空と傷

Kyrie

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第17話

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疲れているのになかなか寝付けず、ルーポは何度もベッドの中で寝返りを打った。



行きと同じく屋敷の裏口からそっと帰ると、中は朝よりも慌ただしく人が動いていた。
どうしたことかとルーポが戸惑っていると、トゥーモがそれを見つけ、厨房のそばの小部屋へルーポを案内した。
トゥーモはアルベルトの補佐をしている30代の男であった。
控えめな様子をしていたが、物事を広く大きく見ることができた。

トゥーモは小部屋にルーポの食事を運ばせながら、この騒動の理由を説明していた。

「デボラ様をお迎えにこられた兄上のリカルド様がカヤ様と意気投合されまして、お夕食をご一緒にされることになったのです」

リカルドは20代半ばの若い貴族の男で、カヤの噂はよく耳にし、一度会ってみたいとかねてから思っていたらしい。
妹とカヤのことでよい口実ができたとばかりに、妹を迎えに来たと屋敷にやってきて肝心の妹は家の者に任せて先に帰らせ、自分はカヤと会談を楽しむことにした。
デボラは不服に思ったが、あまりごねてはカヤに悪い印象を持たれる、と今回は素直に帰ることにした。

普段ならここまで図々しくないリカルドだったが、アルベルトが両家の関係を柔らかに深く強固にしたいとばかりに、夕食を一緒にとるのはどうかと勧めたらしい。
大仰にはせず、親しい友がやってきた程度で準備をさせてもらう、とアルベルトは述べながらなかなかに贅を尽くした料理を用意するように厨房に言いつけた。

突然のことだったので、アルベルトが主だって采配を振るい、ルーポのことはトゥーモに任せた、ということだった。

この日のルーポの夕食もいつもより豪華であった。
食欲はなかったが、ルーポは無理矢理それらを腹に詰め込み、トゥーモの案内で浴室に連れて行かれた。
アルベルトの「滞在中は毎日、風呂に入れる」と言ったのはきっちり守られているようで、忙しい中、風呂を用意してくれた使用人たちにルーポは感謝した。


湯船につかっていると、はらりと涙がこぼれた。
昼間のことを思い出したのではない。
最初は理由がわからずルーポも困惑したが、カヤと会っていないからだと思いいたると、涙は止まることがなかった。
次から次へと勝手に流れる涙をごまかすように、ルーポは髪を洗った。
しかし、
『しなやかな髪だな』
『綺麗な髪が台なしになる。貸してみろ』
『伸ばしてみるのもいいかもしれないな』
というカヤの言葉ばかり思い出してしまい、泣きながら髪を洗う羽目になってしまった。


お会いして、僕はどうしたいんだろう。
慰めてもらいたいの?

知らず知らずのうちに、カヤをひどく頼りにしている自分に気づき、ルーポは怯えた。

が、強く強く、カヤに会いたい、と思った。
今日見かけたカヤはデボラ嬢を優雅にエスコートしている姿だけだった。
それもカヤは自分を一度も見ることはなかった。


昼間のキースの言葉が自分の中で鳴り響く。


そうだ。
そうだとも。
わかっている。

わかっているけれど……

カヤ様……

カヤ様……






特にすることはなく、早めにベッドに潜り込んでみたものの、ルーポの身体はまたもや熱く、疼いた。

その熱をどうしようかと対処に困りながらも、重い心はのしかかり、幾度も寝返りを打ち、夜も随分更けた頃、ようやくとろとろと眠りにかかった。






暗闇の中、揺さぶられた。
突然のことに声を上げそうになったが、揺さぶる人物はとても焦ったようにルーポが目を覚ましたのがわかると手を引いてどこかへ行こうとする。
驚き、よく目をこらすとレベックを演奏したキリが必死の形相でいるのが、窓から入る薄い月明かりで見えた。

「ど、どうかなさったのですか。
うわっ!」

キリはルーポが完全に目を覚ましたのがわかると、恐ろしいほどの力でルーポの手をつなぎ走り出した。
あまりのことに転げそうになりながらもルーポはキリに引きずられるように走った。
目の見えないキリにとって、明かりのない夜でも全力で走ることはなんの問題もなかった。

長い廊下を走り、階段を駆け上がり、開いたままのドアの部屋に押し込まれるように連れてこられたルーポは悲鳴のような声を上げた。

「カヤ様っ!
カヤ様っっっ!!!
キ、キリさんっ、アルベルトさんをっ早くっっ!」

キリは大きくうなずき、アルベルトを呼ぶためにそこから走り去った。

ルーポはカヤの部屋にずんずん入り、床に倒れているカヤを見下ろした。
幸い分厚い絨毯の上に倒れたようで出血はしていないようだった。
薄い月明かりだけでは正確にはわからないが、とりあえず近づきカヤの顔に自分の顔を近づけ、呼吸をしていることを確認した。

「カヤ様、どうされたのですかっ」

ルーポの声に反応はない。
ただ、短く呻く声が漏れた。

もしかして……

思うところがあり、ルーポはカヤに声をかけ左足の膝にそっと触れた。
呻き声が一段と大きくなった。

硬い。

カヤの膝の周りは硬直していた。
額にひどい汗をにじませ、カヤは痛みのため意識が朦朧としている。



僕は、一体なにをしていたんだっ。


血の気が下がるのを懸命にこらえて、眉を寄せているカヤのそばに座った。


こんなになるまで……


僕は薬師になるんだろう。
これまでのことを認められて、勲章もいただくことになっている。

だけど。
だけどっ。
自分のことだけにかまけていて、目の前の大切な人のことをなに一つ見ていなかったじゃないか。



「カヤ様、痛いと思いますが少し触ります」

ルーポは硬くなったカヤの左膝に両手を当て、包み、温めた。



僕は…

僕はなにをしていたんだ。

少し引きずるようにしていたのに、何度も街へ一緒に赴き、円舞を踊り、僕はなにも気づいていなかった。
気づこうとしていなかった。

そばかすだって、鳥の巣だって、キースだって、そんなのはもうどうでもよくて、僕は、これじゃ、薬師として失格だ。
カヤ様
カヤ様
カヤ様

じわりとにじみそうになる涙をぐっとこらえ、ルーポは手に念を込める。

僕ができる精一杯のことを。




ばたばたとキリに導かれ、燭台を手にした寝衣のままのアルベルトと、その騒ぎを知り驚いたトゥーモを始め他の使用人たちもカヤの部屋に駆けつけ、倒れているカヤとそばにいるルーポを見て驚きの声を上げる。

「カヤ様っ。ルーポ、これはっ」

「アルベルトさん、カヤ様の左膝は硬くなってひどい痛みを伴っているようです。
これから僕が言うものを準備してください。
熱い湯とたくさんの布。
そして布を切るハサミ」

「わかった」

アルベルトはルーポの要求についててきぱきと使用人に指示をした。
それからこの屋敷でよく世話になっている町医者を呼びに行かせる。

カヤの部屋に明かりが集められ、状況がよくわかるようになった。
カヤはもてなしのためではない、楽な服に着替えていた。
苦痛に顔をゆがめ脂汗をたらりたらりとたらしていた。
ルーポは再び、注意深くカヤに他の外傷がないかを確認した。
そしてすぐに用意されたハサミでカヤのズボンを切っていく。
そうして現れたカヤの足には大きな傷跡が幾つもあった。
特に左の膝の傷はひどいものだった。
土気色になっており、血流がひどく悪いことが一目でわかった。

綺麗にすっぱりと切られた剣の傷もあれば、傷口がぐちゃぐちゃで皮膚がひきつっている傷もあった。

これまでのカヤの戦いを見ているようだった。
この傷を負ったときのカヤを想像したくなかった。


あなたはこんなに傷だらけじゃないですか。

痛くないわけはないのに。
なんで、ここまで。


ルーポが膝に直接触っただけで、カヤは大きく呻いた。

すみません、と心の中で思いながら膝を手のひらで温める。

「ルーポ、カヤ様はどうなのだ」

「キリさんが僕をここに連れてきてくれたときにはもう、カヤ様はこの状態で倒れていらっしゃいました。
膝がひどく硬くなっています。
これから温湿布で両膝を緩めたあと、マッサージをしてみます。
アルベルトさん、カヤ様はお薬は?」

「薬?」

「まさか、お飲みになっていない?」

「ああ、もうこの人はっ!」

苛立ちを露わにしながら、アルベルトはカヤの額の汗を拭う。

「今回、あなたと一緒に屋敷に戻られていらしてから、薬のことは何一つ聞いていませんよ。
なにかに夢中になると、自分のことはほったらかしにするんですから。
昔からの、悪い癖です」

