97 / 369
久々の練習♪
しおりを挟む
春休みも残り5日となった。
久々に皆と歌える。
まだコンクールの悔しさを引きづっているのだが。。多分、歌ってるうちに忘れるだろ。
「おはよー!」
レッスンルームの扉を元気よく開けた。
王子とルイスとカインが来ていた。
「昨日はお疲れさん!」
「姐さん、練習久々ー!」
「ルナリー、僕ら結構上手くなってますよー!」
何時もの感じ。居心地の良い空間。
確かに大司教さんのプロデュースって奴が成功したら何時も皆と一緒に居られるんだなあ。
気合い入れて望もう!
全員が集まって練習が始まる。
編曲がいいなあ。パート別のハモリも良く作られている。
主旋律はアルトからメゾへそしてソプラノへ。
上手く流れを作ってある。
ヴァイオリンとチェロのピアノのハーモニー。
「はー!めっちゃ凄い!綺麗!」
歌い終わって感動してしまって思わず心の声が漏れた。
すると皆はうふふっと自慢げに笑った。
「苦労したんですよー。ここ迄作り上げるの。」
「でも、創作意欲が掻き立てられる作品なんですよね!」
クライスとジョージが嬉しそうだ。
「歌っていて気持ち良いんですよねえ。」
エミリアも笑顔が耐えない。
私、自分の事を優先し過ぎたな。
コンクールしか見えてなかった。もっと皆の為にこれから頑張ろう!
何度か歌い直しや通し練習をして午前中の練習終了。
午後もと思っていたが。
「今日はここまで!」
王子が微笑む。
「そーなの?もっと練習したかったなあ。」
「今日はデート!!ルイス誘ってないの?」
キャサリンがルイスに向かって怒ったように言った。
「いや。何か昨日落ち込んでたし。誘おうとしたんだけどよー。」
ブツブツとルイスが呟く。
あぁ。余計な気を使わせたか。
「エミリアが今日、デートなんですよ。だから午後はお休みにしたんです。」
「僕とキャサリンもデートしますよ。」
王子がニッコリと微笑んでキャサリンと目を合わせた。
おお!エミリア遂に!!
「よーし!ルイス!どっか行こ!」
「おー!」
デートも久しぶり。2人っきりすら久しぶり。
すっかりテンションが上がった。
「独り者組はこれから仲良くランチに行くんですよ!」
クライスが笑顔で言った。クライス、カイン、ジョージ、会長か。
会長。。ハーレムですね。
本日デート日和。楽しみだ。
久々に皆と歌える。
まだコンクールの悔しさを引きづっているのだが。。多分、歌ってるうちに忘れるだろ。
「おはよー!」
レッスンルームの扉を元気よく開けた。
王子とルイスとカインが来ていた。
「昨日はお疲れさん!」
「姐さん、練習久々ー!」
「ルナリー、僕ら結構上手くなってますよー!」
何時もの感じ。居心地の良い空間。
確かに大司教さんのプロデュースって奴が成功したら何時も皆と一緒に居られるんだなあ。
気合い入れて望もう!
全員が集まって練習が始まる。
編曲がいいなあ。パート別のハモリも良く作られている。
主旋律はアルトからメゾへそしてソプラノへ。
上手く流れを作ってある。
ヴァイオリンとチェロのピアノのハーモニー。
「はー!めっちゃ凄い!綺麗!」
歌い終わって感動してしまって思わず心の声が漏れた。
すると皆はうふふっと自慢げに笑った。
「苦労したんですよー。ここ迄作り上げるの。」
「でも、創作意欲が掻き立てられる作品なんですよね!」
クライスとジョージが嬉しそうだ。
「歌っていて気持ち良いんですよねえ。」
エミリアも笑顔が耐えない。
私、自分の事を優先し過ぎたな。
コンクールしか見えてなかった。もっと皆の為にこれから頑張ろう!
何度か歌い直しや通し練習をして午前中の練習終了。
午後もと思っていたが。
「今日はここまで!」
王子が微笑む。
「そーなの?もっと練習したかったなあ。」
「今日はデート!!ルイス誘ってないの?」
キャサリンがルイスに向かって怒ったように言った。
「いや。何か昨日落ち込んでたし。誘おうとしたんだけどよー。」
ブツブツとルイスが呟く。
あぁ。余計な気を使わせたか。
「エミリアが今日、デートなんですよ。だから午後はお休みにしたんです。」
「僕とキャサリンもデートしますよ。」
王子がニッコリと微笑んでキャサリンと目を合わせた。
おお!エミリア遂に!!
「よーし!ルイス!どっか行こ!」
「おー!」
デートも久しぶり。2人っきりすら久しぶり。
すっかりテンションが上がった。
「独り者組はこれから仲良くランチに行くんですよ!」
クライスが笑顔で言った。クライス、カイン、ジョージ、会長か。
会長。。ハーレムですね。
本日デート日和。楽しみだ。
0
お気に入りに追加
102
あなたにおすすめの小説

婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです

【完結】100日後に処刑されるイグワーナ(悪役令嬢)は抜け毛スキルで無双する
みねバイヤーン
恋愛
せっかく悪役令嬢に転生したのに、もう断罪イベント終わって、牢屋にぶち込まれてるんですけどー。これは100日後に処刑されるイグワーナが、抜け毛操りスキルを使って無双し、自分を陥れた第一王子と聖女の妹をざまぁする、そんな物語。
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。

生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~
こひな
恋愛
市川みのり 31歳。
成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。
彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。
貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。
※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。

悪役令嬢カテリーナでございます。
くみたろう
恋愛
………………まあ、私、悪役令嬢だわ……
気付いたのはワインを頭からかけられた時だった。
どうやら私、ゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わったらしい。
40歳未婚の喪女だった私は今や立派な公爵令嬢。ただ、痩せすぎて骨ばっている体がチャームポイントなだけ。
ぶつかるだけでアタックをかます強靭な骨の持ち主、それが私。
40歳喪女を舐めてくれては困りますよ? 私は没落などしませんからね。

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる