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第7巻第5章 キサラギ亜人王国
創造神の結論
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(仲間たちが戻ってきたのか)
マヤの五感を使ってウォーレンたちがやってきたのを見ていた創造神は、何もせずに外の様子を観察していた。
マヤが今のような精神状態となった直接のきっかけであるウォーレンがマヤのところに戻ってきたとなると、マヤが復活してしまう可能性が高いが、創造神はマヤに干渉しなかった。
(このままマヤが復活すれば、まず間違いなく復権派の神々はマヤたちによって倒されてしまうだろう。だが、その時はその時だ)
もとより創造神は、自分のところに勝手に集まってきた復権派の神々のことはなんとも思っていない。
むしろ、創造神の考えを曲解し、人間を支配して好き放題したい、という復権派の神々には、創造神もどう対応したものかと頭を悩ませていたのだ。
(ほう……これが「愛」と人間が呼んでいる感情か)
マヤの中に封印されている関係で、マヤと感情を共有している創造神は、心に温かさが広がるのを感じる。
外の様子からして、ウォーレンがまだマヤのことが好きだとわかったことで、マヤの心に変化があったのだろう。
(なるほど、魔神よ、これがお前の言っていた人間の可能性か)
かつて、袂を分かち死闘を繰り広げた半身の言葉を、創造神は思い出す。
(人間には「愛」がある。「愛」を持った時、人間は俺たち神を超える、だったか)
その当時の創造神は、魔神の言う「愛」が何なのか分からず、魔神の言うことを信じることができなかった。
だからこそ、人間にはまだ神による力での支配が必要だと考え、「愛」を持つ人間の可能性を信じ、人間の支配を人間自身に任せるべきだとした魔神と対立し、戦ったのだ。
だが、マヤの中で、マヤの中に広がる「愛」を感じ、それを知った今の創造神の考えは、昔のそれとは違った。
(確かに、「愛」というのは、我々神をも超える力を生み出せそうだな)
創造神は、マヤの中から外にいる復権派の神々に、マヤにバレないように念話で話しかける。
『いいか、気取られるなよ? 私だ、創造神だ。今から私の言う通りにしろ、そうすれば、私がお前たちのところに行ける。私が行けば、今度こそすべて終わりにすることを約束しよう。まずは――』
創造神の言葉を聞いた復権派の神々は、一斉に魔力を高め、創造神に言われるまま地面に魔力で巨大な魔法陣を書いた。
『よくやった。それでは、すべてを終わらせるとしようか、マヤ』
その念話を最後に、創造神はマヤの中から姿を消した。
***
創造神には遠く及ばない復権派の神々に対し、マヤの復活後、マヤたちは終始優位に立って戦闘を進めていた。
そのまま押し切ってマヤたちの勝利、と思っていたのだが、突然復権派の神々が地面に巨大な魔法陣を描いた。
「何っ?」
なんだか見覚えのある気がする魔法陣を見て、マヤは警戒を強める。
「マヤさん、あれは召喚魔法です!」
オリガの声に、マヤはかつてドラゴンの口を召喚してマヤたちを始末しようとした魔法使いと戦った時のことを思い出す。
言われてみれば、今復権派の神々の下に広がっているのは、その時の魔法陣とよく似ていた。
「でも、いまさら何を召喚するつもりなんだろ……うっ!?」
「マヤ!?」
突然胸を抑えたマヤに、ウォーレンが慌てて駆け寄る。
心配そうにマヤの顔を覗き込むウォーレンに、マヤは笑って首を横にふる。
「ごめん、一瞬で胸が苦しくなった気がしたんだけど、何でもなかったみたい」
「そうなのか? それならいいんだが……」
ウォーレンが念の為マヤの様子を見ている間に、エメリンとオリガは魔法陣の違和感に気がついていた。
「ねえ、あの魔法陣、生贄が設定されてるように見えるのだけど、オリガはどう思う?」
「やっぱりお母さんにもそう見える? でも、あの書き方だと生贄は……」
魔法陣というものは、一定の法則に従って書かれるものである。
そのため程度の差はあれ魔法使いであれば、魔法陣を見ただけで何が起こるかは想像がつくのだ。
それすなわち、世界最高レベルの魔法知識を持つエメリンとオリガであれば、魔法陣を見た時点で、その魔法陣がどんな魔法を発動するのかのみならず、発動の手順として何を行うのか、ということまで手に取るようにわかるのだ。
「ええ、生贄は、魔法陣の発動者。魔法陣には魔力を供給した者全てが生贄になるようになってるわね」
「だよね……ってことは……」
オリガが魔法陣から、未だ魔法陣に魔力を注ぎ続ける復権派の神々に視線を戻した瞬間、それは起こった。
「なんだっ!?」
突如として魔法陣から出現した光の腕が、復権派の神々の両足首を掴んだのだ。
慌てて足を上げる者もいたが、伸びてそれを追いかける執拗さで、光の腕は瞬く間にすべての復権派の神々の両足首を掴んでしまう。
「なんだというのですっ!? ま、まさかっ……!?」
リーダー格の神はなにかに気がついたのか、何が起きているか分からず様子を見ているマヤへと目を向ける。
「創造神様! 私たちを騙したのですね!」
その言葉に、復権派の神々の間に衝撃が走る。
『騙してはいない。私がそこに現れ、すべて終わらせるのは本当だ。だが、全てが終わった後に、お前たちがそこにいたのでは意味がない』
今度はマヤたちにも聞こえた創造神からの念話によって、マヤはその召喚魔法によって召喚されるのが創造神だと言うことを理解した。
味方であるはずの創造神からの言葉に、リーダー格の神はしばし目を見開いて呆然としていたが、やがて何かを納得したようにゆっくりとうつむいた。
「…………やはり貴方様は、魔神様と同じ神なのですね……」
『お前はわかっていたのだろう? 私の真意を。なぜ復権派の神々を止めなかった?』
「…………止められるわけ、ないじゃないですか…………私だって、貴方様が人間を支配するのであればそれが一番だと思っています。そのために貴方様を助けに行くことを、私が止めると思いますか?」
『そうだったな、お前はそういう男だった。お前の忠誠には感謝している。後は私に任せろ』
創造神が言い終わると同時に、光の腕が勢いよく復権派の神々引きずりこみ、魔法陣が一気に輝きを増した。
マヤたちがそれを妨害する間もなく、魔法陣の中央に、マヤに封印されていたはずの創造神が姿を現した。
「久しぶりだな、マヤ」
「よく言うよ、私の中でこそこそ色々やってたくせにさ」
マヤはウォーレンの手を握りその指に自分の指を絡めてギュッと握る。
そのまま聖剣を創造神へと向け――。
「今度こそ、あなたを倒して、私は私の大好きなこの世界を取り戻すっ!」
――と、そう言い放ったのだった。
マヤの五感を使ってウォーレンたちがやってきたのを見ていた創造神は、何もせずに外の様子を観察していた。
マヤが今のような精神状態となった直接のきっかけであるウォーレンがマヤのところに戻ってきたとなると、マヤが復活してしまう可能性が高いが、創造神はマヤに干渉しなかった。
(このままマヤが復活すれば、まず間違いなく復権派の神々はマヤたちによって倒されてしまうだろう。だが、その時はその時だ)
もとより創造神は、自分のところに勝手に集まってきた復権派の神々のことはなんとも思っていない。
むしろ、創造神の考えを曲解し、人間を支配して好き放題したい、という復権派の神々には、創造神もどう対応したものかと頭を悩ませていたのだ。
(ほう……これが「愛」と人間が呼んでいる感情か)
マヤの中に封印されている関係で、マヤと感情を共有している創造神は、心に温かさが広がるのを感じる。
外の様子からして、ウォーレンがまだマヤのことが好きだとわかったことで、マヤの心に変化があったのだろう。
(なるほど、魔神よ、これがお前の言っていた人間の可能性か)
かつて、袂を分かち死闘を繰り広げた半身の言葉を、創造神は思い出す。
(人間には「愛」がある。「愛」を持った時、人間は俺たち神を超える、だったか)
その当時の創造神は、魔神の言う「愛」が何なのか分からず、魔神の言うことを信じることができなかった。
だからこそ、人間にはまだ神による力での支配が必要だと考え、「愛」を持つ人間の可能性を信じ、人間の支配を人間自身に任せるべきだとした魔神と対立し、戦ったのだ。
だが、マヤの中で、マヤの中に広がる「愛」を感じ、それを知った今の創造神の考えは、昔のそれとは違った。
(確かに、「愛」というのは、我々神をも超える力を生み出せそうだな)
創造神は、マヤの中から外にいる復権派の神々に、マヤにバレないように念話で話しかける。
『いいか、気取られるなよ? 私だ、創造神だ。今から私の言う通りにしろ、そうすれば、私がお前たちのところに行ける。私が行けば、今度こそすべて終わりにすることを約束しよう。まずは――』
