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ワンセット
3レップ 筋肉蘇生
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「「人?」」
人なのか?
けれど私と同じ装者なら装者特有の
マキナシステムの波長感じられない
だったらこのあり得ないほどデカい男は何?
違う!私、切り替えろ!
相手が誰であれ私にはもう時間がない!
今、纏っているだけでも
体が蝕まれて
そう長くは持たない!
「しねぇぇぇえええ!!」
手に持つガトリングで乱れ撃つが
不可解な動きで無数の攻撃を回避される。
なんなの、コイツ?!
見た目の割に尋常じゃないスピード
まるで空気を蹴り込んで動いているかのような、急加速と急転換
、、とらえ、られない。
徐々に近づいてくるバケモノに撓は悲鳴を上げる
「ばけものがぁぁ!」
腰のジェットパックで後ろに飛びながら
全身の機構を展開
両手のガトリングの砲身は四つに増え
腰の機構は極太の無反動砲に変形
纏っている装甲が浮き隙間から
小型のロケットランチャーを乱れ撃つ
無数の攻撃を叩き込む、が
爆煙の中から無傷で向かってくるバケモノ
勝てない、撓の脳内によぎる予感
「ならばせめて、道連れに!」
全ての装備をパージさせ
インナーだけになった撓は
己の力を右手の一点に込め続ける。
濃密はエネルギーは撓の体を蝕み
右手の血管が赤黒い破滅的な色に美しく光る
《必滅の槍》
体に内在する全てのエネルギーを一点収束
右手をバケモノて合わせ、全てを解放!!
空気が唸り、破壊的な光量が迸る
突き進むは破壊の権化
そのエネルギーが通った後は例外なく
存在を否定される、必滅
空間すら滅した攻撃は止むと同時に
撓は元に戻ろうとする空間に引き寄せられる
己の負荷を顧みぬ絶大の攻撃
既に満身創痍だった撓は負荷に耐え切れず
全身から血が吹き出る。
目は霞む、耳鳴りが止まらない
揺れる意識で無数の考えが撓を襲う。
「死ぬのって怖いな」
か細く囁いた誰にも届かせる気のない泣き言
1人で抱え込む決意の表れか、
もしも誰かに届いたらと願う本心の表れか。
この攻撃は例外なく、通用する強力無比の攻撃
バケモノは霞む目前から消え去った。
「やったよ、夏
私、みんなを、、まも、れた」
装備していたマキナシステムを保つ力を失った撓は意識を手放し重力に身を任せる他無かった。
吹き飛ばされた撓を努進が受け止める
「死にたく無い人間を殺す程、俺は残酷では無い」
命を賭して戦った少女に敬意を表そう
何があったか知らないが、出会った時には既に戦える状態じゃ無かった
なのに、この子は筋肉を鍛えた俺を殺しえる攻撃を繰り出したんだ。
更に上に飛び回避したが。危なかった
まともに命中さえすれば俺でも耐えれるかどうか、、
両手で抱き上げ筋肉の鼓動を感じる
弱々しく生きようと脈打つ体
しかし、この子の命が終えようと徐々に
途絶え始め。やがて完全に止まってしまった。
「夏という子を護ろうとし、こんなに幼い子が命を投げ打つ事が出来たのか、なんて強い子だ」
救わねば、尊き命
未来の可能性
既に息も途絶えたこの子の胸に手を置き
筋肉と共鳴する。
この子の、筋肉の声を聴くんだ。
止まった心臓を揺さぶる
心臓とは筋肉の塊、共鳴し再び動かす事など、筋肉を鍛えた俺ならば不可能では無い。全身の筋肉を収縮と弛緩を繰り返し血流を促す。
気道に詰まった血を胸を叩き、衝撃波で体外に押し出した。
筋肉を共鳴させるんだ
聞こえるぞ、筋肉の息吹が。
撓の全身の筋肉が脈を打ち、止まっていた心臓が動き始める。
死に絶えた生命が息を吹き返す
筋肉が奇跡を呼んだのだ!!
