余命2年の私と、寿命2週間の君。


余命宣告を受けた雛芥子(ひなげし)の前に、ある日突然ミズキと名乗る青年が現れる。


見ず知らずの彼と過ごす時間は何故か雛芥子の心を満たしていく。


しかし、ミズキと出会って2週間がたった日にミズキが亡くなってしまう。


ミズキの訃報に大きな衝撃を受ける雛芥子。


ミズキの死が受け入れられず、ミズキと初めて出会った病院のロビーへと向かうと、そこには亡くなったはずのミズキの姿があって…
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