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濡れたクローバー
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定時に職場から脱出したにも関わらず、辺りはすっかり真っ暗だ。つい最近まで、連日猛暑猛暑だと騒いでいたはずだ。今では、朝晩は冷え込み、体温調整が難しい。ヘッドライトに頼らざるを得ない原因は、時期的なものと、この土砂降りの雨だ。二つのワイパーが、フロントガラスを忙しなく駆けている。
大通りから、片側一車線の狭い道へと入った。左側を傘をさした自転車が走っている。前方が見えているのか心配になりながら、細心の注意を払って、自転車をかわした。こんな時くらい、歩道を走ってもらいたいものだ。交通ルールを守りたいらしいが、傘をさして自転車に乗っている時点でアウトだ。
湿気のせいで、フロントガラスが曇っている。反対車線のライトを受けると、視界は酷く悪い。少し躊躇した後、左手を伸ばして冷房を入れた。視界にかかる靄が晴れていく。本来なら、暖房を入れたいくらい、体は冷えていた。
狭い道路を走っていると、右側前方に意識が向いた。信号がない横断歩道がある。前を走る車のヘッドライトに照らされて、小さな少女が立っていた。右足をブレーキペダルに乗せた。そして、小さく舌打ちをする。前を走る車が、停車する事なく、横断歩道を通過したのだ。
この暗闇と雨で、少女の存在に気が付かなかったのだろうか?
それとも、数秒を惜しんで、停車しなかったのだろうか?
そら、この雨だ。誰だって、一分でも一秒でも早く帰宅したい。だが、その分、小さな少女は、雨に打たれ続けるのだ。世知辛い世の中だと、嘆息を吐いた。
横断歩道の直前で停車すると、少女は慌てて小走りで通過する。見たところ、小学生の低学年ほどの少女だ。体の割に大きな赤いレインコートを着ている。背中が大きく膨らんでいるから、ランドセルも背負っているようだ。ランドセルもレインコートの中に入れている。ランドセルも濡らしたくないのだろう。まるで、カタツムリのようで、可愛かった。鼻先までフードを被っているから、顔までは確認できなかった。前方が見えているのか、ひやひやしながら、少女が横断歩道を渡りきるのを見送った。赤い長靴が、光っている。無事、横断歩道を渡り切った少女が、クルリと体を反転させた。そして、体の前で手を組んで、こちらに向かって、深々とお辞儀をした。
「ありがとうございました」
そう、聞こえた気がした。この土砂降りの雨の中、とても律儀で礼儀正しい子だ。親御さんの教育の賜物だろう。冷えた体の奥の方から、ジワリジワリと温かくなるのを感じた。
こんな心温まる贈り物を放棄するなんて、前を走る車のドライバーは馬鹿な奴だ。前方に視線を向け、もう一度少女に戻すと、少女の姿はなくなっていた。
こちらが「ありがとう」と言いたい気持ちだ。少女がお辞儀をしていた場所に笑みを見せ、アクセルペダルを踏んだ。
どうか、事故に合わず、気を付けて帰って欲しいものだ。風邪を引かなければよいのだが。
暫く、狭い道路を走っていると、またしても信号のない横断歩道が現れた。すると、前を走る車が、停車の素振りも見せずに通過した。先ほどと同じ背格好をした少女が、雨に打たれているにも関わらずだ。まるで、『お前が止まれよ』と言わんばかりの態度に、苛立ちが膨らんだ。せっかく、先ほどの少女のおかげで、気持ち良い気分になっていたのに台無しだ。
横断歩道の手前にある停車線で、ゆっくりと車を止めた。少女は、こちらが停車したのを確認し、小走りで横断歩道を走っていく。先ほどの少女と同じような赤いレインコートを着て、赤い長靴を履いている。この辺りに、小学校でもあるのだろうか? きっと。通学路なのだろう。同じような背格好と同じような格好をした二人の少女。それにしても、この土砂降りの中を少女一人で帰宅させてよいものだろうか? 親はいったい何をやっているのだ? 不安と腹立たしさが込み上げてきた。すると、横断歩道を渡った少女は、こちらに振り返り、体の前で手を組んで、深々とお辞儀をした。
今度は、少女の姿をジッと見つめた。顔を起こした少女の表情は、分からなかった。フードで鼻先まで隠れていた。温かい気持ちになったけれど、複雑な心境だ。丁寧にお辞儀をする少女への教育。こんな土砂降りで暗い夜道を一人で歩かせる神経。少女の親は、いったいどのような人物なのか謎だ。
「ありがとうございました」
少女は、こちらに向かってお礼を言い、僕は笑顔で応えた。少女は、闇夜に消えていった。アクセルを踏んで、横断歩道を通過した時に、急ブレーキをかけた。後続車からクラクションを鳴らされた。慌てて背後を振り返った。四つある窓ガラスを一つずつ確認する。窓は、全て閉まっていた。当然だ、ワイパーがフル稼働する程の大雨だ。
どうして、少女の声が聞こえたのだ?
