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第一章 シーブリーズサンクチュアリの姉妹
第12話~夢の続き~ (挿絵あり)
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フィリアは、自分がナノボットドックで治癒できたのに、なぜマルトスの治療が同じようにできないのか、心の中で疑問を抱いていた。でも、その疑問を口にすることはできなかった。ハーダ様やフィリルに、あの夢の話を伝えていなかったことが、どこかで後ろめたさを感じさせていたのだが、本人にはその意識はなかった。
フィリアは、夢の続きを見たいとどこかで願っていた。セラピー機能によって再生された夢の世界は、あれからずっと彼女の心に残り、今も鮮明に覚えていた。しかし、セラピー機能を有効にしている間は、夢の続きを見ることはできなかったのだ。フィリアは、ナノボットドックやセラピー機能を使ってマルトスの治療ができるのではないかと考えていた。
そんなある日、ハーダからマルトスの治療について尋ねられた。ハーダの声は穏やかだったが、その目には深い思慮が宿っていた。
ハーダ:船乗りは無事見つかったようだね。私が助言したとおり、ブルーホライゾンのテンペランティアと呼ばれる医師に会いに行くよう手配を進められているようだね。フィリア、君はどうする?旅に同行するのか?
フィリアは一瞬ためらったが、決意を込めて答えた。
フィリア:はい、そのつもりです。私もマルトスの治療をしてあげたいのです。
ハーダは静かに頷きながら言った。
ハーダ:同行するということは、セラピー機能をOFFにして治療から切り離されるということだ。それでも行くか。
フィリアは深呼吸をし、力強く答えた。
フィリア:はい!承知しています…
ハーダは少し微笑んで、
ハーダ:わかった、ただし無理はしないこと。いいな?
と優しく言った。
フィリアは感謝の気持ちを込めて答えた。
フィリア:はい……。ありがとうございます!!
ハーダはにこやかに頷いたが、その目は笑っていなかった。
フィリアはその視線に一瞬戸惑ったが、すぐに気を取り直し、「では今夜からセラピー機能をOFFにしてみなさい。」というハーダの言葉に従うことを決意した。
その夜、フィリアはセラピー機能をOFFにするための準備を始めた。心の中には不安と期待が入り混じり、マルトスのためにできることを全力でやりたいという思いと、もしかすると夢の続きが見れるかもしれないという期待があった。フィリアはその夜、セラピー機能をOFFにした状態で眠りについた。
そして、遠くなっていく意識のなかで、フィリアはあの部屋にいることに気づいた。
目を開けると、柔らかな朝の光がカーテン越しに差し込んでいた。
朝日の陽光が窓ガラスを通して部屋に柔らかく差し込んでいる。光は床に幾何学模様の影を落とし、部屋全体に温かみを与えている。
窓の外では、風に揺れる木々の葉がささやくように音を立て、遠くからは鳥のさえずりが微かに聞こえている。部屋の中の静けさと窓の向こうから差し込む光のコントラストが、この瞬間を特別なものにしているようだった。
壁際には古びた木製の机があり、その上には整然と積まれた本と、開かれたノートが置かれていた。机の隅には、使い古されたペン立てがあり、そこからは数本のペンが顔を覗かせている。
トロエンデ:フィリア、まだ眠ってるの?
フィリアはぼんやりとした意識の中で、トロエンデの声を聞いた。彼女は、眠気を振り払おうとした。
フィリア:……ごめんなさい。今起きたところです。
トロエンデは優しく微笑んで、フィリアに近づいた。
トロエンデ:そう、じゃあ朝ごはんできてるから食べてね。今日は特別にあなたの好きなパンケーキを作ったんだ。
フィリア:ありがとう!大好きなのそれ。
そう言うと、フィリアは起き上がり、机を見た。そこには何も書かれていないノートとペンが置かれていたはずだった。彼女は少し不思議に思いながらノートを手に取り、ページをめくった。しかし、やはり何も書かれていなかった……。
フィリアがノートを閉じようとしたその時、最後のページに何かが浮き出てくるのを目にした。驚きと興奮が入り混じった気持ちで、彼女はその文字をじっと見つめた。
ページには、優雅な筆跡でこう書かれていた。
あなたがノートを開くのを楽しみにしています。
あなたがやりたいことを行いなさい。ILOVEYOU
Melissa
フィリアはその言葉を何度も読み返した。心臓が高鳴り、手が震えるのを感じながら、彼女は小さな声で呟いた。
フィリア:メリッサって?
その瞬間、急に甘美な香りが漂ってきた。まるで無数の花が一斉に咲き誇る花畑の中にいるかのような、濃厚で魅惑的な香りだった。フィリアはその香りに包まれ、頭がクラクラとめまいを起こし、視界がぼやけていくのを感じた。彼女は抵抗する間もなく、まるで糸が切れた人形のように床に倒れ込んでしまった。
意識が遠のく中で、フィリアは自分がどこにいるのかも分からなくなり、全てが闇に包まれていった。闇の中で、彼女の心には一つの問いだけが残った。
そして、再び意識が戻り、フィリアはゆっくりと目を開けた。周囲の景色が徐々に鮮明になり、心臓がまだドキドキと激しく鼓動しているのを感じながら、彼女は呟いた。
フィリア:私……あれは、なんだったの?
フィリアはゆっくり周囲を見渡した。彼女が目を覚ました場所は、自分の部屋ではなく、見知らぬ場所だった。壁には古びた絵画が掛けられ、床には豪華な絨毯が敷かれていた。窓から差し込む柔らかな光が、部屋全体を優しく包み込んでいた。
フィリア:ここは……どこ?
彼女は不安げに立ち上がり、部屋の中を歩き回った。すると、部屋の隅に重厚な扉を見つけた。フィリアは心臓の鼓動を感じながら、その扉をそっと開けた。扉の向こうには長い廊下が続いており、その先には広々とした大きな部屋が広がっていた。部屋の中には、時代を感じさせるアンティーク家具や美術品が所狭しと並べられており、まるで昔の貴族の屋敷のようだった。
部屋の中央には、精巧な彫刻が施された大きなテーブルがあり、その上には美しい花瓶が置かれていた。壁際には、金箔が施された豪華なチェストがあり、その上には古い時計が静かに時を刻んでいた。窓辺には、柔らかなカーテンが揺れ、アンティークのアームチェアが並んでいた。椅子の背もたれには、繊細な刺繍が施されており、その美しさにフィリアは目を奪われた。フィリアが驚きと興味を抱きながら部屋の中を見渡していると、一人の男性が静かに近づいてきた。それは、優しい笑みを浮かべる初老の男性だった。
フィリア:あの……あなたは誰ですか?ここはどこなんですか? 男性は穏やかな口調で答えた。
男性:私はこの屋敷の主です。今は美術館として一部公開していますが。あなたはどうしてここに居るのですか?
フィリア:私は……わかりません。気づいたらここに居ました。
男性は少し考え込んだ後、口を開いた。
フィリアは戸惑いつつも頷いた。男性は嬉しそうに微笑み、彼女を案内して部屋を出た。彼らが向かったのは、広々としたリビングルームだった。そこには豪華なテーブルと椅子が置かれており、テーブルの上には色とりどりのお菓子が美しく並べられていた。クリームがたっぷりのパンケーキ、フルーツが鮮やかなタルト、そしてサクサクのマカロンなど、どれも見た目からして美味しそうだった。
男性はフィリアに座るように促し、自分も彼女の向かい側に座った。
男性:さあ、遠慮なさらず召し上がってください。
フィリアは少し戸惑いながらも、目の前のお菓子を手に取った。まずはパンケーキを一口。口の中に広がる濃厚なクリームと、しっとりとした生地の絶妙なハーモニーに、彼女は思わず微笑んだ。それは今まで食べたことがないほど美味しくて、幸せな気持ちになれた。
フィリアが夢中でお菓子を楽しんでいると、男性は優しく微笑みながら言った。
男性:美味しいですか?良かったです。
フィリア:はい……とてもおいしいです。ありがとうございます。
男性:いえいえ、どういたしまして。ところで、あなたのお名前はなんというんですか?私はこの屋敷の持ち主のリチャードといいます。
フィリア:私は……フィリアと言います。
リチャード:そうですか、ところでフィリアさん、もしよろしければ、この屋敷に滞在しませんか?部屋は余っていますし、好きなだけ滞在してもらって構いませんよ。
フィリア:それは……でも、迷惑になるんじゃ……?
リチャード:大丈夫ですよ。遠慮なさらずに、ゆっくりしていってください。それに、あなたにはここに居る理由があるのかもしれませんしね……。
フィリア:理由?
リチャード:ええ、そうです。あなたは何か目的があったのではないですか?
フィリア:……よく分かりません。
リチャード:例えば、あなたの家族やお友達の事とかでしょうか。
フィリアは、その老人の言葉を聞き、自分が何をしないといけないのか、思い出した。
そして、フィリアはゆっくりと口を開いた。
フィリア:お友達を治すお手伝いをしないといけないんです。
リチャード:お友達の病気ですか?そうですか。あなたがお友達を手伝ってあげるのですね。そのお友達もきっと心細い思いをしているかもしれませんね。
フィリア:はい……そうですね。
リチャード:でも、頑張りすぎないようにね。あなたは優しい子ですね。
フィリアはその言葉を聞き、自分の心が軽くなったような気がした。そして、彼女は笑顔を浮かべながら言った。
フィリア:ありがとうございます!私、頑張ります!!
