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晩餐会
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「終わりましたねー!凄く良かった!」
王子がパルドデア城へ向かうバスの中でしみじみとそう言った。
「始まるまでウケるか緊張したよねー!」
「本当だよ。まさかこんな事になっているとはね。」
クライスとカインも笑顔でテンションが高い。
「しかし、ルイスとルナリーが写真撮影に駆け込んだ時が1番面白かったですよ。」
「本当よねー。笑えたわー。」
王子とキャサリンが思い出し笑い。
「さて、ちょっと改めて会うのが照れますね。」
確かに。アルマーニ王子達のはしゃぎっぷりには驚いた。
「ファンクラブとは盲点だったな。うちの国も作るかな。」
会長は何やら策略気味。
城へ到着。
バスを降りるともう出迎えが。はやっ!!
「お疲れ様でした。」
デイビス王子がニッコリと笑顔。そしてその後ろにはアンドレ王子とアルマーニ王子。
「御配慮色々ありがとうございました!」
王子が御礼を言うと3人がめちゃくちゃ照れている。
「どうぞ中へ。」
客間へ通されるとお茶会の用意がしてあった。
小腹が空いていたので非常に嬉しい。
「わー!ありがとうございます!」
皆で軽く会釈して席に着く。
「どうぞお召し上がりください。」
促されてケーキをパクり。美味しい。ちょっと甘めのこってりクリームも疲れた体に良い感じ。珈琲も美味い。
「美味いな。」「うんうん。」
幸せそうにアルマーニ王子が私達を眺めている様に見える。
「あの。ファンクラブ凄いですね。びっくりしました。」
王子が笑顔で話し掛けると急に振られてアルマーニ王子が挙動不審。
「いえその。勝手に作ってすみません・・・。」
アルマーニ王子が謝っている?!もっとびっくりだ。
「嬉しかったです。ありがとうございます。」
会長にそう言われ照れていた。
晩餐会までゆっくりと休まれて下さいとデイビス王子に言われ部屋へ。
「兄上、照れすぎですね。話す気満々だったのに。」
デイビス王子が笑いながら案内してくれる。
王子はちょっと前回との反応の違いに驚きました。と話していた。正直、全員そう思っただろう。
部屋へ入って取り敢えずベッドでゴロンと寝転がる。
「あー!楽しかったけど疲れたなー!」
「盛り上がったものねー。」
キャサリンもベッドに腰掛ける。
「若者だけじゃな無かったですね。年齢層の幅が広かった。」
そうそう!とエミリアの意見に頷く。
本当にゆっくり休んでしまった。ゴロゴロしながら転寝してた。
「起きた?もう晩餐会の時間よ?」
キャサリンがクスクス笑いながら着替えを済ませて居た。
「やべぇ。まじで寝てたな。」
キャサリンもエミリアも夏らしい可愛いロングワンピース。私もそうなんだけど。夏の私服はこれが普通。
晩餐会の部屋へ向かう。
「めっちゃ寝てたー。」
「だなー。俺も。」
ルイスも寝起きな顔をしている。
寝てても腹は減る。
今日の晩餐会会場はこの前より小さめの部屋で勿論、楽団も居なかった。良かった。
長机2つに席は分かれていて私達の側とパルドデアの王子達と奥さん。小学生と幼稚園くらいの子供が3人。3人の王子達の子供達か。可愛い。前回は婚約者かと思ったらもう御結婚されていた。まあ、20代~30代の王子達ならそうなるよな。
料理は同じ肉でも今夜はグリルチキン。美味い。
食事も終わりに差し掛かった頃。徐にアルマーニ王子が立ち上がった。
ん?どうしたんだ?
「ジェファーソン様。その節は本当に申し訳無かった。」
突然の謝罪に王子も?と言う顔をしている。
「どうしました?」
「あの。前回の訪問の際に酒も入っていたので。。その。」
絡み酒の件か。
「あー。大丈夫ですよ!気になさらず!」
王子は笑顔でアルマーニ王子にペコりと頭を下げた。
「本当に弟が申し訳ございませんでした。」
「兄が御迷惑おかけしました。」
アンドレ王子もデイビス王子も立ち上がり謝罪。
「いや、もう本当に全然、気にしてませんし!!こちらこそあの時は生意気言ってしまってすみません。」
その様子を見て王子は本当に大丈夫ですと座って貰うようにオタオタしていた。
「本当にノネット・クライムは最高です。」
席に着いたアルマーニ王子が照れたよう呟いた。
「ちなみに誰が1番好きですか?」
会長が笑顔で聞くと
「カイン様ですね!!低音が素晴らしい。全ての曲の根底を支える歌声が最高です!!!」
とそれは熱く語り出す。
「僕ですか?!」
カインは驚いていた。
「そうか。カイン推しか。」
「うーん。カインに負けたー!」
会長とクライスがちょっと悔しそう。
「カインとルイスの曲披露したら良かったなあ?」
そう言うとアルマーニ王子がめちゃくちゃ食いついていた。
「まさかのカイン様とルイス様の曲?!」
色々作っているんですよと会長が話していた。
ユニットの話等にも食い気味で皆、聞き入っていた。
「次のレコードは?次の公演は?」
仕舞いにはそう言う話になりレコード販売はかなり早急にお願いされてしまった。
「あっ。限定と通常版でレコードジャケットが違うんですよ。」
王子3人は思わず立ち上がった。
「欲しいです!!」
そうなりますよね。
「今度、送りますね。次回も限定版作るので宜しく御願いしますね。」
王子が売り込みに入っている。ファンクラブは確実に限定版を予約するだろうとファンクラブ会長様は言っていた。
アルマーニ王子のあだ名も会長だな。
その後も会話は絶えず本当にこの方達はファンなのだなあと思った。アルマーニ王子のノネット愛は特に凄まじい。奥様方も皆さんレコードを聞いているらしく次のレコードが楽しみだそうだ。
「私達、最近本当に仲が良くなりました。共通の趣味って良いですね。」
デイビス王子がアルマーニ王子ともアンドレ王子とも仲が良くなり最近とても上手く行っているとしみじみと言っていた。
やっぱり歌って素晴らしいな。
名残り惜しそうだったが晩餐会はお開き。
そして明日には帰国。
パルドデア国公演是非また行いたい。
王子がパルドデア城へ向かうバスの中でしみじみとそう言った。
「始まるまでウケるか緊張したよねー!」
「本当だよ。まさかこんな事になっているとはね。」
クライスとカインも笑顔でテンションが高い。
「しかし、ルイスとルナリーが写真撮影に駆け込んだ時が1番面白かったですよ。」
「本当よねー。笑えたわー。」
王子とキャサリンが思い出し笑い。
「さて、ちょっと改めて会うのが照れますね。」
確かに。アルマーニ王子達のはしゃぎっぷりには驚いた。
「ファンクラブとは盲点だったな。うちの国も作るかな。」
会長は何やら策略気味。
城へ到着。
バスを降りるともう出迎えが。はやっ!!
「お疲れ様でした。」
デイビス王子がニッコリと笑顔。そしてその後ろにはアンドレ王子とアルマーニ王子。
「御配慮色々ありがとうございました!」
王子が御礼を言うと3人がめちゃくちゃ照れている。
「どうぞ中へ。」
客間へ通されるとお茶会の用意がしてあった。
小腹が空いていたので非常に嬉しい。
「わー!ありがとうございます!」
皆で軽く会釈して席に着く。
「どうぞお召し上がりください。」
促されてケーキをパクり。美味しい。ちょっと甘めのこってりクリームも疲れた体に良い感じ。珈琲も美味い。
「美味いな。」「うんうん。」
幸せそうにアルマーニ王子が私達を眺めている様に見える。
「あの。ファンクラブ凄いですね。びっくりしました。」
王子が笑顔で話し掛けると急に振られてアルマーニ王子が挙動不審。
「いえその。勝手に作ってすみません・・・。」
アルマーニ王子が謝っている?!もっとびっくりだ。
「嬉しかったです。ありがとうございます。」
会長にそう言われ照れていた。
晩餐会までゆっくりと休まれて下さいとデイビス王子に言われ部屋へ。
「兄上、照れすぎですね。話す気満々だったのに。」
デイビス王子が笑いながら案内してくれる。
王子はちょっと前回との反応の違いに驚きました。と話していた。正直、全員そう思っただろう。
部屋へ入って取り敢えずベッドでゴロンと寝転がる。
「あー!楽しかったけど疲れたなー!」
「盛り上がったものねー。」
キャサリンもベッドに腰掛ける。
「若者だけじゃな無かったですね。年齢層の幅が広かった。」
そうそう!とエミリアの意見に頷く。
本当にゆっくり休んでしまった。ゴロゴロしながら転寝してた。
「起きた?もう晩餐会の時間よ?」
キャサリンがクスクス笑いながら着替えを済ませて居た。
「やべぇ。まじで寝てたな。」
キャサリンもエミリアも夏らしい可愛いロングワンピース。私もそうなんだけど。夏の私服はこれが普通。
晩餐会の部屋へ向かう。
「めっちゃ寝てたー。」
「だなー。俺も。」
ルイスも寝起きな顔をしている。
寝てても腹は減る。
今日の晩餐会会場はこの前より小さめの部屋で勿論、楽団も居なかった。良かった。
長机2つに席は分かれていて私達の側とパルドデアの王子達と奥さん。小学生と幼稚園くらいの子供が3人。3人の王子達の子供達か。可愛い。前回は婚約者かと思ったらもう御結婚されていた。まあ、20代~30代の王子達ならそうなるよな。
料理は同じ肉でも今夜はグリルチキン。美味い。
食事も終わりに差し掛かった頃。徐にアルマーニ王子が立ち上がった。
ん?どうしたんだ?
「ジェファーソン様。その節は本当に申し訳無かった。」
突然の謝罪に王子も?と言う顔をしている。
「どうしました?」
「あの。前回の訪問の際に酒も入っていたので。。その。」
絡み酒の件か。
「あー。大丈夫ですよ!気になさらず!」
王子は笑顔でアルマーニ王子にペコりと頭を下げた。
「本当に弟が申し訳ございませんでした。」
「兄が御迷惑おかけしました。」
アンドレ王子もデイビス王子も立ち上がり謝罪。
「いや、もう本当に全然、気にしてませんし!!こちらこそあの時は生意気言ってしまってすみません。」
その様子を見て王子は本当に大丈夫ですと座って貰うようにオタオタしていた。
「本当にノネット・クライムは最高です。」
席に着いたアルマーニ王子が照れたよう呟いた。
「ちなみに誰が1番好きですか?」
会長が笑顔で聞くと
「カイン様ですね!!低音が素晴らしい。全ての曲の根底を支える歌声が最高です!!!」
とそれは熱く語り出す。
「僕ですか?!」
カインは驚いていた。
「そうか。カイン推しか。」
「うーん。カインに負けたー!」
会長とクライスがちょっと悔しそう。
「カインとルイスの曲披露したら良かったなあ?」
そう言うとアルマーニ王子がめちゃくちゃ食いついていた。
「まさかのカイン様とルイス様の曲?!」
色々作っているんですよと会長が話していた。
ユニットの話等にも食い気味で皆、聞き入っていた。
「次のレコードは?次の公演は?」
仕舞いにはそう言う話になりレコード販売はかなり早急にお願いされてしまった。
「あっ。限定と通常版でレコードジャケットが違うんですよ。」
王子3人は思わず立ち上がった。
「欲しいです!!」
そうなりますよね。
「今度、送りますね。次回も限定版作るので宜しく御願いしますね。」
王子が売り込みに入っている。ファンクラブは確実に限定版を予約するだろうとファンクラブ会長様は言っていた。
アルマーニ王子のあだ名も会長だな。
その後も会話は絶えず本当にこの方達はファンなのだなあと思った。アルマーニ王子のノネット愛は特に凄まじい。奥様方も皆さんレコードを聞いているらしく次のレコードが楽しみだそうだ。
「私達、最近本当に仲が良くなりました。共通の趣味って良いですね。」
デイビス王子がアルマーニ王子ともアンドレ王子とも仲が良くなり最近とても上手く行っているとしみじみと言っていた。
やっぱり歌って素晴らしいな。
名残り惜しそうだったが晩餐会はお開き。
そして明日には帰国。
パルドデア国公演是非また行いたい。
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