45 / 98
ターゲット第3段!
ターゲットは…
しおりを挟む
あの後木藤さんは転校したという知らせが届いた。
今思い出してもゾクゾクする…木藤さんのあの顔、声、動き…ほんっとーに楽しかった。
あーぁ…お礼言えなかったな…
「最高におもしろい顔見せてくれてありがと」って…
次のターゲット誰しようか…
雛「ねー…次誰がいいかな?」
現在私たちは屋上に避難中。
え?今他のみんなは何をしてるかって?
んなの…授業受けてるよ。
え?なんで私らがここにいるのかわからない?
決まってるじゃん、サボりだよサボり。
知ってること何回も言われて楽しいわけないって悠が言うから抜けてきた。
私ら6人みんな成績いいから先生何にも言わないんだよね~。
悠「んー…ヒナの気に入らん人でいいと思うけど?」
翔「誰かいる?和音、朔」
朔「俺あんま人と関わらないからな…和音は?」
和音「俺もわかんない」
雛「亜衣は~?」
亜衣「んー…良さそうな人いるっちゃいるよ」
雛「ほんと?誰?」
亜衣「ほら、あの人…」
そこには中庭の椅子に腰掛けて足を組み、頬杖をついて、クスクス笑っている金髪に紅いリボンのついたカチューシャをかけた人がいた。
亜衣「2年9組の人なんだけど、なんかね、和音のことが好きみたい。で、自分は社長令嬢だからみんなに女王様扱いさせてるみたいだよ。
名前は古城寺 麗羅。みんなからは『麗羅様』って呼ばれてるの」
ふぅん…女王様潰しね…
面白そうじゃん!
雛「ははっ…女王様って…アホらし…
いいじゃん、あの余裕ぶったブスな顔…さらに歪ませてあげようよ。
次のターゲットは2-9 古城寺 麗羅で決まりっ!」
あはっ…さぁ古城寺先輩…
私をたっぷり楽しませてくださいね?
そう言って教室に戻り帰る準備をする。
そーいえば…連絡事項あるから教室で待っとけって先生達が言ってたな…
そう考えてるとドアが開き楠木先生が入ってきた。
楠木「はい。みんなわかってると思うけど、明日から定期考査があるから気を抜かないように!それが終わったら夏休みだから!以上!」
その後…
クレーハウスにて───────
亜衣「えーっと…ねぇ悠…
ここどーなるの?」
悠「あぁ…ここはね…」
翔「朔、これさ…ここをこーして…これでいいんだよね?」
朔「あ、えっと…ここまであってるけどこっから…」
雛「……」
和音「……」
現在みんなでクレーハウスで勉強中。
誰かの家でもよかったんだけどここ風通しいいし、涼しいからテス勉もここでする方が効率がいい。
え?頭いいならする必要ないって?
あははっ!まぁそうなんだけど、順位出るときワクワクするじゃん?
私たちの場合、悠が1位で次が私ってのがお決まりなんだけど、私の場合3位とどれだけ差がつけられるかが楽しみなんだよね~…
悠「ヒナたちは?大丈夫?」
雛「うん。今のとこは…」
悠「和音は?」
和音「俺も大丈夫」
悠「そかそか」
1時間後ー
雛「…」スヤァ…
悠「スースー」
和音「……スースー」
亜衣「……」ウトウト…スヤァ…
翔「…スカー」
朔「スピー…」
シックスター
全滅。
悠「…ん…
(え?なにこれ…なにがあったの?
なに?睡眠薬でも撒かれた?なにみんなして寝てんの?つか、俺も寝てた?
なに?これカオス?
ヒナと和音はわかるけど3組グループはいかんだろ…
とりあえず、和音起こして、亜衣と朔と翔起こすの手伝ってもらうか)
おい、おい!和音!起きろ!」
和音「ん…なんだよ…悠…」
悠「翔達起こすの加勢しろ」
和音「ん、あぁ…りょーかい」
悠「ヒナは寝かせといていいからとりあえず、3組グループだけ」
和音「はーい」
悠「翔!起きろ!朔もっ!目ぇ覚ませ!」
和音「あーいー…おーきーろー!」ペチペチ
翔「んあ?」
朔「ふあ…悠?」
亜衣「んにゃ…いた…zzz」
和音「……はぁ、こら寝るな」ベシッ!
