21 / 49
第2章 ギルド
スライム
しおりを挟む
スライムはそのまま雅人の体を持ち上げる。必死に剣を振り回し切ろうとするが、消耗しきっている手を抑え込まれると動かすことはできなくなった。
スライムは容赦なく雅人の体を這いずり回る。
すると1本の触手が雅人の口の中に飛び込んだ。
「うぐッ?!……ん、んぅ…離せ!んあ、あぅ……」
液体を出されているような気がするが喉の奥なのでそのまま飲むしかない。3人は目を見開いて雅人を見ていた。
……このスライムめ……さっきから同じとこばっかり触りやがって!うわぁ俺絶対今見せられない顔してるわ。だって3人ともこっちみて固まってるし…ていうか、助けろよ!!!!!!
「ん、ん、んぅ!……や、だぁ、やめッ!」
そこで3人がハッとする。ニックが魔法でスパッとスライムを切ってくれた。
ドサッ!
「うッ…………」
「大丈夫か?!雅人!!!」
雅人が3人をキッと睨みつける。
「助けるの、遅くないか?」
「そ、そうかな?それより大丈夫?」
「あ、あぁ。大丈夫だ。し、んぱいいらない。」
「体が動かないんじゃねえか?とりあえずセーフティゾーン行くか。」
「歩ける?マサト。」
「……う、ごけない……」
雅人の体はスライムに何かを飲まされてから力が抜けぐでんとしていた。
「仕方ないな。俺が運ぶよ。」
レオンが雅人の肩に手を置く。
「ひあッ?!」
……うわーうわーめっちゃ変な声出た!恥ずかしい恥ずかしい!!!……めっちゃこっち見るじゃん。3人とも。
「……ッわ、悪い!えっと大丈夫?」
「マサト、さっきスライムになにか飲まされたか?」
ケインが雅人と目線を合わせながら聞く。
「な、んか、喉の奥に出された……」
「ふぅーまずいな……」
「どうしたんだ?ケイン。」
「さっきのスライムはピンク色だっただろ?」
「うん。確かに珍しい色だなとは思ったよ。」
「あぁ、確かに珍しい色なんだ、ニック。しかし、それが特殊でな。遭遇したことがなかったから私も半信半疑だったんだがその、スライムには色んなのがいるんだよ。」
「色んなのってなんだよ。早く言ってくれ!マサトが辛そうなんだ。」
「つまり、その、マサトが絡まれたピンクスライムは媚薬効果のある粘液を出すんだ。それで発情状態にして自分の種を植え付ける。スライムだから強くはないんだがなかなか厄介なものなんだ。1部では高値で取引されるがな。
さて、マサト?お前は今発情している。良ければ俺たちで助けてやるが嫌なら強制はしない。どうだ?」
……は、つじょう?びやく?なにそれ……あ、だめだ何も考えられなく、なる……………………。
雅人はぽぉーとした状態で3人を見る。目はうるうるしていて頬は上気している。小刻みに震えているようにも見える。
「…………あ、ついぃ……たすけて?」
雅人にはもう理性は残っていなかった。首をこてんと傾げ自分たちを見上げる雅人に3人の理性が焼き切れるのも時間の問題だった。
スライムは容赦なく雅人の体を這いずり回る。
すると1本の触手が雅人の口の中に飛び込んだ。
「うぐッ?!……ん、んぅ…離せ!んあ、あぅ……」
液体を出されているような気がするが喉の奥なのでそのまま飲むしかない。3人は目を見開いて雅人を見ていた。
……このスライムめ……さっきから同じとこばっかり触りやがって!うわぁ俺絶対今見せられない顔してるわ。だって3人ともこっちみて固まってるし…ていうか、助けろよ!!!!!!
「ん、ん、んぅ!……や、だぁ、やめッ!」
そこで3人がハッとする。ニックが魔法でスパッとスライムを切ってくれた。
ドサッ!
「うッ…………」
「大丈夫か?!雅人!!!」
雅人が3人をキッと睨みつける。
「助けるの、遅くないか?」
「そ、そうかな?それより大丈夫?」
「あ、あぁ。大丈夫だ。し、んぱいいらない。」
「体が動かないんじゃねえか?とりあえずセーフティゾーン行くか。」
「歩ける?マサト。」
「……う、ごけない……」
雅人の体はスライムに何かを飲まされてから力が抜けぐでんとしていた。
「仕方ないな。俺が運ぶよ。」
レオンが雅人の肩に手を置く。
「ひあッ?!」
……うわーうわーめっちゃ変な声出た!恥ずかしい恥ずかしい!!!……めっちゃこっち見るじゃん。3人とも。
「……ッわ、悪い!えっと大丈夫?」
「マサト、さっきスライムになにか飲まされたか?」
ケインが雅人と目線を合わせながら聞く。
「な、んか、喉の奥に出された……」
「ふぅーまずいな……」
「どうしたんだ?ケイン。」
「さっきのスライムはピンク色だっただろ?」
「うん。確かに珍しい色だなとは思ったよ。」
「あぁ、確かに珍しい色なんだ、ニック。しかし、それが特殊でな。遭遇したことがなかったから私も半信半疑だったんだがその、スライムには色んなのがいるんだよ。」
「色んなのってなんだよ。早く言ってくれ!マサトが辛そうなんだ。」
「つまり、その、マサトが絡まれたピンクスライムは媚薬効果のある粘液を出すんだ。それで発情状態にして自分の種を植え付ける。スライムだから強くはないんだがなかなか厄介なものなんだ。1部では高値で取引されるがな。
さて、マサト?お前は今発情している。良ければ俺たちで助けてやるが嫌なら強制はしない。どうだ?」
……は、つじょう?びやく?なにそれ……あ、だめだ何も考えられなく、なる……………………。
雅人はぽぉーとした状態で3人を見る。目はうるうるしていて頬は上気している。小刻みに震えているようにも見える。
「…………あ、ついぃ……たすけて?」
雅人にはもう理性は残っていなかった。首をこてんと傾げ自分たちを見上げる雅人に3人の理性が焼き切れるのも時間の問題だった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,390
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる