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本編
1. 転生したらしいのでご報告です
しおりを挟む皆さん、おはようございます。
私、ルーボレラ公爵家が長女 レイチェル・ルーボレラと申しますわ。
本日は皆様にお伝えしたいことがございますの。
私、前世の記憶を持って転生致しましたわ。
転生先は、前世でやり込んだ乙女ゲーム、「とわちか」の世界観と酷似しております。
けれども聞いてくださる?そのゲームの中で忌み嫌われる、悪役令嬢として名高いはずの私が何故か溺愛されてますのっ!
どうして?どうしてなのかしら?
私、理解できませんの。だってほら、もうすぐ私のセコムがきますわ。
ああ、こちらではセコムなんて通じませんわ。もちろんです。私、前世の語彙力が壊滅的だったので、私を過保護に愛する人のことはセコムだとしか表現できませんの。
わかりやすいですし、良いでしょう?
バターーーン
「おはようございます、お嬢さまっ!!!」
「リャナ、扉は静かに開けてちょうだい。壊れてしまうわ。」
「失礼いたしましたっ!お嬢様、本日のドレスはどちらになさいますか?御髪はいかがいたしましょう?」
「そうね、本日は殿下からお茶会の誘いがございます故、以前殿下から頂いたものにしましょう。髪は、編み込んで纏めましょうか。ネックレスがしたいの。」
「畏まりました。ドレスはこちらのグリーンのものですね。ネックレスはどちらにされますか?」
「これがいいわ。ジョー兄様がプレゼントしてくださったの。うっすらとピンクがかってるのよ。素敵でしょう?」
「左様でございますね。それでは、お召し替えを。」
「ええ。着替えたら朝食にしましょう。グスト、頼むわね。」
「御意に。」
殿下の話をしている時のリャナってば少し不機嫌そうにするのです。
殿下当人がいらっしゃらないとはいえ、不敬ではないかとヒヤヒヤしておりますわ。
着替えたらストーカーとセコムが押し寄せますので、さっさと食堂に参りましょう。
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