亜衣「いっ…たぁ~…普通女の子起こすときに頭叩くやついる?ほんとありえないっ!」
和音「亜衣うるさい。
ヒナが起きる」
亜衣「ヒナ起こさないの?」
悠「コレ見て起こせるか?」
亜衣「ナニよそれ?」
悠「俺が作った200門の解答用紙」
翔「は?200門!?」
朔「まさかヒナ1人で解いたの?」
和音「すげぇな…」
悠「多分ヒナのことだから俺らが爆睡してる間もずっとといてて、解き終わった瞬間この場の空気に飲まれて力尽きてヒナも爆睡したんだと思う」
4人「なるほど…」
悠「だから、ヒナはそのままほっといて寝かしといてあげて。タイミングみて俺が起こしとくから」
4人「らじゃ」
今思い出してもゾクゾクする…木藤さんのあの顔、声、動き…ほんっとーに楽しかった。
あーぁ…お礼言えなかったな…
「最高におもしろい顔見せてくれてありがと」って…
次のターゲット誰しようか…
雛「ねー…次誰がいいかな?」
現在私たちは屋上に避難中。
え?今他のみんなは何をしてるかって?
んなの…授業受けてるよ。
え?なんで私らがここにいるのかわからない?
決まってるじゃん、サボりだよサボり。
知ってること何回も言われて楽しいわけないって悠が言うから抜けてきた。
私ら6人みんな成績いいから先生何にも言わないんだよね~。
悠「んー…ヒナの気に入らん人でいいと思うけど?」
翔「誰かいる?和音、朔」
朔「俺あんま人と関わらないからな…和音は?」
和音「俺もわかんない」
雛「亜衣は~?」
亜衣「んー…良さそうな人いるっちゃいるよ」
雛「ほんと?誰?」
亜衣「ほら、あの人…」
そこには中庭の椅子に腰掛けて足を組み、頬杖をついて、クスクス笑っている金髪に紅いリボンのついたカチューシャをかけた人がいた。
亜衣「2年9組の人なんだけど、なんかね、和音のことが好きみたい。で、自分は社長令嬢だからみんなに女王様扱いさせてるみたいだよ。
名前は古城寺 麗羅。みんなからは『麗羅様』って呼ばれてるの」
ふぅん…女王様潰しね…
面白そうじゃん!
雛「ははっ…女王様って…アホらし…
いいじゃん、あの余裕ぶったブスな顔…さらに歪ませてあげようよ。
次のターゲットは2-9 古城寺 麗羅で決まりっ!」
あはっ…さぁ古城寺先輩…
私をたっぷり楽しませてくださいね?
そう言って教室に戻り帰る準備をする。
そーいえば…連絡事項あるから教室で待っとけって先生達が言ってたな…
そう考えてるとドアが開き楠木先生が入ってきた。
楠木「はい。みんなわかってると思うけど、明日から定期考査があるから気を抜かないように!それが終わったら夏休みだから!以上!」
その後…
クレーハウスにて───────
亜衣「えーっと…ねぇ悠…
ここどーなるの?」
悠「あぁ…ここはね…」
翔「朔、これさ…ここをこーして…これでいいんだよね?」
朔「あ、えっと…ここまであってるけどこっから…」
雛「……」
和音「……」
現在みんなでクレーハウスで勉強中。
誰かの家でもよかったんだけどここ風通しいいし、涼しいからテス勉もここでする方が効率がいい。
え?頭いいならする必要ないって?
あははっ!まぁそうなんだけど、順位出るときワクワクするじゃん?
私たちの場合、悠が1位で次が私ってのがお決まりなんだけど、私の場合3位とどれだけ差がつけられるかが楽しみなんだよね~…
悠「ヒナたちは?大丈夫?」
雛「うん。今のとこは…」
悠「和音は?」
和音「俺も大丈夫」
悠「そかそか」
1時間後ー
雛「…」スヤァ…
悠「スースー」
和音「……スースー」
亜衣「……」ウトウト…スヤァ…
翔「…スカー」
朔「スピー…」
シックスター
全滅。
悠「…ん…
(え?なにこれ…なにがあったの?
なに?睡眠薬でも撒かれた?なにみんなして寝てんの?つか、俺も寝てた?
なに?これカオス?