その後、リチャードはフィリアを気遣いしている素振りを見せつつ、フィリアに聞こえない小さな声で
リチャード:メリッサ・・・
とつぶやいた。
その瞬間フィリアは、頭がクラクラとめまいを起こし、視界がぼやけていくのを感じた。
フィリアは、夢の続きを見たいとどこかで願っていた。セラピー機能によって再生された夢の世界は、あれからずっと彼女の心に残り、今も鮮明に覚えていた。しかし、セラピー機能を有効にしている間は、夢の続きを見ることはできなかったのだ。フィリアは、ナノボットドックやセラピー機能を使ってマルトスの治療ができるのではないかと考えていた。
そんなある日、ハーダからマルトスの治療について尋ねられた。ハーダの声は穏やかだったが、その目には深い思慮が宿っていた。
ハーダ:船乗りは無事見つかったようだね。私が助言したとおり、ブルーホライゾンのテンペランティアと呼ばれる医師に会いに行くよう手配を進められているようだね。フィリア、君はどうする?旅に同行するのか?
フィリアは一瞬ためらったが、決意を込めて答えた。
フィリア:はい、そのつもりです。私もマルトスの治療をしてあげたいのです。
ハーダは静かに頷きながら言った。
ハーダ:同行するということは、セラピー機能をOFFにして治療から切り離されるということだ。それでも行くか。
フィリアは深呼吸をし、力強く答えた。
フィリア:はい!承知しています…
ハーダは少し微笑んで、
ハーダ:わかった、ただし無理はしないこと。いいな?
と優しく言った。
フィリアは感謝の気持ちを込めて答えた。
フィリア:はい……。ありがとうございます!!
ハーダはにこやかに頷いたが、その目は笑っていなかった。
フィリアはその視線に一瞬戸惑ったが、すぐに気を取り直し、「では今夜からセラピー機能をOFFにしてみなさい。」というハーダの言葉に従うことを決意した。
その夜、フィリアはセラピー機能をOFFにするための準備を始めた。心の中には不安と期待が入り混じり、マルトスのためにできることを全力でやりたいという思いと、もしかすると夢の続きが見れるかもしれないという期待があった。フィリアはその夜、セラピー機能をOFFにした状態で眠りについた。
そして、遠くなっていく意識のなかで、フィリアはあの部屋にいることに気づいた。
目を開けると、柔らかな朝の光がカーテン越しに差し込んでいた。
朝日の陽光が窓ガラスを通して部屋に柔らかく差し込んでいる。光は床に幾何学模様の影を落とし、部屋全体に温かみを与えている。
窓の外では、風に揺れる木々の葉がささやくように音を立て、遠くからは鳥のさえずりが微かに聞こえている。部屋の中の静けさと窓の向こうから差し込む光のコントラストが、この瞬間を特別なものにしているようだった。
壁際には古びた木製の机があり、その上には整然と積まれた本と、開かれたノートが置かれていた。机の隅には、使い古されたペン立てがあり、そこからは数本のペンが顔を覗かせている。
トロエンデ:フィリア、まだ眠ってるの?
フィリアはぼんやりとした意識の中で、トロエンデの声を聞いた。彼女は、眠気を振り払おうとした。
フィリア:……ごめんなさい。今起きたところです。
トロエンデは優しく微笑んで、フィリアに近づいた。
トロエンデ:そう、じゃあ朝ごはんできてるから食べてね。今日は特別にあなたの好きなパンケーキを作ったんだ。
フィリア:ありがとう!大好きなのそれ。
そう言うと、フィリアは起き上がり、机を見た。そこには何も書かれていないノートとペンが置かれていたはずだった。彼女は少し不思議に思いながらノートを手に取り、ページをめくった。しかし、やはり何も書かれていなかった……。
フィリアがノートを閉じようとしたその時、最後のページに何かが浮き出てくるのを目にした。驚きと興奮が入り混じった気持ちで、彼女はその文字をじっと見つめた。
ページには、優雅な筆跡でこう書かれていた。
あなたがノートを開くのを楽しみにしています。
あなたがやりたいことを行いなさい。ILOVEYOU
Melissa
フィリアはその言葉を何度も読み返した。心臓が高鳴り、手が震えるのを感じながら、彼女は小さな声で呟いた。
フィリア:メリッサって?
その瞬間、急に甘美な香りが漂ってきた。まるで無数の花が一斉に咲き誇る花畑の中にいるかのような、濃厚で魅惑的な香りだった。フィリアはその香りに包まれ、頭がクラクラとめまいを起こし、視界がぼやけていくのを感じた。彼女は抵抗する間もなく、まるで糸が切れた人形のように床に倒れ込んでしまった。
意識が遠のく中で、フィリアは自分がどこにいるのかも分からなくなり、全てが闇に包まれていった。闇の中で、彼女の心には一つの問いだけが残った。
そして、再び意識が戻り、フィリアはゆっくりと目を開けた。周囲の景色が徐々に鮮明になり、心臓がまだドキドキと激しく鼓動しているのを感じながら、彼女は呟いた。
フィリア:私……あれは、なんだったの?
