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ヤンデレ × 健気(?)

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 スマホでナナくんを観察していると、ナナくんがベッドに向かってきていた。

 また、オナニーかなって思ったらどうやら寝ちゃうみたい。

 あれ、鍵閉めてなかったよね?
 もぅ!ナナくんってば不用心さんなんだから!

 そうだ!今のうちに忍び込んじゃえばいいんだ!ついでにナナくんの筆下ろしも済ませなきゃね。

 いつまでも放っておくと、周りのアマどもに取られちゃうでしょ?

 抑精剤といっしょに精力剤も一緒に買っておいてよかったぁ。



 早く、挿れてほしいなぁ…



      ガチャ
       ペタペタ


 はぁぁぁぁぁぁ…

 ナナくんの寝顔…
 ほんっっっと可愛い!ちょっと口開いてる!あ、舌赤い…


「…んっ、ゆき…」


 …っ!!!(悶絶)

 僕のナナくんが可愛すぎてつらい!
 勃ちが悪いって分かってるけど我慢できない!


  …じゅぶ…じゅっ…じゅぷぷぷ…


「んっ、ふぅ… んぅ… おっきぃ♡ 」


  くちゅ…じゅるっ…ぢゅぅぅぅ…


 勃ってないのにこの大きさって、完勃ちしたらどうなっちゃうんだろう?

 解してきたけど、挿るかなぁ?

 呑気に考えながらフェラを続けていると、急に口の中の熱が出て行ってしまう。


「あんっ!」

「…っ?!ユキっ?!何してるんだ!どうやって入った!?」

「んっ、ナナくんおはよぅ。鍵、開いてたよ?不用心だなぁ、僕以外だったらどうするの?」


 あぁん!寝起きの間抜け顔も可愛い!食べちゃいたい!

 って、半勃ちになってない?僕の顔見て反応したのかなぁ?


「え、あ、鍵… ってか何してたんだよ、なんか、ちんこ温かかったけど…」

「ナニって、ナナくんのをしゃぶってただけだよ?」

「っは!?おま、ユキ!!あんなことがあったのに、平気なのか!?」

「ん、ナナくんなら平気。あ、そうだ。ナナくんこれ飲んで、精力剤!」

「は?何でそんなもん持ってんの?」

「説明は後!早く飲んで!ほら、グイッと!」


 グイッ、ゴク、ゴク…


「ちょ、ユキ、くるしっ!」

「はぁい、よく飲めましたぁ!」

「俺はガキか!」


 はぁん、かぁわいい!ナナくんてば、俺がギュってして頭よしよししただけで、もうガチガチ。

 やっばい、興奮しちゃう。


「ナナくん、上手に勃っちできたねぇ、えらいえらい。いい子のナナくんにぃ、僕よしよししちゃう!」

「えっ?ちょっ!ユキ!やめ、触んなっ!あぁっ!」

「よしよぉし♡ ナナくんのおちんぽ、勃っちが上手~♡ あんっ♡ ビクビクしてるぅ!ナナくん、僕の手気持ちいい?」

「ユキっ、だめ、だ…!なんで、こんな…!」

「なんでって、僕がナナくんのこと好きだからだよ?ずっと、ずぅっと、ナナくんの隣は僕だけの場所でしょう?それなのに、あの男、匡也がナナくんの隣に立とうなんてことするからぁ…
 僕、怒っちゃった♡」


 話している間もては止めない。緩急をつけて亀頭や裏筋を粘着質に扱いていく。


「いっつもはフェラさせたりぃ、ガンキ(顔面騎乗)して穴舐めさせるくらいで許してやってたんだけどぉ、あの日はナナくんが来るって分かったからぁ、急遽レイプ魔に仕立て上げちゃったぁ!!」

「……え?なんで、知って…?ぅっ…」

「ふふ、なぁいしょ!ね、そろそろイきたい?イきたいよねぇ?」

「(コクコク)」

「うん、じゃあ答えてね?今まで、唯の一度も、僕以外にコレ、突っ込んだりしてないよね?」

「し、してない!初めては、ユキがいいって、ずっとっ!あぁぁっ!」

「んっ♡ いい子っ♡ 僕のっ、ナナくんはぁ♡ すっっごく、いい子、だか、らぁ♡ 
 ぼく、がまんっ♡ できなくてぇ、、♡
 挿れちゃったぁ♡」

「…っ!ユキっ、ユキぃ!好き!好きだ!」

「あんっ!そんなにがっついちゃだぁめ♡ ゆっくり、ゆっくり、ね?♡
 ナナくんはいい子だから、できるでしょう?♡」

「んっ、できる!おれ、できる!ユキっ、好き!俺のそばにいて!約束しただろ?ゆき!なぁ、ゆき、我慢、でき、ない!」

「んっんっんっ♡ もぅ、僕をお嫁さんにするんでしょう?お嫁さんにはぁ、優しくっ、しなきゃ、だめだよ?♡」

「する!する!ユキ、俺の、お嫁さん!ずっと、俺と一緒!」

「あぁぁぁあぁぁ!♡♡ そこっ!そこいい!ぐりぐりして?ナナくんっ♡ ななぁ!」

「…くっ!」


 途端に吐き出される大量の熱…
 あ、僕の中でナナくんがイった…

 好き、好き、大好き、愛してる、僕のナナ。

 まだ、まだだめ。抜いてなんてあげない。僕が満足するまで、ナナは僕の中に注ぎ続けるの。


「ナナ、上手にイケたね?よしよし、んっ、いい子なナナのおちんぽも、僕のお尻でよしよししようね?」


 ゆっくり、ナナの上で腰を振る。肉壁でナナの熱を撫でるように、ゆっくり…


「ねっ、ナナっ?どっして、ほしいっ?♡ もっとっ、よし、よしっされたいっ?♡
 それっ、とも、っはぁ… もっと、激しい、のがっ、いぃ?♡」

「ユキっ、俺っ、俺がっ動き、たいっ!」

「んぅ、はっ、あぁ… よしよし、ちゃぁんと言えたね♡
 いいよ、動いても。僕の、イイとこ、探して?
 僕の身体、好きにして?」


 ああ、これがナナが野獣になる瞬間…

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