【クソ彼氏から離れらんなくて】⑤クソ彼氏に振り回される日々。

あきすと

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え、どうしよう…。クソ彼氏がいるのに女体化しちゃった!(女体化苦手な方はご注意ください)こんな内容ですが、央未のお誕生日企画だったりします。

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誕生日プレゼントに、誰からか分からないけどバースデーカードが届いた。

俺は何のためらいもなく、
カードを開いてメッセージを読んでオルゴールの音を聞いていた。
あれ?なんか…ものすごーく
ふわふわの甘い匂いがする。
ありゃ…?
………
…………

『おい、央未!央未…お前何寝て…ん、ん…?』
「にゃに…ぃ?」
朔が部屋に上がり込んできたかと
思ったら、俺の顔と体を見て
『央未だよな?』
おかしな事を言い出した。
俺以外の誰だって言うの?

「当たり前だろ?もー。ってかこのメッセージ見たら、急に眠気に襲われてさぁ…って、」
朔が俺の腰を触ってる。
イヤイヤ、まだ早いから。
『央未…どこやって来たの?あの大切なもの』
へ?大切な…もの?

言っている意味がわからない。
俺は目をパチパチしばたいて
朔を見つめる。
作の手がだんだんと下に下がって行く。ったく、やらしい奴だよホント。
『ココ…、こんなに平べったいのはなんで?』
下腹部を朔が手のひらで優しく撫で上げる。
「ちょ…っと、…ぇ、あれ?何なのこれ…」
スリスリと内腿を撫で上げられて
谷間に指がピッタリと沿う。
『ね…?ほら、無くなってるでしょ、央未の大切なもの。』
「ぅ…えぇ?なんで」
朔は極めて優しく問うてくる。

『こんなイタズラ出来るのって…誰だろうね?ちゃんと、見せてくれる?央未。』
部屋着に着替えた後ではあるけど、
そういえば下着がたしかに
いつもより緩い気がする。
腰のくびれも、自分で見てる限りだとかなりある。

「さすがに、ベッドの上でも…いい?」
『俺は、場所なんて問わない。でも、本当に…無い感じ?』
分かんないよ、あれば良いけど
無い気がする。
部屋の明かりもそのままに、
俺は体を横たえながら
朔の手の動きをただ、追っている。
『脚がもう、男のじゃない…』
「…そんなに違うんだよね」
『男の時でも綺麗だったけど、今はもっと…艶めかしい脚になってるね。』

する、するとボトルの裾から朔が
ずり下げていく。
「…ない!」
ぺた、と下着の上から俺が触ってみたけど、全然ない。
フラットでしかなかった。
『下がこうなら、上も…。多分央未のは微乳なんだろね』
わぁ~、とか言いながら朔は
楽しそうに俺の下着を脱がした。

『脚立てて、』
「…見せるの?やだぁ…」
『今更?央未、俺にどれだけ抱かれたと思ってんの。もう、男も女もないに等しいよ。』
上より先に下から、見せろだなんて
なんて鬼畜な朔なんだと思ってる隙に、しっかりと胸は服を捲し上げられて見られてしまった。

「…控えめ」
『そだね、控えめ。や、これはアリでしょ。可愛い…』
「っ…ぁ、早いからぁ…」
もっと、戸惑ったりしないのかと
朔に思うだけ無駄かも。

恥ずかしいけど、朔の手つきとか
手のひらの温かさがいつも通り
な事に安心してしまう。
早速、胸の突起を指で摘んだり
弄んでるけど。
「っん…、朔…ぅ」
脚で朔からの刺激に堪えながら
シーツを掻く。

順応性の高さがおかしいよ。
やっぱ女の子の体ってだけで、
朔はいきなりリミッターがブッ壊れてる気がする。
内腿を撫で上げる手は少しずつ外へと広げられて、優しく指先で
窪みに触れる。

あぁ、ダメだ。同時に色んなトコを責められちゃうと、悪い癖で
もっと…もっとって思うから
今だって、キスして欲しいし
頭の中しっちゃかめっちゃかで
狂いたいの。

体が、まだ足りないって言ってるのは性別が変わっても分かるものみたい。
じぃっ、と朔を見つめると
朔はほくそ笑み、キスをしてくれる。やっぱ俺の事熟知してるなぁ。

下の方で蠢く、朔の指が鳴らす
えっちな水音も、キスで混ぜられる
唾液と、食む唇の感触も
どれもこれもが、刺激に変わる。

心臓に近い胸に這う朔の指に
心拍数が上がる。意地悪な愛撫で、
捏ねられた突起は、より立体的で
少し膨らんだ気がした。
息をたどたどしくつきながら、
何度も舌を絡めて角度を交わしキスをする。

お互いを感じ合うだけの行為に
没頭するのは、気持ちいい。
お腹の奥が、きゅんとして
焦れったい。
朔は、唇を離したかと思うと
そのまま下に、下がって
俺の太腿に頬を擦り寄せた。
「ばかぁ…。えっち…ダメだよ」
朔は顔を左右に振って、イヤイヤをするけど。

「な、どうしたいの?朔…」
『央未を…悦ばせたい』

あー、もぉ
このクソ彼氏は。
そんな寂しそうに俺の脚にしがみついても…ダメなんだからね!

って、思ってたのに…

「ぁ、ぁぁぁ…っ、や…っ、さくぅ……っ」
見下げれば、朔の頭が俺の脚の間にある。初めての経験で、気持ち良さと違和感がせめぎあっていたけど、
今は、ただ余計な事を考えないで
朔からの甘い刺激に堕ちていく。
敏感な花芯に、朔の鼻梁が丁度当たってそれだけでも、脳内では何かが弾けるような強い悦楽を感じてる。

脚が、ひこひこして腰が勝手に動く。朔になら、例え壊されても平気だ。どうにでもなればいい、と思って集中していた。
背中にヒヤリとした、感覚が走って
体が大きく仰け反り、これ以上の刺激には応じれないみたいで、一気に脱力し、俺はしばらく体を戦慄かせていた。

ぱ、と顔を上げた朔が俺の唇に
キスをして、舌先で口内に触れる。
…不思議な味だった。
『央未、可愛い…』
「はぁ…、なんで顔びしょ濡れなの?」
『ん…あぁ、これは…央未の潮かな』

ひえっ…、俺まさかそんな事になってたの?ぇぇぇぇ…
「だって、朔が…ぺろぺろやめてくんないんだもん」
『央未の体が敏感なせいだから、いつも通りじゃない?女の子でもこんなになるんだから』
「でも…気持ちよかったぁ」
悔しいけど、やっぱ朔はテクニシャンだし扱いが妙に上手い。
『でしょ?良かったね~央未…』

髪を撫でられると嬉しくって
笑っちゃう。
「ちょっと、疲れちゃった…もうお休みしよう?朔~」

半裸で朔に抱き着くと
『はぁ?何言ってんの。お楽しみというか、メインはこれからでしよ?央未』
爽やか~な笑顔で朔が言った。


ですよねー…《続く》

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