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第3巻第3章 キサラギ亜人王国の危機
圧倒的な差
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「はっ!」
マヤはベルフェゴールの上段からの一撃を、半身になってかわすと、続くもう一振りの一撃を剣の腹を横から殴って軌道をそらし、そのままベルフェゴールの懐に入り込んで裏拳を叩き込む。
「がはっ!」
マヤがベルフェゴールと距離をとると、ベルフェゴールは膝をつきそうになるのをなんとかこらえ、そのまま再び距離を詰めてきた。
「なぜだ! なぜお前がこんな力を!」
吼えながらも乱れぬ太刀筋でマヤに間断なく攻撃を仕掛けるベルフェゴールだが、その攻撃はどれもマヤを捉えることはない。
「奥の手は隠しておくべきだよ、ベルフェゴール」
いつでも明るい口調を崩さないマヤにしては珍しく、ベルフェゴールに冷ややかな視線を向けながら冷たく言い放つ。
「くっ! たかだか人間ごときが調子に乗るなよ!」
ベルフェゴールは飛び退って距離をとると、2振りの剣に魔力を込める。
次の瞬間、ベルフェゴールの持っている剣から炎があがった。
「これならどうだ!」
ベルフェゴールはそのまま剣を振り下ろすと、炎の剣がマヤまで伸び、その目の前に迫ってきた。
(あれはまともにもらったら死ぬかもね……でも)
マヤは炎がすぐ頭上に迫ってから、前傾姿勢で駆け出し、炎から逃れてみせる。
それどころか、そのままベルフェゴールの背後に回り込み、後頭部を思う様蹴り飛ばしてやった。
「ぐべばっ! …………どういうことだ! なぜそんな速度で移動できる!」
血を吐きながら倒れ、しかし即座に自己治癒魔法で回復したベルフェゴールは、ゆっくりと立ち上がる。
「そんなこと言われても知らないよ。そもそも私がやってるのも、ベルフェゴールもやってる自分への強化魔法だけだしね」
「そんなはずはない! この魔法ことは俺が誰よりもよく知っている! 何をどうやってもそんな力は手に入らないはずだ!」
ベルフェゴールはどうしても信じられないのか、あるいは信じたくないのか、声を荒らげて力説する。
「現にできてるんだから認めなよ」
心底呆れた様子で、マヤはベルフェゴールを見据える。
「認めてたまるか!」
ベルフェゴールは再び魔石でできた剣を構えると、何度目かわからないマヤへの攻撃を開始した。
「はあ、いい加減諦めなって」
結果のわかりきった戦いだが、向かってくる以上マヤも対応しないわけにはいかない。
なぜなら、ベルフェゴールの攻撃全てを難なくかわせるマヤだが、直撃すれば大怪我をするのは避けられないからだ。
(まあ、やってみてないからわからないけど)
マヤはそんなことを考えながら、ベルフェゴールの剣撃をかわしたりいなしたりしてまたも防ぎきり、ベルフェゴールに重い一撃を食らわせて再び距離をとる。
「ぐっ……認めよう、お前は俺よりも強い」
膝を屈したベルフェゴールは、苦しそうにマヤを見上げる。
「やっと認めたか」
マヤはやれやれとため息をつく。
「だがっ! それならなぜ俺を殺さない!」
「……………………」
戦いが始まってから、いつもとは打って変わって冷たい口調で話していたマヤだったが、それよりさらに冷たい、一切の感情が感じられない声音で言い捨てる。
「簡単だよ。ベルフェゴール、あなたが本気じゃないから、それだけ」
「…………何を言っている?」
「分からないの?」
マヤは未だ膝をついているベルフェゴールをゴミを見るような目で見下ろすと、そのまま足を後ろに振り上げた。
「こんな雑魚にうちの国がやられるわけ無いって言ってるんだよ!」
最大限後ろに振り上げた足を、そのつま先を顔面で食らったベルフェゴールは、風に飛ばされる落ち葉のように吹き飛ばされていく。
