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第6巻第3章 聖剣争奪戦
ファズを探せ
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「この立方体と同じものの中で爆発っていう魔法が使われてたってこと?」
「おそらく。それなら私が見落としたのも説明できます」
魔力を完全に遮断する結界であれば、オリガにも認識できなくてもおかしくはない。
この立方体自体もわずかに魔力を帯びてはいるものの、それはこのサイズでよくよく観察すればわかる程度のものなので、小さくなって存在が目につかなくなればまず気が付かないだろう。
「ということは、この立方体と爆発はやっぱり同じ人が犯人なんだね」
「だと思います。爆発の原因となった魔法陣を設置したのは、本人の言うことを信じるならエスメラルダさんらしいので、この立方体もエスメラルダさんの仕業じゃないでしょうか」
もちろんエスメラルダが嘘をついている可能性もあるがそれを言い出しては話が進まなくなるので、ひとまずエスメラルダの言ったことは本当だと言うことにしておく。
「ふむ……エスメラルダさんはミルズさんを閉じ込めて何がしたかったんだろう?」
「それがよくわからないんですよね……」
「なにか別の目的があったのではないか?」
オリガとそろって首を傾げるマヤの膝にマッシュが跳び乗る。
「別の目的って?」
「それはわからん。そもそも、我々はあのエスメラルダというメイドのことを何も知らないだろう?」
膝の上から見上げるマッシュに言われてマヤは頷いた。
「言われてみればそうだね。突然現れて、ステラさんが危険だって教えてくれて、ついてきてみたら本当にステラさんが大変なことになってたから、なんとなく信用しちゃって一緒にいたけど、エスメラルダさんって何者なんだろう?」
「マヤの知り合いではなかったのか?」
「ううん、全く」
首を振ったマヤに、ウォーレンは驚いたような呆れたような表情を浮かべて顔を手で覆った。
「マヤはそういうやつだと知ってたつもりだが、まさか素性のわからないやつと平然と旅ができるほどだったとは……」
「いやーまあ、敵意はなかったみたいだし、大丈夫かなって思ってたんだけど……」
「実際襲われてるじゃないか。カーリがいなければカーサだって危なかったんだぞ?」
「ううっ……それは確かに。ごめんなさい……」
相変わらずややシスコン気味かつ過保護気味のウォーレンだったが、今回ばかりはマヤが悪いので謝るしかない。
「べつに、私は、大丈夫。お兄、ちゃん、心配、し過ぎ」
「そうか? カーサがそう言うなら俺はこれ以上何も言わんが……」
「それでマヤさん、これからどうします? 犯人がエスメラルダさんっぽいってことはわかりましたけど」
「うーん、どうしよう? エスメラルダさんは逃げちゃったみたいなんでしょ? そうなると、まずは人助けかな。色んな人が瓦礫の下敷きになっちゃってるみたいだし」
「マヤ、避難場所を見る限り、どうやら場をしきれる人物が誰もいないらしい」
「どういうことマッシュ?」
「四皇は魔力が枯渇してしまっているミルズのみで、その上の龍帝もいないのだ。今はそれぞれ四皇の配下たちがなんとか仕切っているが……」
マッシュに視線の先を見ると、数人がバタバタと忙しそうに動き回っている割には、先ほどからあまりが作業が進んでいないようだった。
配下はやはり配下なのだ。
上から指示されたことを十分以上にこなせる人間でも、一番上にたった経験がなければ全体を見て、考え、適切な判断をして、指示を出す、ということができるとは限らない。
今の避難場所や救助作業の現場は見るからに上に立つ者がいないせいでうまく動けていなかった。
「私が指示出してもいいけど……」
「まあ間違いなくマヤの言う事なんて聞かないだろうな」
「だよねえ……」
ここゾグラス山においてマヤはただの人間としてしか認識されていない。
実際は四皇ミルズと少なくとも同等、おそらくそれ以上の力を持っているマヤだが、人が言うことを聞いてくれるかどうかは、わかりにくい実際の強さよりも、わかりやすい偉さが大切だ。
「それではまずは他の四皇の方々を探しましょう」