不思議な出来事に首を傾けていると、またしてもクラクションを鳴らされ発進した。窓は閉まっているし、まるでパーカッションのように、車の天井に雨粒が打ち付けられている。少女の口が、『ありがとうございました』と動いていたから、脳内で勝手に音声化したのかもしれない。そして、もう一つ気になった事がある。少女は、体の前で手を組んでいたのではなく、何かを持っていた。それが何かは、確認する事ができなかった。
複雑な心境で車を走らせていると、またすぐに横断歩道が現れた。そして、またしても、同じ背格好の少女が、横断待ちをしていた。土砂降りの雨が、容赦なく少女の小さな体に、粒をぶつけている。もう驚きはしない。前を走る車が、少女を気にも留めず、通過していった。お前には、もう何も期待しない。因果応報とばかりに、スリップして事故を起こせばよいのだ。
三度、横断歩道の前で停車し、少女を横断させてあげた。それにしても、こんな経験は初めてだ。こんな時間まで学校に残る行事があったのだろうか? 同じような背格好で、同じような姿をした少女が、三回も横断歩道で車が止まるのを待っていた。
そんな事、ありえるのだろうか?
まるで、同じ道をグルグル走っているような、同じ時間をグルグル巡っているような、奇妙な錯覚を覚えた。
真っ赤なレインコートを着て、真っ赤な長靴を履いた、背中が膨らんだ小さな少女。少女は、横断歩道を渡りきると、お決まりのようにこちらを振り向いた。そして、深々と礼儀正しく、お辞儀をするのだ。顔を上げた小さな少女は、口を小さく動かした。
「ありがとうございました」
悲鳴を上げ、反射的に顔を左に向けた。まるで、助手席に座っているように、左の耳元で少女の声が聞こえた。吐息を感じるほどの距離だ。周囲の音が消え、脈打つ鼓動が響く。全身から汗が吹き出し、体温を奪っていった。
体が硬直して動かず、呆然と助手席を眺めていた。かろうじて動いたのは、目玉だけだ。視線を助手席の座面に落とすと、濡れた四つ葉のクローバーが置かれていた。震える口から『ヒッ』と、勝手に小さな悲鳴が漏れる。外を見ると、少女の姿はなくなっていた。放心して、少女がいた場所を眺めていると、後続車からクラクションが鳴らされ、我に返った。
慌ててバックミラーを見ると、後部座席に赤いレインコートを着た少女がうつむいて座っていた。叫び声を上げ振り返ると、少女の姿が浮かび上がったり、消えたりを繰り返している。後続車からのパッシングによるものだ。
「ありがとうございました」
フードによって鼻先まで隠れている少女が、にこやかに微笑んだ。全身ずぶ濡れで、雨の雫が滴り落ちている。少女は、ゆっくりと腕を上げ、助手席を指さした。
抗えない力に引き寄せられるように、顔を助手席の座面へと向ける。小さな四つ葉のクローバーの葉先から、雨の雫が一粒落ちた。
大通りから、片側一車線の狭い道へと入った。左側を傘をさした自転車が走っている。前方が見えているのか心配になりながら、細心の注意を払って、自転車をかわした。こんな時くらい、歩道を走ってもらいたいものだ。交通ルールを守りたいらしいが、傘をさして自転車に乗っている時点でアウトだ。
湿気のせいで、フロントガラスが曇っている。反対車線のライトを受けると、視界は酷く悪い。少し躊躇した後、左手を伸ばして冷房を入れた。視界にかかる靄が晴れていく。本来なら、暖房を入れたいくらい、体は冷えていた。
狭い道路を走っていると、右側前方に意識が向いた。信号がない横断歩道がある。前を走る車のヘッドライトに照らされて、小さな少女が立っていた。右足をブレーキペダルに乗せた。そして、小さく舌打ちをする。前を走る車が、停車する事なく、横断歩道を通過したのだ。
この暗闇と雨で、少女の存在に気が付かなかったのだろうか?
それとも、数秒を惜しんで、停車しなかったのだろうか?
そら、この雨だ。誰だって、一分でも一秒でも早く帰宅したい。だが、その分、小さな少女は、雨に打たれ続けるのだ。世知辛い世の中だと、嘆息を吐いた。
横断歩道の直前で停車すると、少女は慌てて小走りで通過する。見たところ、小学生の低学年ほどの少女だ。体の割に大きな赤いレインコートを着ている。背中が大きく膨らんでいるから、ランドセルも背負っているようだ。ランドセルもレインコートの中に入れている。ランドセルも濡らしたくないのだろう。まるで、カタツムリのようで、可愛かった。鼻先までフードを被っているから、顔までは確認できなかった。前方が見えているのか、ひやひやしながら、少女が横断歩道を渡りきるのを見送った。赤い長靴が、光っている。無事、横断歩道を渡り切った少女が、クルリと体を反転させた。そして、体の前で手を組んで、こちらに向かって、深々とお辞儀をした。
「ありがとうございました」
そう、聞こえた気がした。この土砂降りの雨の中、とても律儀で礼儀正しい子だ。親御さんの教育の賜物だろう。冷えた体の奥の方から、ジワリジワリと温かくなるのを感じた。
こんな心温まる贈り物を放棄するなんて、前を走る車のドライバーは馬鹿な奴だ。前方に視線を向け、もう一度少女に戻すと、少女の姿はなくなっていた。
こちらが「ありがとう」と言いたい気持ちだ。少女がお辞儀をしていた場所に笑みを見せ、アクセルペダルを踏んだ。
どうか、事故に合わず、気を付けて帰って欲しいものだ。風邪を引かなければよいのだが。
暫く、狭い道路を走っていると、またしても信号のない横断歩道が現れた。すると、前を走る車が、停車の素振りも見せずに通過した。先ほどと同じ背格好をした少女が、雨に打たれているにも関わらずだ。まるで、『お前が止まれよ』と言わんばかりの態度に、苛立ちが膨らんだ。せっかく、先ほどの少女のおかげで、気持ち良い気分になっていたのに台無しだ。
横断歩道の手前にある停車線で、ゆっくりと車を止めた。少女は、こちらが停車したのを確認し、小走りで横断歩道を走っていく。先ほどの少女と同じような赤いレインコートを着て、赤い長靴を履いている。この辺りに、小学校でもあるのだろうか? きっと。通学路なのだろう。同じような背格好と同じような格好をした二人の少女。それにしても、この土砂降りの中を少女一人で帰宅させてよいものだろうか? 親はいったい何をやっているのだ? 不安と腹立たしさが込み上げてきた。すると、横断歩道を渡った少女は、こちらに振り返り、体の前で手を組んで、深々とお辞儀をした。
今度は、少女の姿をジッと見つめた。顔を起こした少女の表情は、分からなかった。フードで鼻先まで隠れていた。温かい気持ちになったけれど、複雑な心境だ。丁寧にお辞儀をする少女への教育。こんな土砂降りで暗い夜道を一人で歩かせる神経。少女の親は、いったいどのような人物なのか謎だ。
「ありがとうございました」
少女は、こちらに向かってお礼を言い、僕は笑顔で応えた。少女は、闇夜に消えていった。アクセルを踏んで、横断歩道を通過した時に、急ブレーキをかけた。後続車からクラクションを鳴らされた。慌てて背後を振り返った。四つある窓ガラスを一つずつ確認する。窓は、全て閉まっていた。当然だ、ワイパーがフル稼働する程の大雨だ。
どうして、少女の声が聞こえたのだ?
