ハーレム転生〜可愛い種族とイチャイチャしたい!〜

小烏 暁

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第2話 兄弟転生

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「……あ」

    俺は目が覚めると一面花畑の世界に佇んでいた。
    ここが何処で、なぜ自分がこんな所にいるのか、全く思い出せない。

「あれ、俺確か…」

    何かが頭の中から引っ張り出されるような違和感がして止まらない。これは一体何なんだと頭を押さえながら考え込んでいると

「兄さん!」

    後ろから俺を呼ぶ弟の声が聞こえた。

「優希!!」

    そこには驚くことに車椅子で移動していた優希が、その足で力強く地面を踏んでこちらに走ってきていたのだ。

「おまえ…!歩いてるじゃないか!」

「そうみたいなんだ…なんか夢みたいだよ」

    嬉しそうに笑う弟に俺は目頭を熱くした、こんなに喜ぶ弟の姿が見れた、今回ばかりは神様に感謝しないとな。



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