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番外編 第50話 取り違い
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処方された薬草を煮出していたとき、どうして気がつかなかったのか。
ルーポは上がる心拍数と体温を感じふらつきながら、かろうじて自分の部屋の作業台に手をついた。
吐いた息は熱く、そして視界は涙で潤む。
カヤ様、早く帰ってきて…
***
「もっと、奥。
あ。ね、カヤ様、来れるでしょ」
両足を左右に大きく開き、ルーポはカヤをこれでもかと言わんばかりに取り込んでいた。
事もあろうにカヤはこんな日にいつもより遅く帰ってきた。
本来なら四六時中離れずにルーポの護衛をするはずのカヤは、第三騎士団の会議に出席しなくてはならなかった。
議題は来月に迫った国賓の警備と、その騒ぎに紛れて入国する不審者の管理だった。
特にルーポの不確かな噂は遠くまで流れているようで、カヤの責任は重大だった。
第三騎士団のジャスティが代わりとしてルーポを新しい家に送り届け、今回のノックの合図を打ち合わせると、厳重に施錠をさせ、急いで会議に戻った。
本来ならルーポも会議終了まで第三騎士団の詰所で待機のはずだったが、急ぎの薬の調合をやってしまいたい、という焦りがあり、強引に帰宅した。
薬局で出たものと自分の手持ちの薬草を混ぜ、必要な分量を計り取るとそれを水で煮出し始めた。
長引いた会議にイラつきながら、ジャスティから教わったノックの合図が終わらないうちにドアが開かれた。
不用心なのでカヤが小言を言おうとする前に、しなやかな手足が絡みついた。
カヤのシャツ一枚を羽織っただけのルーポが、前から液体を滴らせながら、とろんとした目と興奮した身体で、カヤを求めていた。
***
「もっと奥か?」
深い、濡れた声でカヤが尋ねた。
「そ、もっと、奥。
カヤ様の、おっきくて長いから、届く、はず」
満足いくようにカヤが動かないので、ルーポが必死に腰を振っている。
しかし、それでも決定的な刺激にならず、もどかしい熱を持て余していた。
***
「カヤ様、めちゃくちゃに、して」
帰宅してすぐの熱い吐息混じりのキスに、カヤが興奮しないわけがなかった。
開いたドアからぶわぁっと流れ出る甘ったるい匂いのせいかと、ルーポの痴態を見て思った。
「すぐに、できる、から」
キスをしながら尻を突き出し、自分でぐちゅぐちゅと後ろをほぐし、指を出し入れしているルーポをカヤは初めて見た。
そして手を止めるとカヤのズボンをイラつきながら落とし、すでに上を向いているものを愛おしそうに掴み、自分の唇を舐め回すと、濡れてしまっている自分のも同時に擦り始めた。
これまでカヤもルーポに意地悪く自慰をしていくところを見せろと言っていたが、ルーポは真っ赤になって拒み、決してそれを見せようとはしなかった。
それなのに、前も後ろもいじり、よがり声を上げ、「カヤ様、ほしいから、早く」とねだられるとたまったものではなかった。
カヤは立ったままルーポの左足を抱え上げると、ずぶずぶと入れてやった。
「あああ」
やっとやっとほしかったものが与えられ、いつもより大きな声が出た。
そして身体をくねらせ、腰を動かし、カヤを奥に飲み込んでいった。
そのあと、立ったまま後ろから貫き、ベッドに移って互いの性器に顔を寄せて舐め合い、正面から腰を高く抱え上げすべて丸見えになるようにしたあと、真上から掘り下げるようにカヤが貫いた。
そうやって5回も挿入したが、ルーポはもっと奥に来いと言っている。
「自分で足、抱えてろ」
カヤが言うとルーポは素直に膝裏に手をかけた。
「もっと」
カヤの言葉にルーポは足を左右に自ら開く。
「もっと」
ルーポはぎちぎちと音がしそうなほど、足を開いた。
「もっとだ。できるだろう、ルーポ」
ルーポはうなずき、懸命に足を開く。
「ぜーんぶ見えるぞ。
おまえのかわいい棒も丸い玉も、ぱっくりと口を開けて真っ赤になっている孔も、ぜーんぶ、な」
「カヤさ、ま、は、やく」
「ほしいか」
「ほし、い」
「なんで、こんなことになったんだ」
「た、ぶん、薬局で、違う人のくす、り、渡され、た」
「はん?」
「その、ひ、と、たたなく、なって、て、げんき、なりた、いって。
自分、用に」
「そりゃとんでもない間違いだな。
これが上に知れたら大問題だぞ」
「う、ん。
そのひ、と、今日、ずっと、うわのそ、ら、だっ……」
ルーポが泣き始めた。
「カヤ様、意地悪。
も、僕、我慢、で、きない」
「まぁ、待てよ。
俺も散々絞り取られてるんだ、休ませろ」
「やぁ」
「いやか」
「い、や!」
「ほしい?」
「ほ、しい!」
「なにが」
「……」
「なにがほしいんだ、ルーポ」
「……カ、カヤ様の、おっきい、の」
「手はでかいぞ」
「ちが、う!
