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ヤンデレ × 健気(?)

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「あっ、あっ、あっ、あんっ♡ そこっ、いいのっ…♡」

「ユキ、ユキ… ここ、好き?ユキ、気持ちいい?」

「んっ、好きぃ♡ あっ♡奥っ♡奥好きっ、ぐりぐり好きぃ…!!」



 可愛いユキ。俺のモノ。もう、逃がさない。







 あの後、旧資料室に来ていた生徒が教師を呼び、俺は暴行を働いたことで一ヶ月の停学処分を受けた。

 ユキは事件の被害者として、教師や警察からたくさん話を聞かれたらしい。

 アイツはユキを同意なしに犯した加害者として、警察に任意同行されたが、他にも被害者がいたことが発覚して退学処分となった。

 といっても、ユキ以外の被害者は女子生徒や女性教師だったらしく、ユキは校内で孤立、ホモだなんだとと罵られる生活が始まったと聞いている。

 その点、クラスの奴らは俺で慣れていたし偏見もないから、ユキのサポートに当たってくれている。

 昨日も委員長からメッセージが入ったし、ユキは何とか元気でいるそうだ。


 停学期間が三分の一ほど過ぎた今、俺はユキに1日も会わない生活をしている。

 ユキに会わせる顔がないと、度々家に来るユキを無視しているのだ。

 それに、想いを告げた今、一人暮らしをしているこの部屋にユキをあげるわけにはいかない。
 絶対襲ってしまう。

 はぁ… 今日はもう寝よう。明日は土曜日だし、レンタルショップにでも行って新作映画を借りてこよう。あとゲイビ。

 停学処分が降りてから、なんだかうまく抜けないどころか、勃ちが悪い。

 いいや。ごちゃごちゃ考えても仕方ない。一度思考をリセットするべきなんだ。


 そして俺は眠った。玄関の鍵を閉めないままで…







  …じゅぶ…じゅっ…じゅぷぷぷ…

 ーーーんっ、ふぅ… んぅ… ぉっ……ぃ

  くちゅ…じゅるっ…ぢゅぅぅぅ…


 下半身への違和感で目が覚めた俺は、卑猥な水音や息子に伝わる生暖かく湿った感触に布団を飛び出した。


「あんっ!」

「…っ?!ユキっ?!何してるんだ!どうやって入った!?」

「んっ、ナナくんおはよぅ。鍵、開いてたよ?不用心だなぁ、僕以外だったらどうするの?」


  あれ、これ俺のユキ…?



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