創造神の言葉を聞いた復権派の神々は、一斉に魔力を高め、創造神に言われるまま地面に魔力で巨大な魔法陣を書いた。
『よくやった。それでは、すべてを終わらせるとしようか、マヤ』
その念話を最後に、創造神はマヤの中から姿を消した。
***
創造神には遠く及ばない復権派の神々に対し、マヤの復活後、マヤたちは終始優位に立って戦闘を進めていた。
そのまま押し切ってマヤたちの勝利、と思っていたのだが、突然復権派の神々が地面に巨大な魔法陣を描いた。
「何っ?」
なんだか見覚えのある気がする魔法陣を見て、マヤは警戒を強める。
「マヤさん、あれは召喚魔法です!」
オリガの声に、マヤはかつてドラゴンの口を召喚してマヤたちを始末しようとした魔法使いと戦った時のことを思い出す。
言われてみれば、今復権派の神々の下に広がっているのは、その時の魔法陣とよく似ていた。
「でも、いまさら何を召喚するつもりなんだろ……うっ!?」
「マヤ!?」
突然胸を抑えたマヤに、ウォーレンが慌てて駆け寄る。
心配そうにマヤの顔を覗き込むウォーレンに、マヤは笑って首を横にふる。
「ごめん、一瞬で胸が苦しくなった気がしたんだけど、何でもなかったみたい」
「そうなのか? それならいいんだが……」
ウォーレンが念の為マヤの様子を見ている間に、エメリンとオリガは魔法陣の違和感に気がついていた。
「ねえ、あの魔法陣、生贄が設定されてるように見えるのだけど、オリガはどう思う?」
「やっぱりお母さんにもそう見える? でも、あの書き方だと生贄は……」
魔法陣というものは、一定の法則に従って書かれるものである。
そのため程度の差はあれ魔法使いであれば、魔法陣を見ただけで何が起こるかは想像がつくのだ。
それすなわち、世界最高レベルの魔法知識を持つエメリンとオリガであれば、魔法陣を見た時点で、その魔法陣がどんな魔法を発動するのかのみならず、発動の手順として何を行うのか、ということまで手に取るようにわかるのだ。
「ええ、生贄は、魔法陣の発動者。魔法陣には魔力を供給した者全てが生贄になるようになってるわね」
「だよね……ってことは……」
オリガが魔法陣から、未だ魔法陣に魔力を注ぎ続ける復権派の神々に視線を戻した瞬間、それは起こった。
「なんだっ!?」
突如として魔法陣から出現した光の腕が、復権派の神々の両足首を掴んだのだ。
慌てて足を上げる者もいたが、伸びてそれを追いかける執拗さで、光の腕は瞬く間にすべての復権派の神々の両足首を掴んでしまう。
「なんだというのですっ!? ま、まさかっ……!?」
リーダー格の神はなにかに気がついたのか、何が起きているか分からず様子を見ているマヤへと目を向ける。
「創造神様! 私たちを騙したのですね!」
その言葉に、復権派の神々の間に衝撃が走る。
『騙してはいない。私がそこに現れ、すべて終わらせるのは本当だ。だが、全てが終わった後に、お前たちがそこにいたのでは意味がない』
今度はマヤたちにも聞こえた創造神からの念話によって、マヤはその召喚魔法によって召喚されるのが創造神だと言うことを理解した。
味方であるはずの創造神からの言葉に、リーダー格の神はしばし目を見開いて呆然としていたが、やがて何かを納得したようにゆっくりとうつむいた。
「…………やはり貴方様は、魔神様と同じ神なのですね……」
『お前はわかっていたのだろう? 私の真意を。なぜ復権派の神々を止めなかった?』
「…………止められるわけ、ないじゃないですか…………私だって、貴方様が人間を支配するのであればそれが一番だと思っています。そのために貴方様を助けに行くことを、私が止めると思いますか?」
『そうだったな、お前はそういう男だった。お前の忠誠には感謝している。後は私に任せろ』
創造神が言い終わると同時に、光の腕が勢いよく復権派の神々引きずりこみ、魔法陣が一気に輝きを増した。
マヤたちがそれを妨害する間もなく、魔法陣の中央に、マヤに封印されていたはずの創造神が姿を現した。
「久しぶりだな、マヤ」
「よく言うよ、私の中でこそこそ色々やってたくせにさ」
マヤはウォーレンの手を握りその指に自分の指を絡めてギュッと握る。
そのまま聖剣を創造神へと向け――。
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――と、そう言い放ったのだった。
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