顔面が大変なことになってしまったが、結果としてマヤと距離をとることができたベルフェゴールは次の一手を考え始めるが、吹き飛ばされるベルフェゴールが止まる前に、その後ろに回り込んだマヤに髪の毛を掴まれてしまう。
「ひっ……」
内心まだ挽回のチャンスはあると思っていたベルフェゴールだが、この瞬間、ようやっと彼我の戦力差を理解した。
「お前みたいな弱いやつに! 私の国が! こんなにめちゃめちゃにされるなんて! 許せるわけ! ないんだよ!」
一言ごとに髪の毛で掴んだベルフェゴールを地面に叩きつけながら、マヤは叫ぶ。
それはもはやただの八つ当たりだった。
マヤの大切な国を仲間をめちゃくちゃにしたベルフェゴールが、こんなに弱いやつであっていいはずがない。
そんな一方的な八つ当たり。
「あっ、あやまる! お前の国にしたことを、あやまる! だから、もう……っ」
もはや恥も外聞もなく泣きながら懇願するベルフェゴールだが、マヤは一切攻撃の手を緩めない。
むしろ、これだけ自分の大切なものを踏みにじったベルフェゴールが、醜く命乞いするさまは、ますますマヤを苛立たせる。
「謝って! 済むわけ! ないでしょっ!」
マヤは力任せにベルフェゴールを近くの民家へと投げつける。
そのまま民家の壁をぶち抜いたベルフェゴールは、そのまま反対の壁もぶち抜くと、薄暗い路地へと落下した。
(はははっ、そうか……俺はここで生まれて、ここで死ぬのだな……)
折れてしまった心に反して、自動で発動する自己治癒魔法によって傷が治ったベルフェゴールは、しかしながら立ち上がろうとせず、民家の屋根に切り取られた路地裏の狭い空を見上げていた。
ベルフェゴールは思い出す。
路地裏で生まれ、盗みを働いて醜く生きていた子供の頃、魔物を使役する術を見つけ、魔物使いとして生きてきた日々を、大切なものを守るため、自らを魔人化し力を得た日のことを、魔王と呼ばれ人々に恐れられたことを。
(どうして、こうなっちまったんだろうな……)
なぜ魔王ルーシェに挑んだのか、なぜキサラギ亜人王国を襲おうと思ったのか、なぜ自分の周りには仲間と呼べるものがいなくなってしまったのか……、ベルフェゴールは今更ながら自問自答を繰り返すが、その答えは出なかった。
だが、1つはっきりしたことがある。
「何をぼーっとしてるのさ」
「……昔のことを思い出していた」
ベルフェゴールは妙に晴れやかな表情だった。
「じゃあ立ちなよ。それくらいは待ったげる」
「問答無用で攻撃すればいいものを、変わったやつだ」
ベルフェゴールは苦笑して立ち上がると、そのままゆっくりと歩いて路地を出た。
「お前に謝罪しよう、マヤ」
「だから謝って済むわけないじゃん?」
「いや、そのことではない。お前の言う通り、私は本気ではなかったようだ」
ベルフェゴールが地面に手を向けると、1つの魔法陣が生じる。
その中心から、1匹の小さな犬の魔物が姿を現した。
同時に、ベルフェゴールの他の魔物たちが全て姿を消した。
どうやら、あの魔物は何か特別らしい。
「強化!」
ベルフェゴールが強化魔法を使うと、犬の魔物はみるみる大きくなり、シロちゃんと比肩するほどの大狼へと変貌する。
ベルフェゴールはその背に乗ると、2振りの剣を柄の部分で合体させ、両刃の長槍のような武器へを変化させる。
「これが私の本気だ。…………長らく忘れていたがな」
「へえ、なかなかかっこいいじゃん」
憑き物の落ちたような表情で魔物に跨がるベルフェゴールを、マヤは本心からかっこいいと思った。
ベルフェゴールを許せたわけでは無いが、八つ当たりしようと言う気持ちはマヤの中からなくなっていた。
「それじゃあ、これで最後だよ」
マヤはシロちゃんを呼び寄せると、その背に乗り、収納袋から聖魔石の剣を取り出した。
「感謝する」
その言葉を最後にしばしの静寂が空間を支配した。
そして、音を立てて瓦礫が崩れたのを合図に、2人は猛スピードで走り出し、その中間点で交差する。
すれ違った後には、無傷のマヤと、両腕と首を落とされて絶命したベルフェゴールの姿があった。
