フードコートの天使

美浪

文字の大きさ
上 下
32 / 36
デートだー! feat.ジュン

お風呂場で

しおりを挟む
「ぅ・・ん・・。あっ・・。」
何か変な感じ。
この前より何か気持ち良くなるの早い。
指が出し入れされて膝がガクガクとなりそう。
「大丈夫。ちゃんと支えてるから。」
アキラさんは背後から俺を片手で抱き締めて首筋にキスをした。

抱き締められた手は乳首をキュッと摘まむ。俺はそれにもビクッと反応した。
乳首も気持ち良い。
「アキラさん。何か・・このままいっちゃいそう。」
身体が過剰反応してる。

でも、アキラさんに入れられてイキたい。
「もっ・・入れて・・・。」
「うん。俺もしたくて限界。」
アキラさんはスリスリと勃った自分のモノを俺の尻に擦り付ける。
俺を愛撫しただけでめっちゃアキラさん元気。

何か嬉しい。

「ゆっくりするからね?」
軽い違和感・・だけど・・・。

身体がビクッとなった。
「そこやばい・・・。」
アキラさんが狙った様に俺の良い所を突いてくる。

「ジュン。」
あっ・・・。もう出そう・・。
「ごめ・・出るぅ、、。」
快感に耐えられ無くて身体をガクガクさせながらイってしまった。

「大好きだよ。ジュン・・。」
耳元で甘く囁かれながらアキラさんがまたゆっくり動き始めた。

「あっ・・・。」
何も考えられなくなる・・。

風呂場に響く自分の喘ぎ声に少し照れもあったけど。

余裕無し・・・・・。

繋がった所から聞こえるヤラシイ音と俺の声。

「ジュン・・。一緒に・・。」
アキラさんの動きが激しくなってきて俺は壁に手を付きアキラさんに支えられて身体を震えさせて果てた。

中・・・熱い。

「アキラ・・。」
チュッとキスをして抱きついた。

「ジュン。ジュン・・・。」
アキラさんは何度も俺の名前を口にして優しくキスをした。

幸せ過ぎる。

やっぱりこの腕の中は安心する。

「大丈夫だった?久しぶりだったし。」
「うん。気持ち良過ぎた。」
そう言うとフフっとアキラさんは笑う。
その笑顔がエッチの時の顔とギャップがあって可愛くて。
俺も思わず頭を撫でた。

湯船に2人で浸かる。
「和むねー。」
「うん。ストレスが全部無くなった気分。」
本当にイチャイチャとエッチで発散した感じ。


「髪乾かしてあげるよ。」
アキラさんが風呂上がり、座ってと微笑んだ。
髪なんて美容室とか以外、人に乾かしてもらうなんて無いからちょっと照れる。
「至れり尽くせり。ありがと。」
「いいよー。やりたかったし。」

ドライヤーの温風とアキラさんの優しい手がやたら気持ち良い。

その後はテレビを見て1本だけビール飲んで。

「寝ようか。明日もあるし。」
「うん。眠い。」
まったりが本当に心地良い。

寝室はシンプルにベッドと棚とクローゼット。

「あんまり広くないけれど。」
どうぞっと隣に寝る様に促されてベッドに潜り込んだ。
セミダブルのベッドは俺は小柄だからアキラさんと2人で寝るのにはそんなに狭くない。

「幸せ。」
思わず心の声が漏れる。

「俺もー。ジュン。」
チュッっとおやすみのキスをして。

「おやすみ。」
「おやすみなさい。」

アキラさんと抱き合う様に眠りについた。

アキラさんの体温が気持ち良い・・・。

ゴールデンウィーク、本当に色々あったけど。

無事に解決して良かった。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】I adore you

ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。 そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。 ※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。

婚約者に会いに行ったらば

龍の御寮さん
BL
王都で暮らす婚約者レオンのもとへと会いに行ったミシェル。 そこで見たのは、レオンをお父さんと呼ぶ子供と仲良さそうに並ぶ女性の姿。 ショックでその場を逃げ出したミシェルは―― 何とか弁解しようするレオンとなぜか記憶を失ったミシェル。 そこには何やら事件も絡んできて? 傷つけられたミシェルが幸せになるまでのお話です。

Ωの不幸は蜜の味

grotta
BL
俺はΩだけどαとつがいになることが出来ない。うなじに火傷を負ってフェロモン受容機能が損なわれたから噛まれてもつがいになれないのだ――。 Ωの川西望はこれまで不幸な恋ばかりしてきた。 そんな自分でも良いと言ってくれた相手と結婚することになるも、直前で婚約は破棄される。 何もかも諦めかけた時、望に同居を持ちかけてきたのはマンションのオーナーである北条雪哉だった。 6千文字程度のショートショート。 思いついてダダっと書いたので設定ゆるいです。

泣くなといい聞かせて

mahiro
BL
付き合っている人と今日別れようと思っている。 それがきっとお前のためだと信じて。 ※完結いたしました。 閲覧、ブックマークを本当にありがとうございました。

キンモクセイは夏の記憶とともに

広崎之斗
BL
弟みたいで好きだった年下αに、外堀を埋められてしまい意を決して番になるまでの物語。 小山悠人は大学入学を機に上京し、それから実家には帰っていなかった。 田舎故にΩであることに対する風当たりに我慢できなかったからだ。 そして10年の月日が流れたある日、年下で幼なじみの六條純一が突然悠人の前に現われる。 純一はずっと好きだったと告白し、10年越しの想いを伝える。 しかし純一はαであり、立派に仕事もしていて、なにより見た目だって良い。 「俺になんてもったいない!」 素直になれない年下Ωと、執着系年下αを取り巻く人達との、ハッピーエンドまでの物語。 性描写のある話は【※】をつけていきます。

【完結】幼馴染から離れたい。

June
BL
隣に立つのは運命の番なんだ。 βの谷口優希にはαである幼馴染の伊賀崎朔がいる。だが、ある日の出来事をきっかけに、幼馴染以上に大切な存在だったのだと気づいてしまう。 番外編 伊賀崎朔視点もあります。 (12月:改正版) 読んでくださった読者の皆様、たくさんの❤️ありがとうございます😭 1/27 1000❤️ありがとうございます😭

君に望むは僕の弔辞

爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。 全9話 匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意 表紙はあいえだ様!! 小説家になろうにも投稿

侯爵令息セドリックの憂鬱な日

めちゅう
BL
 第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける——— ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。

処理中です...