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ちょっぴり番外編❤️
しおりを挟む本編が殺伐としてるので
仲良し世界線での
2人のお話。
きゅん。の、脚が細かに震えていた。直感で、あぁ…怖いんだなと思った。
純粋なきゅん。でも、いくら何でも知ってるんだろ。
好き合う男女の交合が、どんなものかを。
暗い和室の、布団の上で
きゅん。は、ナイティのまま寝そべっている。俺の手が届く場所に
いる事が、首の辺りを自然と熱くさせた。
体に慣れていない、きゅん。を
どうにかしたいだなんて欲求がある
自分がやっぱり酷い奴だと思う。
気が落ち着かない、
いたたまれなくて、きゅん。を抱き締めた。
フワッと広がる甘い誘いの香りが
トドメだったと思う。
腕の中で、きゅん。が小さく笑う。
可愛い…。
キスを交わしながら、悪戯っぽく笑うきゅん。
『ろっくん、眠れないの?』
あー、そうだよ。
きゅん。のせいで…。
子供っぽいキスをしながら、身を寄せてくるきゅん。だけど、
これは、きゅん。も、覚悟が出来たって事だろうか?
とりあえず、意思確認は必須で。
ただ、内心ちょっときゅん。が、
辛い思いをするのは
いかがなものかと考えてもいる。
この女体化したきゅん。は、
まだ何にも知らないに近い
乙女だから、俺も気を張る。
「きゅん。、さっき何してた?鏡でこんなトコ見てなかったか」
『えぇ…っ、ろっくん、見てたの?』
多分今のきゅん。は赤面している事だろう。向かい合って抱き合いながら、きゅん。の羞恥心を少しずつ
刺激していく。
「前に、気にしてたから多分確認してるのかな?って、特に声はかけなかったけど…きゅん。結構エッチな事してんだなぁって、驚いた。」
『…ぁはは、ヤダなぁ、もう…だって、気になるよ。この体は多分その内お月様とかも、来たりするかもしれないのに。』
今のところ、体調も良さそうな
きゅん。は、心も落ち着いている。
何の遠慮も無く胸に手を伸ばしても
きゅん。は、くすぐったそうに小さく声を上げる。
『ぁ…っ、ん…』
ナイティの上から胸を揉むと
心地良い弾力が返ってくる。
Dカップは、あるだろうな、と
勝手に思いながら。
まだ何にも開花してない
きゅん。の体と向き合ってみる。
まだ、きゅん。が男だった時も
まぁ結構触れ合ってはいたから、
それなりにこの体でも
うずうずしていたのは察しがつく。
きゅん。は、キスが好きだから
口内が実はなかなか弱い。
深いキスでいつもみたいに
トロントロンになりながら、
しがみ付いて来れば
半分くらい落ちたも同然。
濡れた唇が、どこにどうやって
連動しているのかなんて
この真っさらなきゅん。は、
知らなかった。
そろそろ脚を擦りよせて
視線が落ち着かない。
でも、きゅん。には悪いけど
俺はまだまだ楽しみたいから
もう少し、付き合ってもらうね?
ナイティの裾を捲り上げて、
手を差し入れると
手のひらは乳房を下から柔らかに
摘んだ。
『ろっくん…、』
明るいとこで、見てみたいけど
きゅん。が嫌がるから
暗がりの中で、そっと愛撫する。
両手で弾力を楽しみ、
小さな突起を指先で軽く
引っ張ってみた。
『ぁ…っ、』
「痛くない?」
『ぅん…、ちょっとだけなら平気。』
乳首は、起き上がってしまってた。
乳頭を舐め上げると、
きゅん。が、よがった。
可愛い、ただひたすらに
きゅん。の体にバカみたいに没頭するのが楽しい。
きゅん。の反応が良くて、
カラダをピクンピクンと
撥ねさせてる所を見ていると
たまらなくなる。
「きゅん。可愛い…」
『ろっくん、きゅん。の事すき?』
「うん…舐めたいくらいにすき。」
『…!ばかぁ…っ』
きゅん。は、カラダも心も嬉しそうでしかないのに。
さっきから、ホント
いやらしいきゅん。が、
必死に隠そうとしてるけど、
パンツの中が、どうなってるのかなんて予想もつく。
今日は、まだ俺の手にしない事にした。ちょっとだけ、きゅん。の
秘密の好奇心の答えを
示したくなって、俺の性格の悪さで
きゅん。に、嫌われなければいいけど。
その前に…、
「きゅん。…大丈夫?」
労わるキスをして、きゅん。の髪を撫でる。
『ろっくん…、きゅん。の内緒のトコ、熱くてじんじんするの』
「え?…どうして?」
まさかの質問で返したけど。
『そんなの…分かんないよ、ろっくんがいたずらするからじゃない?』
「ごめん。じゃあ…もう、しない。さて、明日も早いし寝ないとな。」
俺は、きゅん。にキスをして
お休みを伝えた。
『……ろっくん、…』
ちょっと可哀想かな?
でも、もう少しだけ…ごめん!
きゅん。
『寝ちゃ…ヤだょ…っ、ねぇ…』
ぅわ、今すぐホントは
抱き締めて頭ナデナデしたいけど。
『ろっくん……。』
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