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変な女
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彼方とともに軽い朝食を取った後、俺は学校に登校していた。隣にはやかましい彼方はいない。俺一人だ。
彼方はすでに学校に行っている。登校時間をずらしたからだ。なぜ登校時間を変えたのかというと、どう考えても学園の異端者の俺と、転校生の彼方が一緒にいるという光景はおかしいからである。
そんな現場が見られでもしたら彼方の立ち位置もかなりヤバい位置になるだろうし、最悪イジメにでも遭うかもしれない。
そういった不安要素があったから、登校を別々にした。まぁ多少はそういう姿を見られるのが恥ずかしかったというのもあったが。
「…………?」
学校に辿りつき、昇降口で靴から上履きに変えていると、周囲の視線が変わったような気がした。
それはいつもの畏怖の視線ではなく、言うなれば敬意のような、そんな視線。
だがまぁそんな視線の中にも畏怖や軽蔑が混じってはいるが、今は断トツで敬意の視線が多い。正直苦痛だ。俺は周囲から嫌われることを望んでいるというのに、なぜ敬意を表されなければならないのか。
重たい足取りで廊下を歩いていると、不意に掲示板に貼られてある学校新聞が視界に入った。いつもは視界に入らないのだが、今回ばかりは違った。
掲示板にいつもは一枚しか貼られないはずの新聞が、掲示板を埋め尽くすほどに貼られていた。何枚も何枚も。
それほど重要な記事でも貼られているのか、生徒たちはその掲示板に群がっている。その姿は街灯に群がるユスリカなんじゃないかと思わせるほどだ。
しかし、俺は学校の事情なんて知ったこっちゃないし、別にどうにも思わない。ただこの学校が廃止されるなどという内容なら別だが。
まぁそんな重大な内容なら遠巻きにでも聞こえてくるだろうし、生徒たちもここまでのんびりとはしないだろう。
つまり何が言いたいのかというと、結局こんな場所に留まる必要はないと言いたいのだ。
だから俺は廊下の隅を通り抜けた。
階段を上り、自分の教室に足を運ぶ。
……落ち着かない。
まるで視線が違う。こういう目で見られていることに慣れていないからか、体がむず痒い。
そんな視線にも堪えた俺はようやく教室に辿りついた。
ドアの向こう側からはやかましい声が廊下にまで響き渡っていた。憂鬱だ、正直に言えばこんな学校なんてものには行きたくない。
だがまぁこれだけは仕方がない。何しろこれは義務なのだから。
スライド式のドアを開ける。騒がしかったはずの教室は俺が入ったことにより一瞬静寂と化したが、それもまた一瞬にして騒がしくなる。
窓際最後方の俺の席に向かう途中横目で彼方を探す。間もなく見つかった。彼方は今廊下側の前列で女子数名に囲まれながら談笑を交わしていた。
一瞬目が合う。が、彼方はまるで俺のことなど知らないように視線を逸らし、輪の中で女子と笑い合っていた。
どうやら言いつけは守っているらしい。
学校に向かう前、俺は彼方と一つの約束をした。それは学校では俺と関わらないこと。口を酸っぱくして言ったから問題なく守ったらしい。
微かに安堵の息を吐いた後、俺は自分の席に着席し、頬杖をついて空を見た。
今日は空は快晴で、清々しい太陽は今も核融合真っ最中だ。休みのないブラック企業に勤めている太陽さんは可哀想で仕方がない。
だがまぁ後五十億年だ。頑張ってくれ。
などと、太陽に激励を送っていると、唐突に隣から声がした。
「――一柚季」
はて、一柚季という男は俺の他にこのクラスにいたのだろうか。いや、いないと思う。何しろ一という苗字は日本の中じゃかなり珍しい部類に入る苗字だ。だからほとんどの確率でこのクラスにいないことがわかる。
つまりだ。今、呼ばれたのは。
「……俺か?」
首を動かして隣を見る。するとそこには背筋をピーンと伸ばしてこちらを見つめている少女の姿があった。
ほんの一瞬、違和感が脳裏を横切り――すぐにその違和感は消えた。
そうだった。そういえば俺の隣には妙におかしい女がいたのだ。
でも、誰だっけ?
「感謝、ありがとう。礼を言う」
「あ?」
まったく持ってわけがわからない。会話もしたことのない女から声をかけられて、なぜか席を立って謝罪された。
どういう状況だこれは。新種の苛めか?