不思議な出来事に首を傾けていると、またしてもクラクションを鳴らされ発進した。窓は閉まっているし、まるでパーカッションのように、車の天井に雨粒が打ち付けられている。少女の口が、『ありがとうございました』と動いていたから、脳内で勝手に音声化したのかもしれない。そして、もう一つ気になった事がある。少女は、体の前で手を組んでいたのではなく、何かを持っていた。それが何かは、確認する事ができなかった。
複雑な心境で車を走らせていると、またすぐに横断歩道が現れた。そして、またしても、同じ背格好の少女が、横断待ちをしていた。土砂降りの雨が、容赦なく少女の小さな体に、粒をぶつけている。もう驚きはしない。前を走る車が、少女を気にも留めず、通過していった。お前には、もう何も期待しない。因果応報とばかりに、スリップして事故を起こせばよいのだ。
三度、横断歩道の前で停車し、少女を横断させてあげた。それにしても、こんな経験は初めてだ。こんな時間まで学校に残る行事があったのだろうか? 同じような背格好で、同じような姿をした少女が、三回も横断歩道で車が止まるのを待っていた。
そんな事、ありえるのだろうか?
まるで、同じ道をグルグル走っているような、同じ時間をグルグル巡っているような、奇妙な錯覚を覚えた。
真っ赤なレインコートを着て、真っ赤な長靴を履いた、背中が膨らんだ小さな少女。少女は、横断歩道を渡りきると、お決まりのようにこちらを振り向いた。そして、深々と礼儀正しく、お辞儀をするのだ。顔を上げた小さな少女は、口を小さく動かした。
「ありがとうございました」
悲鳴を上げ、反射的に顔を左に向けた。まるで、助手席に座っているように、左の耳元で少女の声が聞こえた。吐息を感じるほどの距離だ。周囲の音が消え、脈打つ鼓動が響く。全身から汗が吹き出し、体温を奪っていった。
体が硬直して動かず、呆然と助手席を眺めていた。かろうじて動いたのは、目玉だけだ。視線を助手席の座面に落とすと、濡れた四つ葉のクローバーが置かれていた。震える口から『ヒッ』と、勝手に小さな悲鳴が漏れる。外を見ると、少女の姿はなくなっていた。放心して、少女がいた場所を眺めていると、後続車からクラクションが鳴らされ、我に返った。
慌ててバックミラーを見ると、後部座席に赤いレインコートを着た少女がうつむいて座っていた。叫び声を上げ振り返ると、少女の姿が浮かび上がったり、消えたりを繰り返している。後続車からのパッシングによるものだ。
「ありがとうございました」
フードによって鼻先まで隠れている少女が、にこやかに微笑んだ。全身ずぶ濡れで、雨の雫が滴り落ちている。少女は、ゆっくりと腕を上げ、助手席を指さした。
抗えない力に引き寄せられるように、顔を助手席の座面へと向ける。小さな四つ葉のクローバーの葉先から、雨の雫が一粒落ちた。
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