ヒナと和音はわかるけど3組グループはいかんだろ…
とりあえず、和音起こして、亜衣と朔と翔起こすの手伝ってもらうか)
おい、おい!和音!起きろ!」
和音「ん…なんだよ…悠…」
悠「翔達起こすの加勢しろ」
和音「ん、あぁ…りょーかい」
悠「ヒナは寝かせといていいからとりあえず、3組グループだけ」
和音「はーい」
悠「翔!起きろ!朔もっ!目ぇ覚ませ!」
和音「あーいー…おーきーろー!」ペチペチ
翔「んあ?」
朔「ふあ…悠?」
亜衣「んにゃ…いた…zzz」
和音「……はぁ、こら寝るな」ベシッ!
亜衣「いっ…たぁ~…普通女の子起こすときに頭叩くやついる?ほんとありえないっ!」
和音「亜衣うるさい。
ヒナが起きる」
亜衣「ヒナ起こさないの?」
悠「コレ見て起こせるか?」
亜衣「ナニよそれ?」
悠「俺が作った200門の解答用紙」
翔「は?200門!?」
朔「まさかヒナ1人で解いたの?」
和音「すげぇな…」
悠「多分ヒナのことだから俺らが爆睡してる間もずっとといてて、解き終わった瞬間この場の空気に飲まれて力尽きてヒナも爆睡したんだと思う」
4人「なるほど…」
悠「だから、ヒナはそのままほっといて寝かしといてあげて。タイミングみて俺が起こしとくから」
4人「らじゃ」
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
イラスト部(仮)の雨宮さんはペンが持てない!~スキンシップ多めの美少女幽霊と部活を立ち上げる話~
川上とむ
青春
内川護は高校の空き教室で、元気な幽霊の少女と出会う。
その幽霊少女は雨宮と名乗り、自分の代わりにイラスト部を復活させてほしいと頼み込んでくる。
彼女の押しに負けた護は部員の勧誘をはじめるが、入部してくるのは霊感持ちのクラス委員長や、ゆるふわな先輩といった一風変わった女生徒たち。
その一方で、雨宮はことあるごとに護と行動をともにするようになり、二人の距離は自然と近づいていく。
――スキンシップ過多の幽霊さんとスクールライフ、ここに開幕!
私たち、博麗学園おしがまクラブ(非公認)です! 〜特大膀胱JKたちのおしがま記録〜
赤髪命
青春
街のはずれ、最寄り駅からも少し離れたところにある私立高校、博麗学園。そのある新入生のクラスのお嬢様・高橋玲菜、清楚で真面目・内海栞、人懐っこいギャル・宮内愛海の3人には、膀胱が同年代の女子に比べて非常に大きいという特徴があった。
これは、そんな学校で普段はトイレにほとんど行かない彼女たちの爆尿おしがまの記録。
友情あり、恋愛あり、おしがまあり、そしておもらしもあり!? そんなおしがまクラブのドタバタ青春小説!
リストカット伝染圧
クナリ
青春
高校一年生の真名月リツは、二学期から東京の高校に転校してきた。
そこで出会ったのは、「その生徒に触れた人は、必ず手首を切ってしまう」と噂される同級生、鈍村鉄子だった。
鉄子は左手首に何本もの傷を持つ自殺念慮の持ち主で、彼女に触れると、その衝動が伝染してリストカットをさせてしまうという。
リツの両親は春に離婚しており、妹は不登校となって、なにかと不安定な状態だったが、不愛想な鉄子と少しずつ打ち解けあい、鉄子に触れないように気をつけながらも関係を深めていく。
表面上は鉄面皮であっても、内面はリツ以上に不安定で苦しみ続けている鉄子のために、内向的過ぎる状態からだんだんと変わっていくリツだったが、ある日とうとう鉄子と接触してしまう。
切り札の男
古野ジョン
青春
野球への未練から、毎日のようにバッティングセンターに通う高校一年生の久保雄大。
ある日、野球部のマネージャーだという滝川まなに野球部に入るよう頼まれる。
理由を聞くと、「三年の兄をプロ野球選手にするため、少しでも大会で勝ち上がりたい」のだという。
そんな簡単にプロ野球に入れるわけがない。そう思った久保は、つい彼女と口論してしまう。
その結果、「兄の球を打ってみろ」とけしかけられてしまった。
彼はその挑発に乗ってしまうが……
小説家になろう・カクヨム・ハーメルンにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる