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4 リエリー・クリスタ(2)
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クロスと戦ったサプライズバトルの後、敗戦のショックで部屋に閉じこもってしまったリエリーはヤケ食いをしていた。
「妾が負けるなんて、キエ~~~~!」
「リエリー様、奇声を上げないで下さい、それと焼きたてのパンをお持ちしました」
「なぁ~クリスよ、どうしたら強くなれるかのぉ~」
「城の地下、炎の神殿に行ってみてはいかがでしょう」
「しかし、あそこは父上の持つ鍵がなければ・・」
「鍵ならありますよ、スペアですけど」
リエリーはメイド長の勧めで、クリスタ城地下にある炎の神殿に行くことにした、メイド長と2人で長い階段を降りた、最下層にはロビーのような広い場所があり少し進むとそこに神殿があった、神殿には炎帝リグレスも使えなかった炎神の光が封印されていた。
「この魔法、リエリー様なら使えるかと」
「しかし、どうやって覚えるのじゃ?」
「像にある魔導書を読むことだと思います、しかし魔導書を取るとガーディアンが出てくると王様は言っていました」
「それを早く言わんか!もう取ってしまったぞ」
神殿の奥から扉が開く音がした、薄暗い奥からノソノソと1匹のモンスターが歩いてきた。
「あれがガーディアンか見た事がないモンスターじゃ」
「リエリー様、気をつけて下さい、アレはA級モンスター上位のキマイラロードです、私が援護しますので魔法を!」
元双剣士のメイド長とリエリーの思いがけない戦いが始まった。
「妾が負けるなんて、キエ~~~~!」
「リエリー様、奇声を上げないで下さい、それと焼きたてのパンをお持ちしました」
「なぁ~クリスよ、どうしたら強くなれるかのぉ~」
「城の地下、炎の神殿に行ってみてはいかがでしょう」
「しかし、あそこは父上の持つ鍵がなければ・・」
「鍵ならありますよ、スペアですけど」
リエリーはメイド長の勧めで、クリスタ城地下にある炎の神殿に行くことにした、メイド長と2人で長い階段を降りた、最下層にはロビーのような広い場所があり少し進むとそこに神殿があった、神殿には炎帝リグレスも使えなかった炎神の光が封印されていた。
「この魔法、リエリー様なら使えるかと」
「しかし、どうやって覚えるのじゃ?」
「像にある魔導書を読むことだと思います、しかし魔導書を取るとガーディアンが出てくると王様は言っていました」
「それを早く言わんか!もう取ってしまったぞ」
神殿の奥から扉が開く音がした、薄暗い奥からノソノソと1匹のモンスターが歩いてきた。
「あれがガーディアンか見た事がないモンスターじゃ」
「リエリー様、気をつけて下さい、アレはA級モンスター上位のキマイラロードです、私が援護しますので魔法を!」
元双剣士のメイド長とリエリーの思いがけない戦いが始まった。
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