獣人の父子家庭に拾われました。

bull

文字の大きさ
上 下
40 / 60
本編

お兄ちゃんたちに愛されてます。

しおりを挟む
エーヴェンとフォレストに代わる代わるキスをされ早々に僕の目は蕩けてしまう。

エーヴェンの手が僕の体を妖しく這い回り、パジャマのボタンをプツリプツリと開けていく。

筋肉のない真っ白なお腹が顕になった頃には僕の中心は固く立ち上がっており、それを目敏く見つけたエーヴェンはズボンの上からそれをくすぐった。

「シーア、最近自分で慰めてなかったのか?随分早く立ち上がったな。」

「ふ、んん……んぁ、だって、気持ちい、からッ」

いつの間にか後ろに回っていたフォレストが剥き出しの僕の腹を撫で回す。

くるりくるりとあちこちを行ったり来たりし、ふたつの突起を掠めては遠ざかっていくのを繰り返す。

「お兄ちゃ、もう、それやだぁ」

「ふふ、シーア、私にどうして欲しいですか?」

そう言いながらわざと赤く色づいた場所を避け、くるくると胸を撫でる。

「んん、やぁ、なんで……」

「ほら、どうされたいですか?」

「……ん、あぁ、ち、乳首ぃ、僕の、乳首、撫でて……?」

「とっても可愛らしいです。シーア。ほら、ご褒美ですよ?」

フォレストがキュッと強めに掴んだと思うとくりくりと押しつぶすように撫でる。かと思えばふっと力を抜き優しく、優しく撫でるのだ。

「ふぁぁ、ん、あん、あぁッ」

「はは、気持ちいいな?シーア……フォレストは意地悪をしたようだし、俺はめいいっぱい甘やかしてやるからな?」

そう言ってエーヴェンは僕のズボンを下着諸共ぬがしてベッドの下に放り投げた。

僕のパンパンに膨れ上がった中心にふぅっと息を吹きかけたかと思うと先端に吸い付くようにキスをする。

口をカパリと開けたと思えば、小さな陰茎を全て口の中に収めてしまった。

「ふあ、あん、ああぁ、や、おに、ちゃ、何して……」

上目遣いで僕を見ながら見せつけるように口で出し入れする。時折根元から先端までゆっくりと舐めあげられると背筋がゾクゾクするほど気持ちいい。

段々速くなっていき、僕はエーヴェンの口の中で果ててしまった。

「あ、ごめ、なさッ」

「大丈夫だ。気持ちよかっただろう?」

そう言って達したばかりの自身をゆるゆると撫でる。それだけで腰が砕けてしまいそうになる。

僕の白濁でヌルヌルになった手が会陰部を撫で始めた。お腹の中が熱くなるような感覚がしてひくりと腰が動く。

そのまま指が下へ下へと降りていって閉じきった固い蕾をカリカリと引っ掻く。

「んあぁ?!な、んで、そんなとこ、汚いッんぅ、んんん……」

止めさせようとした僕の口をフォレストが塞ぐ。激しさにされるがままになってる僕を横目にエーヴェンはそこを刺激し続けた。

「……ここには、まだ入れないが……王都に行っても絶対にここを許すなよ?」

「……?分か、ったッ!」

どうやら蕾への刺激は止めてくれるらしい。

「シーア、少しお手を借りてよろしいですか?」

「?うん」

フォレストが僕の手を取って一緒にフォレストの陰茎を握った。そのまま上下に動かす。

気持ちよさそうに顔を赤らめるフォレストに僕も赤くなっていく。

「じゃあ俺はこっちと一緒にやろうかな。」

エーヴェンは僕の陰茎に擦り付けるように腰を動かし、一緒に握った。そのまま激しく動く。

「ふあぁ?!あん、あッ、ん、ん、あんん、んあぁぁぁ!」

3人で同時に果てる。フォレストが出したものが勢いで僕の顔にかかってしまった。

エーヴェンは直前で手を離し、蕾に擦り付けるように出した。中には入っていないようだが、ヌルヌルして変な気分になる。

そのまま僕はとろとろと睡魔に襲われ眠りについた。

朝起きると体が綺麗さっぱりになっていたので2人が拭いてくれたのだろう。
しおりを挟む
感想 57

あなたにおすすめの小説

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

急に運命の番と言われても。夜会で永遠の愛を誓われ駆け落ちし、数年後ぽい捨てされた母を持つ平民娘は、氷の騎士の甘い求婚を冷たく拒む。

石河 翠
恋愛
ルビーの花屋に、隣国の氷の騎士ディランが現れた。 雪豹の獣人である彼は番の匂いを追いかけていたらしい。ところが花屋に着いたとたんに、手がかりを失ってしまったというのだ。 一時的に鼻が詰まった人間並みの嗅覚になったディランだが、番が見つかるまでは帰らないと言い張る始末。ルビーは彼の世話をする羽目に。 ルビーと喧嘩をしつつ、人間についての理解を深めていくディラン。 その後嗅覚を取り戻したディランは番の正体に歓喜し、公衆の面前で結婚を申し込むが冷たく拒まれる。ルビーが求婚を断ったのには理由があって……。 愛されることが怖い臆病なヒロインと、彼女のためならすべてを捨てる一途でだだ甘なヒーローの恋物語。 この作品は、他サイトにも投稿しております。 扉絵は写真ACより、チョコラテさまの作品(ID25481643)をお借りしています。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

国を救った英雄と一つ屋根の下とか聞いてない!

古森きり
BL
第8回BL小説大賞、奨励賞ありがとうございます! 7/15よりレンタル切り替えとなります。 紙書籍版もよろしくお願いします! 妾の子であり、『Ω型』として生まれてきて風当たりが強く、居心地の悪い思いをして生きてきた第五王子のシオン。 成人年齢である十八歳の誕生日に王位継承権を破棄して、王都で念願の冒険者酒場宿を開店させた! これからはお城に呼び出されていびられる事もない、幸せな生活が待っている……はずだった。 「なんで国の英雄と一緒に酒場宿をやらなきゃいけないの!」 「それはもちろん『Ω型』のシオン様お一人で生活出来るはずもない、と国王陛下よりお世話を仰せつかったからです」 「んもおおおっ!」 どうなる、俺の一人暮らし! いや、従業員もいるから元々一人暮らしじゃないけど! ※読み直しナッシング書き溜め。 ※飛び飛びで書いてるから矛盾点とか出ても見逃して欲しい。  

平民男子と騎士団長の行く末

きわ
BL
 平民のエリオットは貴族で騎士団長でもあるジェラルドと体だけの関係を持っていた。  ある日ジェラルドの見合い話を聞き、彼のためにも離れたほうがいいと決意する。  好きだという気持ちを隠したまま。  過去の出来事から貴族などの権力者が実は嫌いなエリオットと、エリオットのことが好きすぎて表からでは分からないように手を回す隠れ執着ジェラルドのお話です。  第十一回BL大賞参加作品です。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?

名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。 そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________ ※ ・非王道気味 ・固定カプ予定は無い ・悲しい過去🐜のたまにシリアス ・話の流れが遅い

転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…

月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた… 転生したと気づいてそう思った。 今世は周りの人も優しく友達もできた。 それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。 前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。 前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。 しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。 俺はこの幸せをなくならせたくない。 そう思っていた…

【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます

猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」 「いや、するわけないだろ!」 相川優也(25) 主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。 碧スバル(21) 指名ナンバーワンの美形ホスト。自称博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。 「絶対に僕の方が美形なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ!」 「スバル、お前なにいってんの……?」 冗談?本気?二人の結末は? 美形病みホス×平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。 ※現在、続編連載再開に向けて、超大幅加筆修正中です。読んでくださっていた皆様にはご迷惑をおかけします。追加シーンがたくさんあるので、少しでも楽しんでいただければ幸いです。

処理中です...