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王子に悪役令嬢も居るのかよ(汗)
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自宅の机の奥から1冊のノートが見つかった。
覚えが全然ない
中を開くと汚い日本語で書かれていた。
おとめゲーム
アリア音楽学院ラブソング
ん?これは??
確か子供の頃高熱出した時に何か書いたやつだ!
熱が下がった後、また記憶が無くて何て書いてあるか読めなかったノート!
なになに?
こうりゃくたいしょうしゃ
攻略対象者だな
クライス・バートリー
ざいばつおんぞーし。財閥御曹司な。うん。平仮名ばっかりだ
カイン・レイノース
べんごしのむすこ
ジョージ・アンダーソン
医者のむすこ
コイツら昨日と今日会ったやつか!
うわー。早速絡まれた
ジェファーソン・ボードウェン
王子
うわっ。王子とか
どいつもこいつも無理だな!
かくしキャラ
ひみつ
隠しキャラ?何で隠れてんだ?
んで?
あくとくれいじょう?
悪徳令嬢?ってなんだ?
悪役の間違いかなあ
キャサリン・フラーム
王子のこんやくしゃ
誰だ?会ったかなー?
こうりゃくたいしょうしゃとけっこんする
以上か。絶対ない!
優男、優男、病弱、王子か。ないないないないない!
何か隠れてる奴に期待しよう
3年間どうか無事に過ごしてオペラ歌手目指そう
やっぱお金は稼いで親孝行しなきゃならねーし!
私はなるべくコイツらと関わらないで生活しよう!
そして翌日、仕組まれたように王子と出会ってしまった。
ピアノ科と合同実習
ペアを組み指定曲を歌わせると言うやつだ
「ジェファーソン・ボードウェンだ。宜しく」
「げっ!王子!」
思わず漏れ出た声を何とか誤魔化し練習に入る
うわあ。見てるよ悪役令嬢。ピアノ科かー。
美人だけどきっつい顔してんな。タイマン張ったら楽しそうだなー
発表は1週間後となり私は王子と練習のため放課後も一緒にいる羽目になってしまった。
そして練習3日目。やはり来やがった。
お約束過ぎるなお嬢ちゃん達は
キャサリン・フラームと愉快な仲間たちが目の前に立ちはだかる
「庶民がボードウェン様とペア組み何て生意気ですわ」
「フラーム様の婚約者ですのよ!」
愉快な仲間たちがピーピー言っている。
当のキャサリンは1番後で無言だ。
人にやらせるタイプか?クソだなと思ったが顔色を見ると?少し様子が違う。
顔はキツイ顔をしているが素だろう。
何か仲間たちが私に喧嘩を売っている事に対して怯えているように見える。
まー。いっか。
「じゃー。解った!王子とペアは解散!」
「おい!フラーム!お前が私と組め!」
私がそう言うと仲間たちは唖然としていた
「何を仰っているのかしらこの庶民!」
「フラーム様を呼び捨てとか失礼極まりないわ!」
やはり外野が煩い
当のキャサリンはキツイ目を見開いて呆気に取られている
「王子とペア組みさせるのが嫌なら交代しかねーじゃん」
「成績に関わるしさー。妥協しろ!!」
一喝して睨みをきかせる
「2択だよ。このままのペアか私と組むか」
キャサリンの目がまた怯えて見えた。うん。私恐いね。
しかし気丈に振舞って彼女は私の妥協案を受け入れた。
先生の所には調子よく
「私、男性と接するの苦手なんです。フラーム様とペアを組ませて下さい」
と猫を被っておいた。
キャサリンのペアの相手とチェンジ成功。
職員室の帰り際にキャサリンが聞いてきた
「貴女、、、何者なの?」
「、、、ルナリー・ウェールズでーす」
笑顔で愛想笑いを浮かべる
「私の知ってるルナリーじゃないわ」
キャサリンが呟く
「何処かでお会いしました?」
子供の頃とか接点ない筈なんだが
「言葉使いおかしいわよね?」
キャサリンが問い詰めて来る
「あー。庶民は口悪ぃんだよ!気にするな!」
とりあえず誤魔化そう
「貴女もしかして?」
キャサリンの目が泳いで居た
覚えが全然ない
中を開くと汚い日本語で書かれていた。
おとめゲーム
アリア音楽学院ラブソング
ん?これは??
確か子供の頃高熱出した時に何か書いたやつだ!
熱が下がった後、また記憶が無くて何て書いてあるか読めなかったノート!
なになに?
こうりゃくたいしょうしゃ
攻略対象者だな
クライス・バートリー
ざいばつおんぞーし。財閥御曹司な。うん。平仮名ばっかりだ
カイン・レイノース
べんごしのむすこ
ジョージ・アンダーソン
医者のむすこ
コイツら昨日と今日会ったやつか!
うわー。早速絡まれた
ジェファーソン・ボードウェン
王子
うわっ。王子とか
どいつもこいつも無理だな!
かくしキャラ
ひみつ
隠しキャラ?何で隠れてんだ?
んで?
あくとくれいじょう?
悪徳令嬢?ってなんだ?
悪役の間違いかなあ
キャサリン・フラーム
王子のこんやくしゃ
誰だ?会ったかなー?
こうりゃくたいしょうしゃとけっこんする
以上か。絶対ない!
優男、優男、病弱、王子か。ないないないないない!
何か隠れてる奴に期待しよう
3年間どうか無事に過ごしてオペラ歌手目指そう
やっぱお金は稼いで親孝行しなきゃならねーし!
私はなるべくコイツらと関わらないで生活しよう!
そして翌日、仕組まれたように王子と出会ってしまった。
ピアノ科と合同実習
ペアを組み指定曲を歌わせると言うやつだ
「ジェファーソン・ボードウェンだ。宜しく」
「げっ!王子!」
思わず漏れ出た声を何とか誤魔化し練習に入る
うわあ。見てるよ悪役令嬢。ピアノ科かー。
美人だけどきっつい顔してんな。タイマン張ったら楽しそうだなー
発表は1週間後となり私は王子と練習のため放課後も一緒にいる羽目になってしまった。
そして練習3日目。やはり来やがった。
お約束過ぎるなお嬢ちゃん達は
キャサリン・フラームと愉快な仲間たちが目の前に立ちはだかる
「庶民がボードウェン様とペア組み何て生意気ですわ」
「フラーム様の婚約者ですのよ!」
愉快な仲間たちがピーピー言っている。
当のキャサリンは1番後で無言だ。
人にやらせるタイプか?クソだなと思ったが顔色を見ると?少し様子が違う。
顔はキツイ顔をしているが素だろう。
何か仲間たちが私に喧嘩を売っている事に対して怯えているように見える。
まー。いっか。
「じゃー。解った!王子とペアは解散!」
「おい!フラーム!お前が私と組め!」
私がそう言うと仲間たちは唖然としていた
「何を仰っているのかしらこの庶民!」
「フラーム様を呼び捨てとか失礼極まりないわ!」
やはり外野が煩い
当のキャサリンはキツイ目を見開いて呆気に取られている
「王子とペア組みさせるのが嫌なら交代しかねーじゃん」
「成績に関わるしさー。妥協しろ!!」
一喝して睨みをきかせる
「2択だよ。このままのペアか私と組むか」
キャサリンの目がまた怯えて見えた。うん。私恐いね。
しかし気丈に振舞って彼女は私の妥協案を受け入れた。
先生の所には調子よく
「私、男性と接するの苦手なんです。フラーム様とペアを組ませて下さい」
と猫を被っておいた。
キャサリンのペアの相手とチェンジ成功。
職員室の帰り際にキャサリンが聞いてきた
「貴女、、、何者なの?」
「、、、ルナリー・ウェールズでーす」
笑顔で愛想笑いを浮かべる
「私の知ってるルナリーじゃないわ」
キャサリンが呟く
「何処かでお会いしました?」
子供の頃とか接点ない筈なんだが
「言葉使いおかしいわよね?」
キャサリンが問い詰めて来る
「あー。庶民は口悪ぃんだよ!気にするな!」
とりあえず誤魔化そう
「貴女もしかして?」
キャサリンの目が泳いで居た
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