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まったり回です
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晩御飯まで少し時間があったので部屋に戻った。
キャサリン戻ってるかな?
「ただいまー!」
部屋に戻ると心ここに在らずなキャサリンがベットでぼーっとしていてそれをエミリアが嬉しそうに眺めていた。
「ルナリー?大丈夫?」
エミリアが心配して聞いてくるので笑顔で頷いた。
「告白しましたか?」
ニヤニヤと嬉しそう。この海外遠征に来てからエミリアとも距離が凄く縮まった気がする。
「えーと?したよーなしてないよーな?」
「え?!してないの?!!」
夢の世界からキャサリンが戻って来た。
「私、遂に告白したの。そしたらジェファーソン様も好きって言ってくれたの!」
「おーめーでーとー!やったじゃねーか!」
キャサリンの背中をバンバン叩く。
「ルナリーはどうだったのよ?告白してないの?」
「あー。キスしてきた・・よ。」
そう言って目を逸らす。改めて言葉に出すと恥ずかしい。
「キースー?!!!」
2人がハモった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夢じゃないよなあ?自分の唇に手を当てる。
うん。現実だ・・・。
部屋に戻ると夢の世界にいるジェファーソンを発見する。
「やっと帰ってきたか!ジェファーソンの惚気に付き合うのが面倒くさくなってきたよ。」
カインがボヤいている。
「おー。上手く行ったんだな。良かったじゃん!」
そう言うと
「やけに余裕だなルイス!?」
カインが何かを察したのか此方を見る。
「僕、キャサリンに大好きって言われたんです!」
王子が満面の笑みで微笑みかけてくる。
「そりゃ良かったじゃねーか!」
「で、余裕そうなルイス君。君の話を聞こうか?」
うぜー。そう思ったが散々愚痴聞いて貰ったしな。
「キスした。」
本当は照れまくって居るのだが余裕ぶる。
「ルイスが遂に大人の階段を!!」
「ずるいです!僕もまだなのに!!」
「まーなー。」
と言いつつ顔が赤いのが自分でも解るのでベットに突っ伏した。
あー!幸せ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
晩御飯時に南ピアーナ国の王から謝罪があった。
部長さんが司祭様を通して報告をしてくれたらしい。
事を荒立てなくて本当に良かったと思う。
王子も謝罪を受け入れ今後の国交を約束している。
色々あったけど来て良かった。強引なナンパもそのお陰で恋が進展したので心の中でアホな大学生達にも感謝する。
米飯ラストか。土産に持って帰りたいが炊飯器無いし。釜?も無いし。鍋で炊くか?
まあ、今日は堪能して食べよう。
「カレーって毎日いけるな。」
「て言うか。色んなカレーあるんだな。」
私とルイスは普通のカレールーを使ったカレーしか食べた事がなかった。キャサリンに聞いたら彼女の時代の日本にはカレーも色々な種類のお店があったそうだ。
「これキーマカレーって言うらしいなあ?」
「食ったの初めてだけど美味い。」
うんうん。と頷き合う。
明日の朝には飛行船に乗る。旅行ってあっという間だ。
食事の後に生徒会長の提案でピアーナ国王に歌を披露しようと言う事になった。
Oh,happy,day練習した成果を見せる。
お腹は満腹だが良い感じに歌えたと思う。王族の方々にも楽しんで頂けて良かった。
部屋に戻るってエミリアが風呂に入ってる時にキャサリンに問い詰められる・・。
「ルナリー、告白はされてないのよね?」
「した様なもんだろ?」
キャサリンが解ってくれない。
キャサリンは昭和と平成のギャップを感じると言われた。黙って俺に着いてこい!的な感じは古いらしい。
「それで?平成の不良はそのチャラいって奴が多いのか。チャラいか。軟派って事か。うーん?」
「昭和も居たけどね。景気良かったし軟派野郎ってのは。でも不良の半分は硬派だったんだよな!」
「硬派が解らないのよ。ツンデレって事?」
また新しい単語が出てきた。
話を聞くとツンデレ。ルイスがちょっと当てはまるので笑えた。
キャサリン戻ってるかな?
