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ヤンデレ × 健気(?)
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しおりを挟むどうして俺を見てくれないの?
どうしてそんな奴をかばうの?
どうしてそんな奴の隣にいるの?
どうして俺に愛してくれないの?
いつも俺の頭の中には君しかいないのに。君の心にはあいつがいて、あいつは君のことを見ていない上に、君の身体だけをいいように弄ぶ。
そんな奴捨てちゃえばいいのに。
君には俺の方が相応しいよ。あんなクソ野郎をいつまでも想い続けないで。
俺を見て。君を一番愛してるのは俺なんだよ。分かるだろ?君を死ぬまで愛せるのは俺しかいない。
早く、早くおいで。俺の腕の中にーーー
「ユキ、おはよう。」
「ナナくん、おはよう。」
「ユキ、また一人…?アイツは?」
「匡くんなら、あそこ。」
「アイツ… またユキのこと放ったらかし。ユキ、なんであんな奴と付き合ってんの?」
「匡くんは、優しいから、いつも一人でいる俺を気に掛けてくれてるよ。ナナくんも匡くんの事をもっと知れば、仲良くなれるんじゃないかなぁ…?」
「俺はユキが居てくれればいいよ。」
「そう?ナナくんってば変わってるね。」
ユキと会話をしながら幸せを噛み締めていると、2人の世界をぶち壊すバイブ音が聞こえた。
それは、アイツの呼び出し。ユキはアイツに歯向かったりしない。
都合のいいオトコ、人間オナホ、性処理係とか言われてるのに、ユキは気づいてない。
ユキ、やっぱりユキを心から愛してるのは俺だけだ。
もう、我慢できない。
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