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④イケメン金髪占い師のお話は、天乃屋兄弟のシリーズです。
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『実はさ、この前…覚えてるかな?前に2人で占ってもらった
イケメンの金髪占い師さんに改めて俺の事観て貰ったんだよね。』
はぁ、と悩ましげな声を漏らす央未を横目に
俺は耳を傾ける。
抱き寄せると、央未の声が小さく
聞こえてまだ、身体に名残がある事を
深く感じる。
「俺に隠れて、他のイケメンを?」
『あのさぁ、こっちはお金払って観てもらってるの…。ぁ、でも今はワザと言ったよね?朔ってば。』
しらばっくれようとしたけど、央未が
クスクス笑ってて何だか複雑。
「んで?央未の何が分かったの。」
『…う~ん、俺がね。いけないの。引き寄せてしまうんだって、無意識に』
「うん。めっちゃそう。」
何だか当たり前すぎて、拍子抜けする。
『俺が性的に、その…貪欲なのがバレちゃってるの?』
「うん。めっちゃエロいし央未。」
3年間、どうやって過ごしたのかと思う。
俺がいなくて、どんな風に解消していたのかも気にはなる。
『恋人を選ぶ指標?…ってのも、性的な目線で選んでるとか言われちゃってさ。』
イケメン占い師、当たってるじゃん。
「じゃなきゃ、俺を選んで無いだろ。」
『たまたま、朔だったんじゃないの?それとも、昔から…そんな目で朔の事見てた?』
いや、俺には分からないかと。
でも、確かに惹かれていた事には
間違いない。
寂しそうな瞳が放って置けなくて、
気付けば好きになってたから。
俺も大概、央未には依存してる。
優しく優しく抱きたい時もあるし
泣かせたい時もあるけど
総合して、今でも昔と変わらずに
ずっと好きで仕方ない。
「お前の蜜に誘われてんだろなぁ…」
『えっちにも、積極的なんだって。ぅう、言われてみれば…ちょっとさっきも心当たりがあるし。』
「でも、悪いことじゃ無いだろ?セックスは2人でするものだから。一方的なのってどうかと思うぞ。」
央未の下腹部に手を這わせて、優しく撫でる。さっきまで自分を受け入れていたのかと
思うとやっぱり愛おしい。
過去には何度か、無理を強いた事も
あったけれど。
たまに、入り込み過ぎて失神したりする
央未を見てると2人で体を重ねる事の
重さが伝わる。
『そうだよね、身体はやっぱり繊細だと思うし。相手を思い遣らないとできないよ。』
首筋にキスをして、背後から抱きすくめる。
まだまだ、物たりない。
『っふふ、くすぐったいよ朔…』
どうしてこんなにも惑わされるのか
自分はセックス依存症気味なのかとも
考えた事があったけれど、
海外で働いている3年間は一切
性欲は無くなっていた。
「央未がいけない、帰って来てすぐに俺の事焚き付けて…我慢の効かない俺に、また戻っちまった。」
耳たぶを軽く、犬歯で食む。
ぴくっ、と央未の身体が震えた。
『我慢なんてしてるの…?』
当たり前だ、嫌われたら俺は多分
自分の思う以上に傷付くのが分かる。
「……央未、勃ってる。」
『んぅ…っ、知ってる』
「キツイ?出す?」
そろっ、と央未の尻に手を伸ばして
つつつ、と前の方へと滑らせて行く。
柔らかい膨らみがいつもより少し
弾力を持って来てる。
『だす…っ、てか…でひゃぅ…』
可愛すぎてしんどい。
だから、なんでパンツ履いてないんだよお前。あーぁ、もう…トロトロじゃん。
こんなエロい恋人、3年放ったらかした
バカの顔が見たい。
息が詰まりそうになりながら、央未は
俺の手淫で首をのけ反らせてる。
腰で、ヒクヒクするのを堪えてるのが
俺にまで伝わる。
ちゃんと、気持ちよく吐精できたのか
気になる。
俺にもたれかかって、息を乱しながら
声にならない声が少し聞こえる。
エロい、可愛い…頭おかしくなりそう。
ふやっ、とした笑顔を俺に見せて
『イッちゃったぁ……っ』
なんて言うから、あざといの通り越して
むしろ怖くもある。
「あしたの朝、スる。」
『えぇ…?』
「どうせ、寝て起きたらもう溜まってんだから大丈夫だろ?」