も、早くっ早くっ!
早くきて!!!」
我慢できなくなったルーポが泣き叫ぶ。
「なにがほしいんだ」
「カヤ様のっ、おっきい、ペニスっ!!」
「どこに?」
「僕、のっ、お尻の、………孔っ!!」
やけくそになったルーポが怒鳴る。
「はいよ」
ずぶずぶとカヤが埋めてやると、ルーポは「ひっ」と息を飲んだ。
しかし、カヤが動き出すとルーポは前からだらりだらりと液体をこぼしながら、腰を動かした。
そして「もっと奥にほしい」と言った。
初めて見るルーポにカヤも戸惑った。
いつも力一杯抱くことを少し制限していた。
それはルーポが唯一無二の白魔法も扱う薬師となったからだ。
しかし今夜のカヤはぶっちぎっていた。
ルーポの腰を抱くと思いっきり奥へ奥へと進んでいった。
いつもなら届かないところまで沈み、腰を打ちつけている。
とても狭い、行き止まりのような感触があったが、それに構わず進んでいった。
ルーポは意識が半分飛んでいる。
「そんな、奥、初め、て」
「あとでかきだせないくらい、奥に出してやる!」
ぎゅいぎゅきと締め付けられながらも、カヤも止まることをしなかった。
そして、奥の奥へ何度目かの液体を放つと満足したようにルーポから抜き、荒い息でベッドに横たわるとそのまま意識が遠のいた。
翌日のことは、2人とも思い出したくもなかった。
消せない記憶に痴態、身体中の咬み傷、ひどい腹痛と下痢、動かない身体、風邪をひいたような鈍い頭痛、背筋をのぼる悪寒。
2人しかおらず、助けを呼ぶ手段もなく、もし呼べたとしてもこの姿を晒すわけにもいかず。
そうは言ってもカヤのほうが先に回復し、ルーポの世話を懸命に焼いたが、発熱したルーポの症状は悪化するばかりで、医局のルーを呼んだ。
ヴェルミオンと一緒にやってきたルーは、げらげら大笑いしたが、ヴェルミオンの雷はカヤに落ちまくった。
「おまえ、派手にやったじゃん。
なにこれ、媚薬使ったの?
カヤ様が物足りなかったの?」
「ち、ちがっ」
「あんた、なに考えてんのよ!
ルーポがどれだけ大事な人なのかわかってんの?」
「いや、俺は誘われただけで」
「限度ってもんがあるでしょっ!」
ルーの処置のあと、ルーポは深く寝入ってしまった。
げっそりしながらも安心した様子でカヤはルーポの寝顔を見ていた。
ルーがカヤに問う。
「カヤ様、ルーポはかわいかったですか?」
「そりゃあもう」
「あの薬、俺でも扱えますよ。必要なときにはおっしゃってください」
「ああ、ありがとう」
「なに言ってんのよ!」
「ヴェルミオンにも今度使ってやるよ。意識ぶっ飛ぶし、これでもかってくらい乱れるんだから」
「いやよ!」
「かわいいヴェルミオンが見たいな」
ルーは笑いながらいとまの挨拶をし、ヴェルミオンは「ばかっ!」と怒鳴りながら、2人の家から出ていった。
カヤはベッドで眠るルーポを見ながら、昨日の痴態を思い出していた。
あんな積極的なルーポをまた見たい、と思いながら額にキスを落とした。
おしまい
ルーポは上がる心拍数と体温を感じふらつきながら、かろうじて自分の部屋の作業台に手をついた。
吐いた息は熱く、そして視界は涙で潤む。
カヤ様、早く帰ってきて…
***
「もっと、奥。
あ。ね、カヤ様、来れるでしょ」
両足を左右に大きく開き、ルーポはカヤをこれでもかと言わんばかりに取り込んでいた。
事もあろうにカヤはこんな日にいつもより遅く帰ってきた。
本来なら四六時中離れずにルーポの護衛をするはずのカヤは、第三騎士団の会議に出席しなくてはならなかった。
議題は来月に迫った国賓の警備と、その騒ぎに紛れて入国する不審者の管理だった。
特にルーポの不確かな噂は遠くまで流れているようで、カヤの責任は重大だった。
第三騎士団のジャスティが代わりとしてルーポを新しい家に送り届け、今回のノックの合図を打ち合わせると、厳重に施錠をさせ、急いで会議に戻った。
本来ならルーポも会議終了まで第三騎士団の詰所で待機のはずだったが、急ぎの薬の調合をやってしまいたい、という焦りがあり、強引に帰宅した。
薬局で出たものと自分の手持ちの薬草を混ぜ、必要な分量を計り取るとそれを水で煮出し始めた。
長引いた会議にイラつきながら、ジャスティから教わったノックの合図が終わらないうちにドアが開かれた。
不用心なのでカヤが小言を言おうとする前に、しなやかな手足が絡みついた。
カヤのシャツ一枚を羽織っただけのルーポが、前から液体を滴らせながら、とろんとした目と興奮した身体で、カヤを求めていた。
***
「もっと奥か?」
深い、濡れた声でカヤが尋ねた。
「そ、もっと、奥。
カヤ様の、おっきくて長いから、届く、はず」
満足いくようにカヤが動かないので、ルーポが必死に腰を振っている。
しかし、それでも決定的な刺激にならず、もどかしい熱を持て余していた。
***
「カヤ様、めちゃくちゃに、して」
帰宅してすぐの熱い吐息混じりのキスに、カヤが興奮しないわけがなかった。
開いたドアからぶわぁっと流れ出る甘ったるい匂いのせいかと、ルーポの痴態を見て思った。
「すぐに、できる、から」
キスをしながら尻を突き出し、自分でぐちゅぐちゅと後ろをほぐし、指を出し入れしているルーポをカヤは初めて見た。
そして手を止めるとカヤのズボンをイラつきながら落とし、すでに上を向いているものを愛おしそうに掴み、自分の唇を舐め回すと、濡れてしまっている自分のも同時に擦り始めた。
これまでカヤもルーポに意地悪く自慰をしていくところを見せろと言っていたが、ルーポは真っ赤になって拒み、決してそれを見せようとはしなかった。
それなのに、前も後ろもいじり、よがり声を上げ、「カヤ様、ほしいから、早く」とねだられるとたまったものではなかった。
カヤは立ったままルーポの左足を抱え上げると、ずぶずぶと入れてやった。
「あああ」
やっとやっとほしかったものが与えられ、いつもより大きな声が出た。
そして身体をくねらせ、腰を動かし、カヤを奥に飲み込んでいった。
そのあと、立ったまま後ろから貫き、ベッドに移って互いの性器に顔を寄せて舐め合い、正面から腰を高く抱え上げすべて丸見えになるようにしたあと、真上から掘り下げるようにカヤが貫いた。
そうやって5回も挿入したが、ルーポはもっと奥に来いと言っている。
「自分で足、抱えてろ」
カヤが言うとルーポは素直に膝裏に手をかけた。
「もっと」
カヤの言葉にルーポは足を左右に自ら開く。
「もっと」
ルーポはぎちぎちと音がしそうなほど、足を開いた。
「もっとだ。できるだろう、ルーポ」
ルーポはうなずき、懸命に足を開く。
「ぜーんぶ見えるぞ。
おまえのかわいい棒も丸い玉も、ぱっくりと口を開けて真っ赤になっている孔も、ぜーんぶ、な」
「カヤさ、ま、は、やく」
「ほしいか」
「ほし、い」
「なんで、こんなことになったんだ」
「た、ぶん、薬局で、違う人のくす、り、渡され、た」
「はん?」
「その、ひ、と、たたなく、なって、て、げんき、なりた、いって。
自分、用に」
「そりゃとんでもない間違いだな。
これが上に知れたら大問題だぞ」
「う、ん。
そのひ、と、今日、ずっと、うわのそ、ら、だっ……」
ルーポが泣き始めた。
「カヤ様、意地悪。
も、僕、我慢、で、きない」
「まぁ、待てよ。
俺も散々絞り取られてるんだ、休ませろ」
「やぁ」
「いやか」
「い、や!」
「ほしい?」
「ほ、しい!」
「なにが」
「……」
「なにがほしいんだ、ルーポ」
「……カ、カヤ様の、おっきい、の」
「手はでかいぞ」
「ちが、う!
も、早くっ早くっ!
早くきて!!!」
我慢できなくなったルーポが泣き叫ぶ。
「なにがほしいんだ」
「カヤ様のっ、おっきい、ペニスっ!!」
「どこに?」
「僕、のっ、お尻の、………孔っ!!」
やけくそになったルーポが怒鳴る。
「はいよ」
ずぶずぶとカヤが埋めてやると、ルーポは「ひっ」と息を飲んだ。
しかし、カヤが動き出すとルーポは前からだらりだらりと液体をこぼしながら、腰を動かした。
そして「もっと奥にほしい」と言った。
初めて見るルーポにカヤも戸惑った。
いつも力一杯抱くことを少し制限していた。
それはルーポが唯一無二の白魔法も扱う薬師となったからだ。
しかし今夜のカヤはぶっちぎっていた。
ルーポの腰を抱くと思いっきり奥へ奥へと進んでいった。
いつもなら届かないところまで沈み、腰を打ちつけている。
とても狭い、行き止まりのような感触があったが、それに構わず進んでいった。
ルーポは意識が半分飛んでいる。
「そんな、奥、初め、て」
「あとでかきだせないくらい、奥に出してやる!」
ぎゅいぎゅきと締め付けられながらも、カヤも止まることをしなかった。
そして、奥の奥へ何度目かの液体を放つと満足したようにルーポから抜き、荒い息でベッドに横たわるとそのまま意識が遠のいた。
翌日のことは、2人とも思い出したくもなかった。
消せない記憶に痴態、身体中の咬み傷、ひどい腹痛と下痢、動かない身体、風邪をひいたような鈍い頭痛、背筋をのぼる悪寒。
2人しかおらず、助けを呼ぶ手段もなく、もし呼べたとしてもこの姿を晒すわけにもいかず。
そうは言ってもカヤのほうが先に回復し、ルーポの世話を懸命に焼いたが、発熱したルーポの症状は悪化するばかりで、医局のルーを呼んだ。
ヴェルミオンと一緒にやってきたルーは、げらげら大笑いしたが、ヴェルミオンの雷はカヤに落ちまくった。
「おまえ、派手にやったじゃん。
なにこれ、媚薬使ったの?
カヤ様が物足りなかったの?」
「ち、ちがっ」
「あんた、なに考えてんのよ!
ルーポがどれだけ大事な人なのかわかってんの?」
「いや、俺は誘われただけで」
「限度ってもんがあるでしょっ!」
ルーの処置のあと、ルーポは深く寝入ってしまった。
げっそりしながらも安心した様子でカヤはルーポの寝顔を見ていた。
ルーがカヤに問う。
「カヤ様、ルーポはかわいかったですか?」
「そりゃあもう」
「あの薬、俺でも扱えますよ。必要なときにはおっしゃってください」
「ああ、ありがとう」
「なに言ってんのよ!」
「ヴェルミオンにも今度使ってやるよ。意識ぶっ飛ぶし、これでもかってくらい乱れるんだから」
「いやよ!」
「かわいいヴェルミオンが見たいな」
ルーは笑いながらいとまの挨拶をし、ヴェルミオンは「ばかっ!」と怒鳴りながら、2人の家から出ていった。
カヤはベッドで眠るルーポを見ながら、昨日の痴態を思い出していた。
あんな積極的なルーポをまた見たい、と思いながら額にキスを落とした。
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kyrie様
騎士が花嫁からやって参りました。
リノとジュリアス様のお互いを思う気持ちと重なりルーポとカヤ様も大好きです!そして、ルーの不器用ながらヴェルミオンを想う気持ちはその後どうなったのかなぁ、ととっても気になっています!
黒豆きなこさん
「騎士が花嫁」と「空と傷」をお読みいただき、ありがとうございます。
ルーとヴェルミオンのその後もちょっと見えています。また機会があったら番外編に書きたいと思います。
気になる人たちばかりで、私もそわそわします。
ひにゃたさん
ありがとうございます。
番外編は今のところ2~3コ考えていますが、残念ながらそこにはマーガスとアキトが来る予定はありません。
さて、エトコリアが舞台のお話はアルファさんには投稿しておりません。
他のサイトになってしまいますが、
ムーンライトノベルズ 「妖精王の指輪」https://novel18.syosetu.com/n5412dk/
このシリーズにマーガスとアキトが出てきます。
ご興味がありましたら、のぞいてみてください。アカウントがなくてもコメントも入れられるようになっています。
今もこたつに入ってこれを書いています。
ひにゃたさんもご自愛ください。
完結おめでとうございます!
更新のたび、Twitterとムーンとこちらを行ったり来たり(←コメントお送りしたくて仕方ない)
ルーポが可愛すぎて、嬉しすぎて、ひたすら大好きすぎてつらかったです。
もにゃもにゃもとっても大満足でした!カヤさまがっ、いろいろツッコみたいw
本当にお疲れさまでした。
書きたいこといっぱいあったんですけど、ブログにうんうん楽しく消化しました。
(ずっとお伝えしたかったんですが、Kyrie様のサイトひじょーに読みやすい、お写真プロフェッショナル!)
ふわふわの幸せと ぎゅんぎゅんの感動と くふくふな喜びと……
とても愛おしく素晴らしいお話を、心よりありがとうございました!!!
ゆっくり一休みされた後、番外編もりもり楽しみにしております。
柊さん
ありがとうございます。無事に完結しました。
コメントはいろいろなところから書けるようになっておりますので(?!)、お好きなところからどうぞお書きください。
忘れてしまったことも思い出したら、ご遠慮なくどうぞ。
カヤ様の変貌ぶりに私も「えええええーっ?!」と叫びっぱなしでしたが、よく考えると、彼にとって無邪気に恋愛をするのは初めてなんじゃないか。それならティーンエイジャーになっても仕方ないかー。と思いました。
あとがきブログも読んでくださり、ありがとうございます。
あそこも私にとって大切な場所です。
作品に関係ないことも書いていけたらいいな、と考えています(もう一つ、日常ブログを持っているので更新頻度は低いですが)。
最後のあたりは私も書いていてとっても楽しくて、Twitterで「ばったり」としながらもどこかで「うふふくふふ」とニヤけていました。
番外編、ざっと考えただけでも2~3コあるので、ゆるゆる書きたいと思います。
のんびりとお待ちください。