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さあ!コンサートだ!
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場内アナウンスが開演を知らせる。
開演のブザーがなりざわめきが一旦静まった。
「おぉー。圧巻の満席状態!」
「あれか。皇太子!婚約者と警護人。」
舞台袖からヒソヒソと会話する。
大司教さんから話を聞いていたので直ぐ見つけた。うーん?美人かなあ?キャサリンの方が美人じゃねーかなあ。まあ、それは置いといて不満そうな苦虫噛み潰した様な顔の皇太子だ事。
「行きますよ!」
王子がニヤっと笑う。ノネット・クライム始動!
場内が暗くなる。
私達も暗いままの舞台へ出る。
少し観客のざわめきが聞こえた。
薄明るくなっていくステージ。そして・・・
キャサリンの歌い出し
相変わらず本当に綺麗なアルト。
前奏が始まると拍手と歓声と早速のスタンディング。
はっはっは。前が見えないだろう!?周りの様子に狼狽える3人が見える。
相変わらず皇太子の表情はムッとしている。座れ!と文句も言えずにいる感じだ。
さあ、楽しいコンサートの始まりだ!!
1曲目が終わり
「皆さんようこそ!!ノネット・クライムでーす!!」
王子が挨拶すると
キャー!!!ノネット!ノネット!ノネット!
黄色いノネットコールが起こる。皆で観客に手を振る。
「新曲もいっぱいあるから楽しみにしててね!じゃあ早速行こうか?《万里の河》」
カインがそう言うとカイン様コールが巻き起こる。
メインはカインとルイス。
ルイスはギターを弾きながら。
ルイスがギターで前奏を弾き始めると
ルイス様ーー!!と黄色くない声援が巻き起こる。ルイス・・。
やはり男性ファンだらけだな。
ハモりが上手い。本当にチャ〇アスの様だよ。
拍手と声援の中で私達と交代。
ケビン様ー!わっと会場が盛り上がる。
ルナリー様ー!ルナリーさーん!エミリアちゃーん!!!
私に様が付いた。。
「今回はユニット曲も沢山披露するからね!ネバーエンディングストーリー聞いて下さい!」
会長の言葉でまた歓声が聞こえる。
出だしから
会長の美声が響き渡る。
そして皆でハモり。
映画のワンシーンを思い出す様だ。
手拍子をしながらうっとりとしている観客達の顔が見える。
「ありがとー!!」
歓声と共にキャサリン達と交代。
さあ、ここからちょっとハードになりますよ。
キャサリン、王子、ルイスの登場にまた会場が盛り上がる。
「さあ、どんどん行きますよー!ヴァージニティー!」
キャー!!!拍手が起こりルイスのギターと王子のピアノの前奏。
キャサリンが可愛い。
だいぶロックなテイスト。REB〇CCAの曲としては控え目な所もあるけど。エレキとドラムが欲しい。
会場はノリ良く音楽に合わせて観客も身体が動いている。
この国民、ロックもイけるな!
「みんなありがとー!!」
キャサリン様ー!!素敵ー!!
キャサリンだけが下がりピアノの王子とギターのルイスは残る。
会長とクライスが並んで登場すると物凄い歓声が起こった。
キャー!!!キャー!!!クライス様!ケビン様!
「ようこそ!ノネット・クライムのコンサートへ!」
「皆さんこんにちはー!」
2人が挨拶すると御令嬢達の黄色い声援が会場中から聞こえる。
「大都会!」
前奏後からの高音を2人は見事に歌いきる。
うっとりとそしてキラキラした御令嬢達の目。
そして、皇太子の婚約者が立ち上がった!
舞台袖からヨシ!!と拳を握る。もう一押しだな。
次はキャサリンの出番だ。
黄色い声援がキャーキャー言う中に笑顔で登場した。
「やっぱりクライスとケビンは凄い人気ねー。」
そう会場の観客に向かってマイクパフォーマンス。素直な意見だろう。
「私の歌も聞いてね!」
キャサリン様ー!キャサリン様ー!黄色い声援と黄色くない声援の混じった声。
「今からの曲は外国の言葉なの。プラゲ語だから意味は解らないかもしれないけど聞いて下さい。千本桜!!」
歓声の中、キャサリンの三線の早弾きが始まった。相変わらず凄いな。歌の速さもだけど流石ボーカロイドって機械?が本来は歌う曲。うん。未だに解っていない私。
観客は手拍子でノリ良く聞いていた。
皇太子婚約者はすっかり聞き入っている。
ここからは皇太子の表情が見えないなあ。
歌い切ったー!と言うキャサリンと歓声。
そして王子とバトンタッチ。
ジェファーソン様ー!声援が飛ぶ。
「キャサリンの三線は凄いねー!僕も個人曲披露するね。ちょっと悲しい曲だよ。Missing!」
キャサリンがピアノを弾く。
スローな曲と歌詞に観客が酔いしれる。
王子も良い声していて曲と合うなあ。
うっとりとする御令嬢達。
「ありがとー!!」
キャサリンと共に仲良くお辞儀。
キャー!!!ジェファーソン様!キャサリン様!!
と黄色い声援。
「次はお楽しみだよー!」
王子がニコっと笑う。
「クライス!カイン!ジョージ!!」
王子が呼ぶ。私達もノリ良くなってきたなあ。
王子に呼ばれ3人が出てくるとまた会場が揺れたー!!
開演のブザーがなりざわめきが一旦静まった。
「おぉー。圧巻の満席状態!」
「あれか。皇太子!婚約者と警護人。」
舞台袖からヒソヒソと会話する。
大司教さんから話を聞いていたので直ぐ見つけた。うーん?美人かなあ?キャサリンの方が美人じゃねーかなあ。まあ、それは置いといて不満そうな苦虫噛み潰した様な顔の皇太子だ事。
「行きますよ!」
王子がニヤっと笑う。ノネット・クライム始動!
場内が暗くなる。
私達も暗いままの舞台へ出る。
少し観客のざわめきが聞こえた。
薄明るくなっていくステージ。そして・・・
キャサリンの歌い出し
相変わらず本当に綺麗なアルト。
前奏が始まると拍手と歓声と早速のスタンディング。
はっはっは。前が見えないだろう!?周りの様子に狼狽える3人が見える。
相変わらず皇太子の表情はムッとしている。座れ!と文句も言えずにいる感じだ。
さあ、楽しいコンサートの始まりだ!!
1曲目が終わり
「皆さんようこそ!!ノネット・クライムでーす!!」
王子が挨拶すると
キャー!!!ノネット!ノネット!ノネット!
黄色いノネットコールが起こる。皆で観客に手を振る。
「新曲もいっぱいあるから楽しみにしててね!じゃあ早速行こうか?《万里の河》」
カインがそう言うとカイン様コールが巻き起こる。
メインはカインとルイス。
ルイスはギターを弾きながら。
ルイスがギターで前奏を弾き始めると
ルイス様ーー!!と黄色くない声援が巻き起こる。ルイス・・。
やはり男性ファンだらけだな。
ハモりが上手い。本当にチャ〇アスの様だよ。
拍手と声援の中で私達と交代。
ケビン様ー!わっと会場が盛り上がる。
ルナリー様ー!ルナリーさーん!エミリアちゃーん!!!
私に様が付いた。。
「今回はユニット曲も沢山披露するからね!ネバーエンディングストーリー聞いて下さい!」
会長の言葉でまた歓声が聞こえる。
出だしから
会長の美声が響き渡る。
そして皆でハモり。
映画のワンシーンを思い出す様だ。
手拍子をしながらうっとりとしている観客達の顔が見える。
「ありがとー!!」
歓声と共にキャサリン達と交代。
さあ、ここからちょっとハードになりますよ。
キャサリン、王子、ルイスの登場にまた会場が盛り上がる。
「さあ、どんどん行きますよー!ヴァージニティー!」
キャー!!!拍手が起こりルイスのギターと王子のピアノの前奏。
キャサリンが可愛い。
だいぶロックなテイスト。REB〇CCAの曲としては控え目な所もあるけど。エレキとドラムが欲しい。
会場はノリ良く音楽に合わせて観客も身体が動いている。
この国民、ロックもイけるな!
「みんなありがとー!!」
キャサリン様ー!!素敵ー!!
キャサリンだけが下がりピアノの王子とギターのルイスは残る。
会長とクライスが並んで登場すると物凄い歓声が起こった。
キャー!!!キャー!!!クライス様!ケビン様!
「ようこそ!ノネット・クライムのコンサートへ!」
「皆さんこんにちはー!」
2人が挨拶すると御令嬢達の黄色い声援が会場中から聞こえる。
「大都会!」
前奏後からの高音を2人は見事に歌いきる。
うっとりとそしてキラキラした御令嬢達の目。
そして、皇太子の婚約者が立ち上がった!
舞台袖からヨシ!!と拳を握る。もう一押しだな。
次はキャサリンの出番だ。
黄色い声援がキャーキャー言う中に笑顔で登場した。
「やっぱりクライスとケビンは凄い人気ねー。」
そう会場の観客に向かってマイクパフォーマンス。素直な意見だろう。
「私の歌も聞いてね!」
キャサリン様ー!キャサリン様ー!黄色い声援と黄色くない声援の混じった声。
「今からの曲は外国の言葉なの。プラゲ語だから意味は解らないかもしれないけど聞いて下さい。千本桜!!」
歓声の中、キャサリンの三線の早弾きが始まった。相変わらず凄いな。歌の速さもだけど流石ボーカロイドって機械?が本来は歌う曲。うん。未だに解っていない私。
観客は手拍子でノリ良く聞いていた。
皇太子婚約者はすっかり聞き入っている。
ここからは皇太子の表情が見えないなあ。
歌い切ったー!と言うキャサリンと歓声。
そして王子とバトンタッチ。
ジェファーソン様ー!声援が飛ぶ。
「キャサリンの三線は凄いねー!僕も個人曲披露するね。ちょっと悲しい曲だよ。Missing!」
キャサリンがピアノを弾く。
スローな曲と歌詞に観客が酔いしれる。
王子も良い声していて曲と合うなあ。
うっとりとする御令嬢達。
「ありがとー!!」
キャサリンと共に仲良くお辞儀。
キャー!!!ジェファーソン様!キャサリン様!!
と黄色い声援。
「次はお楽しみだよー!」
王子がニコっと笑う。
「クライス!カイン!ジョージ!!」
王子が呼ぶ。私達もノリ良くなってきたなあ。
王子に呼ばれ3人が出てくるとまた会場が揺れたー!!
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