「…俺は、全然気にしないけど。うん、ちょっと疲れちゃったから寝ちゃおう?」
いつもの曖昧な笑顔で、央未は言った。
イケメンの金髪占い師さんに改めて俺の事観て貰ったんだよね。』
はぁ、と悩ましげな声を漏らす央未を横目に
俺は耳を傾ける。
抱き寄せると、央未の声が小さく
聞こえてまだ、身体に名残がある事を
深く感じる。
「俺に隠れて、他のイケメンを?」
『あのさぁ、こっちはお金払って観てもらってるの…。ぁ、でも今はワザと言ったよね?朔ってば。』
しらばっくれようとしたけど、央未が
クスクス笑ってて何だか複雑。
「んで?央未の何が分かったの。」
『…う~ん、俺がね。いけないの。引き寄せてしまうんだって、無意識に』
「うん。めっちゃそう。」
何だか当たり前すぎて、拍子抜けする。
『俺が性的に、その…貪欲なのがバレちゃってるの?』
「うん。めっちゃエロいし央未。」
3年間、どうやって過ごしたのかと思う。
俺がいなくて、どんな風に解消していたのかも気にはなる。
『恋人を選ぶ指標?…ってのも、性的な目線で選んでるとか言われちゃってさ。』
イケメン占い師、当たってるじゃん。
「じゃなきゃ、俺を選んで無いだろ。」
『たまたま、朔だったんじゃないの?それとも、昔から…そんな目で朔の事見てた?』
いや、俺には分からないかと。
でも、確かに惹かれていた事には
間違いない。
寂しそうな瞳が放って置けなくて、
気付けば好きになってたから。
俺も大概、央未には依存してる。
優しく優しく抱きたい時もあるし
泣かせたい時もあるけど
総合して、今でも昔と変わらずに
ずっと好きで仕方ない。
「お前の蜜に誘われてんだろなぁ…」
『えっちにも、積極的なんだって。ぅう、言われてみれば…ちょっとさっきも心当たりがあるし。』
「でも、悪いことじゃ無いだろ?セックスは2人でするものだから。一方的なのってどうかと思うぞ。」
央未の下腹部に手を這わせて、優しく撫でる。さっきまで自分を受け入れていたのかと
思うとやっぱり愛おしい。
過去には何度か、無理を強いた事も
あったけれど。
たまに、入り込み過ぎて失神したりする
央未を見てると2人で体を重ねる事の
重さが伝わる。
『そうだよね、身体はやっぱり繊細だと思うし。相手を思い遣らないとできないよ。』
首筋にキスをして、背後から抱きすくめる。
まだまだ、物たりない。
『っふふ、くすぐったいよ朔…』
どうしてこんなにも惑わされるのか
自分はセックス依存症気味なのかとも
考えた事があったけれど、
海外で働いている3年間は一切
性欲は無くなっていた。
「央未がいけない、帰って来てすぐに俺の事焚き付けて…我慢の効かない俺に、また戻っちまった。」
耳たぶを軽く、犬歯で食む。
ぴくっ、と央未の身体が震えた。
『我慢なんてしてるの…?』
当たり前だ、嫌われたら俺は多分
自分の思う以上に傷付くのが分かる。
「……央未、勃ってる。」
『んぅ…っ、知ってる』
「キツイ?出す?」
そろっ、と央未の尻に手を伸ばして
つつつ、と前の方へと滑らせて行く。
柔らかい膨らみがいつもより少し
弾力を持って来てる。
『だす…っ、てか…でひゃぅ…』
可愛すぎてしんどい。
だから、なんでパンツ履いてないんだよお前。あーぁ、もう…トロトロじゃん。
こんなエロい恋人、3年放ったらかした
バカの顔が見たい。
息が詰まりそうになりながら、央未は
俺の手淫で首をのけ反らせてる。
腰で、ヒクヒクするのを堪えてるのが
俺にまで伝わる。
ちゃんと、気持ちよく吐精できたのか
気になる。
俺にもたれかかって、息を乱しながら
声にならない声が少し聞こえる。
エロい、可愛い…頭おかしくなりそう。
ふやっ、とした笑顔を俺に見せて
『イッちゃったぁ……っ』
なんて言うから、あざといの通り越して
むしろ怖くもある。
「あしたの朝、スる。」
『えぇ…?』
「どうせ、寝て起きたらもう溜まってんだから大丈夫だろ?」
「…俺は、全然気にしないけど。うん、ちょっと疲れちゃったから寝ちゃおう?」
いつもの曖昧な笑顔で、央未は言った。
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