教室から始まるおもゆり話

xita

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4-1.別の行為

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「絶対もうやめたほうが良いって」

 公園の出来事で瑞希からストップが入った。

「あの時、おしっこまみれの桃香が自分で動けるならまだちょっと考えたけど、動けないのならもうやめた方がいい気がするよ。

 今はまだ遊びで片付いてるし、桃香も何も考え込んでないけど、そのうち本当に戻れない場所まで行って心が壊れちゃったら…私、友達を1人失うことになるんだよ…」

 泣きながらそう言われると、私も息が詰まったように何も言えなかった。
 あの時、私は別に興奮して動けなかったとかでも何でもなくて、確かに心が疲弊して動けなかった。瑞希の言う事も当たらからず遠からずだった…




 それから数ヶ月、私と瑞希は普通の友人として過ごしていた。

 あの事で瑞希は私を漏らさせようとしているのを完全にやめてしまったし、私も強要は出来ない。強引におしっこの邪魔をされなければ私が漏らすこともなく、平穏な日々を過ごしていた。

 でもちょっと物足りない気がするのは気のせいだろうか? これはこの前受けた刺激が強すぎたからだろうか? これを言ったら瑞希に怒られそう…
 ネットで調べると私みたいな人の感情のことを破滅願望って言っていた。


 外れてはいない。やってはいけないはずなのに、どうしようも無くなった時のおもらしが私は好きだ。
 あれだけ精神的に打ちのめされていたのに、私はおもらしすることが、どうしようも無くなることが好きなのかもしれない。




「瑞希、私頭おかしくなったのかも」

 一緒に来たトイレで手を洗いながら話す。

「どうしたの急に」
「公園であれだけやったのに、何だか物足りないの…」

 瑞希は溜息をついた。

「私はもうやらないし、桃香もこれ以上は辞めといた方が良い気がするよ。本当にやらかして心が壊れちゃった桃香なんて私は見たくないよ…」
「で、でも…」

 誰もいないことをいい事にスカートの端を持って中に空気を送り込む。女の子の性的な匂いがトイレの中でふんわりとし、少し濡れているパンツが空気に触れてひんやりとする。

「欲求不満って訳?」
「端的に言うとそうかな…?」



「………ああ、もう! 放課後まで待てる? 桃香はおもらしして発散してるけど、他にもやり方はあるんだよ」
「え? どういうこと」
「もう、言わせないでよ。自分でやっても最後まで行けないからずっと濡れてるんでしょ。私がやってあげるから!」

 瑞希はそう言い捨てると教室へと走っていった。

「ちょ、ちょっと待ってよ!」

 瑞希は放課後までそのことについて話を聞いてくれなかった。私も教室内であまり聞けなかったってだけはあるけど。

 トイレで瑞希と話した時から、放課後瑞希と始まることへの期待で膨れて愛液が止まることを知らない。おかしい。私は別に女の子同士の絡みなんてあまり興味がなかった筈なのに……

 最後の授業なんてパンツから愛液が染み出して来そうで危なかった。ギリギリのラインで保ってくれたと思う。

「ほら、早く行くよ!」
「ちょっと」

 最初に私が連れ出した時とは別の構図で、今度は瑞希が別校舎のトイレに私を引っ張っていた。濡れたパンツが股と擦れる。


「そんなに性的な匂いさせて、よくバレなかったね」
「別にクラスで話す人いないし…」


 2人して息が乱れるのを押さえていた。ここのトイレは滅多に人が来ないことで生徒間で有名だし、部活動もこっちにはない。


「ほら、個室へ入るよ」
「2人で?」
「2人で別れてやるの? そんな寂しいことしたくないよ…」

 あれ、瑞希…


「何だか瑞希も欲しそうな顔してない?」
「それは…良いから座って」

 私は便器に座らせられる。パンツを脱いでおしっこする所で服を着たまま座るのは毎回慣れない。
 ……便器に座って瑞希の短く改造したスカートに近づいたけど、やっぱり自分からする匂いとは別の匂いがした。


 そうこうしている内に私のスカートが瑞希に捲くられてちょっとした惨状が顕になる。

「これまたすごいね…」
「あんまり見ないでよ…」

 まるでおしっこを漏らしたかのようだった。でもアンモニア臭とは違う生臭さで一瞬にしておしっこではないことがわかる。
 ここ最近の欲求不満と、瑞希からの期待でパンツはここ最近一番の濡れ具合を披露していた。

「触るよ…」
「う、うん」

 捲られていたスカートが下ろされたから私からは直接パンツが見えなくなる。瑞希からも見えない中、私の濡れているパンツに触ってきて…

ぴと

「あっ…」
「ここね」

 丁度割れ目の部分に来た瑞希の指。愛液に濡れたパンツ越しに感じる他の人の体温。

「動かすよ」

 パンツ越しに指が割れ目をなぞるように動かされる。自分自身が動かしているのとは違う、何も予想ができない動きに、ヌルヌルとした愛液がパンツを漉すようにして女性器に訴えかける。

「~~~~~~っ」

気持ちいい。

何これ、本当に気持ちいい。

 自分でやるのとはまた違う感覚。何時もなら止めようと思えばこの刺激は止まるのに、止まらない、止められない。便器の中に愛液が落ちていき、スカートでも隠せないほどの性的な匂いが充満する。



でもまだ物足りない…



「まだ欲しいの?」
「ほ、欲しい」
「何が欲しいのか言ってみて」

「…な、中に欲しい!」


 私は瑞希に懇願していた。ずっとなぞるような刺激も良いかもしれない。でも、でも今はもっと強いものが欲しい…
 何故か身震いする瑞希。必死すぎて私は気づいていなかったけど、太ももには瑞希自身の愛液が伝ってきていた。

「じゃあ、いれるね」

 パンツの上をまさぐる動作。そして瑞希の温かい手が直接肌に触れる。

 次の瞬間、来たのは衝撃だった。

「うはあああっっっっ」

 思わず瑞希の伸ばす腕にしがみつくも女性器に突っ込まれた指の動きは止まらない。何時もなら思わず止めてしまう動きも他人なら容赦がない。

 愛液でたっぷりと濡れたヌルヌルな指が前後するたび、耐えきれないほどの快感が私を襲う。

「おっ!、おっ!、あっ!、あっ!」
「何その声?」

 だ、駄目、何かが私の中で壊れてしまう。どれだけ抵抗しても膣の中で動く指は、壁をこする感覚は止まらない。

「な、何か来るっっっ!」 
「そのまま行っちゃえ!」

 体の奥が熱くなる感じがして、出し入れされていた穴から熱いものが噴き出してくる。

 それが潮を噴くってことだと思ったとき、私は全身の力が抜けて便器のタンクに寄りかかっていた。

「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ」

 息が上がる。勝手に垂れてくるヨダレを吸い取る余裕なんてないし、ダラリとした手を動かす余裕なんてない。瑞希にずっと開かれていた足も閉じられずにプルプル震えているだけだ。



「やだ、レイプされたみたいになってるじゃん」


 声が遠くに聞こえた。


「んっ、こう言うことしないでよね…せっかく、やめたほうが良いって言ってたのっ、に」

 クチュクチュと音が聞こえる。あまり焦点の合わない目を開くと、瑞希が自分の女性の場所を責め立てているのが見える。言ってくれたらやるのに…と思いつつも体に力が入らなかった。

「桃香っ、、次は私もっ、やっ、やってよね」

 そして瑞希も果てた。足に力が入らずに床面に座り込むのが見え、床面が瑞希の愛液で濡れた。

 個室の中は女の子同士の匂いが混ざり合い、すごいことになっていた。
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