オリガは早速魔法で瓦礫が広がる会場を探査する。
「ファズさんは何やら移動しているようです。ステラ様とオスカーさんも一緒みたいですね。他のお二方は…………うん?」
「どうしたのオリガ?」
「いえ、ちょっと見つからなくて……」
「ファズとミルズ以外の四皇が?」
「はい。四皇の方々は皆さん魔力量が膨大なので見逃すはずはないんですが……もしかして……」
オリガは改めて最初から魔法での探査をやり直す。
「やっぱり……わかりましたマヤさん、おそらく他の四皇のお二方も、ミルズさんと同じように結界に囚われています」
「どういうこと?」
「見てもらったほうが早いと思います。ついてきて下さい」
オリガはマヤの返事を待たず瓦礫の山をぴょんぴょんと越えて移動し始める。
マヤたちがその後についていくと、オリガが魔法での瓦礫の山を1つ吹き飛ばした。
「ええっ!? なになに、どうしたのオリガ!? むしゃくしゃしちゃったの!?」
「ちがいますっ! 見て下さい、あれです」
オリガの指差す先、魔法によって巻起こった土煙が収まると、薄っすらと立方体のシルエットが浮かび上がってくる。
「これは、ミルズさん閉じ込められたらやつと同じ?」
「そうです。おそらくこの中に四皇の方がいると思います」
「なるほど、それじゃあ。十の剣、七の型、剥~薄羽~」
マヤは手早く薄羽を繰り出し、立方体の表面を切り取ると、ウォーレンと一緒に中に入って四皇の1人を運び出した。
オリガが探査で見つけたもう一つの立方体からも残り一人の四皇を救出したマヤたちは、四皇2人を連れて避難場所へと戻った。
「さて、これで避難場所と救助現場は大丈夫そうですね」
「そうだね」
指揮系統が機能し始めたことで目に見えて手際が良くなったことを確認し、マヤはうんうんと頷いた。
「しかしそうなると、一番怪しいのはファズさんだよね」
「そうだな。一人だけ立方体に囚われていなかったわけだしな」
「龍帝とやらがいないのも気になるけどな」
「そういえばそうだね。でもとりあえず、一番怪しいファズさんを探して事情を聞いてみようか」
「そうですね、そうしましょう」
こうしてマヤたちは、明らかに怪しいファズの元へと向かうことにしたのだった。
「おそらく。それなら私が見落としたのも説明できます」
魔力を完全に遮断する結界であれば、オリガにも認識できなくてもおかしくはない。
この立方体自体もわずかに魔力を帯びてはいるものの、それはこのサイズでよくよく観察すればわかる程度のものなので、小さくなって存在が目につかなくなればまず気が付かないだろう。
「ということは、この立方体と爆発はやっぱり同じ人が犯人なんだね」
「だと思います。爆発の原因となった魔法陣を設置したのは、本人の言うことを信じるならエスメラルダさんらしいので、この立方体もエスメラルダさんの仕業じゃないでしょうか」
もちろんエスメラルダが嘘をついている可能性もあるがそれを言い出しては話が進まなくなるので、ひとまずエスメラルダの言ったことは本当だと言うことにしておく。
「ふむ……エスメラルダさんはミルズさんを閉じ込めて何がしたかったんだろう?」
「それがよくわからないんですよね……」
「なにか別の目的があったのではないか?」
オリガとそろって首を傾げるマヤの膝にマッシュが跳び乗る。
「別の目的って?」
「それはわからん。そもそも、我々はあのエスメラルダというメイドのことを何も知らないだろう?」
膝の上から見上げるマッシュに言われてマヤは頷いた。
「言われてみればそうだね。突然現れて、ステラさんが危険だって教えてくれて、ついてきてみたら本当にステラさんが大変なことになってたから、なんとなく信用しちゃって一緒にいたけど、エスメラルダさんって何者なんだろう?」
「マヤの知り合いではなかったのか?」
「ううん、全く」
首を振ったマヤに、ウォーレンは驚いたような呆れたような表情を浮かべて顔を手で覆った。
「マヤはそういうやつだと知ってたつもりだが、まさか素性のわからないやつと平然と旅ができるほどだったとは……」
「いやーまあ、敵意はなかったみたいだし、大丈夫かなって思ってたんだけど……」
「実際襲われてるじゃないか。カーリがいなければカーサだって危なかったんだぞ?」
「ううっ……それは確かに。ごめんなさい……」
相変わらずややシスコン気味かつ過保護気味のウォーレンだったが、今回ばかりはマヤが悪いので謝るしかない。
「べつに、私は、大丈夫。お兄、ちゃん、心配、し過ぎ」
「そうか? カーサがそう言うなら俺はこれ以上何も言わんが……」
「それでマヤさん、これからどうします? 犯人がエスメラルダさんっぽいってことはわかりましたけど」
「うーん、どうしよう? エスメラルダさんは逃げちゃったみたいなんでしょ? そうなると、まずは人助けかな。色んな人が瓦礫の下敷きになっちゃってるみたいだし」
「マヤ、避難場所を見る限り、どうやら場をしきれる人物が誰もいないらしい」
「どういうことマッシュ?」
「四皇は魔力が枯渇してしまっているミルズのみで、その上の龍帝もいないのだ。今はそれぞれ四皇の配下たちがなんとか仕切っているが……」
マッシュに視線の先を見ると、数人がバタバタと忙しそうに動き回っている割には、先ほどからあまりが作業が進んでいないようだった。
配下はやはり配下なのだ。
上から指示されたことを十分以上にこなせる人間でも、一番上にたった経験がなければ全体を見て、考え、適切な判断をして、指示を出す、ということができるとは限らない。
今の避難場所や救助作業の現場は見るからに上に立つ者がいないせいでうまく動けていなかった。
「私が指示出してもいいけど……」
「まあ間違いなくマヤの言う事なんて聞かないだろうな」
「だよねえ……」
ここゾグラス山においてマヤはただの人間としてしか認識されていない。
実際は四皇ミルズと少なくとも同等、おそらくそれ以上の力を持っているマヤだが、人が言うことを聞いてくれるかどうかは、わかりにくい実際の強さよりも、わかりやすい偉さが大切だ。
「それではまずは他の四皇の方々を探しましょう」
オリガは早速魔法で瓦礫が広がる会場を探査する。
「ファズさんは何やら移動しているようです。ステラ様とオスカーさんも一緒みたいですね。他のお二方は…………うん?」
「どうしたのオリガ?」
「いえ、ちょっと見つからなくて……」
「ファズとミルズ以外の四皇が?」
「はい。四皇の方々は皆さん魔力量が膨大なので見逃すはずはないんですが……もしかして……」
オリガは改めて最初から魔法での探査をやり直す。
「やっぱり……わかりましたマヤさん、おそらく他の四皇のお二方も、ミルズさんと同じように結界に囚われています」
「どういうこと?」
「見てもらったほうが早いと思います。ついてきて下さい」
オリガはマヤの返事を待たず瓦礫の山をぴょんぴょんと越えて移動し始める。
マヤたちがその後についていくと、オリガが魔法での瓦礫の山を1つ吹き飛ばした。
「ええっ!? なになに、どうしたのオリガ!? むしゃくしゃしちゃったの!?」
「ちがいますっ! 見て下さい、あれです」
オリガの指差す先、魔法によって巻起こった土煙が収まると、薄っすらと立方体のシルエットが浮かび上がってくる。
「これは、ミルズさん閉じ込められたらやつと同じ?」
「そうです。おそらくこの中に四皇の方がいると思います」
「なるほど、それじゃあ。十の剣、七の型、剥~薄羽~」
マヤは手早く薄羽を繰り出し、立方体の表面を切り取ると、ウォーレンと一緒に中に入って四皇の1人を運び出した。
オリガが探査で見つけたもう一つの立方体からも残り一人の四皇を救出したマヤたちは、四皇2人を連れて避難場所へと戻った。
「さて、これで避難場所と救助現場は大丈夫そうですね」
「そうだね」
指揮系統が機能し始めたことで目に見えて手際が良くなったことを確認し、マヤはうんうんと頷いた。
「しかしそうなると、一番怪しいのはファズさんだよね」
「そうだな。一人だけ立方体に囚われていなかったわけだしな」
「龍帝とやらがいないのも気になるけどな」
「そういえばそうだね。でもとりあえず、一番怪しいファズさんを探して事情を聞いてみようか」
「そうですね、そうしましょう」
こうしてマヤたちは、明らかに怪しいファズの元へと向かうことにしたのだった。
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