薬局やくきょくから薬が処方されていたはずです。
すみません、僕も気をつけていなくてはいけなかったのに」

奥歯を噛みしめ、ルーポはより一層手に念を込める。


僕の手持ちの薬草にどれくらい痛み止めがあったかな。

ルーポは算段する。




ようやく湯が持ってこられた。
火傷しそうな熱さだったが、それを気にするふうでもなくルーポは布を浸し絞ると、広げてカヤの膝に巻きつけた。

「冷めたら、また熱い布と交換してください。
すぐに戻ります」

ルーポはアルベルトたちにそう言うと、小さな燭台を一つ借り、カヤの部屋から出ていった。

先ほど、キリと駆け抜けた階段を降り、長い廊下を進んでいった。

カヤ様
カヤ様

祈るように、名前をつぶやく。

優しい黒曜石の瞳でもう一度自分を見てほしい、と願う。



痛みを取り除いてさしあげたい。


こんなに強く願ったことはなかった。

自分が眠っていた客室に入ると、廃墟から持ってきていた上皿天秤と乳鉢、乳棒、そして手持ちの薬草を取り出し、足早にカヤの部屋に戻った。

そしてカヤの部屋の小さなテーブルにそれらを置き、明かりを集めた。
持っていた薬草に効力が高いものがなく、ルーポは腹立ちまぎれにチッと小さく舌打ちをした。
が、真剣なまなざしで上皿天秤の準備をすると、痛み止めや血流をよくする薬草を注意深く取り出し、息を詰め量り取った。
そしてそれらを乳鉢に入れ、丹念に乳棒でごりごりと擦る。

しばらくはごりごりという音と、布を絞る音、深い溜息だけがカヤの部屋に響いた。




アルベルトはトゥーモたちに温湿布のことを任せ、自分は短い書簡をしたためると屋敷で飼っているフクロウの足首に固定し、闇夜に放った。



ルーポも汗をかきながら、真剣なまなざしで薬を調合していく。

どの組み合わせが一番効果が出る?
エイサをメインにしてみるか。
いや、あまり多いと、シエナキの効力が弱められてしまう。

落ち着け、ルーポ。
落ち着くんだ。
薬草はこれだけしかない。
組み合わせはそうたくさん考えられない。

カヤ様に一番合う薬はどれだ。


それを使用人たちは息をひそめて縋るように見つめた。



しばらくして、アルベルトも戻ってきた頃、ルーポはようやく手を止めた。

で、できた。
僕が持っている薬草ではこれが精いっぱいだ。


そしてアルベルトに「この乳鉢2杯分の水とこの薬を煮出し、水が半分になるまで煮詰めてください」と言った。
すぐさま、厨房の者がそれをうやうやしく受け取り、ルーポの指示通りに薬を煮出し始めた。

「気休め程度にしかなりませんが、ないよりましです」

厳しい声でルーポは言った。
そして、カヤのそばに近づいていった。
そばにいた使用人がルーポのために場所を空けた。
ルーポはカヤに声をかけ、膝に触れた。
先ほどより、柔らかくなっていた。

「ではマッサージを始めます」

ルーポは最初は触れるか触れないかわからないくらいでそっと膝をなでていた。
手と指先に集中する。
先ほどよりかは柔らかくなっていたが、まだまだ硬い。

相当痛いはずだ。
僕が触れるだけでも激痛が走っているはず…

その証拠にカヤは歯を食いしばって懸命に耐えている。

今、楽にしてあげます。
僕が持てるものすべてで。
痛いことをしてしまいます。
お許しください、カヤ様。
終われば、少しは和らぐはずです。

祈るような気持ちで、じわりじわりと指先を動かし、手のひら全体を使って膝の周りの筋肉をほぐしていく。


が、それを中断するように早馬で使いにやった使用人が慌ただしく戻ってきた。
アルベルトがいらついた様子で声を発した。

「先生はっ」

「それが、その」

それは町医者を呼びにいっていた使用人で、医者は急患の元へ出かける直前だったという。

「こちらも急患だと言わなかったのか」

「言いました。
言いましたけれど、『あっちは命が危ない。痛みで死ぬことはない。終わり次第そっちに行ってやる』とおっしゃって、お出かけになってしまいました」

「なんてこと!」

「医師が一人しかいなかったら、そう言われても仕方ありません。
それを補うために薬と薬師がいるんです」

ルーポは淡々と言った。
優先順位をつけなくてはならない。
医師も薬師も身を切られるような思いで、その判断をする訓練をし、実践を積む。

アルベルトや使用人が憤慨するのもわかるが、それよりルーポはカヤに集中したかった。

「先生がいらっしゃらないのなら、仕方ありません。
僕たちだけでできるところまで、カヤ様をお助けしましょう。
痛みでは死ぬことはありませんが、少しでも和らげて差し上げたいです。
お願いします」

怖ろしいほど、ルーポは静寂な中にいた。
自分の判断が間違っていないか、迷いがないかを確かめるために、ざわつきを自分の中から徹底的に排除した。

ルーポは研ぎ澄ました中でぽつりぽつりと指示を出した。

カヤの汗をぬぐうこと。
上半身が冷えないようになにか掛けて温めること。
右足は引き続き、温湿布をすること。

そして、ルーポはまた、カヤに集中していった。




マッサージは次第に指先に力が込められるようになっていった。
加減が難しく、カヤが大きく呻く。
耳にするだけで、こちらもつらくなる。
皆、祈るようにルーポを見つめていた。

やがて、ルーポはマッサージを止めた。
そしてトゥーモたちに指示を出し手伝ってもらいながら、太く大きな足を持ち上げて、少しずつ膝を曲げたり伸ばしたりし始めた。
少しは土気色だった膝が解消されていった。

「だいぶ、柔らかくなりましたよ、カヤ様。
痛いでしょうが、もう少し我慢してください。
カヤ様…
カヤ様……」



ルーポも疲れてぐったりしていたが、左足が終わると次は右足に同じことをしようとしていた。
アルベルトが聞くと「左足をかばうようにして右足にも負担がかかっています。両方の足をマッサージするほうがあとでもっと楽になります」と言った。
「できたら、腰もしたほうがいいのですが、今の状態だとちょっと難しいです」
そう付け加えて、ルーポはまた集中し、カヤの右膝を丁寧に触っていった。


長い時間をかけたマッサージや膝を動かすのが終わる頃、ひどい臭いのする薬湯が出来上がった。
思わず顔をしかめたくなるほどだったが、誰一人そんなことをする者はいなかった。

あの若い女性が緊張した面持ちで、薬湯の入った木の器をルーポに渡した。
礼を言いながらルーポは受け取った。

「カヤ様、苦いですがお薬です。
飲んでください」

しかし、カヤもマッサージの時の痛みのため心身共に疲れ、意識も遠くなっていた。

「カヤ様、起きてください。
飲んでから、眠ってください。
少しは痛みが和らぎます」

そう言って、木の器の中にある黒っぽい青臭いどろりとした薬湯を口に含むと、ルーポはカヤに口移しで飲ませた。
故郷でむずがる赤ん坊に母親がこうやって薬を飲ませているのを思い出したからだ。

カヤはあまりのひどい味に身体を震わせたが、おとなしく飲み込んだ。
ルーポはそれを嬉しく思った。
涙がにじんだ。

「そうです。
最後まで飲みましょう、カヤ様。
また、飲ませてあげますから」

そうして何度か同じように口移しで薬湯をカヤに飲ませた。

周りにいる者は、まるで神聖なものを見るようにルーポとカヤを見守るしかできなかった。

最後の一口を飲ませると、カヤはトゥーモに言って水をもらい、それもカヤに同じように飲ませた。

「苦かったですね。
これで終わりです。
もういいですよ、カヤ様、お疲れ様です。
眠っても大丈夫ですよ」

ルーポはカヤの口元を布で拭いてやった。
カヤはすっと身体の力を抜き、意識を失った。
それは安らかな呼吸を伴い、額の脂汗は引いていた。

ルーポはそれを愛おしそうに安心した顔で見つめ、上半身にかかっていたブランケットでそっと爪先までくるんでやった。
そしてくっと首と背筋を伸ばし、手の甲で自分の口を拭った。
黒いほど濃い緑がルーポの口元を汚した。

そこにはこれまでのルーポはいなかった。
淡い色の瞳をおどおどさせていた少年は粉々に砕け消え去っていた。

これまでにない光を灯し鋭い目をしたその名の通りの若いおおかみルーポがいた。
まだまだ高い緊張感を解けずに、カヤを守るようにそばに座っている。

それに気づいたアルベルトはただ、黙ってそのしなやかな獰猛な獣を見ていた。




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