フィリアはゆっくり周囲を見渡した。彼女が目を覚ました場所は、自分の部屋ではなく、見知らぬ場所だった。壁には古びた絵画が掛けられ、床には豪華な絨毯が敷かれていた。窓から差し込む柔らかな光が、部屋全体を優しく包み込んでいた。
フィリア:ここは……どこ?
彼女は不安げに立ち上がり、部屋の中を歩き回った。すると、部屋の隅に重厚な扉を見つけた。フィリアは心臓の鼓動を感じながら、その扉をそっと開けた。扉の向こうには長い廊下が続いており、その先には広々とした大きな部屋が広がっていた。部屋の中には、時代を感じさせるアンティーク家具や美術品が所狭しと並べられており、まるで昔の貴族の屋敷のようだった。
部屋の中央には、精巧な彫刻が施された大きなテーブルがあり、その上には美しい花瓶が置かれていた。壁際には、金箔が施された豪華なチェストがあり、その上には古い時計が静かに時を刻んでいた。窓辺には、柔らかなカーテンが揺れ、アンティークのアームチェアが並んでいた。椅子の背もたれには、繊細な刺繍が施されており、その美しさにフィリアは目を奪われた。フィリアが驚きと興味を抱きながら部屋の中を見渡していると、一人の男性が静かに近づいてきた。それは、優しい笑みを浮かべる初老の男性だった。
フィリア:あの……あなたは誰ですか?ここはどこなんですか? 男性は穏やかな口調で答えた。
男性:私はこの屋敷の主です。今は美術館として一部公開していますが。あなたはどうしてここに居るのですか?
フィリア:私は……わかりません。気づいたらここに居ました。
男性は少し考え込んだ後、口を開いた。
フィリアは戸惑いつつも頷いた。男性は嬉しそうに微笑み、彼女を案内して部屋を出た。彼らが向かったのは、広々としたリビングルームだった。そこには豪華なテーブルと椅子が置かれており、テーブルの上には色とりどりのお菓子が美しく並べられていた。クリームがたっぷりのパンケーキ、フルーツが鮮やかなタルト、そしてサクサクのマカロンなど、どれも見た目からして美味しそうだった。
男性はフィリアに座るように促し、自分も彼女の向かい側に座った。
男性:さあ、遠慮なさらず召し上がってください。
フィリアは少し戸惑いながらも、目の前のお菓子を手に取った。まずはパンケーキを一口。口の中に広がる濃厚なクリームと、しっとりとした生地の絶妙なハーモニーに、彼女は思わず微笑んだ。それは今まで食べたことがないほど美味しくて、幸せな気持ちになれた。
フィリアが夢中でお菓子を楽しんでいると、男性は優しく微笑みながら言った。
男性:美味しいですか?良かったです。
フィリア:はい……とてもおいしいです。ありがとうございます。
男性:いえいえ、どういたしまして。ところで、あなたのお名前はなんというんですか?私はこの屋敷の持ち主のリチャードといいます。
フィリア:私は……フィリアと言います。
リチャード:そうですか、ところでフィリアさん、もしよろしければ、この屋敷に滞在しませんか?部屋は余っていますし、好きなだけ滞在してもらって構いませんよ。
フィリア:それは……でも、迷惑になるんじゃ……?
リチャード:大丈夫ですよ。遠慮なさらずに、ゆっくりしていってください。それに、あなたにはここに居る理由があるのかもしれませんしね……。
フィリア:理由?
リチャード:ええ、そうです。あなたは何か目的があったのではないですか?
フィリア:……よく分かりません。
リチャード:例えば、あなたの家族やお友達の事とかでしょうか。
フィリアは、その老人の言葉を聞き、自分が何をしないといけないのか、思い出した。
そして、フィリアはゆっくりと口を開いた。
フィリア:お友達を治すお手伝いをしないといけないんです。
リチャード:お友達の病気ですか?そうですか。あなたがお友達を手伝ってあげるのですね。そのお友達もきっと心細い思いをしているかもしれませんね。
フィリア:はい……そうですね。
リチャード:でも、頑張りすぎないようにね。あなたは優しい子ですね。
フィリアはその言葉を聞き、自分の心が軽くなったような気がした。そして、彼女は笑顔を浮かべながら言った。
フィリア:ありがとうございます!私、頑張ります!!
その後、リチャードはフィリアを気遣いしている素振りを見せつつ、フィリアに聞こえない小さな声で
リチャード:メリッサ・・・
とつぶやいた。
その瞬間フィリアは、頭がクラクラとめまいを起こし、視界がぼやけていくのを感じた。
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