撓が最終決戦技、命を削り繰り出した攻撃《必滅の槍》が外れたのがモニターで確認された。
艦長として、決断の時が迫られる。
もし、輸送中のアレが敵の手に渡れば
この先、数万、数億の人命が危険に晒される。
だが1人の人間として154名の人名が己の手で殺す覚悟はそう易々と決意できるものではない。
飲み込んでいた空気を吐き出し
詰まる心を落ち着かせる。
「現在、戦闘不能になった暁君を人質にし
甲板に乗り上げてきました。
艦長、指示を」
皆、艦長の指示を待つ
あの人智を超えたバケモノに
対抗手段など一つもない
「副館長、もしもの時の自爆プログラムG-コードの準備を船員は速やかに避難しなさい」
「艦長は如何なさるのですか?」
「相手は、甲板で待っている
恐らく交渉の余地が有るのだろう」
「そうは思えません」
「もしもだよ。もしもの話、頼んだよ」
副館長は姿勢を正し、敬礼する。
「ご無事を!」
何がどうなるかは分からんが
虎穴に入らずんば虎子を得ず
なる様になれという奴だ。
努進は甲板に降り立ち辺りを見渡す
初めて大きい船に乗ったが良いもんだな
こう、ゆったりしているが風が吹き付ける
自由感が心地いい。
重体の子を地面に下ろし
どうするものかと思案する。
このまま、また泳ぐのもいいが
一度道を聞いておきたい所ではある
海と筋肉が共鳴し、道を示しているが
出かけた時に部屋の電気を消したか不安になるのと同じ少し確認する位は大いにアリだろう。
そうこう思案している間にコチラに接近してくる
厳格な服装に包まれた如何にも艦長ですよみたいな40代位の男がいた
この男、着痩せしているが相当に鍛えている
殺意が混じった敵意を向けられてはいるな
俺に争う意思はあまり無いんだが、、
全身全霊形態は威圧感があるか?
仕方がない。
全身全霊形態を解除する為に全身を脱力させ、深呼吸と共に力を抜く。
筋肉が萎み、蒸発した汗が煙となって体を包む
人体が突然骨格レベルで変化する様に
艦長は呆気に取られた
「なんと奇怪な」
「なんだ?筋肉の事か?」
「あ、、あぁ、忘れてくれ
君が何の要件か聞きに来ただけなのだ、
此方としては出来れば平和的に
行きたいのだがね」
「あぁ、道を聞きたかったんだ
バルベ王国までの道を確認したくてな」
努進の質問に訝しげに顔を顰めたが
胸元にあるコンパスを取り出し
少し考える。
「ここから北の方面にバルべ王国があるには
あるが、どうしてそんな事を聴いてきたのだ?」
「北か、つまりアッチか?」
「あぁ、ソッチだ」
「ありがとう、それだけだ」
もう用はないと海に飛び込もうと
全身全霊形態になり
助走をつけ出す。
「ま、待ってくれ!」
突然の静止に踏み止まった場所は障子を突き破るかのように軽々と底が抜けてしまった。
公共施設って高かった様な気がする。
逃げるか?いや、だがなぁ、、
簡単に壊れる方も悪い様な気がせんくもない
呼び止められた衝撃で壊してしまったのだから
己だけの損失だと言われれば違うしな、
取り敢えず謝るか。
「済まない壊してしまった」
「それくらい大丈夫、呼び止めた私が悪いのだ」
流れる少し気まずい空気を引き締めようと
一つ咳払いをし、努進に話しかける
「本当に道を聞きにきただけなのか?
私を揶揄っていたりするのか?》
その言葉に思い出したかのように撓を指差す
「この子、俺が一命を取り留め
生命の危機は脱したが
放っておくと危険な状態だ。
早めに処置をしてやってくれ」
「あぁ、勿論だ!
誰か来てくれ!救急室まで運ぶんだ」
「そうだ、もう一つ聞きたい事があるんだが
何故、この子は私と戦う前から重症だったんだ?」
その質問にハテナを浮かべる他無かった
揶揄っているのか、、もしくは
いや、ありえない話だが
この人間?は窮地の盤面を覆せる予想外の乱入者?
敵か、味方か
艦長の盤面に並ぶカードは間違えると
数億の人命が脅かされる危険性がある
いま、G-コードを起動すればまだアレを海中深くに沈めれる可能性はまだある。
だが、もしも
もしもこの男が敵でないとしたら?
味方に出来れば?
時が進むにつれ、不利になるのは私
この後の展開が読めない以上
艦長に即断即決が求められる
十中八九、揶揄れているだけか、奴らは性格が悪いからな
、、、例え大戦犯と揶揄されようとも
どうでもいい、少ない可能性に賭けてみたい
気狂い呼ばれるかもしれないが
私は、ありえない事を信じよう
この太平洋のど真ん中で出会った人間が
味方になる可能性を!
「G-コード、準備を辞め!」
その指示に艦内が騒然となる
「皆落ち着け、艦長が何かを感じたんだろう
信じよう艦長の判断を!」
副館長が皆を鎮める中
ドタバタと医者が現れた
「夏君を見ていないか!?
偶然、撓君がやられたのを見てしまって
病室から飛び出してしまったんだ
どこにいったか分から
あ、いた」
モニターに映るのは艦長とあり得ぬ程デカい男、血を吹き出し倒れる撓と
医者が探していた夏と呼ばれた女の子だった
人なのか?
けれど私と同じ装者なら装者特有の
マキナシステムの波長感じられない
だったらこのあり得ないほどデカい男は何?
違う!私、切り替えろ!
相手が誰であれ私にはもう時間がない!
今、纏っているだけでも
体が蝕まれて
そう長くは持たない!
「しねぇぇぇえええ!!」
手に持つガトリングで乱れ撃つが
不可解な動きで無数の攻撃を回避される。
なんなの、コイツ?!
見た目の割に尋常じゃないスピード
まるで空気を蹴り込んで動いているかのような、急加速と急転換
、、とらえ、られない。
徐々に近づいてくるバケモノに撓は悲鳴を上げる
「ばけものがぁぁ!」
腰のジェットパックで後ろに飛びながら
全身の機構を展開
両手のガトリングの砲身は四つに増え
腰の機構は極太の無反動砲に変形
纏っている装甲が浮き隙間から
小型のロケットランチャーを乱れ撃つ
無数の攻撃を叩き込む、が
爆煙の中から無傷で向かってくるバケモノ
勝てない、撓の脳内によぎる予感
「ならばせめて、道連れに!」
全ての装備をパージさせ
インナーだけになった撓は
己の力を右手の一点に込め続ける。
濃密はエネルギーは撓の体を蝕み
右手の血管が赤黒い破滅的な色に美しく光る
《必滅の槍》
体に内在する全てのエネルギーを一点収束
右手をバケモノて合わせ、全てを解放!!
空気が唸り、破壊的な光量が迸る
突き進むは破壊の権化
そのエネルギーが通った後は例外なく
存在を否定される、必滅
空間すら滅した攻撃は止むと同時に
撓は元に戻ろうとする空間に引き寄せられる
己の負荷を顧みぬ絶大の攻撃
既に満身創痍だった撓は負荷に耐え切れず
全身から血が吹き出る。
目は霞む、耳鳴りが止まらない
揺れる意識で無数の考えが撓を襲う。
「死ぬのって怖いな」
か細く囁いた誰にも届かせる気のない泣き言
1人で抱え込む決意の表れか、
もしも誰かに届いたらと願う本心の表れか。
この攻撃は例外なく、通用する強力無比の攻撃
バケモノは霞む目前から消え去った。
「やったよ、夏
私、みんなを、、まも、れた」
装備していたマキナシステムを保つ力を失った撓は意識を手放し重力に身を任せる他無かった。
吹き飛ばされた撓を努進が受け止める
「死にたく無い人間を殺す程、俺は残酷では無い」
命を賭して戦った少女に敬意を表そう
何があったか知らないが、出会った時には既に戦える状態じゃ無かった
なのに、この子は筋肉を鍛えた俺を殺しえる攻撃を繰り出したんだ。
更に上に飛び回避したが。危なかった
まともに命中さえすれば俺でも耐えれるかどうか、、
両手で抱き上げ筋肉の鼓動を感じる
弱々しく生きようと脈打つ体
しかし、この子の命が終えようと徐々に
途絶え始め。やがて完全に止まってしまった。
「夏という子を護ろうとし、こんなに幼い子が命を投げ打つ事が出来たのか、なんて強い子だ」
救わねば、尊き命
未来の可能性
既に息も途絶えたこの子の胸に手を置き
筋肉と共鳴する。
この子の、筋肉の声を聴くんだ。
止まった心臓を揺さぶる
心臓とは筋肉の塊、共鳴し再び動かす事など、筋肉を鍛えた俺ならば不可能では無い。全身の筋肉を収縮と弛緩を繰り返し血流を促す。
気道に詰まった血を胸を叩き、衝撃波で体外に押し出した。
筋肉を共鳴させるんだ
聞こえるぞ、筋肉の息吹が。
撓の全身の筋肉が脈を打ち、止まっていた心臓が動き始める。
死に絶えた生命が息を吹き返す
筋肉が奇跡を呼んだのだ!!
撓が最終決戦技、命を削り繰り出した攻撃《必滅の槍》が外れたのがモニターで確認された。
艦長として、決断の時が迫られる。
もし、輸送中のアレが敵の手に渡れば
この先、数万、数億の人命が危険に晒される。
だが1人の人間として154名の人名が己の手で殺す覚悟はそう易々と決意できるものではない。
飲み込んでいた空気を吐き出し
詰まる心を落ち着かせる。
「現在、戦闘不能になった暁君を人質にし
甲板に乗り上げてきました。
艦長、指示を」
皆、艦長の指示を待つ
あの人智を超えたバケモノに
対抗手段など一つもない
「副館長、もしもの時の自爆プログラムG-コードの準備を船員は速やかに避難しなさい」
「艦長は如何なさるのですか?」
「相手は、甲板で待っている
恐らく交渉の余地が有るのだろう」
「そうは思えません」
「もしもだよ。もしもの話、頼んだよ」
副館長は姿勢を正し、敬礼する。
「ご無事を!」
何がどうなるかは分からんが
虎穴に入らずんば虎子を得ず
なる様になれという奴だ。
努進は甲板に降り立ち辺りを見渡す
初めて大きい船に乗ったが良いもんだな
こう、ゆったりしているが風が吹き付ける
自由感が心地いい。
重体の子を地面に下ろし
どうするものかと思案する。
このまま、また泳ぐのもいいが
一度道を聞いておきたい所ではある
海と筋肉が共鳴し、道を示しているが
出かけた時に部屋の電気を消したか不安になるのと同じ少し確認する位は大いにアリだろう。
そうこう思案している間にコチラに接近してくる
厳格な服装に包まれた如何にも艦長ですよみたいな40代位の男がいた
この男、着痩せしているが相当に鍛えている
殺意が混じった敵意を向けられてはいるな
俺に争う意思はあまり無いんだが、、
全身全霊形態は威圧感があるか?
仕方がない。
全身全霊形態を解除する為に全身を脱力させ、深呼吸と共に力を抜く。
筋肉が萎み、蒸発した汗が煙となって体を包む
人体が突然骨格レベルで変化する様に
艦長は呆気に取られた
「なんと奇怪な」
「なんだ?筋肉の事か?」
「あ、、あぁ、忘れてくれ
君が何の要件か聞きに来ただけなのだ、
此方としては出来れば平和的に
行きたいのだがね」
「あぁ、道を聞きたかったんだ
バルベ王国までの道を確認したくてな」
努進の質問に訝しげに顔を顰めたが
胸元にあるコンパスを取り出し
少し考える。
「ここから北の方面にバルべ王国があるには
あるが、どうしてそんな事を聴いてきたのだ?」
「北か、つまりアッチか?」
「あぁ、ソッチだ」
「ありがとう、それだけだ」
もう用はないと海に飛び込もうと
全身全霊形態になり
助走をつけ出す。
「ま、待ってくれ!」
突然の静止に踏み止まった場所は障子を突き破るかのように軽々と底が抜けてしまった。
公共施設って高かった様な気がする。
逃げるか?いや、だがなぁ、、
簡単に壊れる方も悪い様な気がせんくもない
呼び止められた衝撃で壊してしまったのだから
己だけの損失だと言われれば違うしな、
取り敢えず謝るか。
「済まない壊してしまった」
「それくらい大丈夫、呼び止めた私が悪いのだ」
流れる少し気まずい空気を引き締めようと
一つ咳払いをし、努進に話しかける
「本当に道を聞きにきただけなのか?
私を揶揄っていたりするのか?》
その言葉に思い出したかのように撓を指差す
「この子、俺が一命を取り留め
生命の危機は脱したが
放っておくと危険な状態だ。
早めに処置をしてやってくれ」
「あぁ、勿論だ!
誰か来てくれ!救急室まで運ぶんだ」
「そうだ、もう一つ聞きたい事があるんだが
何故、この子は私と戦う前から重症だったんだ?」
その質問にハテナを浮かべる他無かった
揶揄っているのか、、もしくは
いや、ありえない話だが
この人間?は窮地の盤面を覆せる予想外の乱入者?
敵か、味方か
艦長の盤面に並ぶカードは間違えると
数億の人命が脅かされる危険性がある
いま、G-コードを起動すればまだアレを海中深くに沈めれる可能性はまだある。
だが、もしも
もしもこの男が敵でないとしたら?
味方に出来れば?
時が進むにつれ、不利になるのは私
この後の展開が読めない以上
艦長に即断即決が求められる
十中八九、揶揄れているだけか、奴らは性格が悪いからな
、、、例え大戦犯と揶揄されようとも
どうでもいい、少ない可能性に賭けてみたい
気狂い呼ばれるかもしれないが
私は、ありえない事を信じよう
この太平洋のど真ん中で出会った人間が
味方になる可能性を!
「G-コード、準備を辞め!」
その指示に艦内が騒然となる
「皆落ち着け、艦長が何かを感じたんだろう
信じよう艦長の判断を!」
副館長が皆を鎮める中
ドタバタと医者が現れた
「夏君を見ていないか!?
偶然、撓君がやられたのを見てしまって
病室から飛び出してしまったんだ
どこにいったか分から
あ、いた」
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