「ただいまー!」
部屋に戻ると心ここに在らずなキャサリンがベットでぼーっとしていてそれをエミリアが嬉しそうに眺めていた。
「ルナリー?大丈夫?」
エミリアが心配して聞いてくるので笑顔で頷いた。
「告白しましたか?」
ニヤニヤと嬉しそう。この海外遠征に来てからエミリアとも距離が凄く縮まった気がする。
「えーと?したよーなしてないよーな?」
「え?!してないの?!!」
夢の世界からキャサリンが戻って来た。
「私、遂に告白したの。そしたらジェファーソン様も好きって言ってくれたの!」
「おーめーでーとー!やったじゃねーか!」
キャサリンの背中をバンバン叩く。
「ルナリーはどうだったのよ?告白してないの?」
「あー。キスしてきた・・よ。」
そう言って目を逸らす。改めて言葉に出すと恥ずかしい。
「キースー?!!!」
2人がハモった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夢じゃないよなあ?自分の唇に手を当てる。
うん。現実だ・・・。
部屋に戻ると夢の世界にいるジェファーソンを発見する。
「やっと帰ってきたか!ジェファーソンの惚気に付き合うのが面倒くさくなってきたよ。」
カインがボヤいている。
「おー。上手く行ったんだな。良かったじゃん!」
そう言うと
「やけに余裕だなルイス!?」
カインが何かを察したのか此方を見る。
「僕、キャサリンに大好きって言われたんです!」
王子が満面の笑みで微笑みかけてくる。
「そりゃ良かったじゃねーか!」
「で、余裕そうなルイス君。君の話を聞こうか?」
うぜー。そう思ったが散々愚痴聞いて貰ったしな。
「キスした。」
本当は照れまくって居るのだが余裕ぶる。
「ルイスが遂に大人の階段を!!」
「ずるいです!僕もまだなのに!!」
「まーなー。」
と言いつつ顔が赤いのが自分でも解るのでベットに突っ伏した。
あー!幸せ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
晩御飯時に南ピアーナ国の王から謝罪があった。
部長さんが司祭様を通して報告をしてくれたらしい。
事を荒立てなくて本当に良かったと思う。
王子も謝罪を受け入れ今後の国交を約束している。
色々あったけど来て良かった。強引なナンパもそのお陰で恋が進展したので心の中でアホな大学生達にも感謝する。
米飯ラストか。土産に持って帰りたいが炊飯器無いし。釜?も無いし。鍋で炊くか?
まあ、今日は堪能して食べよう。
「カレーって毎日いけるな。」
「て言うか。色んなカレーあるんだな。」
私とルイスは普通のカレールーを使ったカレーしか食べた事がなかった。キャサリンに聞いたら彼女の時代の日本にはカレーも色々な種類のお店があったそうだ。
「これキーマカレーって言うらしいなあ?」
「食ったの初めてだけど美味い。」
うんうん。と頷き合う。
明日の朝には飛行船に乗る。旅行ってあっという間だ。
食事の後に生徒会長の提案でピアーナ国王に歌を披露しようと言う事になった。
Oh,happy,day練習した成果を見せる。
お腹は満腹だが良い感じに歌えたと思う。王族の方々にも楽しんで頂けて良かった。
部屋に戻るってエミリアが風呂に入ってる時にキャサリンに問い詰められる・・。
「ルナリー、告白はされてないのよね?」
「した様なもんだろ?」
キャサリンが解ってくれない。
キャサリンは昭和と平成のギャップを感じると言われた。黙って俺に着いてこい!的な感じは古いらしい。
「それで?平成の不良はそのチャラいって奴が多いのか。チャラいか。軟派って事か。うーん?」
「昭和も居たけどね。景気良かったし軟派野郎ってのは。でも不良の半分は硬派だったんだよな!」
「硬派が解らないのよ。ツンデレって事?」
また新しい単語が出てきた。
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