132 / 369
トクガワさんとナツメさん
しおりを挟む
ルイスと共に城へ着いて城内に入るとまだ誰も来ていなかった。
王子はパーティーの準備に忙しそうで使用人達もバタバタしている。
トクガワさんの姿は見当たらず多分、客室へ通されて居るのであろう。
目の前にナツメさんは居る。飾ってある絵画を興味深そうに眺めていた。
ルイスと良し!話し掛けよう!と決意し近付いた。
「こんにちは。ナツメさん。」
話し掛けると彼は此方を振り返りニッコリと笑った。
昔、教科書で見た事のある髭のオジさんの雰囲気が少しだけはある。勿論、18歳なので若いし好青年と言った感じだ。
「こんにちは。えーと?」
「マッケンジーとウェールズです。」
ルイスが笑顔で紹介してくれた。
「あまり流暢に英語は話せないのですが。通じてますか?」
ナツメさんは控え目に尋ねてきた。
流暢ですよ。私達もボードウェン語以外はそれほど話せませんと断りを入れた。
「あの。質問しても良いですか?」
私は徐ろに服装の事を聞いた。着物が主流なのかスーツなのか。気になっていたのだ。
ナツメさんはなるほどと笑顔でこれは外交官の服装ですと答えた。国の中は着物7割、洋服3割だそうだ。
「僕も混ぜて下さい!」
会長が私達を見付けてダッシュでやって来た。
『こんにちは。フォワード・ケビンです。』
会長がプラゲ語で挨拶するとナツメさんは嬉しそうな笑顔でプラゲ語上手ですね!と言った。
本当は全てプラゲ語で聞けるのだがその後は空気を読んで会長は英語で質問をした。
「ナツメさん、プラゲ国の首都は何処なんですか?」
質問すると「プラネットですよ。」と意外な答えが返ってきた。
プラゲ国首都プラネット。ゲーム製作者の意図満載だよ。
「後!将軍が国のトップなんですか?」
そう言うと少し困った顔をされた。
「英語で上手く説明出来ないです。」
少しはプラゲ語大丈夫です!と言うと解りましたと言って話始めた。
『プラゲ国には将軍、総理大臣、天皇が居ます。国の情勢は将軍管轄、外交は総理大臣、神事は天皇管轄です。言葉使いも管轄で異なるんですよね。将軍管轄は武家言葉ですし。って通じてるのかなあ?まあ、良いか。複雑って事ですよ。』
「大丈夫ですか?難しいですよね。取り敢えず将軍居ます。」
と最後に英語で答えられた。
全部通じてます。が少し解らないフリをした。
「えーと。3人居て国は揉めないのですか?」
そう質問するとまたプラゲ語で
『英語で説明出来なくてすみません。昔は小さな島国なのに47国に分かれて居たのを現在統一した名称がプラゲ国です。それを3人の役割分担で調度纏まっています。って言っても解らないですね。国の歴史なので。』
と言った後に英語で
「大丈夫なんですよー。」
と言われた。
「何だか複雑な歴史みたいだな。」
と会長が解らない様にボードウェン語で呟いた。
47国って都道府県って事だろうなあ。
少し国の内情が解った所で皆が集まってきた。
「すみません。ナツメさんお引き留めしてしまって。」
「お疲れの所、すみませんでした。」
「また後でゆっくりお願いします。」
と3人でナツメさんにお礼を述べる。
「いえいえ、では、パーティーまで部屋におりますので。」
とナツメさんは笑顔で申された後に
『ふーん。この3人はプラゲ国的な価値観なんだな。図々しくなくてパルドデア人よりマシかも 。』とプラゲ語でサラッと呟かれた。怖っ!!
私達は解らないフリをして部屋に笑顔で戻られるナツメさんを見送った。
「なかなか腹黒そうな気配だな。」
「取り敢えず気を付けよう。日本人的な価値観で行こう。」
会長と目配せして頷きあった。
「もしかして試されてる?」
ルイスがボソッと呟いた。
「ボードウェン国がどんな国かって事?」
うーん?解らないけど。パルドデアに強引にボードウェンに行くように言われたとか?
ナツメさんのプラゲ語にはちょいちょい面倒臭そうな受け答えがあったし。
「お・も・て・な・し!か!!」
会長が目を光らせた。
ん?持て成すの?と聞くと。
このネタ解らないかと言った後に
「お客様は?」
と振って来た。
私とルイスは「神様です!!」
と言うと正解!と言われた。なるほど。
「ちょっと頑張ってみようか。」
会長が何が出来るか考えている。
「パルドデアってどんな食生活?」
私が聞くとアメリカっぽいと言われた。
「食事ね。うんうん。面白いねー。持て成すか。」
会長はニヤりと悪そうな笑顔を見せて紙に書き出した。
紙には平仮名で
『きらいなたべものはありますか?またはたべたいものはありますか?』と書かれていた。
「知らないフリも面倒だけど聞いてきて。」
会長は私とキャサリンを呼びトクガワさんとナツメさんに聞いてこいと言った。
「僕とルイスはパーティー形式と厨房へ様子を見に行こう。立食だったら変更させよう。料理はイタリアンの方が日本人の口には合うかな。本当は和食作りたいねー!」
後、ジェファーソンに上手く伝えてやらせるのがルイスの役目。と言いながら2人は王子の元へ向かった。
私とキャサリンはちょっとドキドキしながら客室へ向かった。
客室はVIPルームに通されているとキャサリンが言った。
解りやすく部屋の前には二人づつ護衛の人が立っていた。最初の部屋の護衛の人に
「すみません。」
話し掛けると軽く一礼された。
キャサリンはプラゲ語で
『フラームと申します。此方をトクガワ様とナツメ様に見せて頂けますか?』
キャサリンが会長が書いた紙を護衛の人に見せる。
護衛の人はキャサリンのプラゲ語で会話して来たのとプラゲ語の文章を見てニッコリと笑顔になった。
『ナツメ様に見せてきますね。』
と言われたので奥はトクガワさんか。
「私も行ってくるよ。」
奥の部屋の護衛が立っている部屋に向かう。
『すみません。ウェールズと申します。これをトクガワ様に渡して頂けますか?』
護衛の方はやはりプラゲ語を聞くとニッコリと微笑まれた。
手紙を見ると。
『なるほど。これは助かります。殿は気難しいので。』
と苦笑いされて中に入って行かれた。
やはり武士、しかも先の副将軍だもんな。
しかし東野英治郎のイメージとは掛け離れてるなあ。西村晃でも無いな。年齢的なもんかな。
少し待つと護衛の人にどうぞと通された。
部屋に恐る恐る入ると
『いやあ!天晴れ!この国は良き配慮が出来るではないか!』
ソファに腰掛けたトクガワさんの声でかい。
パンと扇子を開かれトクガワさんはニコニコと笑顔を見せた。
『パルドデア国は儂らが若いから馬鹿にしておる。全く持って腹立つ。何やら奇妙な汁物や硬い肉ばかり食わされた。ぐちゃぐちゃゴテゴテっとした濃い味付けで。おっといかんいかん。』
一頻りプラゲ語で愚痴を申された後に
「ついプラゲ語で話してしまった。英語で話さないと解らないか!」
と笑いながら
英語で何と言うのかのお?とブツブツ言いながら
「あっさりした物!」
と言われた。
私は笑顔で
『承知しました。』
と言うと少しは話せるのお!とまた笑顔で申された。
『主らの気遣い有難く思うぞ。下がって良い。』
私は一礼して
『では、夕食までお寛ぎ下さい。』
と言って部屋を出た。このくらいのプラゲ語なら問題ないだろう。
ちなみにナツメさんは手紙の返信に
お気遣いありがとうございます。魚が有れば嬉しいですと書かれていた。
王子はパーティーの準備に忙しそうで使用人達もバタバタしている。
トクガワさんの姿は見当たらず多分、客室へ通されて居るのであろう。