身体から離れてしまったその顔は、穏やかに笑っているような、そんな気がした。
マヤはベルフェゴールの上段からの一撃を、半身になってかわすと、続くもう一振りの一撃を剣の腹を横から殴って軌道をそらし、そのままベルフェゴールの懐に入り込んで裏拳を叩き込む。
「がはっ!」
マヤがベルフェゴールと距離をとると、ベルフェゴールは膝をつきそうになるのをなんとかこらえ、そのまま再び距離を詰めてきた。
「なぜだ! なぜお前がこんな力を!」
吼えながらも乱れぬ太刀筋でマヤに間断なく攻撃を仕掛けるベルフェゴールだが、その攻撃はどれもマヤを捉えることはない。
「奥の手は隠しておくべきだよ、ベルフェゴール」
いつでも明るい口調を崩さないマヤにしては珍しく、ベルフェゴールに冷ややかな視線を向けながら冷たく言い放つ。
「くっ! たかだか人間ごときが調子に乗るなよ!」
ベルフェゴールは飛び退って距離をとると、2振りの剣に魔力を込める。
次の瞬間、ベルフェゴールの持っている剣から炎があがった。
「これならどうだ!」
ベルフェゴールはそのまま剣を振り下ろすと、炎の剣がマヤまで伸び、その目の前に迫ってきた。
(あれはまともにもらったら死ぬかもね……でも)
マヤは炎がすぐ頭上に迫ってから、前傾姿勢で駆け出し、炎から逃れてみせる。
それどころか、そのままベルフェゴールの背後に回り込み、後頭部を思う様蹴り飛ばしてやった。
「ぐべばっ! …………どういうことだ! なぜそんな速度で移動できる!」
血を吐きながら倒れ、しかし即座に自己治癒魔法で回復したベルフェゴールは、ゆっくりと立ち上がる。
「そんなこと言われても知らないよ。そもそも私がやってるのも、ベルフェゴールもやってる自分への強化魔法だけだしね」
「そんなはずはない! この魔法ことは俺が誰よりもよく知っている! 何をどうやってもそんな力は手に入らないはずだ!」
ベルフェゴールはどうしても信じられないのか、あるいは信じたくないのか、声を荒らげて力説する。
「現にできてるんだから認めなよ」
心底呆れた様子で、マヤはベルフェゴールを見据える。
「認めてたまるか!」
ベルフェゴールは再び魔石でできた剣を構えると、何度目かわからないマヤへの攻撃を開始した。
「はあ、いい加減諦めなって」
結果のわかりきった戦いだが、向かってくる以上マヤも対応しないわけにはいかない。
なぜなら、ベルフェゴールの攻撃全てを難なくかわせるマヤだが、直撃すれば大怪我をするのは避けられないからだ。
(まあ、やってみてないからわからないけど)
マヤはそんなことを考えながら、ベルフェゴールの剣撃をかわしたりいなしたりしてまたも防ぎきり、ベルフェゴールに重い一撃を食らわせて再び距離をとる。
「ぐっ……認めよう、お前は俺よりも強い」
膝を屈したベルフェゴールは、苦しそうにマヤを見上げる。
「やっと認めたか」
マヤはやれやれとため息をつく。
「だがっ! それならなぜ俺を殺さない!」
「……………………」
戦いが始まってから、いつもとは打って変わって冷たい口調で話していたマヤだったが、それよりさらに冷たい、一切の感情が感じられない声音で言い捨てる。
「簡単だよ。ベルフェゴール、あなたが本気じゃないから、それだけ」
「…………何を言っている?」
「分からないの?」
マヤは未だ膝をついているベルフェゴールをゴミを見るような目で見下ろすと、そのまま足を後ろに振り上げた。
「こんな雑魚にうちの国がやられるわけ無いって言ってるんだよ!」
最大限後ろに振り上げた足を、そのつま先を顔面で食らったベルフェゴールは、風に飛ばされる落ち葉のように吹き飛ばされていく。
顔面が大変なことになってしまったが、結果としてマヤと距離をとることができたベルフェゴールは次の一手を考え始めるが、吹き飛ばされるベルフェゴールが止まる前に、その後ろに回り込んだマヤに髪の毛を掴まれてしまう。
「ひっ……」
内心まだ挽回のチャンスはあると思っていたベルフェゴールだが、この瞬間、ようやっと彼我の戦力差を理解した。
「お前みたいな弱いやつに! 私の国が! こんなにめちゃめちゃにされるなんて! 許せるわけ! ないんだよ!」
一言ごとに髪の毛で掴んだベルフェゴールを地面に叩きつけながら、マヤは叫ぶ。
それはもはやただの八つ当たりだった。
マヤの大切な国を仲間をめちゃくちゃにしたベルフェゴールが、こんなに弱いやつであっていいはずがない。
そんな一方的な八つ当たり。
「あっ、あやまる! お前の国にしたことを、あやまる! だから、もう……っ」
もはや恥も外聞もなく泣きながら懇願するベルフェゴールだが、マヤは一切攻撃の手を緩めない。
むしろ、これだけ自分の大切なものを踏みにじったベルフェゴールが、醜く命乞いするさまは、ますますマヤを苛立たせる。
「謝って! 済むわけ! ないでしょっ!」
マヤは力任せにベルフェゴールを近くの民家へと投げつける。
そのまま民家の壁をぶち抜いたベルフェゴールは、そのまま反対の壁もぶち抜くと、薄暗い路地へと落下した。
(はははっ、そうか……俺はここで生まれて、ここで死ぬのだな……)
折れてしまった心に反して、自動で発動する自己治癒魔法によって傷が治ったベルフェゴールは、しかしながら立ち上がろうとせず、民家の屋根に切り取られた路地裏の狭い空を見上げていた。
ベルフェゴールは思い出す。
路地裏で生まれ、盗みを働いて醜く生きていた子供の頃、魔物を使役する術を見つけ、魔物使いとして生きてきた日々を、大切なものを守るため、自らを魔人化し力を得た日のことを、魔王と呼ばれ人々に恐れられたことを。
(どうして、こうなっちまったんだろうな……)
なぜ魔王ルーシェに挑んだのか、なぜキサラギ亜人王国を襲おうと思ったのか、なぜ自分の周りには仲間と呼べるものがいなくなってしまったのか……、ベルフェゴールは今更ながら自問自答を繰り返すが、その答えは出なかった。
だが、1つはっきりしたことがある。
「何をぼーっとしてるのさ」
「……昔のことを思い出していた」
ベルフェゴールは妙に晴れやかな表情だった。
「じゃあ立ちなよ。それくらいは待ったげる」
「問答無用で攻撃すればいいものを、変わったやつだ」
ベルフェゴールは苦笑して立ち上がると、そのままゆっくりと歩いて路地を出た。
「お前に謝罪しよう、マヤ」
「だから謝って済むわけないじゃん?」
「いや、そのことではない。お前の言う通り、私は本気ではなかったようだ」
ベルフェゴールが地面に手を向けると、1つの魔法陣が生じる。
その中心から、1匹の小さな犬の魔物が姿を現した。
同時に、ベルフェゴールの他の魔物たちが全て姿を消した。
どうやら、あの魔物は何か特別らしい。
「強化!」
ベルフェゴールが強化魔法を使うと、犬の魔物はみるみる大きくなり、シロちゃんと比肩するほどの大狼へと変貌する。
ベルフェゴールはその背に乗ると、2振りの剣を柄の部分で合体させ、両刃の長槍のような武器へを変化させる。
「これが私の本気だ。…………長らく忘れていたがな」
「へえ、なかなかかっこいいじゃん」
憑き物の落ちたような表情で魔物に跨がるベルフェゴールを、マヤは本心からかっこいいと思った。
ベルフェゴールを許せたわけでは無いが、八つ当たりしようと言う気持ちはマヤの中からなくなっていた。
「それじゃあ、これで最後だよ」
マヤはシロちゃんを呼び寄せると、その背に乗り、収納袋から聖魔石の剣を取り出した。
「感謝する」
その言葉を最後にしばしの静寂が空間を支配した。
そして、音を立てて瓦礫が崩れたのを合図に、2人は猛スピードで走り出し、その中間点で交差する。
すれ違った後には、無傷のマヤと、両腕と首を落とされて絶命したベルフェゴールの姿があった。
身体から離れてしまったその顔は、穏やかに笑っているような、そんな気がした。
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