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ヤンデレ × 健気(?)

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 可愛い可愛い、僕のナナくん。

 君は僕に甘くて、依存してて、僕がいないと死んじゃいそうなところが物凄く可愛い。

 知ってた?僕はね、幼稚園の頃から君がだぁいすきなんだよ?



『おなまえなぁに?ぼくはゆき!』

『ぼ、ぼくななっていうの。』

『ななくん!いっしょにあそぼう?』

『むむむ、むり、だよ…』

『どうして?』

『…おんなのこみたいだって。みんな、ぼくをなかまはずれにするの。』

『そう?ななくんは、ななくんでしょ?ぼくもおんなのこみたいっていわれるし… あ!ぼくたちおそろいだね!』

『お、おそろい…?ぼくと、ゆきくん、おそろい?』

『そう、おそろい!だから、ぼくとはいっしょにあそべるでしょう?』

『…!うん!ぼく、ゆきくんとならあそぶ!』


 ふふっ あの時のナナくん、可愛かったなぁ…
 もちろん、今もすっごく可愛いけど。

 しかも、そのあとのセリフなんて本当天使かと思っちゃうよ。


『ゆ、ゆきくん、ぼぼ、ぼくのおよめさんになって!それで、、それでしぬまでずっといっしょにいよう?』


 あーんな小さい頃から依存と執着を見せてくれるんだよ?それも僕にだけ…

 あぁ、思い出しただけでゾクゾクして、お尻がキュンキュンって欲しがっちゃう…!


 それなのに、ナナくんってばここの所居留守ばっかり。
 あのクソ野郎から僕を奪い返したっていうのに、停学になってから一回も会ってくれない!

 でもね、僕知ってるんだよ?ナナくんが最近オナニーしようとしても勃たないこと。

 それ、僕がやったんだぁ…

 ナナくん、僕がいつもドアにかけて帰るお見舞いのお茶、絶対飲んでくれるからぁ…


   いたずらしちゃった・・・・・・・・・



 すこぉしだけ、精力を落とすクスリ・・・を仕込んであるの。

 それを毎日飲んでることも知ってる。

 入学前に、ナナくんに買ってあげた目覚まし時計は針と針が重なる部分に小型カメラが仕込んであるし、去年の誕生日プレゼントのぬいぐるみには高性能の盗聴器と小型カメラ。

 いつもナナくんが肌身離さずつけてるペンダントにはGPS。もちろんこれも俺からのプレゼント。

 それからブレスレットにも小型の盗聴器が入ってる。

 僕ってほんと悪い子。でも、そんな僕も好きでしょう、ナナくん?

 大丈夫。僕はずぅっとナナくんのモノだよ。ナナくんが僕のモノであるようにね。



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