は並大抵の強さじゃなかった
そう精神的に参っていたが俺を討伐したんだ
そして俺は止めを刺され
俺の意識が消えた
魔法を極め、多くのスキルを持つ俺は
魔王として”異世界”での生を終わったのであった。

そして現在現代日本に帰って来た
異世界の俺のままで…………
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