歩くには、月夜

とある国の大昔の激しい内戦後、女だけが権力を握る世界にてーー

ある海辺の街の、人気のない通りで少年一人VS複数で乱闘する男達。
そこにたまたま居合わせた美しい男は、いきなり帽子を撃ち抜かれてしまう。雨が降り出すと、その帽子を撃ち抜かれた美しい男に、少年は何故か荷物を盗まれる羽目に。
少年が追いかけた先で、男の別の仲間に遭遇する。
そこで少年が実は、護衛業をしている女である事や大金持ちの孫だと明かす事になり、美しい男は撃ち抜かれた帽子の弁償代を請求したいが、女は金も無い。金持ちの孫の割に、あまりの粗末な服装であった為、帽子の弁償と服を借りる為に、男の仕事場へと行く事になるのだった。

〜護衛警備を生業に転々と放浪し少年に偽装している女が、出張バーテンダーの美しい男に出会い始まる成長物語〜
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