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それぞれの決戦前
ヴェガはジハードが好き過ぎる
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「ジハード!!」
玄関入るなり抱き締める。
「ウザイ・・・。」
「ぐは!!」
肘鉄をしてスタスタと部屋の中へ入って行かれてしまった。
照れ屋さんだからなあ?
今日はジハードの部屋にお泊まりだぁぁぁぁ!!
最近、一緒に過ごす事が増えて嬉しい日々を送っている。
リオには週3は来て特訓しているしその日は俺の家に泊まる。
その日々は甘々で俺は改めてジハードが好きだと、そして俺達は愛し合っていると自覚する。
「つれないなあ?ハニー。」
「昨日も泊まったのに。」
何が不満なのか?ブツブツ言いながらジハードはソファに座り込んだ。
「良いじゃないか。俺は毎日でもお前と一緒に居たいんだ。」
俺もジハードの隣に座る。
肩に手を伸ばし強引に引き寄せた。
「はぁー。」
露骨に溜息を付きながらも素直に俺に肩を抱かせて持たれかかる。
可愛い・・・。
双子だからとかでは無い。純粋に可愛い。
顔、声、体型に性格。
子供の頃からずっと一途にジハードにしか興味が無い。
「イチャイチャするのは良いけどさあ?不安にならないの?決戦!」
ジハードは俺に持たれかかったまま不満そうな顔。
「不安か・・。」
無いとは言いきれない。強さの桁違いと言うのは解る。
大元帥の異能に抗うのもオーガの力が必要となる。
「大丈夫でなくてもやるのが俺達だろ?」
ジハードの頭を優しく撫でる。
「お前の異能は強い。ここ最近で更に新しい技も出来たし。体術レベルも上がった。」
実際、俺もジハードも強くなったと思う。
うちのボスとバックスレーにかなり鍛えられた。
「限界はそこそこは突破したけどね。全員、強くなったのも解っているよ。」
うんうん。それでも俺のジハードは念には念をってタイプだからな。
「社長は確かに強いよね。身体強化タイプじゃないのにバックスレー並に強いし。」
ジハードが言うようにうちのボスはキレると鬼神となる・・。
「あはは。あれは本当に鬼だぞ?」
敵対するマフィアとの抗争でうちの若い奴らが殺られた時に1度見たがビビる強さだった。
「そうなんだ?強いけどキレる所は想像付かないな。でも心強い味方だよね。でも、本当に総帥の息子なのかな?」
「もし、そうであったとしてもあの人は間違った世界にはしないよ。」
それも不安の1つだったか。
また、ジハードの頭を撫でた。
可愛いジハード。護り抜くし共に戦おう。
「あー!でも。お前の所のボスにその話をされた後になあ。言ってたぜ?」
「何?」
ヴァレンティノは総帥の息子の名前と同じ。そして年もだいたい一緒だ。
カリスマと言う異能。解らなくも無い。
彼はボスに言われた後、暫く考えて言った。
「総帥になったら同性婚を法律として認めちゃえるわね!」
って。そりゃ真剣な顔だった。
「あはは。社長らしいね?そうなると皆、喜ぶよね。」
そう。俺達も戸籍は今は違うから結婚出来る。
「ジハード。」
そっと頬にキス。
「ん。」
ジハードは微笑んで俺に身を委ねる。
激カワ・・・。
我慢の限界!!
ジハードを押し倒す。
「ちょっと!風呂は?」
「後で。」
別に気にならない。お前の匂いが好きだから。
「好きだよ。ジハード。」
キスそしてゆっくりと愛撫。
丁寧に丁寧に。全身俺のものだ。
沢山付けたキスマークも翌日には消えてしまう異能者の身体の能力が時々悲しい。
俺の証を沢山身体に刻みたいのに。
「あっ・・・。ヴェガ・・。」
愛撫が下半身に達するとジハードは一気に上り詰める。
美しいこの肌。チュッ・・・。
「な・・・舐め過ぎだっ・・て!」
ビクビクと反応するジハードを見ていると益々興奮する。
最近、頻繁に抱いているせいかジハードの感度は上がる一方で。そして俺の愛撫はねっとりと・・なってきた。
「もう・・入れて・・・。」
懇願されるともっと弄りたくなる。
指の抜き差しは早くそして丁寧に。
ズチュズチュとイヤらしい音と共にジハードが1度目の絶頂を迎えた。
「じゃあ御要望にお答えして。」
俺のモノを押し付けるとジハードは快楽に溺れそうな顔をした。
可愛い。本当に可愛いよ。
一気に中に・・・。
「あっ・・まだイったばかりなのにぃ。」
それが良いんじゃないか?
締まる。
キュッと俺を咥えこんで離さない身体。
優しく、激しく。
悶えるジハードの顔を見るのが好きだ。
いや、もう何もかも全て。
愛してるよ。
今日もお前の中に沢山注ぎ込む。
「ヴェガぁぁ・・・。」
そして、ジハードも一緒にまたイッた。
俺に必死に抱き着いてくる身体をしっかりと抱き締める。
「離さない。何があってもずっと一緒だから。」
「はぁ。はぁ。ヴェガ・・。元気過ぎ!」
事が終わるとあっさりしやがる。
でも、そこがまた可愛いんだよなあ。
「何?」
風呂入るよ?
と1人でスタスタと風呂場へ向かうジハードを追い掛けて俺も一緒に入る。
このツンデレは一生物かも?
「愛してるよ。ジハード。」
「はいはい。」
そう言いつつキスを交わしてくる。
俺は永遠にジハードの虜だろうな?
そう思いながら今日もジハードを抱いて眠る。
可愛い寝顔に時折キスをしながら。ジハードの身体の熱を感じながら・・・。
玄関入るなり抱き締める。
「ウザイ・・・。」
「ぐは!!」
肘鉄をしてスタスタと部屋の中へ入って行かれてしまった。
照れ屋さんだからなあ?
今日はジハードの部屋にお泊まりだぁぁぁぁ!!
最近、一緒に過ごす事が増えて嬉しい日々を送っている。
リオには週3は来て特訓しているしその日は俺の家に泊まる。
その日々は甘々で俺は改めてジハードが好きだと、そして俺達は愛し合っていると自覚する。
「つれないなあ?ハニー。」
「昨日も泊まったのに。」
何が不満なのか?ブツブツ言いながらジハードはソファに座り込んだ。
「良いじゃないか。俺は毎日でもお前と一緒に居たいんだ。」
俺もジハードの隣に座る。
肩に手を伸ばし強引に引き寄せた。
「はぁー。」
露骨に溜息を付きながらも素直に俺に肩を抱かせて持たれかかる。
可愛い・・・。
双子だからとかでは無い。純粋に可愛い。
顔、声、体型に性格。
子供の頃からずっと一途にジハードにしか興味が無い。
「イチャイチャするのは良いけどさあ?不安にならないの?決戦!」
ジハードは俺に持たれかかったまま不満そうな顔。
「不安か・・。」
無いとは言いきれない。強さの桁違いと言うのは解る。
大元帥の異能に抗うのもオーガの力が必要となる。
「大丈夫でなくてもやるのが俺達だろ?」
ジハードの頭を優しく撫でる。
「お前の異能は強い。ここ最近で更に新しい技も出来たし。体術レベルも上がった。」
実際、俺もジハードも強くなったと思う。
うちのボスとバックスレーにかなり鍛えられた。
「限界はそこそこは突破したけどね。全員、強くなったのも解っているよ。」
うんうん。それでも俺のジハードは念には念をってタイプだからな。
「社長は確かに強いよね。身体強化タイプじゃないのにバックスレー並に強いし。」
ジハードが言うようにうちのボスはキレると鬼神となる・・。
「あはは。あれは本当に鬼だぞ?」
敵対するマフィアとの抗争でうちの若い奴らが殺られた時に1度見たがビビる強さだった。
「そうなんだ?強いけどキレる所は想像付かないな。でも心強い味方だよね。でも、本当に総帥の息子なのかな?」
「もし、そうであったとしてもあの人は間違った世界にはしないよ。」
それも不安の1つだったか。
また、ジハードの頭を撫でた。
可愛いジハード。護り抜くし共に戦おう。
「あー!でも。お前の所のボスにその話をされた後になあ。言ってたぜ?」
「何?」
ヴァレンティノは総帥の息子の名前と同じ。そして年もだいたい一緒だ。
カリスマと言う異能。解らなくも無い。
彼はボスに言われた後、暫く考えて言った。
「総帥になったら同性婚を法律として認めちゃえるわね!」
って。そりゃ真剣な顔だった。
「あはは。社長らしいね?そうなると皆、喜ぶよね。」
そう。俺達も戸籍は今は違うから結婚出来る。
「ジハード。」
そっと頬にキス。
「ん。」
ジハードは微笑んで俺に身を委ねる。
激カワ・・・。
我慢の限界!!
ジハードを押し倒す。
「ちょっと!風呂は?」
「後で。」
別に気にならない。お前の匂いが好きだから。
「好きだよ。ジハード。」
キスそしてゆっくりと愛撫。
丁寧に丁寧に。全身俺のものだ。
沢山付けたキスマークも翌日には消えてしまう異能者の身体の能力が時々悲しい。
俺の証を沢山身体に刻みたいのに。
「あっ・・・。ヴェガ・・。」
愛撫が下半身に達するとジハードは一気に上り詰める。
美しいこの肌。チュッ・・・。
「な・・・舐め過ぎだっ・・て!」
ビクビクと反応するジハードを見ていると益々興奮する。
最近、頻繁に抱いているせいかジハードの感度は上がる一方で。そして俺の愛撫はねっとりと・・なってきた。
「もう・・入れて・・・。」
懇願されるともっと弄りたくなる。
指の抜き差しは早くそして丁寧に。
ズチュズチュとイヤらしい音と共にジハードが1度目の絶頂を迎えた。
「じゃあ御要望にお答えして。」
俺のモノを押し付けるとジハードは快楽に溺れそうな顔をした。
可愛い。本当に可愛いよ。
一気に中に・・・。
「あっ・・まだイったばかりなのにぃ。」
それが良いんじゃないか?
締まる。
キュッと俺を咥えこんで離さない身体。
優しく、激しく。
悶えるジハードの顔を見るのが好きだ。
いや、もう何もかも全て。
愛してるよ。
今日もお前の中に沢山注ぎ込む。
「ヴェガぁぁ・・・。」
そして、ジハードも一緒にまたイッた。
俺に必死に抱き着いてくる身体をしっかりと抱き締める。
「離さない。何があってもずっと一緒だから。」
「はぁ。はぁ。ヴェガ・・。元気過ぎ!」
事が終わるとあっさりしやがる。
でも、そこがまた可愛いんだよなあ。
「何?」
風呂入るよ?
と1人でスタスタと風呂場へ向かうジハードを追い掛けて俺も一緒に入る。
このツンデレは一生物かも?
「愛してるよ。ジハード。」
「はいはい。」
そう言いつつキスを交わしてくる。
俺は永遠にジハードの虜だろうな?
そう思いながら今日もジハードを抱いて眠る。
可愛い寝顔に時折キスをしながら。ジハードの身体の熱を感じながら・・・。
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