目の前にナツメさんは居る。飾ってある絵画を興味深そうに眺めていた。
ルイスと良し!話し掛けよう!と決意し近付いた。
「こんにちは。ナツメさん。」
話し掛けると彼は此方を振り返りニッコリと笑った。
昔、教科書で見た事のある髭のオジさんの雰囲気が少しだけはある。勿論、18歳なので若いし好青年と言った感じだ。
「こんにちは。えーと?」
「マッケンジーとウェールズです。」
ルイスが笑顔で紹介してくれた。
「あまり流暢に英語は話せないのですが。通じてますか?」
ナツメさんは控え目に尋ねてきた。
流暢ですよ。私達もボードウェン語以外はそれほど話せませんと断りを入れた。
「あの。質問しても良いですか?」
私は徐ろに服装の事を聞いた。着物が主流なのかスーツなのか。気になっていたのだ。
ナツメさんはなるほどと笑顔でこれは外交官の服装ですと答えた。国の中は着物7割、洋服3割だそうだ。
「僕も混ぜて下さい!」
会長が私達を見付けてダッシュでやって来た。
『こんにちは。フォワード・ケビンです。』
会長がプラゲ語で挨拶するとナツメさんは嬉しそうな笑顔でプラゲ語上手ですね!と言った。
本当は全てプラゲ語で聞けるのだがその後は空気を読んで会長は英語で質問をした。
「ナツメさん、プラゲ国の首都は何処なんですか?」
質問すると「プラネットですよ。」と意外な答えが返ってきた。
プラゲ国首都プラネット。ゲーム製作者の意図満載だよ。
「後!将軍が国のトップなんですか?」
そう言うと少し困った顔をされた。
「英語で上手く説明出来ないです。」
少しはプラゲ語大丈夫です!と言うと解りましたと言って話始めた。
『プラゲ国には将軍、総理大臣、天皇が居ます。国の情勢は将軍管轄、外交は総理大臣、神事は天皇管轄です。言葉使いも管轄で異なるんですよね。将軍管轄は武家言葉ですし。って通じてるのかなあ?まあ、良いか。複雑って事ですよ。』
「大丈夫ですか?難しいですよね。取り敢えず将軍居ます。」
と最後に英語で答えられた。
全部通じてます。が少し解らないフリをした。
「えーと。3人居て国は揉めないのですか?」
そう質問するとまたプラゲ語で
『英語で説明出来なくてすみません。昔は小さな島国なのに47国に分かれて居たのを現在統一した名称がプラゲ国です。それを3人の役割分担で調度纏まっています。って言っても解らないですね。国の歴史なので。』
と言った後に英語で
「大丈夫なんですよー。」
と言われた。
「何だか複雑な歴史みたいだな。」
と会長が解らない様にボードウェン語で呟いた。
47国って都道府県って事だろうなあ。
少し国の内情が解った所で皆が集まってきた。
「すみません。ナツメさんお引き留めしてしまって。」
「お疲れの所、すみませんでした。」
「また後でゆっくりお願いします。」
と3人でナツメさんにお礼を述べる。
「いえいえ、では、パーティーまで部屋におりますので。」
とナツメさんは笑顔で申された後に
『ふーん。この3人はプラゲ国的な価値観なんだな。図々しくなくてパルドデア人よりマシかも 。』とプラゲ語でサラッと呟かれた。怖っ!!
私達は解らないフリをして部屋に笑顔で戻られるナツメさんを見送った。
「なかなか腹黒そうな気配だな。」
「取り敢えず気を付けよう。日本人的な価値観で行こう。」
会長と目配せして頷きあった。
「もしかして試されてる?」
ルイスがボソッと呟いた。
「ボードウェン国がどんな国かって事?」
うーん?解らないけど。パルドデアに強引にボードウェンに行くように言われたとか?
ナツメさんのプラゲ語にはちょいちょい面倒臭そうな受け答えがあったし。
「お・も・て・な・し!か!!」
会長が目を光らせた。
ん?持て成すの?と聞くと。
このネタ解らないかと言った後に
「お客様は?」
と振って来た。
私とルイスは「神様です!!」
と言うと正解!と言われた。なるほど。
「ちょっと頑張ってみようか。」
会長が何が出来るか考えている。
「パルドデアってどんな食生活?」
私が聞くとアメリカっぽいと言われた。
「食事ね。うんうん。面白いねー。持て成すか。」
会長はニヤりと悪そうな笑顔を見せて紙に書き出した。
紙には平仮名で
『きらいなたべものはありますか?またはたべたいものはありますか?』と書かれていた。
「知らないフリも面倒だけど聞いてきて。」
会長は私とキャサリンを呼びトクガワさんとナツメさんに聞いてこいと言った。
「僕とルイスはパーティー形式と厨房へ様子を見に行こう。立食だったら変更させよう。料理はイタリアンの方が日本人の口には合うかな。本当は和食作りたいねー!」
後、ジェファーソンに上手く伝えてやらせるのがルイスの役目。と言いながら2人は王子の元へ向かった。
私とキャサリンはちょっとドキドキしながら客室へ向かった。
客室はVIPルームに通されているとキャサリンが言った。
解りやすく部屋の前には二人づつ護衛の人が立っていた。最初の部屋の護衛の人に
「すみません。」
話し掛けると軽く一礼された。
キャサリンはプラゲ語で
『フラームと申します。此方をトクガワ様とナツメ様に見せて頂けますか?』
キャサリンが会長が書いた紙を護衛の人に見せる。
護衛の人はキャサリンのプラゲ語で会話して来たのとプラゲ語の文章を見てニッコリと笑顔になった。
『ナツメ様に見せてきますね。』
と言われたので奥はトクガワさんか。
「私も行ってくるよ。」
奥の部屋の護衛が立っている部屋に向かう。
『すみません。ウェールズと申します。これをトクガワ様に渡して頂けますか?』
護衛の方はやはりプラゲ語を聞くとニッコリと微笑まれた。
手紙を見ると。
『なるほど。これは助かります。殿は気難しいので。』
と苦笑いされて中に入って行かれた。
やはり武士、しかも先の副将軍だもんな。
しかし東野英治郎のイメージとは掛け離れてるなあ。西村晃でも無いな。年齢的なもんかな。
少し待つと護衛の人にどうぞと通された。
部屋に恐る恐る入ると
『いやあ!天晴れ!この国は良き配慮が出来るではないか!』
ソファに腰掛けたトクガワさんの声でかい。
パンと扇子を開かれトクガワさんはニコニコと笑顔を見せた。
『パルドデア国は儂らが若いから馬鹿にしておる。全く持って腹立つ。何やら奇妙な汁物や硬い肉ばかり食わされた。ぐちゃぐちゃゴテゴテっとした濃い味付けで。おっといかんいかん。』
一頻りプラゲ語で愚痴を申された後に
「ついプラゲ語で話してしまった。英語で話さないと解らないか!」
と笑いながら
英語で何と言うのかのお?とブツブツ言いながら
「あっさりした物!」
と言われた。
私は笑顔で
『承知しました。』
と言うと少しは話せるのお!とまた笑顔で申された。
『主らの気遣い有難く思うぞ。下がって良い。』
私は一礼して
『では、夕食までお寛ぎ下さい。』
と言って部屋を出た。このくらいのプラゲ語なら問題ないだろう。
ちなみにナツメさんは手紙の返信に
お気遣いありがとうございます。魚が有れば嬉しいですと書かれていた。
0
お気に入りに追加
102
あなたにおすすめの小説

婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです

【完結】100日後に処刑されるイグワーナ(悪役令嬢)は抜け毛スキルで無双する
みねバイヤーン
恋愛
せっかく悪役令嬢に転生したのに、もう断罪イベント終わって、牢屋にぶち込まれてるんですけどー。これは100日後に処刑されるイグワーナが、抜け毛操りスキルを使って無双し、自分を陥れた第一王子と聖女の妹をざまぁする、そんな物語。
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。

生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~
こひな
恋愛
市川みのり 31歳。
成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。
彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。
貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。
※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。

悪役令嬢カテリーナでございます。
くみたろう
恋愛
………………まあ、私、悪役令嬢だわ……
気付いたのはワインを頭からかけられた時だった。
どうやら私、ゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わったらしい。
40歳未婚の喪女だった私は今や立派な公爵令嬢。ただ、痩せすぎて骨ばっている体がチャームポイントなだけ。
ぶつかるだけでアタックをかます強靭な骨の持ち主、それが私。
40歳喪女を舐めてくれては困りますよ? 私は没落などしませんからね。

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる