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生徒会長の夢
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顔合わせで全く犯人、解らなかった・・。
どんなイベントだったかなあ?
少しはやったんだよ。いや、金を使って少し攻略したんだよの間違いか・・。
僕は寝る前に一生懸命、前世のクリア出来なかったイベントを思い出そうとしていた。
家がバレる。顔合わせ。
それから?公演のチケット!!2枚届くイベントだ。
あれは攻略対象者と行ったら攻略対象者が刺されるやつ!
公演何時だ?明日ルナリーに言わなきゃ・・・。
と思っていたらいつの間にか寝付いていた。
10連ガチャ1回3000円!
☆5婚約指輪が出なーい!
私、何連回したんだ?☆3のブレスレットと☆4のネックレスしか出ないよー。
ネックレスじゃ攻略出来ないってば。
今まで攻略して来た攻略対象者の好感度が高すぎて逆に攻略出来ない。
「頼むよクライス!一緒に帰ろうとか誘わないでー」
また刺された。ゲームオーバー。
コンティニュー?
またコインがいる。
「これ新しくダウンロードし直してリセットしたらいけるのかなあ。」
でも、攻略対象者との好感度が無駄になる。
こんな究極の選択イベントやめて欲しい。
公演チケット2枚。
これは攻略対象者と行ったらダメなやつ。
選択肢がクライスを誘うか行かないの2択か。
行かないを選択したらルナリーが殺される確率が50%だけど行かないを選択と。
「何故来てくれなかったんだ」
テロップと共にゲームオーバー!
あーーー!もーいーやー!
もう1回コンティニューしようかなあ。
あと1回だけあと1回。
良し。死ななかったー!
2月の合同練習開始。。。
あれ?何か夢見てた。朝、目覚めて思い出そうとするがガチャ外れまくった悔しい記憶以外は?
気を取り直して学校へ。
朝、学校に着くなりルナリーを生徒会室に呼び出す。
ゆっくり話せる安全な自分のパーソナルスペース。
ドアがノックされた。
「おはよー。呼び出しが生徒会室って」
笑いながらルナリーが入って来た。
「公演チケット届いてないか?!」
昨晩思い出した事を話さねばと思わず焦った発言になる。
「あー。行ってきました。内緒にしててごめーん」
ルナリーはあっけらかんとした顔でそう言った。
「行った?公演に誰と?!何時?」
「え?土曜日に。勿論、1人に決まってるじゃないすか。」
そんな選択肢があったんだ。
「1人で行けば無事なんだ。はー!そっか。」
安堵と驚きで口がポカーンと空く。
ストーカー相手でも勝てる自信があるから出来る行為だよなあ。
「何かねっとりした視線は感じました。何か居た。」
ルナリーは不快そうな顔をした。
「握手会ってのがあったんだけど面倒くさかったから指揮者の人とその周辺にいた人だけに挨拶だけして帰って来ましたよ!」
「握手会?!うん。参加しなくて良かったかもね。他の楽団員と握手するのも犯人を刺激しそうだし。」
しかし、びっくりするくらい正確な選択肢選んでるよなあ。
天然か?凄いわ。
「ねぇ。会長!何時になったら闇討ち来るんすか?」
何かちょっと勘違いしてるよね。この子。
「ストーカーの説明理解出来てる?」
ルナリーは、ん?と首を傾げる。
「勘違いの闇討ち野郎です!!」
うん。少しズレてるね。もう一度詳しく説明をしてみる。
ストーカーは妄想恋愛からのストーカータイプなのだろう。
説明が終わるとまた首を捻りながら
「何で好きなのに殺すんすかね?そこが意味が解らん!」
とキレていた。
何とかしてもう少し思い出してあげたいなあ。
「闇討ち野郎って要するに嫉妬から殺すんすか?」
「そうそう!!そーなんだよ!」
ルナリーはなるほどと納得していた。
「じゃー!犯人の目星付くまで大人しくしていて行けそうだったらルイスとイチャイチャしたら良いんすね!」
「まあそうなるかな。でも気を付けてね。僕も思い出そうとはしてるから。」
「ありがとうございます!2月の練習が楽しみだ」
それはそれは悪そうな微笑みを浮かべてルナリーは教室に戻って行った。
2月の練習まではイベント体験したよなあ。思い出せない。
攻略サイトも見た様な見てない様な。
もどかしいー!僕も教室戻ろう。。
どんなイベントだったかなあ?
少しはやったんだよ。いや、金を使って少し攻略したんだよの間違いか・・。
僕は寝る前に一生懸命、前世のクリア出来なかったイベントを思い出そうとしていた。
家がバレる。顔合わせ。
それから?公演のチケット!!2枚届くイベントだ。
あれは攻略対象者と行ったら攻略対象者が刺されるやつ!
公演何時だ?明日ルナリーに言わなきゃ・・・。
と思っていたらいつの間にか寝付いていた。
10連ガチャ1回3000円!
☆5婚約指輪が出なーい!
私、何連回したんだ?☆3のブレスレットと☆4のネックレスしか出ないよー。
ネックレスじゃ攻略出来ないってば。
今まで攻略して来た攻略対象者の好感度が高すぎて逆に攻略出来ない。
「頼むよクライス!一緒に帰ろうとか誘わないでー」
また刺された。ゲームオーバー。
コンティニュー?
またコインがいる。
「これ新しくダウンロードし直してリセットしたらいけるのかなあ。」
でも、攻略対象者との好感度が無駄になる。
こんな究極の選択イベントやめて欲しい。
公演チケット2枚。
これは攻略対象者と行ったらダメなやつ。
選択肢がクライスを誘うか行かないの2択か。
行かないを選択したらルナリーが殺される確率が50%だけど行かないを選択と。
「何故来てくれなかったんだ」
テロップと共にゲームオーバー!
あーーー!もーいーやー!
もう1回コンティニューしようかなあ。
あと1回だけあと1回。
良し。死ななかったー!
2月の合同練習開始。。。
あれ?何か夢見てた。朝、目覚めて思い出そうとするがガチャ外れまくった悔しい記憶以外は?
気を取り直して学校へ。
朝、学校に着くなりルナリーを生徒会室に呼び出す。
ゆっくり話せる安全な自分のパーソナルスペース。
ドアがノックされた。
「おはよー。呼び出しが生徒会室って」
笑いながらルナリーが入って来た。
「公演チケット届いてないか?!」
昨晩思い出した事を話さねばと思わず焦った発言になる。
「あー。行ってきました。内緒にしててごめーん」
ルナリーはあっけらかんとした顔でそう言った。
「行った?公演に誰と?!何時?」
「え?土曜日に。勿論、1人に決まってるじゃないすか。」
そんな選択肢があったんだ。
「1人で行けば無事なんだ。はー!そっか。」
安堵と驚きで口がポカーンと空く。
ストーカー相手でも勝てる自信があるから出来る行為だよなあ。
「何かねっとりした視線は感じました。何か居た。」
ルナリーは不快そうな顔をした。
「握手会ってのがあったんだけど面倒くさかったから指揮者の人とその周辺にいた人だけに挨拶だけして帰って来ましたよ!」
「握手会?!うん。参加しなくて良かったかもね。他の楽団員と握手するのも犯人を刺激しそうだし。」
しかし、びっくりするくらい正確な選択肢選んでるよなあ。
天然か?凄いわ。
「ねぇ。会長!何時になったら闇討ち来るんすか?」
何かちょっと勘違いしてるよね。この子。
「ストーカーの説明理解出来てる?」
ルナリーは、ん?と首を傾げる。
「勘違いの闇討ち野郎です!!」
うん。少しズレてるね。もう一度詳しく説明をしてみる。
ストーカーは妄想恋愛からのストーカータイプなのだろう。
説明が終わるとまた首を捻りながら
「何で好きなのに殺すんすかね?そこが意味が解らん!」
とキレていた。
何とかしてもう少し思い出してあげたいなあ。
「闇討ち野郎って要するに嫉妬から殺すんすか?」
「そうそう!!そーなんだよ!」
ルナリーはなるほどと納得していた。
「じゃー!犯人の目星付くまで大人しくしていて行けそうだったらルイスとイチャイチャしたら良いんすね!」
「まあそうなるかな。でも気を付けてね。僕も思い出そうとはしてるから。」
「ありがとうございます!2月の練習が楽しみだ」
それはそれは悪そうな微笑みを浮かべてルナリーは教室に戻って行った。
2月の練習まではイベント体験したよなあ。思い出せない。
攻略サイトも見た様な見てない様な。
もどかしいー!僕も教室戻ろう。。
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