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悶々と眠れぬ夜の男子達
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関わらない!と決めてから数日。何で今、僕は飛行船に乗っているんでしょうか?
海外遠征?!
そんなイベント無かったわー!!
生徒会長同伴と学院長に言われて逆らえないまま。
視線が怖い。痛い。
「僕の事は空気と思って頂いて良いので。」
そう返して窓の外を見て視線を逸らす。怖いよぉぉ。
そうこうしてるうちに飛行船が飛び立つ。
カインが!!狂っている。高所恐怖症だったのか。びっくりの事実が判明した。
そして、怒号を浴びせるヤンキー達に喜ぶカイン。。。
カイン様?
僕は空いた口が塞がらずルナリーと目が合った。
あっ。そういう事なんですね・・。
関わりたくないのにトランプに誘われるし。くそー!ジョージに言われたら断われない!でも、ババ抜き懐かしい。
歌?!言わなきゃ良かったがいつかはバレるカウンターテノール。
クライスに聞きたいって言われちゃったよ。
合わせて見ると皆の技術の高度さや1人1人の歌声の良さが凄く解った。ヤンキールナリー上手いな。キャサリンの才能にも驚いた。
もう、疲れた。あっやはりあの2人ラブラブなんだろうな。後ろのスペースでゴロ寝するルナリーとルイスを見る。平和そうだなあ。ふと隣の席を見ると寝息を立てるジョージ。
萌えー!!!!
可愛い!!写メ撮りたい。
携帯がないこの世界が辛い。
BLはダメだ。落ち着け寝るぞ。僕は必死で目を閉じた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
寝る迄、キャサリンとお喋り。何て贅沢な一時。
生徒会長を同伴しないと認められないと言われた時はどうなる事やらと思ったが。キャサリンが寛大で良かった。ルナリーもトランプに誘ってくれたり重い空気を緩和する努力をしてくれて助かる。
あっ。キャサリン眠そう。可愛いなあ。
「おやすみ。」
「ジェファーソン様おやすみなさい。」
寝顔を見れる幸せ。僕のキャサリン。キスしたい。
我慢、我慢。眠れるかな・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
後方スペースでゴロゴロしているルナリー。今が話せるチャンスだよな。決意して俺も隣にゴロ寝する。
「見当違いな事をしてごめん。」
本当に恥ずかしい。ルナリーの事しか頭にない俺の失態。
確かにあの時点では誰も解らなかったけど。
そう思っているとゴロっと俺の横にピッタリとルナリーがくっ付いて来た。
顔!顔!近い!
「守るって言ってくれて嬉しかった。」
このまま抱き締めて押し倒したい。
その衝動を抑える為に距離を取る。昔から此奴の距離間にはドキドキさせられっぱなしだったが。今日のはヤバかった。
その後はバカ話をしていたらそのままルナリーは寝てしまった。
席に戻ろうかと思ったがもう皆、寝てしまっている様だ。
我慢だルイス!寝るんだルイス!顔を見ない様にルナリーに背を向け必死で目を閉じた。
海外遠征?!
そんなイベント無かったわー!!
生徒会長同伴と学院長に言われて逆らえないまま。
視線が怖い。痛い。
「僕の事は空気と思って頂いて良いので。」
そう返して窓の外を見て視線を逸らす。怖いよぉぉ。
そうこうしてるうちに飛行船が飛び立つ。
カインが!!狂っている。高所恐怖症だったのか。びっくりの事実が判明した。
そして、怒号を浴びせるヤンキー達に喜ぶカイン。。。
カイン様?
僕は空いた口が塞がらずルナリーと目が合った。
あっ。そういう事なんですね・・。
関わりたくないのにトランプに誘われるし。くそー!ジョージに言われたら断われない!でも、ババ抜き懐かしい。
歌?!言わなきゃ良かったがいつかはバレるカウンターテノール。
クライスに聞きたいって言われちゃったよ。
合わせて見ると皆の技術の高度さや1人1人の歌声の良さが凄く解った。ヤンキールナリー上手いな。キャサリンの才能にも驚いた。
もう、疲れた。あっやはりあの2人ラブラブなんだろうな。後ろのスペースでゴロ寝するルナリーとルイスを見る。平和そうだなあ。ふと隣の席を見ると寝息を立てるジョージ。
萌えー!!!!
可愛い!!写メ撮りたい。
携帯がないこの世界が辛い。
BLはダメだ。落ち着け寝るぞ。僕は必死で目を閉じた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
寝る迄、キャサリンとお喋り。何て贅沢な一時。
生徒会長を同伴しないと認められないと言われた時はどうなる事やらと思ったが。キャサリンが寛大で良かった。ルナリーもトランプに誘ってくれたり重い空気を緩和する努力をしてくれて助かる。
あっ。キャサリン眠そう。可愛いなあ。
「おやすみ。」
「ジェファーソン様おやすみなさい。」
寝顔を見れる幸せ。僕のキャサリン。キスしたい。
我慢、我慢。眠れるかな・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・
後方スペースでゴロゴロしているルナリー。今が話せるチャンスだよな。決意して俺も隣にゴロ寝する。
「見当違いな事をしてごめん。」
本当に恥ずかしい。ルナリーの事しか頭にない俺の失態。
確かにあの時点では誰も解らなかったけど。
そう思っているとゴロっと俺の横にピッタリとルナリーがくっ付いて来た。
顔!顔!近い!
「守るって言ってくれて嬉しかった。」
このまま抱き締めて押し倒したい。
その衝動を抑える為に距離を取る。昔から此奴の距離間にはドキドキさせられっぱなしだったが。今日のはヤバかった。
その後はバカ話をしていたらそのままルナリーは寝てしまった。
席に戻ろうかと思ったがもう皆、寝てしまっている様だ。
我慢だルイス!寝るんだルイス!顔を見ない様にルナリーに背を向け必死で目を閉じた。
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