白妙薄紅

登場人物紹介・用語解説

登場人物の名前が漢字ばかりなので、よみがなと簡単な紹介をまとめました。
用語はこの物語のみの意味となっています。
多少、ネタバレ要素があります。


【登場人物】

■白妙　しろたえ
主人公。陰間。幼名・糸括（いとくくり）

■源蔵　げんぞう
白妙のいる置屋・笹部（ささべ）の番頭

■御車返　みくるまがえし
笹部の売れっ子陰間

■惣吉　そうきち
花街を統べる者。南の朱色の門のそばに屋敷を持つ。

■掛川　かけがわ
両替商の旦那

■飯田橋　いいだばし
呉服問屋の若旦那

■御衣黄　ぎょいこう
切ヶ谷皇子の御落胤という噂のある隠居

■雨宿　あまやどり
元陰間で笹部の番頭見習い

■紅時雨　べにしぐれ
御衣黄の側妻。元陰間で花宮にもなれるほどだったが問題を起こし陰間止まりだった。



【用語】

■陰間　かげま
少年男娼

■楓葉　ふうよう
足引山の主のつかわしめ。赤い子狐。

■渦桜の液　うずざくらのえき
渦桜から取った液。潤滑のため使用する。

■艶葉木　つやばき
象牙の張り型