53 / 369
男子部屋!恋バナ!
しおりを挟む
カイン、ジェファーソン、ルイス部屋
「何かこう言うの楽しいね!」
ジェファーソンが嬉しそうに言った。
「なあ、ジェファーソンとキャサリンってどんな感じ?」
ルイスは流石幼なじみらしく直球で聞いている。
「あっそれ聞きたかった!」
僕も笑いながらベットに座る。
「えー?!どんなって!!ルイスこそ!」
「僕はどっちの話も聞きたいなあ。」
これは今夜は楽しめそうだ。
「ジェファーソン達は婚約してるじゃん!」
ブツブツとルイスが言う。
「ルイスとルナリーは婚約しないの?」
ジェファーソンのズバリの問にルイスは顔を赤くした。
「したいさ!婚約したいけど!まだ告白すらしてねーし!」
「おお、それは意外でした!」
ジェファーソンも僕もてっきり付き合っているかと思っていた。
「しちゃいなよ!ルイス!」
ツッコミを入れるとルイスはめちゃくちゃ慌てている。面白い。
「ジェファーソン、婚約してても進歩してねーお前に言われたくねー!」
「うっ。。それを言われるとキツイ。」
どうしよう弄りたくて仕方ない。面白いなー!この2人!
「はーい!じゃジェファーソンは先ずどうしたい?進歩したいんだろ?」
僕はニヤっと笑った。
「告白したけどちゃんとキャサリンから好きって言われた事ないんだよね。告白も生徒会室で突然しちゃったし。」
あー。とルイスも頷く。
「実は今まで何となく婚約してたって感じで本気で惚れ込んだのが最近で。どうしたら良いかさっぱり解らない。」
ジェファーソンは溜息を付く。なるほどね。
「深い悩みだねー。ルイスは何時から好きなの?」
僕の尋問は続く。
「出会った時からずっと気になってた。」
狼狽えながらそう答えるルイス。
「ルイスに取り敢えず言っておくけど。僕も出会った時から姐さんが気になってたんだ。」
えっ?!ルイスは僕の方を見た。
「丁度、令嬢に絡まれててさー。凄い目付きで睨んで怒鳴りつけて追い返してたの!ふふっ。もう下僕にしてってその瞬間思ったね!!」
「下僕かよ。焦らせるな。」
ルイスの不貞腐れっぷり!楽しい。
「恋愛感情は湧かないね。姐さんだもの。」
「じゃあカインはどんなタイプが好きなの?」
ジェファーソンがニッコリ笑顔で質問。
「知的タイプだな。バカ令嬢とかは無理だなあ。」
好みのタイプってなかなか居ないよね。
「カインらしいねー。」
まあ、そうかも。
「あー!どーやって告白したら良いか解らねー!」
「ルイス。解るよ。言えないよね。」
2人はベットにゴロゴロしながら溜息をついている。
「昨日の夜さあ後ろのスペースでゴロ寝してたじゃん?」
ルイスが枕に顔を埋める。
「もう!顔近いってルナリーの距離間!!俺、必死で理性抑えたんだよ!」
「僕も昨日の横で眠るキャサリンにキスしたくなった。」
ジェファーソンも溜息をついて枕に顔を埋める。
「しちゃえば?」
2人共絶対出来なさそうだけど。
「出来るか!!」
「無理です!」
2人は複雑そうな顔をして僕を見る。
「良し!先ずはルイスは告白する!」
僕はふふっと笑った。
「ジェファーソンは返事を聞く!」
2人は深い溜息。
「それをしないとキスはまだ早い!!女性は怒りますよ!」
「確かに。。。」
「危なかった。。」
「絶対両思いだと思うけどね。」
見ていて本当に解りやすいくらい。
「この遠征中に2人とも言いましょう!」
ヤバい。イジりが止まらない。楽しい。
さあ、進展するかなあ。僕は微笑みながらベットに入った。2人はゴロゴロとしながら何度目かの溜息をついていた。
「何かこう言うの楽しいね!」
ジェファーソンが嬉しそうに言った。
「なあ、ジェファーソンとキャサリンってどんな感じ?」
ルイスは流石幼なじみらしく直球で聞いている。
「あっそれ聞きたかった!」
僕も笑いながらベットに座る。
「えー?!どんなって!!ルイスこそ!」
「僕はどっちの話も聞きたいなあ。」
これは今夜は楽しめそうだ。
「ジェファーソン達は婚約してるじゃん!」
ブツブツとルイスが言う。
「ルイスとルナリーは婚約しないの?」
ジェファーソンのズバリの問にルイスは顔を赤くした。
「したいさ!婚約したいけど!まだ告白すらしてねーし!」
「おお、それは意外でした!」
ジェファーソンも僕もてっきり付き合っているかと思っていた。
「しちゃいなよ!ルイス!」
ツッコミを入れるとルイスはめちゃくちゃ慌てている。面白い。
「ジェファーソン、婚約してても進歩してねーお前に言われたくねー!」
「うっ。。それを言われるとキツイ。」
どうしよう弄りたくて仕方ない。面白いなー!この2人!
「はーい!じゃジェファーソンは先ずどうしたい?進歩したいんだろ?」
僕はニヤっと笑った。
「告白したけどちゃんとキャサリンから好きって言われた事ないんだよね。告白も生徒会室で突然しちゃったし。」
あー。とルイスも頷く。
「実は今まで何となく婚約してたって感じで本気で惚れ込んだのが最近で。どうしたら良いかさっぱり解らない。」
ジェファーソンは溜息を付く。なるほどね。
「深い悩みだねー。ルイスは何時から好きなの?」
僕の尋問は続く。
「出会った時からずっと気になってた。」
狼狽えながらそう答えるルイス。
「ルイスに取り敢えず言っておくけど。僕も出会った時から姐さんが気になってたんだ。」
えっ?!ルイスは僕の方を見た。
「丁度、令嬢に絡まれててさー。凄い目付きで睨んで怒鳴りつけて追い返してたの!ふふっ。もう下僕にしてってその瞬間思ったね!!」
「下僕かよ。焦らせるな。」
ルイスの不貞腐れっぷり!楽しい。
「恋愛感情は湧かないね。姐さんだもの。」
「じゃあカインはどんなタイプが好きなの?」
ジェファーソンがニッコリ笑顔で質問。
「知的タイプだな。バカ令嬢とかは無理だなあ。」
好みのタイプってなかなか居ないよね。
「カインらしいねー。」
まあ、そうかも。
「あー!どーやって告白したら良いか解らねー!」
「ルイス。解るよ。言えないよね。」
2人はベットにゴロゴロしながら溜息をついている。
「昨日の夜さあ後ろのスペースでゴロ寝してたじゃん?」
ルイスが枕に顔を埋める。
「もう!顔近いってルナリーの距離間!!俺、必死で理性抑えたんだよ!」
「僕も昨日の横で眠るキャサリンにキスしたくなった。」
ジェファーソンも溜息をついて枕に顔を埋める。
「しちゃえば?」
2人共絶対出来なさそうだけど。
「出来るか!!」
「無理です!」
2人は複雑そうな顔をして僕を見る。
「良し!先ずはルイスは告白する!」
僕はふふっと笑った。
「ジェファーソンは返事を聞く!」
2人は深い溜息。
「それをしないとキスはまだ早い!!女性は怒りますよ!」
「確かに。。。」
「危なかった。。」
「絶対両思いだと思うけどね。」
見ていて本当に解りやすいくらい。
「この遠征中に2人とも言いましょう!」
ヤバい。イジりが止まらない。楽しい。
さあ、進展するかなあ。僕は微笑みながらベットに入った。2人はゴロゴロとしながら何度目かの溜息をついていた。
0
お気に入りに追加
102
あなたにおすすめの小説

ある王国の王室の物語
朝山みどり
恋愛
平和が続くある王国の一室で婚約者破棄を宣言された少女がいた。カップを持ったまま下を向いて無言の彼女を国王夫妻、侯爵夫妻、王太子、異母妹がじっと見つめた。
顔をあげた彼女はカップを皿に置くと、レモンパイに手を伸ばすと皿に取った。
それから
「承知しました」とだけ言った。
ゆっくりレモンパイを食べるとお茶のおかわりを注ぐように侍女に合図をした。
それからバウンドケーキに手を伸ばした。
カクヨムで公開したものに手を入れたものです。
【コミカライズ2月28日引き下げ予定】実は白い結婚でしたの。元悪役令嬢は未亡人になったので今度こそ推しを見守りたい。
氷雨そら
恋愛
悪役令嬢だと気がついたのは、断罪直後。
私は、五十も年上の辺境伯に嫁いだのだった。
「でも、白い結婚だったのよね……」
奥様を愛していた辺境伯に、孫のように可愛がられた私は、彼の亡き後、王都へと戻ってきていた。
全ては、乙女ゲームの推しを遠くから眺めるため。
一途な年下枠ヒーローに、元悪役令嬢は溺愛される。
断罪に引き続き、私に拒否権はない……たぶん。

婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです

親切なミザリー
みるみる
恋愛
第一王子アポロの婚約者ミザリーは、「親切なミザリー」としてまわりから慕われていました。
ところが、子爵家令嬢のアリスと偶然出会ってしまったアポロはアリスを好きになってしまい、ミザリーを蔑ろにするようになりました。アポロだけでなく、アポロのまわりの友人達もアリスを慕うようになりました。
ミザリーはアリスに嫉妬し、様々な嫌がらせをアリスにする様になりました。
こうしてミザリーは、いつしか親切なミザリーから悪女ミザリーへと変貌したのでした。
‥ですが、ミザリーの突然の死後、何故か再びミザリーの評価は上がり、「親切なミザリー」として人々に慕われるようになり、ミザリーが死後海に投げ落とされたという崖の上には沢山の花が、毎日絶やされる事なく人々により捧げられ続けるのでした。
※不定期更新です。

王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈@2/28コミカライズ発売
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。

村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。

妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢
岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか?
「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」
「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」
マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる