プロキシマ・ケンタウリ
地球で開発された友人宇宙船は、太陽系から最も近い別の恒星系に亜光速推進で向かおうとするのだが……。
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●あらすじ
起きると窓ひとつない真っ白な部屋の中にいたムウは、記憶を失った状態で目を覚ます。
真っ白な部屋のある建物から出ると、目の前に広がるのは何も無い緑の草原と見たことのない巨大な建物。
そこには『星間郵便局』と書かれていた。
何もわからないムウは、とりあえずその建物の中へと入る。
そこで奇妙なロボットと出会う。そしてそのロボットに
「ここは死後の世界の地球で、宇宙空間に生者の夢の星がある」
と聞かされる。
ムウは自分が誰で、なぜここにいるのか全く覚えていないので、とりあえず手紙の配達を始める。
●注釈
この作品は夢現新星譚(むげんしんせいたん)の第一部、夢と現の星間郵便です。タイトル未定(第二部)、タイトル未定(第三部)と続く連載物と他外伝があります。それぞれで完結するので、単体でも楽しめる作品となっております。
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