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久々の練習♪
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春休みも残り5日となった。
久々に皆と歌える。
まだコンクールの悔しさを引きづっているのだが。。多分、歌ってるうちに忘れるだろ。
「おはよー!」
レッスンルームの扉を元気よく開けた。
王子とルイスとカインが来ていた。
「昨日はお疲れさん!」
「姐さん、練習久々ー!」
「ルナリー、僕ら結構上手くなってますよー!」
何時もの感じ。居心地の良い空間。
確かに大司教さんのプロデュースって奴が成功したら何時も皆と一緒に居られるんだなあ。
気合い入れて望もう!
全員が集まって練習が始まる。
編曲がいいなあ。パート別のハモリも良く作られている。
主旋律はアルトからメゾへそしてソプラノへ。
上手く流れを作ってある。
ヴァイオリンとチェロのピアノのハーモニー。
「はー!めっちゃ凄い!綺麗!」
歌い終わって感動してしまって思わず心の声が漏れた。
すると皆はうふふっと自慢げに笑った。
「苦労したんですよー。ここ迄作り上げるの。」
「でも、創作意欲が掻き立てられる作品なんですよね!」
クライスとジョージが嬉しそうだ。
「歌っていて気持ち良いんですよねえ。」
エミリアも笑顔が耐えない。
私、自分の事を優先し過ぎたな。
コンクールしか見えてなかった。もっと皆の為にこれから頑張ろう!
何度か歌い直しや通し練習をして午前中の練習終了。
午後もと思っていたが。
「今日はここまで!」
王子が微笑む。
「そーなの?もっと練習したかったなあ。」
「今日はデート!!ルイス誘ってないの?」
キャサリンがルイスに向かって怒ったように言った。
「いや。何か昨日落ち込んでたし。誘おうとしたんだけどよー。」
ブツブツとルイスが呟く。
あぁ。余計な気を使わせたか。
「エミリアが今日、デートなんですよ。だから午後はお休みにしたんです。」
「僕とキャサリンもデートしますよ。」
王子がニッコリと微笑んでキャサリンと目を合わせた。
おお!エミリア遂に!!
「よーし!ルイス!どっか行こ!」
「おー!」
デートも久しぶり。2人っきりすら久しぶり。
すっかりテンションが上がった。
「独り者組はこれから仲良くランチに行くんですよ!」
クライスが笑顔で言った。クライス、カイン、ジョージ、会長か。
会長。。ハーレムですね。
本日デート日和。楽しみだ。
久々に皆と歌える。
まだコンクールの悔しさを引きづっているのだが。。多分、歌ってるうちに忘れるだろ。
「おはよー!」
レッスンルームの扉を元気よく開けた。
王子とルイスとカインが来ていた。
「昨日はお疲れさん!」
「姐さん、練習久々ー!」
「ルナリー、僕ら結構上手くなってますよー!」
何時もの感じ。居心地の良い空間。
確かに大司教さんのプロデュースって奴が成功したら何時も皆と一緒に居られるんだなあ。
気合い入れて望もう!
全員が集まって練習が始まる。
編曲がいいなあ。パート別のハモリも良く作られている。
主旋律はアルトからメゾへそしてソプラノへ。
上手く流れを作ってある。
ヴァイオリンとチェロのピアノのハーモニー。
「はー!めっちゃ凄い!綺麗!」
歌い終わって感動してしまって思わず心の声が漏れた。
すると皆はうふふっと自慢げに笑った。
「苦労したんですよー。ここ迄作り上げるの。」
「でも、創作意欲が掻き立てられる作品なんですよね!」
クライスとジョージが嬉しそうだ。
「歌っていて気持ち良いんですよねえ。」
エミリアも笑顔が耐えない。
私、自分の事を優先し過ぎたな。
コンクールしか見えてなかった。もっと皆の為にこれから頑張ろう!
何度か歌い直しや通し練習をして午前中の練習終了。
午後もと思っていたが。
「今日はここまで!」
王子が微笑む。
「そーなの?もっと練習したかったなあ。」
「今日はデート!!ルイス誘ってないの?」
キャサリンがルイスに向かって怒ったように言った。
「いや。何か昨日落ち込んでたし。誘おうとしたんだけどよー。」
ブツブツとルイスが呟く。
あぁ。余計な気を使わせたか。
「エミリアが今日、デートなんですよ。だから午後はお休みにしたんです。」
「僕とキャサリンもデートしますよ。」
王子がニッコリと微笑んでキャサリンと目を合わせた。
おお!エミリア遂に!!
「よーし!ルイス!どっか行こ!」
「おー!」
デートも久しぶり。2人っきりすら久しぶり。
すっかりテンションが上がった。
「独り者組はこれから仲良くランチに行くんですよ!」
クライスが笑顔で言った。クライス、カイン、ジョージ、会長か。
会長。。ハーレムですね。
本日デート日和。楽しみだ。
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