と、そこで俺は気がついた。見覚えがあったのだ、この女を。最近、どこかで出会った気がする。
紅葉色の長い髪に、くりくりと愛らしい藍色の瞳。
そう、どこかで。こいつは俺と出会った。
「昨日は救助、ありがとう」
救助、という言葉でようやく思い出した。この女は昨日俺がどこかの暗い路地裏で不良にからまれているところを助けてやった女だ。まさか隣だったとは思いもしなかった。
「ならもうあっこには近づかねえことだな。お前みたいな奴がいたら間違いなく絡まれるぞ」
注意をしてやると、その女は席に座り、自分に人差し指を向けながら、こう言った。
「秋紅葉(あきもみじ)」
「は?」
わけがわからず素っ頓狂な声で聞き返す。しかしその言葉を頭の中で反芻させると、やがて一つの答えが出た。
「名前、なのか?」
こくり、と頷く秋。人形みたいな奴だな。
「つーか秋紅葉って……」
俺は一度秋の体をつま先から頭のてっぺんまで見据えて、その後に感想を述べた。
「秋一色だな」
名前も秋に関するもので、あろうことか髪の色も紅葉色。見事なまでに秋一色だ。嘘だと思ったが、秋の目は真意が読み取れなかったため、結局どうなのかはわからない。今度確認してみようと思う。
「よろしく、一柚季」
「よろしく」
ただ淡々と言葉を伝えた。ま、よろしくなることなんて万が一にもないだろうけどな。
だけど、一つだけ言いたいことがあった。
「お前、語尾になんかつけたりした方がいいぞ。聴き取りづらい」
「語尾?」
「ああ。~です、とか、~だよ、とかそういった感じの言葉の最後に入れるんだ」
「そうですだよ」
「お前は本当に人間か?」
するとまたもや秋は自分の方へと指を差し、
「紅葉」
と言った。俺は痛くなった頭を押さえつつ、そうか、と相槌を打って秋から視線を外した。
彼方とは逆のタイプだな。まぁどちらとも変人なのは変わりないんだが。
ふぅ、とため息を吐いていると、
「あの……、一君?」
前方から声をかけられたのだった。
彼方はすでに学校に行っている。登校時間をずらしたからだ。なぜ登校時間を変えたのかというと、どう考えても学園の異端者の俺と、転校生の彼方が一緒にいるという光景はおかしいからである。
そんな現場が見られでもしたら彼方の立ち位置もかなりヤバい位置になるだろうし、最悪イジメにでも遭うかもしれない。
そういった不安要素があったから、登校を別々にした。まぁ多少はそういう姿を見られるのが恥ずかしかったというのもあったが。
「…………?」
学校に辿りつき、昇降口で靴から上履きに変えていると、周囲の視線が変わったような気がした。
それはいつもの畏怖の視線ではなく、言うなれば敬意のような、そんな視線。
だがまぁそんな視線の中にも畏怖や軽蔑が混じってはいるが、今は断トツで敬意の視線が多い。正直苦痛だ。俺は周囲から嫌われることを望んでいるというのに、なぜ敬意を表されなければならないのか。
重たい足取りで廊下を歩いていると、不意に掲示板に貼られてある学校新聞が視界に入った。いつもは視界に入らないのだが、今回ばかりは違った。
掲示板にいつもは一枚しか貼られないはずの新聞が、掲示板を埋め尽くすほどに貼られていた。何枚も何枚も。
それほど重要な記事でも貼られているのか、生徒たちはその掲示板に群がっている。その姿は街灯に群がるユスリカなんじゃないかと思わせるほどだ。
しかし、俺は学校の事情なんて知ったこっちゃないし、別にどうにも思わない。ただこの学校が廃止されるなどという内容なら別だが。
まぁそんな重大な内容なら遠巻きにでも聞こえてくるだろうし、生徒たちもここまでのんびりとはしないだろう。
つまり何が言いたいのかというと、結局こんな場所に留まる必要はないと言いたいのだ。
だから俺は廊下の隅を通り抜けた。
階段を上り、自分の教室に足を運ぶ。
……落ち着かない。
まるで視線が違う。こういう目で見られていることに慣れていないからか、体がむず痒い。
そんな視線にも堪えた俺はようやく教室に辿りついた。
ドアの向こう側からはやかましい声が廊下にまで響き渡っていた。憂鬱だ、正直に言えばこんな学校なんてものには行きたくない。
だがまぁこれだけは仕方がない。何しろこれは義務なのだから。
スライド式のドアを開ける。騒がしかったはずの教室は俺が入ったことにより一瞬静寂と化したが、それもまた一瞬にして騒がしくなる。
窓際最後方の俺の席に向かう途中横目で彼方を探す。間もなく見つかった。彼方は今廊下側の前列で女子数名に囲まれながら談笑を交わしていた。
一瞬目が合う。が、彼方はまるで俺のことなど知らないように視線を逸らし、輪の中で女子と笑い合っていた。
どうやら言いつけは守っているらしい。
学校に向かう前、俺は彼方と一つの約束をした。それは学校では俺と関わらないこと。口を酸っぱくして言ったから問題なく守ったらしい。
微かに安堵の息を吐いた後、俺は自分の席に着席し、頬杖をついて空を見た。
今日は空は快晴で、清々しい太陽は今も核融合真っ最中だ。休みのないブラック企業に勤めている太陽さんは可哀想で仕方がない。
だがまぁ後五十億年だ。頑張ってくれ。
などと、太陽に激励を送っていると、唐突に隣から声がした。
「――一柚季」
はて、一柚季という男は俺の他にこのクラスにいたのだろうか。いや、いないと思う。何しろ一という苗字は日本の中じゃかなり珍しい部類に入る苗字だ。だからほとんどの確率でこのクラスにいないことがわかる。
つまりだ。今、呼ばれたのは。
「……俺か?」
首を動かして隣を見る。するとそこには背筋をピーンと伸ばしてこちらを見つめている少女の姿があった。
ほんの一瞬、違和感が脳裏を横切り――すぐにその違和感は消えた。
そうだった。そういえば俺の隣には妙におかしい女がいたのだ。
でも、誰だっけ?
「感謝、ありがとう。礼を言う」
「あ?」
まったく持ってわけがわからない。会話もしたことのない女から声をかけられて、なぜか席を立って謝罪された。
どういう状況だこれは。新種の苛めか?
と、そこで俺は気がついた。見覚えがあったのだ、この女を。最近、どこかで出会った気がする。
紅葉色の長い髪に、くりくりと愛らしい藍色の瞳。
そう、どこかで。こいつは俺と出会った。
「昨日は救助、ありがとう」
救助、という言葉でようやく思い出した。この女は昨日俺がどこかの暗い路地裏で不良にからまれているところを助けてやった女だ。まさか隣だったとは思いもしなかった。
「ならもうあっこには近づかねえことだな。お前みたいな奴がいたら間違いなく絡まれるぞ」
注意をしてやると、その女は席に座り、自分に人差し指を向けながら、こう言った。
「秋紅葉(あきもみじ)」
「は?」
わけがわからず素っ頓狂な声で聞き返す。しかしその言葉を頭の中で反芻させると、やがて一つの答えが出た。
「名前、なのか?」
こくり、と頷く秋。人形みたいな奴だな。
「つーか秋紅葉って……」
俺は一度秋の体をつま先から頭のてっぺんまで見据えて、その後に感想を述べた。
「秋一色だな」
名前も秋に関するもので、あろうことか髪の色も紅葉色。見事なまでに秋一色だ。嘘だと思ったが、秋の目は真意が読み取れなかったため、結局どうなのかはわからない。今度確認してみようと思う。
「よろしく、一柚季」
「よろしく」
ただ淡々と言葉を伝えた。ま、よろしくなることなんて万が一にもないだろうけどな。
だけど、一つだけ言いたいことがあった。
「お前、語尾になんかつけたりした方がいいぞ。聴き取りづらい」
「語尾?」
「ああ。~です、とか、~だよ、とかそういった感じの言葉の最後に入れるんだ」
「そうですだよ」
「お前は本当に人間か?」
するとまたもや秋は自分の方へと指を差し、
「紅葉」
と言った。俺は痛くなった頭を押さえつつ、そうか、と相槌を打って秋から視線を外した。
彼方とは逆のタイプだな。まぁどちらとも変人なのは変わりないんだが。
ふぅ、とため息を吐いていると、
「あの……、一君?」
前方から声をかけられたのだった。
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