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「昔、人の姿でお前に会いに行った事があった。」
薄ぼんやりとした記憶がまた一つ蘇る。
『え、俺と会った?』
「いや。あの頃のお前は体を蝕まれていて、かろうじて意識だけがある状態だったからな。」
『そっかぁ…俺にちゃんと会う体力があった
良かったのに。』
頼りなげな体なのは相変わらずだ。
柳腰に真白い肌、昔と変わりは無い。
「…気付いたんだよ、やっぱりお前は青龍の生まれ変わりだと。」
『どう言う事?』
「分からないか?辰、お前が外に出ると高確率で天気が崩れる。」
『…あ、言われてみれば。』
「その髪の色は元々、青龍の体色でもある。」
『でも、俺は人間。でしょ?』
改めて問われると自信を持って答えられなかった。分からない、辰海がどんな天命を
持って生まれて来たのかも。
「俺からすれば、ただの人では無いと見える。」
『そんな事あるのか?』
「確かめたい事も実はあって…」
『俺の事で?へ~、なんだろう』
「それについては、ゆくゆくな。」
薄い辰海の胸へと唇を寄せる。
淡く色づく小さな突起は
ふっくりと起きていて、指先で
押し潰せば小さな嬌声が漏れる。
深く繋がり合って、欲を発散した後なのに
まだまだ収まりがつかない気がする。
目の前の辰海の上気した体や頬が
息づかいが、目から耳からも離れない。
内股を擦り寄せては、俺へと手を伸ばす
仕草が愛おしい。
抱いてる時は、シーツの上にタオルを敷く。
快楽に素直な辰海は、よく濡らしてしまうからだ。感度も良い上にきっと体質も関係してるんだろう。
抱かれながら体がしっとりと
汗で濡れるのを、辰海は嫌がっているけど
妙に艶っぽくて俺としてはただただ
エロいなぁ、と言う感想しか出ない。
手で辰海のを扱いてやると、その手の
動画でも見てる様な気になる程に
声がクるし、いっぱい出ちゃうのを
恥ずかしがるのがたまらない。
薄ぼんやりとした記憶がまた一つ蘇る。
『え、俺と会った?』
「いや。あの頃のお前は体を蝕まれていて、かろうじて意識だけがある状態だったからな。」
『そっかぁ…俺にちゃんと会う体力があった
良かったのに。』
頼りなげな体なのは相変わらずだ。
柳腰に真白い肌、昔と変わりは無い。
「…気付いたんだよ、やっぱりお前は青龍の生まれ変わりだと。」
『どう言う事?』
「分からないか?辰、お前が外に出ると高確率で天気が崩れる。」
『…あ、言われてみれば。』
「その髪の色は元々、青龍の体色でもある。」
『でも、俺は人間。でしょ?』
改めて問われると自信を持って答えられなかった。分からない、辰海がどんな天命を
持って生まれて来たのかも。
「俺からすれば、ただの人では無いと見える。」
『そんな事あるのか?』
「確かめたい事も実はあって…」
『俺の事で?へ~、なんだろう』
「それについては、ゆくゆくな。」
薄い辰海の胸へと唇を寄せる。
淡く色づく小さな突起は
ふっくりと起きていて、指先で
押し潰せば小さな嬌声が漏れる。
深く繋がり合って、欲を発散した後なのに
まだまだ収まりがつかない気がする。
目の前の辰海の上気した体や頬が
息づかいが、目から耳からも離れない。
内股を擦り寄せては、俺へと手を伸ばす
仕草が愛おしい。
抱いてる時は、シーツの上にタオルを敷く。
快楽に素直な辰海は、よく濡らしてしまうからだ。感度も良い上にきっと体質も関係してるんだろう。
抱かれながら体がしっとりと
汗で濡れるのを、辰海は嫌がっているけど
妙に艶っぽくて俺としてはただただ
エロいなぁ、と言う感想しか出ない。
手で辰海のを扱いてやると、その手の
動画でも見てる様な気になる程に
声がクるし、いっぱい出ちゃうのを
恥ずかしがるのがたまらない。
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